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2022.02.03
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上阳赋 The Rebel Princess
第43話「誠意あるもてなし」

江南の治水を任された江夏王・王夙(オウシュク)は王儇(オウケン)に誘われて慈安寺にやって来た。
兄妹水入らずで過ごす亡き母の居所、すると王儇が保存していた治水策を返してくれる。
王夙は3年かけて書き上げた治水策を懐かしんだが、もはや当時の勇ましい青年ではないとこぼした。
もし失敗すれば大成に王氏の居場所はなくなるだろう。
しかし王儇は今でも江南から戻った兄が治水策に情熱を注いだ姿を良く覚えていた。
「信じているわ、母親(ムーチン)もきっと同じよ…私は皇都で美酒を用意して哥哥の帰りを待ってる」
「…約束するよ、成功して戻り、その酒を飲む」

賀蘭箴(ガランシン)は豫章王妃から文を受け取った。
何でも急に予定を変更し、江夏王府で会いたいという。
賀蘭箴は素直に屋敷を訪ね、確かに王妃が心からもてなしてくれるなら心変わりもあると意味ありげに言った。

王儇は賀蘭箴の希望で庭園を案内した。
すると賀蘭箴は大成を去る前に王儇と会いたかったとやけに馴れ馴れしい。
しかし王儇は警戒し、自重するよう諌めた。
「で、阿嫵(アーウォ)はここで育ったのか?」
「…アーウォ?」
何とか王儇とのわだかまりを解きたい賀蘭箴だったが、改めて″豫章王妃″と言い直した。
「深読みするな、今日1日だけでも気兼ねない友になりたいだけさ」

一方、薛(セツ)夫人は王儇が江夏王府に出かけ、夕食も済ませてくると知った。
そこで急いで寝殿に戻り、王倩(オウセン)にこれが最後の好機になると伝える。
父と兄が生きていればこんな屈辱は受けずに済んだだろう。
しかし王倩は今となってはこれが最善の方法だと覚悟を決めた。

薛夫人は王倩を美しく着飾ってから正堂へ連れて行った。
「階段の下に兵がいるわ、私が気を引くからその間にこっそり入りなさい」
すると薛夫人はわざと転んで兵士に助けを求める。
王倩はその隙に上階へ一気に駆け上がり、豫章王の書斎に忍び込んで媚薬を仕込んだ。

王夙は宴席をもうけ、賀蘭箴に公主を王倩以外の女に変えて欲しいと頼んだ。
「もちろん礼は惜しみません」
そこで賀蘭箴にも美しい娘を献上することにしたが、賀蘭箴はそれより王妃の舞踊が見たいという。
王夙は妹への無礼に激怒、賀蘭箴を追い返そうとしたが、王儇は王倩を救うため条件を飲んだ。

日が暮れる頃、蕭綦(ショウキ)が王府に帰って来た。
ひとまず王倩は物陰に隠れて機会をうかがうことにしたが、思いがけず蕭綦が太医を連れて書斎に入ってくる。
「王妃の病状は良くなったか?」
「それは…ご存知の通り流産の時の出血が多く、懸命な治療で一命は取り止めましたが…」
王儇の病は完治していなかった。
実は王儇は例え懐妊しても身体がもたず、また流産すれば命の危険があるという。
蕭綦は王儇の病状を知りながら王妃が唯一の妻であると公言し、笑顔の裏で苦悩しながら王儇に避妊薬を飲ませていたのだ。
そんな献身的な大王のためにも太医はあらゆる手を尽くして王妃の治療薬を見つけると誓う。
蕭綦はともかく王妃を生かすことが先決だと伝え、水を飲んで喉を潤した。

王儇の舞踊が始まった。
その舞を見た賀蘭箴は思わず席を立ち、王儇と共に踊り始める。
「まさか忽蘭(クラン)の踊りを知っていたとはな…」
賀蘭箴は王儇の誠意を受け取り、手厚いもてなしだったと感謝して帰って行った。


賀蘭箴は蕭綦を始末する代償として王儇の要求を飲むことにした。
忽耶奇(コツヤキ)は確かに王妃には並はずれた魅力があるが、蕭綦の死後に安平王・馬子澹(バシタン)に捧げる約束だと釘を刺す。
「たかが女のために計画を棒に振ると?!」
「分かっているさ…自分の心なら」

王儇はかつて草原で見た忽蘭の踊りを覚えていた。
すっかり悪酔いした王夙は門まで妹を見送りながら、なぜ王倩を助けるのかと首を傾げる。
確かに玉岫(ギョクシュウ)の件は許せなかったが、それでも王儇は王倩が駒になるのを見過ごせなかった。
「婚姻の強制が嫌なの…」
「蕭綦との婚姻を根に持っていると?」
「いいえ…彼は優しいわ」
王儇は夫婦喧嘩のことを隠して帰ったが、王夙は徐(ジョ)女官の困惑した様子を見て何かあったと察した。
「王安(オウアン)、馬車を用意してくれ、後を追う」

蕭綦はひとりになると水の中に入っていた媚薬のせいで急に身体が火照って来た。
何度も王儇の帰りを確認するが、まだ戻って来ないという。
やがて蕭綦は衣をゆるめ、熱さのせいでまた媚薬入りの水を飲んでしまう。
蕭綦の様子をうかがっていた王倩は朦朧として来たことを確認、ついに背後からそっと抱きついた。
「帰って来たのか?」
「…はい、戻りました」

王倩は王儇を装って蕭綦を誘惑、すると蕭綦はそのまま王倩を押し倒してしまう。
しかし蕭綦はふと阿嫵ではなく王倩だと気づいた。
「…明日になったらここを去れ、2度と現れるな」
憤慨した蕭綦は必死に理性を保ち、王倩を突き飛ばした。
「…大王、仕方ありません、私を恨まないで」
すると王倩は部屋を飛び出し、泣きながら王府を出て行ってしまう。

その頃、豫章王府に戻った王儇は寝支度をしていた。
すると徐女官が駆けつけ、王倩が裏門から飛び出し、池に飛び込んだと知らせる。
王儇たちは慌てて様子を見に行ったが、すでに人だかりができていた。
薛夫人はこれを利用し、娘が従姉の夫である豫章王に辱められたと吹聴する。
思わぬ騒ぎに困惑する王儇、ともかくすぐ屋敷へ戻るよう命じ、大王を呼んでくるよう頼んだ。

劉(リュウ)執事は急いで大王の書斎に駆けつけた。
すると蕭綦が手首から血を流している。
驚いた劉執事は咄嗟に戸を閉め、大王に駆け寄った。
「大王!何事ですか?」

つづく


( ๑≧ꇴ≦)そうか、あの謎の踊りは忽蘭の鷹の舞だったのか…って、知らんけどw





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最終更新日  2022.02.03 14:22:43
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