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2017年06月21日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
よくTOPが変わっても何も変わらない、なんていう言葉ささやかれるが、そんなことはない。

 TOPが何を考え、どう評価し、メンバーに語るかは非常に重要。TOPの指摘がなければ、あまり良いと思えないこともどんどん職場に浸透していく。良貨は悪化に駆逐される、そういうことが蔓延していく。

 看護職も専門職と思いたいたいが、患者さんを前にして、健康状態を確認して今何をすべきかを判断できないなら、その姿勢は専門職でないと言っていい。

 高齢者の皮膚は菲薄し、物理的圧力で強くその皮膚を刺激するとまるで少し売れた桃の皮がするっと
剥けるがごとく皮膚がはがれてしまう。いかにも薄い皮膚は日常に保湿剤を塗布するなんて、高齢者の看護をする者には当たり前なのに、乾燥していても赤みがないから外用剤を塗布しない。

 終末期には、呼吸状態が大事な判断の目安になるので、呼吸数と補助呼吸筋の動きがどうか、体の緊張が少なく楽に胸やおなかを楽に動かせているかなど見てほしいと頼んでも、呼吸状態の記載がない。そのくせ、急になくなるなんて思わなかったなんて寝ぼけたことを言う。そりゃそうだろう、必要な体の状態をしっかり観察してこなかったんだから。


 一人が気を付けないでいいと感じたことを上司から注意を受けないと、それが瞬く間に職場に広がっていく。

 かといって、患者さんやそのご家族から注意を受けると、自分が何をしたかを顧みもせずに相手を批判する。

 この看護師もあと数か月で退職していく。

 人はかくも弱いものなのですね。

 患者さんのケアに対して、痛みなど本人が望まない感覚を伴うケアは絶対急けるように努力しますけれど。

 自分は変人、頑固者なので、他者に言われたとしてもその正当性を認められなければ、たとえ上司であっても行動を変えはしないのだけれど、、、も。





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最終更新日  2017年06月21日 06時17分22秒
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