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2005年01月17日
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カテゴリ: クラシック音楽
昨日のブログは一口馬主のテーマに沿って書いたので、昼間出かけてたことについて書くのは差し控えました。競馬を見るのを差し置いてまで行って来たのは、今年初となるクラシックの演奏会でした。去年の7月に見に行って、ある意味虜になってしまったコバケン&日フィルです。

昨日実は出かけるか出かけるまいか、直前まで悩んでいました。なぜなら風邪を引いてしまったからです。熱っぽくてまぶたが重く涙が出そうで、のどが痛くて痰が絡んだ咳が出ます。けれど、ない金出してチケット買ったし、出かけてしまえば何とかなるかもしれないと、気力を振り絞って出かけました。とか書くとよっぽど重症風ですが、そこまででもないです。。。

会場はサントリーホール。小ホールは一度だけ行った事があるのですが、大ホールは初めてです。東京来てクラシックを聴くようになって丸9年が経とうかというのに、なぜかサントリーホールは今まで縁がありませんでした。念願かなってやっと参戦です。

サントリーホールは、客席が舞台を取り囲むように配置されていて、僕の席はコントラバスの後方でした。僕は一応コントラバスを弾いたりもするので、コバケンの表情を見ながら指揮されてる気分でコントラバスの後ろ姿を楽しもうと思っていたのですが、いざ座席に座ってみるとコントラバスは死角に入ってて全く見えない!!誰一人として見えませんでした。ありゃりゃ、いきなり出鼻くじかれました。けどその瞬間にベースの響きを満喫しようと頭を切り替えてました。そして実際このあとしっかり満喫させてもらうことができました。

体の具合はやはり悪く、いつもなら配布されたパンフレットを見て過ごすのですが、見てると目が痛くなって涙が出てくるのですぐにやめました。サントリーホール、美しかったけどホールの美しさを堪能することもままなりませんでした。

さて演奏会。前プロはドヴォルザークの新世界、メインはサン=サーンスのオルガン付きです。オルガンは井上圭子さんです。学生の時に井上さんに弾いて頂いてオルガン付きを演奏したことがあるので当時を思い出さずにはいられません。

新世界はたぶん生で聴くのは初めてですが、2楽章のあのメロディーは生で聴くとよいですね。誰にでもわかるように言えばまあ「遠き山に日は落ちて」なんですが、あまりにも有名すぎちゃって僕はちょっと敬遠してました。けれど、あそこは会場の99%がコーラングレの人を見てると思われますが、その緊張感のなかあの叙情的なメロディーが耳に入ると、心にしみ入るものがありました。プロは淡々とそつなくこなしてるだけなんでしょうかね?けどそつなくこなすだけの演奏会に感動は生まれないと思うのですが。プロはたぶん1年に2、300回も演奏会をやってると思うのですが、どういう気持ちで臨んでるんでしょうかねぇ。もし朝起きて顔を洗うような日常の流れでこなしてるとしたら、聴く側としては悲しい。いや、芸術・文化を日本のトップで担う人々にそんな気持ちはないかな。余計な素人考えか?

話がそれました。新世界4楽章は曲を体で感じることができました。やっぱり僕にとって生の醍醐味はそこです!CDやテレビじゃ感じられない体感。音の衝撃を体で受け止めている時が、来てよかったと思える時です。なのでこの時僕は具合悪いながらも来てよかったと思っていました。ドヴォルザークはいい意味で「土くさい」と評されることがあるような気がするのですが、そんなちょっと品がないんじゃないかとも思えるくらいの生音が良かったです。ヴァイオリンの弓が弦にゴリッとこすれたりするような音が。

休憩中は座席でずっと頭支えてうなだれてました。やっぱ体はきついです。。。

さてメインのオルガン付き。新世界よりもこれが聴きたくて来ました。僕の席からは右手に井上圭子さんがよく見えました。左にオケを見おろし、右にオルガンを見る。なかなかパイプオルガンを弾いてる姿を見ることは少ないので、オルガンの音が鳴ってる時は井上さんの方を見てることが多かったです。オルガン付きも、自分が演奏してるのを除けば生で聴くのは初めてです。けど弾いた事ある曲はやっぱり聴き方が変わってきます。自分が弾いてる気分になるというか、コバケンの表情豊かな指揮に乗って、頭の中で確実に楽譜を追ってます。そんな時は自分でも集中して曲に入ってることが多いので、なんだか具合が悪いのもオルガン付きの最中だけは少し回復してました。

2楽章2部は今日のクライマックス!これまでの最大音量!!体じゅうを音楽が揺さぶって突き抜けていきました。先述のとおり自分も弾いてる気持ちなので、かなり気分が高ぶっていました。炎のコバケンと称されるだけあってか、こういう曲はホントにいいですね。気持ちよかったです!

アンコールはハンガリー舞曲5番です。それと「そろそろ終わろうと思ったのですが‥」と前置きして、オルガン付きの最後の部分。あれ?前に見に来た時もこんなことが。そして会場はちょっとの笑いが‥。コバケン日フィルは2回目なのでまだよくわからないのですが、メインのクライマックスをアンコールでやるというのは実は恒例なんでしょうか?けどどこからやるか楽団員に指示出してましたし、コバケンの気が乗ったらやるということなのかな?しかしカーテンコールの時のコバケンの話にしろ、こういったアンコールの構成にしろ、日フィルと音楽監督コバケンがプロとしてのファンサービスというか、観客を大切にしていこうという姿勢と、それに伴って楽団を発展させていこうという決意が見えるようで、僕は好きです。だってまた来たいと思うもん。もちろんその前提にいい演奏があるのは当然のことではありますが。

去年見た時も今日見た時も満足させてもらったので、きっとまたコバケン日フィルを見に行くことがあるだろうなと思います。

さて、去年はたった1回しかクラシックを聴きに行かなかった僕ですが、来週の日曜も聴きに行きます。今から楽しみです!!





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Last updated  2005年01月18日 06時34分49秒
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