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2022.04.14
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上阳赋 The Rebel Princess
第63話「子澹との決別」

豫章(ヨショウ)王・蕭綦(ショウキ)は楝羽(レンウ)山で無念の死を遂げた兵士のため、皇帝自ら祭祀に臨むよう迫った。
馬子澹(バシタン)はこれ以上の譲歩を善しとせず憤慨したが、その時、粛毅(シュクキ)伯・宋懐恩(ソウカイオン)がひざまずき嘆願する。
「陛下に上奏いたします!皇帝自ら慰霊を!」
「同意いたします!」
すると江夏王・王夙(オウシュク)も賛同、大臣たちは蕭綦の逆鱗に触れることを恐れて追従した。

蕭綦の要求が認められ、宮中で祭祀が行われた。
子澹は亡くなった寧朔軍の兵士を弔い、豫章王にも敬意を示して面目を守る。
同じ頃、王儇(オウケン)も豫章王府の霊堂で兵士たちを供養していた。

丞相・温宗慎(オンシュウシン)は王夙を呼び出し、豫章王妃が連れ去った馬静(バセイ)の居場所を尋ねた。
王夙は″楝羽山の変″の時がそうだったよに、動かない方が良いこともあると言葉を濁す。
すると温宗慎は確かに真相を明かすばかりが良いとは限らないと納得した。
「しかし江夏王、せめて私だけには教えてくれないか?第三者に漏れることはない」
「…妹が話してくれぬため、私も知りません」
王夙は自分の預かり知らぬことだと断り、帰って行った。

丞相から報告を聞いた皇太后は王夙の嘘だと分かった。
阿嫵(アーウォ)は幼い頃から兄にだけはどんなことでも正直に話したという。
皇太后は同じ琅琊王氏でありながら、兄妹が自分と志を共にしないことに深く失望した。
しかし温宗慎は江夏王の言い分にも一理あると理解を示し、朝廷の安定には皇子の存在が明るみに出ない方が良いという。
「あなたは本当に冷たい人だわ…」
「…私が冷血漢ならば、こうして永安宮には来ておりません」
「私に忠誠を尽くすの?答えて…」
すると温宗慎は黙ってひざまずいた。
皇太后は温宗慎にも裏切られ、二度と来るなと怒鳴って追い出してしまう。

蕭綦が帰京して1ヶ月が経った。
子澹はかつての部下だった宋懐恩が未だ豫章王府を訪ねていないことを訝しみ、勤文殿に呼んで真意を探る。
すると懐恩は臣下同士の間には適度な距離が必要だと説明、大成と皇帝に忠誠を尽くすと誓った。
子澹は感心し、自分を裏切らねば懐恩にもいずれ王爵を授けると約束する。
情義と権力のはざまで揺れていた懐恩、しかしもはや後戻りはできないと腹をくくった。

″楝羽山の変″を調査する蕭綦だったが、士族に警戒され手がかりはつかめなかった。
胡瑶(コヨウ)は朝廷の宋懐恩に頼んではどうかと提案、しかし不信感が強い唐競(トウケイ)は反対する。
「恩知らずで強欲な男だとは夢にも思わなかった!」
「そんなやつではない」
蕭綦は皇帝殺しの濡れ衣を着せられた時、自分との間に明確に線を引くことで己の身を守ったのだろうとかばった。

一方、王儇は豫章王府で引き取った小禾(ショウカ)・沁之(シンシ)兄妹を本当の子供のように可愛がっていた。
そこで蕭綦は盟友の忘れ形見である2人を我が子に迎え、阿嫵(アーウォ)を母親にする。
王儇は喜び、馬静が戻ったら3人を立派な大人に育てたいと言った。
「それまでに世の中が安定し、平和に暮らせる日が来るかしら?」
「もちろんだ」
すると王儇は民の繁栄と幸福こそ自分の願いだと明かし、目先のことにとらわれず、家族のために生きて欲しいと説得した。
しかし蕭綦はまずは敵討ちが終わってからだという。
困惑する王儇、その時、徐(ジョ)女官が宮中からの知らせを伝えに来た。
「太后のお加減が悪く、王妃にお会いしたいと…」



