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2005年09月06日
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カテゴリ: キャリア
前回、「監査法人に就職することが、マネジメントに必要な経験及びスキルをで得られる選択とは思えなかった」と言いましたが、今回は何故そう思ったのか理由を書きたいと思います。

そもそも会計監査に必要な知識及び能力は
1.企業会計に関する知識又は理解する能力
2.監査手法に関する知識又は理解する能力
3.クライアントに関する知識(事業内容から実際の業務フローまで含む)
といったところでしょうか。

大雑把に言うとあるクライアントの監査を行うということは、企業会計原則などのルールに従ってクライアントが財務諸表を作成しているかどうかを、監査基準等のルールに従い、一定の監査手続をそのクライアントの業務に応じて実施するということに尽きると思います。

したがって、上述した三つの知識及びスキルに精通すればする程、効果的かつ効率的な監査を実施できると考えられます。これは個人差はありますが、学習による知識の習得及び実務上の監査経験によって、身につくものです。

つまり、これらの知識及びスキルを身につけた会計士というのが優秀と言え、実際に監査法人で働く方の中にもこれらに習熟した会計士の方もいらっしゃいますが、確かに会計及び監査に関する知識の豊富さ、実務への適用能力の高さは素晴らしいものがあると思います。まさに専門家と言えます。

しかし、これら優秀な会計士の方にも企業のマネジメント(経営)を行う上で決定的に不足している能力があると考えられます。それは答えのない問題を解決する能力です(もちろんこの能力を先天的に備えている方もいらっしゃるのでしょうが、極めて稀だと思います)。

なぜでしょうか。理由は簡単で、必要ないからです。

監査というのは先に言ったように、既に決められたルール(つまり答え)があって、それに照らして適正かどうかが判断できればいいのであって、答えのない問題を解く必要がないのです。したがって答えのない問題を解く訓練する機会がない以上、スキルが身につかないのもしょうがないことだと思います。

しかし、企業を経営するとなるとそうは行きません。経営環境が悪化して、売上が年々減少していく時、企業の業績を回復するための答えはないのです。経営学に関する知識がいくらあっても、こればかりは答えは書いてないのです。

もうすぐ監査法人に勤務して一年が経ちますが、実際に監査法人で働いて色んな人に接した結果、残念ながらこの考えは変わっていません。

今回までどちらかというと監査法人について否定的なことが多くなってしまったので、次回は監査法人に勤務することのメリットについても考えてみようと思います。





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最終更新日  2005年09月06日 23時07分38秒
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