太陽の道

太陽の道

2014.07.29
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カテゴリ: 政治・経済

 私は集団的自衛権の行使容認に絶対反対です。

 集団的自衛権とは個別自衛権とは違い、他国の戦争に参加することです。




 皆さん、おはようございます!^^


それでも体は暑さに悲鳴を上げている筈! 水分補給・休養・日陰を歩くなど出来ることは必ずやりましょう。

さて..今日のタイトルは『経済は良くなったか?増す貧困』です。

景気回復の為と称して政府は膨大な借金をしながら税金を市場に垂れ流している。しかし..その税金は何処に流れていくのか分からないが国民の暮らしには向いていないように感じます。何故なら私たちの暮らしは少しも良くならないからです。

その上に『デフレ対策』と称して『インフレ誘導政策』をしているから物価はどんどん上がっている。物価高だけでも生活は苦しくなっている筈です。そして景気回復に注ぎ込まれた税金は(何処に行ってしまったのだろうか)多くの国民には回って来ない。

政府が大騒ぎして上げようとしたサラリーマンの給料は上がりましたか??

いえ..正確に言うなら物価上昇分を引いても手取りの収入は増えたのだろうか?(それでこそ増えたと言えるのです)
手元に残る収入に景気の良さを実感していますか? 

私は感じます。消費税8%の重みを。そして急速な物価高を。

前回のblogにも書いたように自公政権に戻ってから200兆円近い借金が増えています。それまでの『財政再建』など忘れたかのように大量の赤字国債が発行され、我が国の国家予算の半分以上が借金という異常事態が出現してしまったのです。

この赤字国債は日本人の貯蓄で買われています。そうです、私たちの預貯金などです。日本国民の預貯金約1400兆円と言われていますが、その同じ日本国民の借金もまた1200兆円を超えたわけです。


もう後がないです。世間の人は他人の財布だから幾ら使ってもいいと思っている。しかし、それは間違いだと気付いてほしいです。赤字国債を買ってきたのは私たち一人一人の日本国民なのです。最近では預貯金でも足りなくなって、とうとう日銀が赤字国債を引き受けている始末です。

そうりゃあ、そうでしょう。1400兆円の預貯金に1200兆円の赤字国債(借金)では、もう赤字国債の受け入れが限界なのです。だから禁じ手である(本来あってはならない)日銀による国債の引き受けを始めたのです。しかし、その危機を誰も騒いだりしない。

もしかしたら(万に一つの運で)アベノミクスで景気が良くなり税収が増え、財政再建が出来ると考えているからでしょうか? イチかバチかの賭けのつもりでしょうか? そんな安易な考えが生まれるのは株価が良くなったからでしょうか?

日本国内の経済を株価だけで判断してくれる国民に仕立てたのは誰だろうか? マスコミか?

株価が上がって企業の運転資金が増えたとしても、それを使って『給料を上げたり』『雇用を増やしたり』『(国内の)設備投資をしたり』しなければ、国内の景気は良くならないのです。海外で頑張る企業を持てはやすテレビ番組を見ますが、今の疲弊している国内経済を考えれば、

『生産工場を建てるなら日本にしろ!』
『従業員を雇うなら日本人にしろ!』
『資材を調達するなら日本国内でしろ!』

と私は言いたい。

そうでなければ私たち日本に住む国民はこれから1200兆円の借金を返しながら、毎年国家予算の半分を借金して(その借金も返しながら)生きて行かなければならないのです。孫の代でも終わらないほどの借金になるでしょう。

日本国内に貧困が広がっています。増税が更に拍車をかけています。

大人の貧困は、そのまま子供貧困になります。

朝日新聞(7月28日)には『子どもの貧困率 過去最悪だって?』こんな記事が載っていました。『母子家庭が増えている。勉強を続けられる対策が必要だ』という見出しが。

(引用始まり)
ホー先生 子どもの貧困率が過去最悪と聞いたぞ。

 A 厚生労働省の調査で16・3%(2012年)になった。データを取り始めた1985年の10・9%から増加傾向に歯止めがかからないんだ。

 ホ そもそも貧困率ってどんな意味じゃ?

 A 世帯収入をもとに、子どもを含めた国民全員の手取り収入を試算する。それを所得が高いほうから順番に並べ、真ん中にあたる所得の人の半額未満を「貧困」とみなすんだ。12年調査の貧困基準は年122万円だった。子どもの貧困率は、この基準を下回る18歳未満の人の割合だよ。

 ホ なぜ日本で子どもの貧困率が上がるんじゃ?

 A さまざまな事情で貧困に陥りがちな母子家庭が増えているのが一つの理由だ。その数は、厚労省調査(11年)によると123万8千世帯で、平均年収は291万円。母子家庭で働いている母親のうち約52%が、派遣やパートといった非正規雇用だった。

 ホ ほかの国と比べてみてどうなんじゃ?

 A 経済協力開発機構(OECD)がまとめた加盟34カ国のランキング(10年時点)では、日本は09年の貧困率(15・7%)が使われている。貧困率が高いグループで、ワースト10位となっているよ。

 ホ ホホウ!

 A 心配されるのは、経済的な事情で学ぶ機会が失われ、大人になっても貧困から抜け出せない「貧困の連鎖」だ。塾に通えない子への学習支援も各地で広がっているよ。
...
(引用終わり) (7月28日 朝日新聞より)


この記事の中で『日本は09年の貧困率(15・7%)が使われている。貧困率が高いグループで、ワースト10位となっている』とありますが、2013年のデータでは貧困率は更に進み 16・3% となり、過去最悪を更新中であります。

未来の日本を背負うのは団塊の世代でも現役世代の大人たちでもない。今(と将来)の子供たちです。その子たちが貧困により差別され、学習の機会を失い、そのために貧困から抜け出せないとしたら、それはまさに国家の損失でしかないと私は思います。

民主党政権の目玉政策であった『子ども手当て』が自公政権によって反対され消滅していまったことは今回の子供の貧困・少子化対策も含めて諦めきれない気持ちで一杯です。あの時、『〇〇ちゃんのママ』『子育て中のママ』などと称してネット上で『子ども手当て反対=いらない』を叫んだ人たちを私は絶対に忘れないです。彼らが意図的に『子ども手当て』潰しをしたとしたら、それらは決して忘れてはいけない行為だと思っています。

何故なら『子ども手当て』が無くなったことで日本の少子化対策(子どもの貧困対策)は立ち直れないほどの後退をさせられたからです。

こんなに巨額な借金をしているのに『子どもの貧困対策』も『少子化対策』も『子育て支援』も出来ていない。そして増税の度に私たちが聞かされるのは『社会保障の為なら仕方ない』という理由です。

増え続ける国家の借金、減り続ける福祉行政、それでも次の増税理由は『福祉のため』です。

もうそろそろ騙されることに怒りませんか??





政治参加しなければ人生を他人に渡しているようなものです!
(デービッド・バースティーンさん)



















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Last updated  2014.07.29 10:55:32
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