ぐうたらたぬき途中下車

ぐうたらたぬき途中下車

2013年06月08日
XML

嘉祥寺(深草聖天)

嘉祥寺(深草聖天)
京都市伏見区深草坊町
京阪本線・深草駅より南東へ徒歩12分

平安時代の嘉祥4年(851年)、文徳天皇は清涼殿の建物を移築し、年号をとって嘉祥寺(かしょうじ)と名付けました。

当時の嘉祥寺は、現在の位置よりもう少し南寄り、深草瓦町辺りにあったと言われています。名神高速道路をはさんで、仁明天皇陵のすぐ北側です。先帝・仁明天皇の菩提を弔うために建てたのだそうです。

当時は広大な寺域を持った大きな寺でしたが、平安時代末には衰えて、仁和寺の別院となりました。

鎌倉時代中期には藤原道基が再建を図り、安楽行院と名付けられます。しかし、室町時代の応仁の乱により、一部を除いて焼亡してしまいました。江戸時代の寛文年間(1661~73年)に再建された際には、安楽行院とともに聖天を祀って嘉祥寺も再興されました。


嘉祥寺(深草聖天)

嘉祥寺の本堂には歓喜天(聖天)を祀ることから「深草聖天(ふかくさしょうてん)」と呼ばれ、開運招福祈願の信仰を集めています。この聖天は、日本で最初のものだと言われています。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2013年06月09日 00時45分39秒
コメント(2) | コメントを書く
[街を歩いて見かけたもの] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: