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2021.06.12
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天舞纪 Dance of the Sky Empire
第25話

沙国は王子・御風穆(ギョフウボク)と蘇猶憐(ソユウレン)の婚礼で祝賀に湧いた。
当日になっても王后はまだ昆吾(コンゴ)族の妃を迎えることに不安が残っていたが、本当に嬉しそうな息子の様子を見ると何も言えなくなってしまう。
いよいよ晴れ着をまとった猶憐が婚儀のため宮殿へ向かった。
屋根の上からから花嫁姿の猶憐を見下ろす李玄(リゲン)、猶憐はふと視線を感じて振り返ってみたが、やはり誰もいない。
実はその時、李玄は咄嗟に物陰に身を隠していた。

風穆と猶憐は招待客に見守れながら婚儀を挙げた。
念願の聖石を手に入れた猶憐、しかしいざ床入りの儀を前に沐浴していると、なかなか踏ん切りがつかない。
やがて侍女が身支度をするよう声をかけた。
猶憐は聖石を握りしめながら肌衣に袖を通し、勇気を奮い立たせる。
すると外衣を取りに行ったはずの侍女が急に倒れ、いつの間にか李玄が入れ替わった。

↓え?ムック?ムックなの?


李玄は龍嶶児(リュウビジ)の予想通り猶憐をさらった。
鄭百年(テイハクネン)はこれからどうするのか聞いたが、嶶児はただ待つだけだという。
その頃、李玄は猶憐を連れて川辺に舞い降りた。
憤慨した猶憐は李玄と手合わせになったが、李玄の仙術で腕を縛られてしまう。
「早く殺したら?」
「簡単に殺してはつまらないからな」
李玄は自分の外衣を投げ渡すと、猶憐が持っている聖石を招喚した。
「どこへ行くの?!」
「…もう王子のもとへ帰っていいぞ」
すると李玄は猶憐を解放してしまう。

王子妃誘拐の知らせを受けた風穆は李玄の仕業だと察しがついた。
すると捜索していた疤頭(バトウ)が戻り、梁河(リョウガ)付近で李玄と猶憐の目撃談があったという。
「詳しく調べています」
「頼んだぞ」

李玄は川辺で一夜を過ごすことにした。
猶憐は聖石を取り戻すまで帰るに帰れず、距離を置いて李玄を見張る。
やがて李玄が眠った頃、業を煮やした猶憐は聖石を奪い返そうとしたが、あっさり李玄に見つかった。
「また俺から盗むつもりか?」
「盗むだなんて…そもそも聖石を奪ったのはあなたよ?」
「よく言うよ、じゃあ令牌もお前の物だったのか?
 …蘇猶憐、お前は目的のためなら平気で人を利用し、傷つける
 昆吾族ってのは誰もが生まれつきそうなのか?」
「あなたを利用したことは謝る、でも聖石は必ず取り戻す」
すると李玄は立ち上がり、ひとりで歩き出した。

猶憐は翼をはばたかせ本来の霊力を解放、李玄に向かって照雪(ショウセツ)術を放った。
しかしなぜか李玄の持っている聖石の力で跳ね返され、猶憐はその衝撃で川に落下してしまう。
「猶憐んんんんっ!」
驚いた李玄は川に飛び込み、猶憐を救出した。

李玄は意識のない猶憐を抱きしめながら、その手に聖石を持たせた。
やがて朝になったが、高熱を出した猶憐が目を覚さない。
焦った李玄は医者に診せるため猶憐を背負って歩き出した。
「だましたくなかったの…本当よ…あなたを愛してる…本当なの…」
猶憐はうなされながら、思わず本音を漏らしていた。



李玄は激しい雨の中、林の中をさまよっていた。
すると薬草採りに来ていた娘と出くわす。
娘は李玄が背負っている猶憐が怪我していると気づき、自分の師匠なら治せるかもしれないと言った。

娘は二人を連れて村に戻った。
そこで師匠に怪我人を見て欲しいと訴えたが、よそ者は診ないと一蹴されてしまう。
驚いた李玄は勝手に書斎へ乗り込み、自分の命を差し出すので助けて欲しいと懇願したが、そのまま卒倒した。
「師父!気の毒です、助けてあげて!」
「俺は診ない、追い返せ」
師匠は書斎を出たが、居間に寝かされている娘が聖石を持っていることに気づく。
実は師匠は昆吾族だった。

李玄が目を覚ますと、いつのまにか別の家に移されていた。
猶憐が気になって慌てて飛び出す李玄、すると驚いたことに昆吾族がいる。
…なぜ昆吾族がこんなに?…
ここは平安村、実は人族と昆吾族が共存している村だった。

李玄が医廬(イリョ)に駆けつけると、二人を助けてくれた娘・丹丹(タンタン)が出てきた。
丹丹は師匠の腕は確かだと安心させ、ただ猶憐をまだ休ませる必要があると追い返す。
仕方なく引き返した李玄だったが、その夜、やはり猶憐の具合が心配で様子を見に行くことにした。
広場ではちょうど村人たちが集まり、仲良く暖をとっている。
すると猶憐も昆吾の子供たちに囲まれ、楽しそうに笑っていた。

猶憐は穏やかに暮らしている昆吾族を見ていると力が湧いてくると言った。
一族は離散したと思っていたが、まさかここでこんなに大勢の同胞に会えるとは…。
「知らなかった、人族と昆吾族が仲良く暮らす村があるなんて…
 彼らにとってこの村こそが理想郷ね…ふふ」
しかし李玄はふと猶憐の容赦ない仕打ちを思い出し、学友や城内の民を虐殺したことを責めた。
猶憐は身に覚えがないと釈明、自分の目的は龍皇の解放ただ1つだと訴える。
「あの日、龍皇の解放に失敗した王子と私は、逃げるのに必死でそんな時間さえなかった」
「傷痕を見る限り昆吾の仕業だが、龍皇は繭の中だ
 一瞬で大勢の命を奪える者がお前を除いて他にいるとでも?」
「…蕭鳳鳴(ショウホウメイ)よ、彼は夢遊病ではなく、龍皇の心魔に操られていたの
 そしてあの日、繭に裂け目ができたせいで彼は完全に乗っ取られてしまった」
李玄は確かに鳳鳴が遊行中にだけ武術が使えることを思い出し、合点がいった。
「疑うなら龍嶶児に確かめたら?情報に精通している彼なら真相を知っているはずよ」
「…そうだな、聞いてみるよ」
すると猶憐は偏見を失くせば人族と昆吾族もこうして肩を寄せ合って暮らせると言った。
「皆に約束したの、龍皇を解放し、国を再興すると…
 分かって欲しいとは言わない、だから邪魔もしないで」



猶憐は村人たちの輪に加わり、夕食を楽しんだ。
すると一人の昆吾族がぽつりと立っている李玄に粥を持って来る。
「食べたくないんだ」
「あなたの分なのよ?さあ、どうぞ」
頑な李玄に何度も粥を勧める昆吾の婦人、気がつくと李玄は自然と手を伸ばし、粥を受け取っていた。

つづく


(  ̄꒳ ̄)失敗した王子と私…って、恩人をしれっと巻き込む猶憐w





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最終更新日  2021.06.14 15:52:27
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