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昨日は”おめでたい花”として珍重されている福寿草に登場して貰ったのですが、しからば我が家で同居している福寿草は?というと、まあ何ともショボい状態です。10日余り前にコケの海で溺れかけた状態のポットに手を入れて、その後は暖房の効いた居間に取り込んでいるのですが、急な環境の変化に面食らっているのかも知れません。この調子では、開花に漕ぎ着けるのは2月に入ってからになりそうです。来年は正月前後に開花させられるよう、もう少し工夫してみようと思います。あくまで夏を無事に乗り切れたら・・・の話ですが...
2009年01月02日
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今年のお気に入り画像の最後は、昨日に続き栽培部門からサギソウです。品種名は『銀河』で、ホームセンターの園芸コーナーで10球730円で並んでいたものです(開封してみると9球しか入っていませんでした^^)。5号ポットに全球植え付けてしまいましたが、少し窮屈すぎたかと一時は後悔したものですが、いざ開花してみると、意外なことにコロニーで鷺が乱舞するような雰囲気が出て、想定外の出来栄えになりました。さて、今回の画像の紹介で2008年度の記事更新を終えることになります。皆様、よい年をお迎えください。
2008年12月31日
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今年のお気に入り画像-第3部は、栽培部門からのエントリーです。長い間花を付ける気配も見せなかったトキソウ(朱鷺草)が、この5月やっと開花しました。保護者(ワタシ)の興奮振りは半端ではなく、狂喜乱舞状態だったそうな。苦節ん年(?)、今年こそ・・、今年こそ・・・と春を迎え、見送った末のことでもあり、そこはまあ大目に見て戴きたいと... 。通販で苗を購入した時には、まるで”輪ゴムの切れ端”のような根っこが届き、目がテンになった記憶があります。新芽の元になるバルブはどこなのか、あるのかないのかも判らない状態のものを、5号のポットにミズゴケを充填して植え付けました。施肥の必要がない、というのが私に誂えたような特性だったようです ^^。
2008年12月30日
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今年のお気に入り画像-山で出会った草花第2弾です。画像は白馬三山から少し南に下がった、天狗山荘付近で出会ったウルップソウです。この日、白馬岳でもこの花に出会いましたが、すでに時期を過ぎて花弁は萎びて惨めな姿になっていました。その白馬岳のお花畑より標高の低い天狗山荘で、最盛期の容姿を留めていたのは、あくまで私の勝手な推測ですが、稜線から少し下ったこの平坦地の方が積雪が深く、遅くまで雪渓が残ったためではないかと思います。八ヶ岳などでこの花が咲くのは梅雨の末期頃で、私の場合梅雨が明け切ってから山行を開始する行動パターンのせいもあって、いつも末期の哀れな花しか見たことがなかったため、大感激の1日になりました。
2008年12月29日
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今年のお気に入り画像-第2部は、山で出会った草花です。今年の山野草写真で最大の収穫は、10年来探し続けた白花のカタクリ(片栗)に出会えたことです。毎年あっちこっちの名の通った群落地に通い詰め、”面通し”した花の数は軽く10万を越えている筈です。それだけに感激もひとしおでした。場所は山形県・飯豊山への登山コース、地蔵岳の某所です。今年は積雪量が多かったということで雪解けが遅れ、カタクリの開花時期も引きずられて遅れたようで、出会えたのはラッキーそのものでした。この反動で、本命のシラネアオイには会えずに帰るハメになってしまいました。距離が遠いのが難ですが、多分次のシーズンにも行きたくなると思います。
2008年12月28日
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家の近くの土手に自生する菜の花の、今シーズンの1番花が開花しました。この土手は比較的栄養分に富んでいて、自生する雑草も菜の花も比較的ずんぐり太ったものに育ちます。そんな環境のはずなのに、このヒョロっとした姿はどうしたことか、余計なお世話ですが心配になります。この株の草丈は30cmほどなのに対して、普通に育っている他の株はまだ5~10cmぐらいです。この土手が黄色く埋まるのは、まだ大分先のことになりそうです。
2008年12月21日
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半月前に紹介したタチツボスミレの近況です。ツボミの膨らみは少しだけ増したようですが、開花はまだかなり先のことになりそうです。春本番の開花の進み具合と比べると、何ともノンビリした歩みです。暖かい日が続いているとはいえ、朝晩は霜が降りる寸前まで冷え込むこともあります。このスミレも寒さに震えながら、機が熟するのを待っているのでしょうが、もしかしたらタイミングを見誤ったことを悔やんでいるかも知れません。
2008年12月17日
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何回か紹介したツリガネニンジンの近くで、アキノキリンソウ(秋の麒麟草)を見つけました。日当たりのよい山地をホームグランド(?)とするらしいこの野草を、これまで高山帯でしかみたことがなかった私には、こんな身近なところで目にすることができるのはうれしい新発見です。この場でも何度かボロクソけなして来た、あのセイタカアワダチソウとごく近い仲間だという点には、引っかかるものがありますが、そこは割り切ってこの花を応援して行くことにします。取り敢えず種子を結んだら、少しだけ頂戴して我が家のポットに蒔くことにしようと思います。
