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2023.03.08
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屏里狐 The Screen Foxes
第18話

白笙(ハクショウ)と穆京(ボクケイ)が墓参りに出かけた頃、鄭家屏風店に東瀛(トウエイ)の衣を着た娘が訪ねて来た。
「余琰(ヨエン)という人はこちらに?…古い知り合いです」
裏庭にいた鄭雪景(テイセツケイ)は訝しみながらも小黒(ショウコク)に余琰を呼ぶよう頼んだが、その時、ちょうど余琰が2階から降りて来た。
「元桃(ゲントウ)…?!いや、元桃は私の腕の中で息絶えた、幻か?!」
しかし元桃は本当に生きていた。
元桃は母の方術で生き返り、ずっと余琰を探していたという。
感激した余琰は雪景たちがいることも忘れ、思わず元桃を抱きしめた。



元桃との再会に涙する余琰、しかしふとおかしなことに気付いた。
人間である元桃がなぜ100年後も美しい娘のままでいられるのか。
「母が乙女の精気を集めて若さを留めてくれたの」
「…はっ!太子府の女子たちか!」
余琰は態度が急変、大勢の命を犠牲にしたのかと責めた。
よく考えれば辻褄も合わない。
秦毓(シンイク)が自分を探し回っていたのは娘の死の代償を払わせるため、元桃が生きているなら恨む理由はないはずだ。
「それに私は桃花呪詛をかけられた
 もし元桃本人ならそなたを抱きしめた時に痛みを感じるはずだろう?」
「母があなたを恨む理由は…彼女よ!あなたが私を裏切ったから!
 桃花呪詛が効かないのなら私をもう愛していないということ…」
雪景はその娘が秦毓の娘で、余琰の許嫁だと知った。

余琰はどうしても元桃が本物だとは思えなかった。
恐らく秦毓の幻術に違いない。
すると元桃は許されざる術だと分かっていたが、もはや無垢な18歳ではないと嘆いた。
「この百年、私がどんな経験をしてきたと思う?あなたに私を責められる?」
「騙されぬ、お前が元桃であるものか!」
憤慨した元桃は咄嗟に雪景を捕らえて脅した。
「百年を経てやっと会えたのに…この女子がいる限りあなたを取り戻せないならここで葬ってやる!」
「元桃!早まるな!…この百年、そなたを忘れていた、記憶が戻った時には別の女子を愛していた
 もはや元桃に対しては思い出と後悔しかない、元桃…私はもうそなたを愛していない」
余琰は奇しくも桃花呪詛にかけられたおかげで自分の本当の気持ちを知ることになった。
「ファイナルアンサー?」←古っw

元桃は愛する余琰の残酷な言葉に呆然となった。
その時、瓊花(ケイカ)が元桃の腕をつかんで雪景を逃がそうとしたが、方術であっけなく吹き飛ばされてしまう。
雪景は元桃の手が離れた隙に瓊花の元へ駆け寄ると、余琰が元桃を阻んだ。
「小黒、雪景を頼む!」
しかし余琰はどうしても元桃に一撃を与えることができない。
すると雪景が霊犀屏風に元桃を封じろと命じた。
「この屏風に千年、封じ込めてやるわ!」
元桃は屏風の光に捕まり、じりじりと引っ張られてしまう。
「鄭雪景!やめろ!」
余琰は咄嗟に止めたが、雪景は無辜の娘たちを殺め、自分を殺そうとした元桃を許せなかった。
見かねた余琰は雪景の腕を屏風から離すと、元桃は慌てて逃げ出してしまう。

雪景は元桃を見逃した余琰に不信感を募らせた。
「この前、私に冷酷なことを言ったのはあの人のせいなの?
 …私を好きになったのは、かつて愛した人に似ていたからだと言っていたわ
 それが彼女なのね?」
しかし余琰は黙ったままだった。
「余琰、あなたは弱虫よ…強そうに見せながら自分の過去に怯える弱虫だわ!」
「ああ、その通りだ、過去を忘れることなどできるものか!
 たとえ今日、元桃が現れなかったとしても、お前とは終わりだ!
 元桃は私の身体の中にも、記憶の中にも生き続けているんだからな!」
「なら邪魔者の私を殺せばよかったじゃない!殺しなさいよ!」
すると余琰は雪景の首に手をかけた。
「これが望みか?」
「答えて…もし屏風の契約がなかったら私のそばに留まることはなかったの?」
「…そうだ、契約が解除されたらすぐ出て行く!」
小黒は余琰の手を解き、雪景を傷つけることは許さないと訴えた。
その時、余琰は胸が急に痛くなり、何も言えなくなってしまう。
「余琰…これまでよ…屏風の契約は残っているけど、私たちをつなぐ物は何一つない
 もう顔も見たくないわ!」



余琰が屏風店を去り、雪景は傷心から酒に溺れた。
見かねた白笙は穆京を呼んだが、叱られた雪景は泣き出してしまう。
白笙と穆京は仕方なく酔い潰れた雪景を寝所に運んで寝かせた。
その時、白笙は雪景の部屋に置いていた霊犀屏風がないことに気づく。
実は白笙たちが屏風に戻らなければならない時間まであと3刻しかなかった。

白笙は海岸で余琰を見つけた。
屏風が消えたと聞いた余琰は元桃のしわざだと気づく。
「元桃は秦毓がいた太子府だろう、私が行ってくる」
しかし霊犀屏風は太子府になかった。

余琰たちは手分けして霊犀屏風を探したが見つからなかった。
秦毓も元桃も太子府から消え、行方は分からないという。
屏風店に戻った3人はいよいよ姿が消え始めた。
その時、ようやく目を覚ました雪景が裏庭へ降りてくる。
「…みんなどうしちゃったの?」

雪景は自分が酔い潰れている間に霊犀屏風が盗まれたと知った。
あと2刻のうちに屏風に戻れなければ余琰たち3人は魂魄が砕け散ってしまう。
「雪景、もう手遅れだ」
余琰は最後に本心を明かした。
「我らが消えても幸せに暮らしてくれ…ただ1つだけ命が尽きる前に言っておきたいことがある
 お前を遠ざけたのは愛するゆえだ、私には元桃を殺めることができない
 だから…雪景、もし来世があるならお前とまた巡り会いたい」
余琰と雪景は抱き合おうとしたが、雪景は余琰の身体をすり抜けてしまう。

雪景はふと思い立ち、屏風をくれた神来酒館へ行くと決めた。
「必ずあなたたちを助けてみせる!どこへも行かないで、ここで待っていて!」

つづく


( ;∀;)レオが上手いんだな、これが ←どれがw
それにしても雪景と桃ちゃんって似てる?
むしろ対極にいると思うけど( ̄◇ ̄;)





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最終更新日  2023.03.08 13:12:25
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