田舎のブログ

< 新しい記事

新着記事一覧(全2499件)

過去の記事 >

2024年11月05日

年金は増えないでしょう　２

テーマ： ★つ・ぶ・や・き★(548956)

カテゴリ：年金・介護・共済等

65歳すぎても働けば働くほど年金が増える
繰り下げ受給したら年金が増えるとかよく言われます
確かに増えますが、デメリットも考えないとね

例１
　　夫が65歳になり年金受給するとした場合
　　妻も頑張って働きその結果 20年超えて厚生年金加入 してしまった
〇夫は加給年金をもらえません　
　　歳の差が5年の場合 最大約200万円も貰い損
　※但し、長く生きられた場合は受給年金額が多いのでお得

例２
　　夫は少しでも年金を増やそうと68歳に年金繰り下げ
　　妻は夫のより三つ年下で、夫が6８歳で妻が65歳になる
　〇夫は加給年金をもらません
40万×３年分　
　※以前の法令では貰える場合もあった　妻が65歳になっても年金受給しない場合

■ 加給年金は受給しないと消滅しますが特別支給の老齢厚生年金は消滅しません　
　私に場合は64歳からもらえます、実際受給中ですが
　仮に貰わずに65歳になった時点で64歳の分を申請をした場合
　一年分を一括してもらえます（但し時効5年）　課税所得金額が増えるけど
この制度は昭和36年4月２日以降（男性の場合）に生まれた方にはありません

例３
　夫は在職老齢年金受給しながら会社勤め　70歳まで働くつもり
　妻は高卒で結婚しても働き続け、65歳で既に年金受給中
　※夫が68歳で急病でなくなる
　※遺族年金の問題です
　上の場合、妻は老齢厚生年金（報酬比例分）かけてきたので
妻の比例報酬分の年金が仮に100万円として（基礎年金とで 約180万円 ）
1 として（基礎年金とで 約240万円 ）
選択
　１．遺族年金を貰わずに妻の年金180万円　年金控除後　70万円
　２．遺族年金を貰う場合、夫の160万円分の計算された分と自身の基礎年金
２種類ですね　すると
妻は自身の年金180万円と夫の遺族年金160万の計340万円の年金を
もらえません、２にも少し書きましたが　計算があります
まず自身の基礎年金と夫の160万円の75％が一例
なので基礎（国民）年金80万円と160万の0.75の120万　  計200万円
妻のもらえる年金　自身の180万円より20万円多い 200万円

何言いたいのかって
妻が一生懸命に働き厚生年金の報酬比例分の年金を多くもらえるようしても
夫が長生きした場合は掛け金のもとはとれる可能性はありますが
早く亡くなった歯合
 妻のかけた老齢厚生年金分を放棄して 
夫の遺族年金を受け取る事になるのです
（但し選択制度あり）遺族年金多くした方が非課税でお得だから

もう例を書くの面倒なので　やめ

　40年位前の私と親友（教員）S君　私は手前です、もうオートバイに乗れない体
　二人とも年金生活者に　歳とってしまうのが早い

働けば働くほど、年金は繰り下げるほど特とか
〇 一般論では間違っていない
〇 具体論になると 、その人の生年月日、妻の生年月日、年金の種類
　　　標準月額報酬、年金のかけた月数、　18歳未満の子の有無
　　　何歳ごろ死ぬか、見直されていく年金法令、現収入、性別の違い
　　　書ききれない要因が重なりあっており、
　　　お得になるとは言い切れないでしょう

なんでも屋の私、
会社で給与計算、社員の年金手続きアドバイス、採用面接、公共事業入札係
決算書の作成（但し配当金分配は役員で決定）、などしていた時期があります

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう