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2021.11.25
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上阳赋 The Rebel Princess
第25話「託された使命」

窮地に追い込まれた大成皇帝・馬曜(バヨウ)は王儇(オウケン)に助けを求めた。
実は宮殿には秘密の地下道があり、その存在は代々、皇帝だけに引き継がれているという。
「徳宣(トクセン)太后の墓がどこにあるか知っておるか?」
「皇帝陵に葬られているのでしょう?」
実は徳宣太后は息子たちが皇位を争い、粛宗(シュクソウ)が兄の高宗(コウソウ)を殺めたことに憤慨して慈安寺に身を寄せていた。
それを機に粛宗は慈安寺を皇室の寺に指定、母の遺言通り極秘で慈安寺の地下に墓を造ったという。
墓には2つの出入り口があり、ひとつは慈安寺、もうひとつは式乾(シキケン)殿にあった。

二皇子・馬子律(バシリツ)が式乾殿に戻ると、ちょうど王儇が出て来た。
そこで衛兵に王儇を鳳池(ホウチ)宮へ送るよう命じ、いよいよ皇帝に勅書を書かせることにする。
しかし皇帝はあと3日だけ時間が欲しいと訴えた。
もし詔書を書けば自分は用済みになり殺されるのを待つだけとなる。
最後に3日間だけも阿嫵(アーウォ)と将棋を指したり、散策したり、穏やかな時間を過ごしたかった。
「…頼む」
熱り立っていた子律だったが、まさか天子が自分に頼み事をするとは予想外だった。
「…陛下?私が同じように懇願すれば許してくれますか?」
「許すとも…今の状況はどうであれ、お前は20年以上、息子だった」
その言葉を聞いた子律は今にも涙があふれそうになり、慌てて背を向けた。
「3日やろう」

牢獄に子律が現れた。
二皇子の姿に気づいた王藺(オウリン)は素直に自分が出し抜かれたと認める。
「大したものだ、子澹(シタン)に刺客を送り皇太子を疑わせ、王氏と謝氏の争いを煽り、
 豫章(ヨショウ)王を皇都から遠ざけ、謇寧(ケンネイ)王と手を組み、暉(キ)州の変を起こすとは…」
しかし子律は王藺が犯した最も大きな失敗は息子と桓宓(カンヒツ)を婚姻させたことだと言った。
「宓児?…子律!宓児がどうした?!」
向かいの牢にいた王夙(オウシュク)は驚いて柵に駆け寄った。
すると子律は王夙の首をつかみ、激しい嫉妬から息の根を止めようとする。
「…貴様に宓児と呼ぶ資格などない!宓児は私の女だ!」
焦った王藺は子律の恋慕を知りながら息子と桓宓を婚姻させたのは自分だと挑発した。
子律はようやく王夙から手を離して冷静さを取り戻すと、急かさずとも数日後に開く宴に招待するという。
「その時、死んだ方がましだと思わせてやる」

その夜、王夙が冷たい寝床で恨みを募らせている頃、桓宓は様変わりした昭陽殿で愛する子律と枕を共にしていた。
すると子律のもとに皇帝の具合が悪いと報告が来る。
侍従は直ちに子律に報告、太医が薬を用意しても毒を敬遠し、豫章王妃が出した薬でなければ飲まないと拒んでいるという。
子律は仕方なく阿嫵に看病を任せると決め、その代わり2人を式乾殿から出さないよう厳命した。

皇帝は病を装い王儇を呼び出すことに成功した。
そこで王儇に密詔を託し、仕掛け扉を開けて密道から外へ逃がすことにする。
「必ず朝までに戻って来い…よいか?虎符(コフ)は仏像の足下、獣の頭の中だ」

王儇はろうそくの小さな灯りを頼りに密道を進んだ。
やがて徳宣太后の墓に到着、無事に虎符を手に入れる。

そして慈安寺へ脱出し、母に助けを求めた。
世俗を離れた晋敏(シンビン)長公主・馬瑾若(バキンジャク)はようやく子律が謀反を起こしたと知り驚愕、娘をかくまおうとしたが、王儇は皇帝からの重責を負っているという。
「皆の命が私にかかっているの」

