わたしじかん

派手なおばさまを撃退したカフェ吉祥寺に、次の問題が
ということで、この話はひふみが主役

お忍びアイドルカップルにケーキを気に入られて、
結婚披露パーティの会場に、と頼まれたのはよかったけれど、
レポーターや雑誌記者が押しかけて、お店どころじゃない！
その上、パティシエのひふみはアイドルとわけありっぽくて
やけに攻撃的だし、ケーキは作らないなんて宣言するし、
このままじゃ、パーティどころじゃない！

挑発にのって作ったひふみのウエディングケーキ
どれもすごい！

一つ目はピンクのハートの三段重ね、生花を飾ったとってもラブリーな
「びっくりウエディングケーキ」
水あめで何重にもコーティングして、チェーンソーにも負けない強度
切れないというのは縁起いいけど、ケーキカットができなきゃしょうがない
次は、 「白と黒のケーキ」
丸いケーキが足台で支えられた三段重ねのケーキ
形は一般的なウエディングケーキですが、不吉な色合いの
上に仏像載ってるし、白と黒のストライプだし
ビターチョコレートクリームと言うことだけど、
青みがかったグレーはイカスミっぽいよ～～～
三つ目は、 「人生色々ケーキ」
てっぺんに黄色いマリア像、上から順に青から緑へグラデーション、
中段は人の形したものが側面に張りつき、下段は傾いた十字架が刺さった墓場
食べ始めは甘くスイート、二十種類のスパイスの刺激
結婚生活はそんなに甘くないよ、と教えてくれるんだそうです
最後は、白いボックスケーキに花を飾ったきれいなケーキ
タイトルは
「血塗られたウエディングケーキ、家政婦は見た血に染まる純白の花嫁、
湯煙の向こうに見えたものは……」
ケーキの中から、鮮血のようなストロベリーソースを撒き散らし、
あたり一面を血の池地獄に変え、新郎新婦は阿鼻叫喚に襲われること間違いなし……
って、ブラックすぎる！

三段重ねの虹色のカラフルなケーキ
これにはタイトルなかったですねー
とにかく、幸せになってくれという思いが一杯につまっていたのでしょう

これらのうち、どれかを自分の結婚式に出せと言われたら……
ひふみなしで作ったシンプルなフルーツとクリームの三段ケーキがいいですぅ
栗原さんと純くんが作ってくれたから（笑）

事の顛末が明らかになってみれば、
アイドルはアイドルでも、男性アイドルのほうがひふみと因縁の関係でした
パティシエ時代の先輩後輩で、ひふみが目をかけていて、可愛がっていて
それを裏切ってアイドルになったことがわだかまりになって、
ウエディングケーキを作らない！と意地になって……
そうだよねー（大きく頷く）
可愛がってたんだもんねー
二人を祝福するためのケーキを作れって言われても、感情的に割り切れないよね！
ひふみの方が（一方的にでも）恋愛感情を持っていた
でいいじゃん、と思いました

さてさて、影の薄い栗原＠神保さんは、枝葉の部分で大活躍
天地真理の物まねを披露したり（あまり上手くないけど）
ツンツン頭にしてみたり（意外に似合う）
シェフコートなのに前髪下ろしてみたり（素敵！！！）
天岩戸に閉じこもったひふみを誘い出そうと、手品を披露したり
一番年上で、お父さん的な立場だから浮きそうなところを
ノリのよさで馴染んでいる栗原さん
画面の隅で純くんとこちゃこちゃしているのが、愉快です