田舎のブログ

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2024年09月04日

新米で炊きめし

(2)

テーマ： ★つ・ぶ・や・き★(548799)

カテゴリ：農業

米作りを辞め会社勤めだけになり約10年
そして昨年、会社もやめ体の不自由のなか
終活を生きがいに暮らすおかしな私

今年も市外に住む
従姉妹のM姉ちゃんから新米を頂きました
普段、米を売ってもらっているのは
同じく市外に住む従兄弟のT君からですがね

新米なので、米そのものの美味しさを味わいたかったのです
新米の匂い、甘み、粘りをね
しかし妻は焚きご飯をしてくれました　それはそれで超美味しかったです
まだつきたての新米が残っているので
次は米だけで炊いてもらいます

　　子供の頃は、ご飯の炊ける匂いで目が覚め
　　羽釜から一升用のおしつにご飯を移した後、羽釜の底のご飯のおこげ
　　これが超美味しく、兄弟で奪い合いをしたものです
　　55年位前までの生活です

米作りをしていた時代の晩年は、お国に供出せず（農協に売らず）
温泉地で民宿を経営している親戚他
私の知人、妻の知人に買ってもらっていました
妻の知人関係ではその知人たちの口コミで買ってくれる方が増えすぎ
自家消費分も不足の恐れありお断りしました
しかし、俵出来まで行きませんがかなり収穫量が多いときは
逆に古米として残りそうな時、買ってくれたのも妻の知人達です
ありがたかったですね

売り米の黒米を大型低温貯蔵庫に保存し
注文が入ると、その都度「ついて＝精米」して顧客の家まで
なので精米時に発生する熱が残っており
お客さんには精米したてと分かって頂けたのです
しかし、精米時になるべく熱を発生しないよいにしないと味が落ちますね

※俵出来とは１反（約10アール）で10俵の収穫の事です
　　実際はよくできて８俵位、平年ですと6俵から7俵　
１俵は60㎏（黒米・白米にする前の重さ）です

※供出は基準30kg入りの米袋に入れ氏名と米の銘柄を記載（生産県は記載済み）
　　そしてサンプル抽出され検査、１等、２等、３等米、規格外
　　よほどアホしなく、気象問題もなかったら１等米か２等米となります
　　そして米袋に等級の黒色スタンプが押されます
　　田によって出来が違うので、これはちょっと悪いなと思う分は
　　販売せずに自家消費米として家で食べていました

　※等級は整粒状態、ただ米がないか、色つき米がないか、乾燥不足でないか等
　　見た目の検査が主であり味の検査ではありませんが、うま味も比例すると思います

米を作らなくなってから、
〇毎年新米をくれる従兄弟のM姉ちゃん
　M姉ちゃんは書道家でもあり書道塾を経営しており忙しく
　旦那のY兄さんも大手企業を定年退職されかなり経ち
　米作りも今後どうなっていくのか心配です

〇普段、米を売ってもらっている従兄弟のT君
　夫婦で頑張って米作りしています　二人とも元警察官で職場結婚
　家の事情で早期退職し親元に帰り、
　今度は国家公務員の中途採用で〇職になり
　家から通いながら勤務し休日は農業　
　今は定年退職して正業に　まだ60歳代の初め
　若いしまだ続けるでしょう
　農機具維持費で利益は少ないと以前言っていましたけどね

健康っていいですね、私も自分の作った米を食べたい

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