知らせを受けた宋懐恩(ソウカイオン)は慈安寺に駆けつけ豫章王妃と合流した。
龐癸(ホウキ)の情報から世子妃と二皇子が恋仲だったと分かり、桓公も謇寧王と結託していたという。
王儇は腑に落ちた様子で、急いで西の軍営に向かうと伝えた。

城門を出るためには西門を守る魏(ギ)将軍を説得する必要があった。
そこで宋懐恩が魏将軍の母を拉致、王儇は無礼を謝罪して協力を頼む。
西門に到着した王儇は馬車の窓から魏夫人のかんざしを差し出し、門衛に魏将軍の妹だと嘘をついた。
魏将軍に妹などいなかったが、母のかんざしを見た将軍はひとまず馬車へ向かう。
すると窓から豫章王妃が顔を出した。

魏将軍は部下たちに気づかれぬよう妹だと偽ったまま王妃と宋将軍を部屋へ通した。
すると王妃が虎符を示して皇帝の密書を差し出す。
密書には″宮殿へ向かい反逆者を処罰せよ″と書かれていた。
「数日で状況が変わったの、陛下は二皇子殿下を利用して私の父を抑えようとしたわ
 まさか二皇子殿下が謇寧王と結託し、皇位を脅かすとは思わずにね
 …魏将軍、お願いよ、私を西の軍営に行かせて」

一方、桓公は守りに徹した蕭綦(ショウキ)に手を焼いていた。
そこで大事な王妃の危機を知れば蕭綦が焦ると考え、寧朔(ネイサク)の軍営に駆けつける。
確かに宋懐恩からの報告が途絶え、蕭綦たちも皇都で何か起こったと気づいていた。
するとついに蕭綦が決断する。
「最も霧が深いのは日の出の頃、辰の3刻だ」
蕭綦は出撃を命じたが、そこへ慌てた様子で胡瑶(コヨウ)が駆け込んで来た。
「大王ーっ!多くの兵が次々と倒れています!」
実は謇寧王は寧朔軍が飲み水に使っている川の上流から毒を流すよう命じていた。

魏将軍は皇都を掌握しているのが二皇子だと知った。
しかしにわかに信じがたく、判断に迷う。
そこで王儇は魏夫人を呼んだ。
魏将軍は母を拉致した豫章王妃を非難したが、魏夫人は豫章王妃のように知恵と勇気を兼ね備えた人に会えたと喜んでいる。
実は王儇が暉州を守ったように、魏夫人は将軍が襄陽(ジョウヨウ)に駐屯した際、女子供を率いて防御壁を作ったという武勇伝があった。
「息子よ、王妃を信じるわね?…柱国将軍になった日、私が贈った言葉を覚えている?」
「別れ道が来たら大義を優先しろと…」
王儇は魏将軍の偏見を払拭するため、豫章王も自分も父と一線を画しており、王氏のためではなく国の大義のために動いていると訴えた。

魏将軍は覚悟を決め、西門を開けることにした。
往復で2刻、朝には呉(ゴ)将軍の部隊と交代しなければならない。
しかも12部隊のうち6部隊が二皇子の指揮下にあり、魏将軍ひとりの力では限界があった。
「私に考えがあるの…」
王儇は密道の存在を明かすことはできなかった。
そこで宋懐恩に虎符と密詔を託すことにする。
懐恩は自分に軍を動かせる力はなく、計画が水の泡になれば取り返しがつかないと困惑した。
しかし王妃は時間がないと虎符と密詔を手渡す。
「城を出たら大王に伝えてちょうだい、桓公に警戒しろと…
 懐恩、全ての人と大成の運命を任せたわ」
すると懐恩は腹を括ってひざまずいた。
「必ずや遂行するとお約束します!虎符と密詔と生死を共にする覚悟です!」

つづく


(  ̄꒳ ̄)不思議なダンジョンには宝箱が欲しいよね~





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最終更新日  2021.12.03 22:50:25
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