王儇が急いで永安宮に駆けつけると、皇太后は錯乱していた。
「子隆(シリュウ)のとこへ行って狩り場には行くなと伝えて、罠が仕掛けられている…
 皇帝を殺し、その罪を蕭綦にかぶせるつもりよ…」
「誰が?」
「それは…子澹しかいない…賀蘭箴(ガランシン)と結託し、子隆を殺したあげく蕭綦に罪をかぶせたのよ!
 ぁぁぁ~子隆は弟に殺されてしまったぁぁぁ~」
皇太后は乱心し、阿嫵に抱きついて泣き崩れてしまう。

王儇は侍従が止めるのも聞かず勤文殿に乗り込んだ。
そこで子澹と賀蘭箴の陰謀を知っていると迫り、皇位簒奪のため蕭綦に先帝殺しの濡れ衣を着せたと非難する。
子澹は賀蘭箴と面識などないとしらばくれ、そもそも皇位を継承するはずの皇子を連れ去ったのは誰であろう阿嫵だと指摘した。
「静児を連れて来て玉座に座らせたらどうだ?」
「危険にさらせるものですか!一度、殺されかけたのよ!…はっ!」
王儇はようやく合点が行った。
なぜ謝氏の乳母が小皇子を害そうとするのか分からなかったが、あれも子澹の指示だったのだろう。
「子澹…なんて恐ろしい子っ!」
「それはガラスの仮面だろう?」

ちょうどその頃、蘇錦児(ソキンジ)は侍女から王儇が子澹を訪ねたと聞いていた。

王儇はすべて子澹の企みだったと知った。
すると子澹は開き直り、全て白日の下に晒せばいいという。
「蕭綦にも報告したらどうだ?死地に追いやったのは女を奪われた復讐だとな!」
王儇は言葉を失い、踵を返した。
「余が変わったのはそなたのためだ!」
子澹は去って行く王儇の背中に言い放ったが、その言葉をちょうど殿内に入って来た錦児が聞いてしまう。
「陛下、何があったのです?」
「…私に触れるでない!」
子澹は錦児の手を振り払って出て行った。

皇太后の策はうまく行った。
桂(ケイ)女官の報告によれば、書斎で皇帝と豫章王妃が言い争っていたという。
一方、錦児は衝撃から腹痛に襲われ、太医の診察を受けた。
申(シン)太医は過労や怒りは厳禁だと諌めて寝殿を後にしたが、ある事実に気づいて困惑する。
「太医?どうかしましたか?もしやお子様に問題が?」
「私からは何とも言えぬ…」
弟子は医師として嘘は良くないと訴えたが、太医は皇帝の子ゆえ慎重でなければならないと答えた。
「もし皇帝の子でなかっ…(おっと口が滑った)」

その夜、王儇はなかなか寝付けなかった。
『蕭綦が探している答えを伝えるべきだけど、私は…
 子澹と蕭綦、1人は皇帝で1人は将軍…
 罪を犯した子澹が罰せられるのは当然だけど、もしも蕭綦が…
 そうなればきっと国は大混乱に陥り、大きな災難になる…どうしたらいいの?』
王儇は隣で眠っている蕭綦の手を握りしめながら、独り悶々とした。

申太医の弟子は王氏の密偵だった。
青雲(セイウン)は蘇貴妃のお腹の子が皇帝の子ではない可能性が高いと知る。
貴妃が宮中に戻ったのは7ヶ月前だが、太医の診察ではお腹の子はすでに9ヶ月だった。
この報告に王藺(オウリン)と王夙は驚愕、まさか一介の侍女がこんな大それた手段を使うとは誰が想像できただろう。
そこで王藺は錦児を利用しようと思いついた。

子澹は阿嫵と決裂し、その辛さを紛らせようと酒に溺れた。
一方、朝廷には豫章王に九錫(キュウシャク)を授けて欲しいと上書が届く。
この数日で3つの地方から届いた同じ上書、朝廷は到底、偶然だと思えず、動揺が広がった。

つづく


( ๑≧ꇴ≦)ぢんR!本人も子澹の子だと信じていたの?
それにしても太医、今までずっと黙っていたとか…( ̄▽ ̄;)





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最終更新日  2022.04.14 21:44:08
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