1
鈴木 一之さんのセミナーDVD、ウォーレン・バフェットの投資法 を見ました。内容は『バフェットの銘柄選択術』の本をベースに日本株に当てはめて銘柄分析をやって解説していくという内容でした。さすがに今まで読み漁ったバフェットの投資法ですから自分の知らない事は無かったですし、多分自分でも直ぐに同内容のセミナーを再現出来ますね。そこそこ良かったとは思いますが、前回の『会社四季報活用術セミナー』の方がセミナーとしての出来は良かった印象を受けました。あと個人的には、インボイスの事を《ろくでもない会社》と言い捨てた時はちょっと面白かったです。しかしそれにしても、そろそろバリュー投資のセミナーDVDは飽きてきました(苦笑)
2007.02.11
閲覧総数 149
2
前回の日記で気温上昇の予測モデルを提示しましたよね。これです。↓↓↓しかし、この気温上昇スピードにはポジティブ・フィードバックが加味されていないんです。ポジティブ・フィードバックとは簡単に言うと「雪だるま式」に悪循環が起こる状態で、1つのきっかけが次の温暖化を招きそれが更に温暖化を加速させるために気温上昇スピードは直線ではなく加速度的になるということです。科学者という人種は滅多なことでは断言しないものですから、不確実性を伴うポジティブ・フィードバックは温度計算には入れられませんでした。(それでも全世界の1000人以上の科学者・専門家を集めた IPCCでは第4次報告に於いて 地球温暖化は人為的な原因であることは 疑う余地がないと断言しましたが・・・)具体的にポジティブ・フィードバックを見てみますと、これらは4つに大別されます。1)シベリア凍土が解けて出来た湖から メタンガスが噴出 ツンドラ地域の森林伐採をすると太陽光が 直接表土に届くようになり 暗い色をした表土は熱を吸収して解け出し、 そこで湖を形成して底からメタンガスが噴出します。 メタンガスは二酸化炭素の20倍以上の温室効果があります。 アメリカとロシアの共同研究チームによると この30年で年平均気温が2度上昇し、 メタンを放出する湖の面積は 2000年には1974年に比べて58%増えました。2)急速な温暖化のもとでは木は成長できなくなる 気温がどんどん上昇すると生産に適した地域が激変し、 植えた段階では気候に適したものが 成長の過程で適さなくなってしまう。 その結果二酸化炭素を吸ってくれるはずの木が枯れ、 逆に微生物に分解されたり火事になったりして 二酸化炭素を出すことになる。3)二酸化炭素を排出していた海が排出する側に回る 二酸化炭素が海水を酸性に変化させると、珊瑚が溶け出す。 すると、珊瑚の中に炭酸カルシウムの形で固められていた 二酸化炭素が大量に溶け出す。4)熱を反射する氷河が解け、熱を吸収する水になる 氷河は白いので反射率が高く宇宙に熱を返しているのですが、 それが解けると海面や表土が露出して熱を吸収します。 北極海やグリーンランドの氷は急激な減少が始まっており、 2005年1月から2006年1月までの間に 60万平方km、割合にして14%の氷が消失してしまいました。そして更に質の悪いのがもう一匹います。『メタン・ハイドレート』というものが海の底の大陸棚に白い雪の様に積もったメタンガスで「燃えるシャーベット」とも言われています。これが何かの拍子で解けて湧き出てくると、地球の海が全部蒸発してしまうそうです!!!この「全球蒸発」を地球は何度か経験しているそうで、その原因は全てこの『メタン・ハイドレート』だったそうです。こうなると人類滅亡どころかあらゆる生物が滅亡してしまいます。そしてこの『メタン・ハイドレート』の噴出は6.4度の気温上昇で引き起こされると予測されています。
2007.07.10
閲覧総数 454
3
少し遅くなりましたが2018年のパフォーマンスが確定しましたので、毎年恒例の決算発表を行います。不動産や趣味のお店もあるために出入金が頻繁で詳細な資金配分がどうなっているのか自分でも把握出来なくなってしまっているため、概算となってしまいますが年初の資金よりの比較でパフォーマンスとさせて頂きます。配当金が含まれているので少し基準が甘くなりますがご容赦下さい。 株式トータル:ー5.7%外国株はなくて全部日本株です。年初の目標である20%は超える事が出来ないどころかマイナスでしたが、日経平均やジャスダック指数よりは上なのでまだマシだったかなと思います。2017年は上昇し過ぎて過熱感満載でこれからは暴落を待つだけだと思っていたので、2017年の12月に持ち株の殆どを現金化してキャッシュポジション80%以上で暴落のリバウンドだけを待つ戦略を取った一年でした。