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2021.06.08
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天舞纪 Dance of the Sky Empire
第21話

御風穆(ギョフウボク)は蘇猶憐(ソユウレン)を連れて摩雲(マウン)書院を出た。
しかし城門はすでに封鎖、風穆は仕方なく馬車を引き返すことにする。
一方、妹の雲杉(ウンサン)は蕭鳳鳴(ショウホウメイ)の暴挙を信じられずにいた。
そこで密かに鳳鳴のあとを追ったが、思いがけず大街で虐殺を繰り返す鳳鳴を目撃してしまう。
雲杉は声が漏れないよう口を塞ぎ、悲惨な現実を目の当たりにして呆然となった。



風穆はひとまず廃家に隠れ、深傷を追った猶憐を治療した。
何とか動けるようになった猶憐、そこで王子の前でひざまずき、粉々になった聖石を見せて協力を求める。
しかし石が割れれば霊力も消えてしまうため、風穆は形を復元しても意味はないと教えた。
ただし龍皇(リュウコウ)を目覚めさせたいなら、まだ方法はあるという。
「私と沙国へ…」

第二皇子・龍嶶児(リュウビジ)は李玄(リゲン)が誕生日にくれた″銀の月″を眺めていた。
それにしてもあの時、紫極(シキョク)はなぜ氷の繭を鎮めるために李玄(リゲン)の血を使ったのか。
実は10年前、青笙(セイセイ)と人族との間に子供がいたことは有名な話だった。
護衛・鄭百年(テイハクネン)ももちろん知っていたが、その子供が破壊的な力を持つことから紫極が葬ったと聞いている。
しかし嶶児は龍皇を鎮めることができる昆吾(コンゴ)族の血を引く子供を簡単に殺すとは思えなかった。

疤頭(バトウ)は月を眺めている王子を見つけ、本気で猶憐を助けるつもりか聞いた。
そのためには猶憐と結婚する必要がある。
「もし蘇姑娘(グーニャン)が断ったら…」
「拒絶されても彼女を助けたい」
「殿下の命に関わることです」
近年、沙国は天啓(テンケイ)国に従うほかなく苦境に立たされて来た。
風穆は龍皇を目覚めさせて全てを終わらせ、沙国を生まれ変わらせたいと願っている。
しかし疤頭は猶憐が愛しているのは李玄だと指摘した。
「…国のためだ、個人の感情は関係ない」
風穆は笑顔を見せたが、寂しさは隠せなかった。

猶憐の捜索が激化する中、書院にも大勢の兵士が乗り込んで来た。
何でも皇帝が李玄を捕らえるよう命じたという。
李玄の寝殿の前に立って反発する嶶児、辺令誠(ヘンレイセイ)、封常青(ホウジョウセイ)たち、しかしそこへ紫極が現れた。
人族を守ることが使命である護国師が妖女の侵入を許し、多くの犠牲を出したことは事実、明らかに罪を犯したという。
その時、まだ歩ける状態ではないはずの李玄が自ら外へ出てきた。
「俺は行くよ」

朝廷に李玄が連行された。
皇帝は怒り心頭だったが、嶶児は李玄が狡猾な妖女にだまされただけだとかばう。
父・李叔徳(リシュクトク)も許しを請うたが、皇帝は李玄の助命を嘆願する者も同罪だと一喝した。
すると皇太子が李玄を直ちに極刑に処すべきだと進言する。
朝臣たちも皇太子に同調、素行の悪い李玄の味方はいなかった。
その時、嶶児がひざまずき、罰を覚悟で父を説得する。
「父皇っ!私は同級生として李玄をよく知っていますが、真義に背く者ではありません!
 どうかご再考ください!」
「感動的だな~二弟?その姿はまるで愛する男をかばう女のようだ
 李玄を擁護しても仕方ないぞ?」
「妖女に利用されただけの李玄に強引に罪を着せようとする太子こそ、何か企みが?」
「何だと?!」
「皆が知っていますよ?李玄を恨んでいることくらい…」
臣下たちの前で言い争う皇太子と二皇子、憤慨した皇帝は二人を叱責し、日を改めて李玄を斬首刑に処すと勅命を下してしまう。
もはや言い返す気力もない李玄、兵士たちは早速、収容することにしたが、李淑徳が止めた。

李淑徳は御前に歩み出ると、朝帽を脱いでひざまずいた。
「…父親である私に全ての責任があります
 しかし皇上、私は国のために戦い、忠義を尽くして参りました
 どうかこの李淑徳に免じて李家の一人息子・李玄をお助けください!」
皇帝は重鎮の嘆願に頭を悩ませたが、その時、李淑徳が立ち上がった。
「…お許しのご恩は死んでお返しします」
すると李淑徳は衛兵の帯剣を引き抜き、自ら首を斬ってしまう。

朝廷は騒然となった。
李玄は慌てて駆けつけ、父を腕に抱く。
「でぃえーっ!」
「お前の娘(ニャン)は…娘は本当に優しい人だった…私のせいであんなことに…
 私のせいだ…私を許してくれ…」
すると李淑徳は息子の腕の中で息絶えた。
「なぜだ…なぜなんだ…」

父を抱きしめ悲しみに暮れる李玄、その時、激しい憎しみと怒りが湧き上がり、何かが壊れた。
そして李玄の身体から強烈な霊気が爆発、周りにいた衛兵たちを吹き飛ばし、怒りの矛先はついに皇帝へ向かう。
しかし危ないところで紫極が駆けつけ、李玄を封印して眠らせた。

紫極は皇帝に李玄を殺してはならないと進言した。
今回の件では李玄と共にどんな罰でも受ける覚悟だが、朝廷には昆吾族に対抗できる人材が必要だという。
「李玄を数日間だけ収監し、反省させましょう、国のために戦うことが彼の罪滅ぼしです」
皇太子は思わず罰が甘すぎると呆れたが、紫極からならば皇太子が出陣すればいいと脅されてしまう。
すると皇帝は国を第一に考え、紫極の助言を受け入れた。

嶶児は張(チョウ)太監に心付けを渡し、皇帝への謁見を頼んだ。
一方、李玄を始末し損ねた皇太子は不満が残ったが、李(リ)少傅はもはや相手にする必要はないと安心させる。
すると思わぬ知らせが届いた。
「大変です!先ほど二皇子が皇帝の書斎に…」
皇太子は書院で有能な味方を増やした嶶児を警戒し、自分にも名士を集めるよう命じた。

その頃、嶶児は皇帝に謁見し、今回の件は自分にも責任があると上奏していた。
そこで蘇猶憐一味の拿捕を自分に任せて欲しいと嘆願する。
「しかし私ひとりで太刀打ちできる相手ではありません
 ですが″あの者″がいれば必ず勝つことができます」

翌朝、嶶児は李玄を迎えに行った。
「李玄、ここを出よう、起きてしまったことは仕方がないのだ
 もう時間がないぞ?蘇猶憐が城内で暴れ回り、多くの犠牲を出した
 何もせず、ここで一生、過ごす気か?民と将軍のために戦うべきだろう?」

屋敷に戻った李玄は父を弔った。
紙銭と一緒に父のお気に入りの絵や書を燃やす李玄、すると参列していた嶶児が何気なく積まれている巻き物を手にした。
嶶児はその美人画が誰の姿絵か気になって聞いてみたが、画を見た家職は首をかしげる。
「老爺が普段ご覧になっていた絵ではありません…使用人が間違えたのでしょう」
しかし確かに書斎にあった絵だという。
その時、嶶児はふと絵姿の美女の腰に″銀の月″が描かれていると気づいた。

李家に崔(サイ)家がやって来た。
弔問かと思えば、かつて李淑徳が贈った結納品を返すという。
「両家の婚約はなかったことに…」
嶶児は家職が対応に追われている隙に美人画を百年に預けた。
「李玄、喪が明けたら迎えに来る」
「…昆吾族の討伐はいつだ?」
「まもなくだ」

風穆が窓から外を眺めていると、猶憐が目を覚ました。
「具合はどうだい?…ずっと手に持っているそれは何?」
しかし猶憐は李玄との思い出の瑠璃玉とは言えず、黙って首を横に振る。

すると疤頭が困惑した様子で偵察から戻って来た。
実は書院の生徒たちを惨殺したのは昆吾族で、そのあとも城内の住民を殺して回っているという。
「ありえないわ」
猶憐は驚いた。
龍皇が封印された今、聖女である自分以外に霊力を使える同胞はいない。
まさか誰かが昆吾族に罪を着せたのだろうか。

つづく


( ;∀;)パパ…大した傷には見えなかったのに…w





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最終更新日  2021.06.08 16:24:23
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