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2023.04.23
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苍兰诀 Love Between Fairy and Devil
第5話

不本意ながらも小蘭花(シャオランファ)の世話をすることになった月尊・東方青蒼(ドンファンチンツァン)。
早朝から朝露を集めて司命殿に戻ると、小蘭花は自分が出て行ったと誤解して精霊たちと喜んでいた。
しかし思いがけず小蘭花の本心を知る。
「でも大強(ダーチァン)がいる間ここは活気があった、師父が出かけてから長い間、独りぼっちだったし…
 私はほんの1000歳だけど、大強は何万年も昊天(コウテン)塔で孤独だったでしょうね
 連れ戻されたら今度は何年、閉じ込められちゃうかしら?大強はそんなに悪人じゃない
 でもあんまりよ、朋友とまで言えなくても、黙って行っちゃうなんて…」
小蘭花は寂しさを紛らせるため草花の精たちと一緒にいたかったが、霊力が弱い草花たちは昼を過ぎると眠りについてしまう。
するとふいに大強が戻って来た。

大強は小蘭花のために草木の元神(ゲンシン)に良いという朝露の水を持って来た。
「これからは私が集めてやる」
「大強…どうしてそんなに優しくしてくれるの?ふふふ」
しかし小蘭花は冷た過ぎて飲めないと訴えた。
東方青蒼はすぐ術で熱したが、今度は熱過ぎて吹き出してしまう。
やっと適温に冷ましてやっても、やれもったい無いだの味がないだのなかなか飲もうとせず、東方青蒼はほとほと疲れ果てた。

↓見事なアヒル口w


一方、司命殿に向かっていた長珩(チャンハン)は急に雲中君(ウンチュウクン)に呼ばれて引き返していた。
すると雲中君が2話で長珩が落とした思い出の手巾を持っている。
雲中君は弟が懸命に息山神女(ショクサンシンニョ)を探し出しているのは、婚約を破棄して手巾の持ち主の元へ行くつもりだと見抜いていた。
驚いた長珩は小蘭花が巻き込まれることを恐れて謝罪、決して他の者に心を動かされることはないと誓う。
「お前の軍功に免じ、これ以上は詮索すまい…」
雲中君は蘭の刺繍が入った手巾を返したが、くれぐれも天命に従い、決して間違いを犯さぬよう釘を刺した。

その夜、長珩は蘭の手巾を握り締めながら500年前を懐かしんだ。
無邪気な小蘭花はあの時、怪我をした長珩がいじめられていると誤解したようだった…
『恐れないで、私が守ってあげる…霊力は弱いけど逃げ足だけは早いの、ふふ』
これまで戦神として衆生を守って来た長珩は小蘭花の思いがけない言葉に困惑した
『誰にも守られたことはない、その必要もなかった…』
『どうして?皆、誰かと互いに守り合うものでしょう?』
『弱みを見せるなと兄に教えられたんだ』
『じゃあ私があなたを守る最初の1人ね?』
小蘭花の言葉はこれまで孤独だった長珩の心を温めてくれた…
その時、側仕えの青川(セイセン)が丹音(タンイン)仙女からの差し入れを持って来た。
再び心を閉ざした長珩は勝手に受け取った青川を叱り、明日にも送り返せと命じる。
「そうだ、これを片付けてくれ、もう必要ない」
結局、長珩が小蘭花のために精魂込めて作った神芝丸(シンシガン)は無駄になった。

小蘭花は大強が集めてくれた朝露に6種類の薬草と7種類の花の蜜を加え、ようやく飲んだ。
全て飲み干すのを見届けた大強はどこかへ出かけていくと、寝支度を始めた頃に戻ってくる。
「この部屋は日陰で寒い、夜はさらに冷える」
すると東方青蒼は火鉢に長明火(チョウベイカ)の火種を入れた。
「長明火?書物に記されているあの太古から燃え続け、永遠に消えない火?」
しかし長明火は蒼鹽海(ソウエンカイ)の岩漿(マグマ)からしか取れないはずだ。
「私は冷えてもいいの、月族さえ避ける危険な場所に非力な罪囚が行くなんて…
 死んだらどうするつもり?!」
「それはない」
何も知らない小蘭花は大強の自分への気持ちがここまで深いことに驚いた。
「大強…私には他に想い人が…」
「誰を思うと構わぬ、お前は私のものだ」
小蘭花はこの機会に自首して更生すべきだと訴えたが、東方青蒼は機嫌を損ねて出て行ってしまう。

