心の中にあるものを、誰かに伝えることで、楽になることもあると思います。
私は思います。「亡くなった方にかなう者はない。」
どんな理由であれ、人の心に強く残ると思います。
‘気持ち、分かります。’なんて言葉は、絶対に言いません、人の気持ちを、ホントにわかる人間なんていません。そんな言葉は簡単には言えないけど、気持ちを楽にしてあげることには、協力したいと願います。 (2005.08.21 22:29:43)
私は思います。「亡くなった方にかなう者はない。」
どんな理由であれ、人の心に強く残ると思います。
‘気持ち、分かります。’なんて言葉は、絶対に言いません、人の気持ちを、ホントにわかる人間なんていません。そんな言葉は簡単には言えないけど、気持ちを楽にしてあげることには、協力したいと願います。 (2005.08.21 22:29:43)
2005.06.05
テーマ： 愛しき人へ(903)
カテゴリ： 秘密の傷跡
彼は、逞しく、優しかった。
背はアタクシよりちょっと高くて、筋肉質で、いつもすっきりとした格好をしていた。
実践的で、もの静かなのにひょうきんで、人気者だった。
動作も思考も決然としていた。
相談されると、まっすぐ相手の眼を見つめて、黙って聞いてくれた。そして問題の新しい見方を、結論に近づく道を、一緒に考えてくれた。
仲間の集まりなどでは、前に進んで指揮をとることはなかったけれど、自然に皆が彼の意見を重んじて、グループ内からリードをいつのまにか譲られていた。
動物好きで、アタクシ達の小さな妹や他の子供達は彼を選り抜いてじゃれついていた。
不思議な磁性を持つ、ごく自然に人を引き付ける明るい性格で、思わせぶりや秘密めいた素振りはしなかった。
そのさっぱりとした、素直な、清らかな心を、アタクシはいつのまにか愛していた。
愚かなアタクシを、彼は命懸けで愛してくれた。
そして、彼は、死んでしまった。
そして、アタクシは、亡き彼を、毎日想う。
背はアタクシよりちょっと高くて、筋肉質で、いつもすっきりとした格好をしていた。
実践的で、もの静かなのにひょうきんで、人気者だった。
動作も思考も決然としていた。
相談されると、まっすぐ相手の眼を見つめて、黙って聞いてくれた。そして問題の新しい見方を、結論に近づく道を、一緒に考えてくれた。
仲間の集まりなどでは、前に進んで指揮をとることはなかったけれど、自然に皆が彼の意見を重んじて、グループ内からリードをいつのまにか譲られていた。
動物好きで、アタクシ達の小さな妹や他の子供達は彼を選り抜いてじゃれついていた。
不思議な磁性を持つ、ごく自然に人を引き付ける明るい性格で、思わせぶりや秘密めいた素振りはしなかった。
そのさっぱりとした、素直な、清らかな心を、アタクシはいつのまにか愛していた。
愚かなアタクシを、彼は命懸けで愛してくれた。
そして、彼は、死んでしまった。
そして、アタクシは、亡き彼を、毎日想う。
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少しずつ・・・
xMasamix
さん
Re:少しずつ・・・(06/05)
タリア川の石
さん
xMasamixさん
＞心の中にあるものを、誰かに伝えることで、楽になることもあると思います。
有難うございます。xMasamix様の優しいお言葉にちょっと涙ぐんでしまいました。とても理解してくれる親友やパートナーにさえ、ずっと言えずにいたのです。少しでもしゃべり始めたら爆破してしまいそうで。なぜ、ココには少しづつでも書けるのでしょう。不思議です。
＞私は思います。「亡くなった方にかなう者はない。」
＞どんな理由であれ、人の心に強く残ると思います。
そうなのですね。友人や、祖父母や、同僚や、幼馴染みや、優しくしてくれた友人のお母様やお父様が他界してしまうと悲しくてやりきれない日々がありますが、その後しばらくすると暖かい思い出としてよみがえりますね。懐かしく思いかえせる様な。でもなぜかこの「亡き彼」の死の余韻は違うのです。十何年もたっているのに、本当に未練たらしく毎日、心が痛みます。
＞‘気持ち、分かります。’なんて言葉は、絶対に言いません、人の気持ちを、ホントにわかる人間なんていません。そんな言葉は簡単には言えないけど、気持ちを楽にしてあげることには、協力したいと願います。
お言葉、感謝いたします。お気持、とても嬉しく思います。xMasamix様、どうも有難う。 (2005.08.22 02:46:11)
＞心の中にあるものを、誰かに伝えることで、楽になることもあると思います。
有難うございます。xMasamix様の優しいお言葉にちょっと涙ぐんでしまいました。とても理解してくれる親友やパートナーにさえ、ずっと言えずにいたのです。少しでもしゃべり始めたら爆破してしまいそうで。なぜ、ココには少しづつでも書けるのでしょう。不思議です。
＞私は思います。「亡くなった方にかなう者はない。」
＞どんな理由であれ、人の心に強く残ると思います。
そうなのですね。友人や、祖父母や、同僚や、幼馴染みや、優しくしてくれた友人のお母様やお父様が他界してしまうと悲しくてやりきれない日々がありますが、その後しばらくすると暖かい思い出としてよみがえりますね。懐かしく思いかえせる様な。でもなぜかこの「亡き彼」の死の余韻は違うのです。十何年もたっているのに、本当に未練たらしく毎日、心が痛みます。
＞‘気持ち、分かります。’なんて言葉は、絶対に言いません、人の気持ちを、ホントにわかる人間なんていません。そんな言葉は簡単には言えないけど、気持ちを楽にしてあげることには、協力したいと願います。
お言葉、感謝いたします。お気持、とても嬉しく思います。xMasamix様、どうも有難う。 (2005.08.22 02:46:11)
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北米育ち在住・日本語学習日記
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バラの植え替え 猫の机さん
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Love Songs of my he… 滝本 紀伊さん
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