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2023.08.02
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风起霓裳 Weaving a Tale of Love
第32話「霊薬と毒薬」

曹(ソウ)王・李明(リメイ)は護衛の蒲巴弩(ホハド)が裴行倹(ハイコウケン)に捕まったと知り、急いで駆けつけた。
聞けば蒲巴弩は正気を失って侍衛らを負傷させたという。
李明は自分が厳しく罰すると約束して蒲巴弩を連れ帰ったが、危うく災いを招くところだったと肝を冷やした。

蒲巴弩は曹王からもらった薬を飲まず、禁断症状が出ていた。
「あれは霊薬ではなく毒薬です…これ以上、飲んだら正気を保てません」
しかし李明は飲み続けたらどうなるか誰も分からないが、少なくとも飲まなければ死んでしまうと薬を渡した。

李明は錦楽(キンガク)宮に母を訪ね、計画の失敗を伝えた。
実は皇太子が急に手が震えると言い出し、自分に薬湯を飲ませて欲しいと碗を押し付けたという。
自分たちの企みがどこかで漏れたのだろうか。
楊(ヨウ)妃はそれより皇帝が日ごとに衰弱しており、このままでは機会を失ってしまうと焦った。
そこで李明は皇帝が崩御したら武力で玄武門を制圧し、偽の遺詔を出そうという。
「その方が話が早いわね…」
楊妃は自身の余命がわずかなこともあり、息子の大胆な計画を容認した。
すると李明は蒲巴弩が使い物にならなくなったと話し、代わりの剛の者を用意するという。
どうやらあの霊薬はかなり強力らしい。

蒲巴弩は結局、曹王の薬を飲んで落ち着いた。
しかし何とか断薬したいと街で評判の名医を訪ねたが、偶然にも恒泰(コウタイ)医館から薬をもらって出て来た裴行倹を見かける。
驚いた蒲巴弩は武力で恒泰を脅し、裴行倹がどんな難病なのか教えろと迫った。
すると実は患者が裴行倹ではなく女子で、敗血症を患い命の危険があるという。

六子(リクシ)は曹王に蒲巴弩の薬が残りわずかだと報告した。
しかし李明は用済みとなった蒲巴弩に高価な薬を作る必要などないという。
「早急に蒲巴弩の代わりを探せ…奴はもはや捨て駒だ」
その話をちょうど耀徳(ヨウトク)殿を訪ねた蒲巴弩が聞いていた。

蒲巴弩は居所に戻ると恒泰からもらった薬を煎じた。
…この薬を作った人は高名な医師に違いない、会わせて頂けませんか?…
恒泰は蒲巴弩の飲んだ霊薬が相反する効果の薬材を巧みに調合してあると感心した。
確かに短期間で服用するなら絶大な効果が見込めるが、ただ長期間、飲み続ければ霊薬も毒薬になってしまうという。
そこで苦痛を和らげる薬を処方したが、根本的に治すには断薬するしかなかった。
…断薬と言っても簡単ではありません、最悪の場合、禁断症状が治る前に命を落とす可能性が…



不禄(フロク)院で静養している琉璃(ルリ)は義父・孫徳成(ソントクセイ)や順子(ジュンシ)の献身的な世話のおかげでようやく笑顔を取り戻していた。
しかし名医からもらった霊薬が実は裴行倹が届けてくれた薬だとは言えない。
一方、死期を悟った皇帝・李世民(リセイミン)は妃嬪や皇子たち、朝廷を召集、改めて皇太子・李治(リチ)を後継者に指名し、褚遂良(チョスイリョウ)と長孫無忌(チョウソンムキ)を補佐役にした。

皇帝の詔に李明と楊妃は激しく動揺した。
もはや残された道はひとつ、李治が謀反を企て挙兵したという動かぬ証拠を作るしかない。
しかし東宮の兵権は裴行倹が握っていた。
その時、断薬に失敗して正気を失った蒲巴弩が薬を求めて錦楽宮に乗り込んでくる。
騒ぎを聞いた李明は直ちに衛兵を呼んで蒲巴弩を取り押さえ、収監しろと命じた。
そこで蒲巴弩は裴行倹の秘密を知っていると訴え、もはや手遅れだとしても見殺しにはしないで欲しいと哀願する。
李明は仕方なく霊薬を与え、裴行倹の話を聞くことにした。

裴行倹は10年前、初めて琉璃を見かけた大慈恩寺を参拝した。
その足で琉璃にお守りを届けることにしたが、偶然、部屋で歩く練習をしている琉璃を見かける。
その時、琉璃が転倒、裴行倹は慌てて駆けつけた。
「足が動かないとなぜ言わなかったんだ?!」
思わず声を荒らげた裴行倹だったが、琉璃を抱き上げ、寝台に寝かせた。
「帰って、顔も見たくない!」
「…これは大慈恩寺で頂いたお守りだ」
「要らないわ、あそこの籤(クジ)は当てにならない」
驚いた裴行倹はあの時、偶然、梁の上から琉璃が籤を引くのを見ていたと明かす。
実は琉璃が大凶を引かないよう2回ほどつぶてを投げ、そのせいで大吉を引いていた。
「武府で会う前から私たちは縁があった…このお守りには私の願がかけてある、きっと良くなる」
裴行倹は琉璃の手にお守りを握らせ、ゆっくり養生するようなだめて帰って行った。



蒲巴弩は裴行倹が街の名医に女子の治療を頼んでいたと明かした。
恐らく特別な仲なのだろう。
「まさに天意だな」
李明はその女子を利用して裴行倹を脅せば東宮の兵を動かせると考えた。
しかし楊妃は忠義に厚い裴行倹が皇太子を裏切るとは思えないという。
「いかにも、だが情義に厚いからこそ、愛する女子の苦しむ姿を見たらどうでしょうか?」
すると李明は蒲巴弩に薬が入った巾着を渡した。

琉璃は恒泰の薬で回復、裴行倹は約束通り恒泰に報酬の3倍を払いに行った。
しかし足を痛めていたことを知らず、傷は治ったものの足が治らないと相談する。
恒泰はならば筋肉と骨を強くする薬があると話し、霊薬を渡した。
「可能なら飲まないに越したことはありませんよ?」
それが恒泰のできる精一杯の警告だった。

琉璃はめまいがすると言って起きあがろうとしなかった。
裴行倹から話を聞いた孫徳成と順子は琉璃が皆に心配をかけまいと足の怪我を隠していたと知り、胸が痛む。
そこで早速、裴行倹が届けてくれた霊薬を順子が飲ませることにした。
しかしこの薬が琉璃に地獄のような苦しみを味わわせることになる。
李明は蒲巴弩から裴行倹が近頃、頻繁に例の薬をもらいに街で出かけていると聞いた。
「恐らく患者の女子が中毒になったのに違いありません」
「魚がかかったな、釣り上げよう」

つづく



( ๑≧ꇴ≦)蒲巴弩の霊薬がボーロwww
それにしても裴行倹ってロクなことしない( ̄▽ ̄;)





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最終更新日  2023.08.09 22:43:54
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