東方青蒼は書物を調べ、息山聖草の開花には日の出の光が最も効果があると知った。
そこで夜明け前に小蘭花を無理やり起こし、有無を言わせず水雲天で最も高い場所に連れて行くことにする。
小蘭花は悲鳴をあげながら大強にしがみついていたが、気がつくと雲を突き抜け、雲中君の御殿・雲中水閣にいた。
ヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノ<早く逃げましょう!見つかったらおしまいよ!
しかし運悪く見回りの天兵たちが現れる。
小蘭花は思わずひざまずいて命乞いしたが、実は自分たちの姿は見えていないと気づいた。
(´⊙ω⊙)!<これ…もしかして隠れ身の術?
(´-ω-`)うむ…
すると東方青蒼は小蘭花を連れて天下を見渡せる露台へ出た。
「お、来たぞ」
「何が?…はっ!日の出だわ!」

小蘭花はその美しさに目を輝かせた。
本来なら自分のようなちっぽけな仙女の身分では永遠に見られない風景だという。
そんな仙界の選民意識を嫌悪する東方青蒼、しかし小蘭花は純粋に今の幸運を喜んだ。
「大強、ありがとう(はっ!)見て!雲鯨(ウンケイ)よ!」
東方青蒼は小蘭花が幸せそうに笑う様子を見ながら、うっかりつられて顔がゆるんでしまう。
( ̄▽ ̄;)おっと…



東方青蒼は運命簿の修繕のため小蘭花の世話に明け暮れたが、数日経っても一向に霊力の回復が見られなかった。
「なぜなのだ…」
すると急にみぞおちに痛みを感じ、小蘭花に何かあったと気づく。
実は小蘭花は試験のために海市(カイシ)で買った無極乾坤丹(ムキョクケンコンタン)を飲んでいた。
「草は火に弱いゆえ隠しておいたのに…陽の薬を飲めば燃えて灰になるぞ?」
小蘭花は早合点し、もう死ぬと覚悟した。
「大強…私がいなくなったら早く自首してね…引き出しにへそくりがあるの
 好きな物を買って昊天塔に戻って…」
「私がお前を死なせはしない、死ぬなら別の折にしてくれ」
東方青蒼は体内から陽の火を除いたと教えた。
「え?ぁ…だいぶ良くなったわ」
しかしふと昔、師匠が看病してくれた時のことを思い出して悲しくなってしまう。
「以前、病気になった時は師父が百花の羹(アツモノ)を飲ませてくれたの…ゥッ…」

東方青蒼は部屋に戻ったが、小蘭花のせいで涙が止まらなかった。
術が解けなければ小蘭花の喜びも悲しみも共感してしまう東方青蒼、そこで仕方なく小蘭花のために百花の羹を作ってやる。
しかし小蘭花はまた泣き出した。
「なぜ泣く?」
「泣くのは悲しい時だけじゃない、嬉しかったり感激した時も涙が出るの
 感情がたくさんあるから、その分、涙の種類もたくさんあるのよ?」
「ともかくもう泣くな、早く飲め」
小蘭花はありがたく羹を飲み干すと、お腹がいっぱいになったと言って逃げるように部屋に戻った。
「一気に飲んだな…もしや本座は料理の才まであるのか?」
東方青蒼は試しに味見してみたが、あまりの不味さに吐き出してしまう。



小蘭花の元神に呼応するように花壇の草花が急に精気を取り戻した。
東方青蒼は小蘭花の身体をいたわるだけでなく、秘訣は心にあるのだと気づく。
「何をすればあの者を喜ばせることができるのか?」

つづく


(^ꇴ^)b<劉宇寧が歌う挿入歌「尋一個你」もApple musicで! ←回し者ではありませんw





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最終更新日  2023.05.02 22:59:44
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