2018年の1月に下落が始まり、自分の戦略は正しかったとは思うのですが、私も意思が弱いせいか我慢できなくなってちょこちょこと株を買っては損切りを繰り返すというアホな事をやっておりました。その中でも特に痛かったのは資産の20%まで買い進んだコーア商事(9273)でした。正直言ってこれさえなければ今年は余裕でプラスで終わっていた筈です……この会社の製品は病院で働いた事がある人間ならば必ずヒットするのが分かる商品ラインナップで、これはイケると思ったところで思いもよらぬ事業上のボトルネックが発覚し、泣く泣く損切りに至りました。発覚時点で売り切ればプラスで逃げる事が出来たのですが、どうにも持ち株数が多過ぎて一度に捌けずに自分の売りでジリジリと安値を更新する苦しい展開を強いられ、結構なマイナスを叩き出してしまいました。これが下げ相場で小型株を買う怖さです。2回の上げ下げ相場を見てきた私は分かっていた筈なのに回避する事が出来ませんでした。基本戦略はドンピシャで正しかったにもかかわらず個別株で手痛い失敗をしてしまってトータルでもマイナスパフォーマンスに終わってしまいました。そして来年の展開についてですが、来年はより厳しい一年になると思っております。株ってのは信用取引をしている人をトコトンまで追い詰める性質があるため、今年で含み損をたっぷり抱えた信用取引をしている人達をどん底に突き落とすまでは下落は続くと私は考えます。これは理屈ではなく今までがそうだったので多分これからもそうなんだろうという経験則です。底がいつになるのかは見当もつきませんが、今までの相場経験から言えば天井から底までは最低でも2年はかかります。なのであと一年以上は防御を最重要視して相場に臨みたいと思います。総資産トータル:約-5%資産の大半が株のために ほぼ株のパフォーマンスと同じです。今年一年で日本最大級である趣味のお店2号店に続き、駅前ショッピングモール内にも巨大店となる趣味のお店3号店をオープンさせたため、事業面では正直かなりしんどい一年でした。しかし2号店は日本で一番行きたいお店ランキングで業界一位を獲得し、3号店の滑り出しも上々で、事業面ではかなり飛躍した一年になりました。頑張った甲斐があったというもんです(笑)不動産投資の方は、自分の持っている物件を全て処理したいと思います。減価償却も終わり、不動産譲渡益税が半減する6年が経ちましたので急いで売却します。次に買うのは大不況の真っ只中で買い叩くイメージです。それでブログを始めてからの通算成績ですが、 2006年 +10% (日経平均 +7%)日経平均アウトパフォーム +3% 2007年 + 9% (日経平均 -11%)日経平均アウトパフォーム +20% 2008年 -14% (日経平均 -42%)日経平均アウトパフォーム +28%2009年 +16% (日経平均 +19%)日経平均アウトパフォーム -3%2010年 +27% (日経平均 -3%)日経平均アウトパフォーム +30%2011年 +10% (日経平均 -17%)日経平均アウトパフォーム +27%2012年 +246%(日経平均 +23%)日経平均アウトパフォーム +223%2013年 +158%(日経平均 +57%)日経平均アウトパフォーム +101%2014年 +23% (日経平均 +7%)日経平均アウトパフォーム +16%2015年 +5.6% (日経平均 +9%)日経平均アウトパフォーム ー3%2016年 +31.3% (日経平均 +0.4%)日経平均アウトパフォーム +31%2017年 +15.0% (日経平均 +19.1%)日経平均アウトパフォーム -4.1%2018年 ー5.7% (日経平均 ー12%)日経平均アウトパフォーム +6.3%日経平均を下回ったのは2009年、2015年、2017年の3回で、それ以外は指数をアウトパフォームする事が出来ています。13年間の私のパフォーマンス +2686%13年間の日経平均パフォーマンス+24.2%今年はマイナスになったとはいえ周囲にはパフォーマンスがもっと悪い人が多いのでこんなものなのかなと諦めております。来年も基本的には今年と変わらないスタンスで臨み、個別銘柄分析に力を入れる一年にしたいと思います。本当に割安で買えるチャンスの一年となれば良いですね。 以上、最近はツイッターばかりやってますのでブログの方はあまり更新しておりませんが2018年も本当にありがとうございました。
2018.12.31
閲覧総数 18659