2008年12月09日
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これも陽だまりでポツポツ見られるムラサキカタバミ(紫片喰)です。アメリカからの帰化植物だそうで、花期は春から夏にかけて。半年も時期をずらして咲いているのを見ると、何となくうれしくなるし、逆境に立ち向かう姿に敬意を払いたくなります(ホントのところは、ただ寝惚けただけだったりして ^^ )。この草花の近縁種で、二周りほど小さい黄色の花を咲かせるカタバミは、至るところで見かける雑草で、我が家のポットガーデンでも猛威を振るっています。抜いても抜いても、どこからか種子が飛んで来て発芽してしまい、少し油断するとポットの底まで根を張り巡らして、主役の座を奪い取ろうとしています。
2008年12月07日
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埼玉県のmさんからエゾスカシユリ(蝦夷透百合)の球根を戴きました。秋の植え替えを行った際掘り出した、分球した小球根だそうです。これでも種蒔きから始める場合と比べると、開花までの期間を3~4年は短縮できるはずです。我が家のユリ科の草花コレクションは、クロユリとオリヅルランの2点だけだったので、家族が増えたようでうれしい限りです。花を付けるまで2年ぐらいかかるかも知れませんが、大切に育てて行こうと思います。ところで、スカシユリの”スカシ”の由来は、6弁の花弁の付け根に大きな隙間があって、向こう側が透けて見えることによるものだそうです。手持ちの画像がありませんので、こちらのサイトを参照ください。
2008年12月03日
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暖かい陽だまりではタンポポが始動しています。この固体は一昨日紹介したスイセンに近くで咲いていたものですが、運よくイノシシの掘削被害を免れたようです。あいにく太陽が大きな雲に隠れた時の撮影したため、黄色に鮮やかさが欠けているのは残念です。折角きれいに咲いたタンポポには気の毒なのですが、この時期に咲いた花は、早く目覚めて春を待ち切れずに咲いたのか、今年の春咲くはずのものが寝過ごして慌てて咲いたのか、判断に迷うことがあります。もう一段の厳しい冷え込みを経験したり、年が変わってから咲いたものには、何の疑いもなく「早い目覚めだね~」と賛辞を贈るのですが、これは不当な差別かも知れません。
2008年12月02日
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昨日取り上げたスイセンから200mほど離れた陽だまりの草地では、スミレがツボミを膨らませていました。この先、霜を伴うような冷え込みがなければ1週間ぐらいで開花するのではないかと思います。葉の形から見て”タチツボスミレ”だろうと思うのですが、そうだとすれば開花時期は3~5月の筈で、時期がズレ過ぎています。週間予報ではこれから冷え込みが厳しくなりそうで、このスミレが無事に開花できるかどうか、余計なお世話かもしれませんが、心配になります。
2008年12月01日
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いつも通う野草ウォッチングコースで、スイセンが開花に向けて始動していました。ツボミはまだ全体が薄皮で包まれていますが、開花までそう時間はかからないかも知れません。昨年の同じ時期に、1kmほど離れた別の場所ではすでに開花していたのを思い出しました。近いうちに、そちらにも足を向けて、様子を見に行ってみようと思います。それはそれとして、このスイセンの周囲の荒らされ様は困ったものです。昨年の今頃は他にもたくさんの春の花が見られたのものですが、今は踏み荒らされ、掘り返されて悲惨な状況です。流石に有毒のスイセンには近付いた様子はありませんが、他の雑草類はかなりのダメージを受けています。残されたチョキ形の足跡から推測して、犯人はイノシシのようです。
2008年11月30日
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昨日紹介したミヤコグサの群落と、さほど離れていない田んぼの土手で、白花のツリガネニンジンを見つけました。”白花”とはいっても、本当のところはごくごく薄く、ほんのりと紫を帯びています。円内はこの付近で普通に咲いているツリガネニンジンで、比較すれば”白”扱いを了解戴けるのではないかと思います。自然界での純白のツリガネニンジンの目撃談や、Web記事をよく目にします。私の場合、残念ながらそうした幸運に恵まれたことは一度もありません。来年からの夏の山歩きでは、目を皿のようにして白花を探す、という新たな課題ができたようです。何はともあれ、この花が種子を結んだら、少し頂戴して自宅で様子を見ようと思います。
2008年11月26日
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走りのミヤコグサ(都草)が咲き始めました。セイタカアワダチソウが盛りを過ぎて、黄色に対する拒絶反応が少し和らいだ頃、この花がソロリと咲き始めます。マメ科の多年草で、茎は地を這うように広がります。当然花が咲くのは地表から数cmの位置で、ぼんやりしていると見逃がすばかりでなく、踏み付けてしまうかも知れません。ここのミヤコグサが最盛期を迎えるのは来月半ば頃で、その時期には今年は立ち会えないかも知れません。
2008年11月25日
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昨年見つけた、ヒナギキョウの生育場所に様子を見に行ってみました。時期は昨年より1ヶ月以上遅いのですが、まだ少しは咲いていました。花の直径は1cmあるかないかの小さな花で、形も色合いも立派なキキョウですが、草丈は10~15cmしかなく、多分ほとんどの人がこの花に気付かずに通り過ぎているに違いありません。残念なことに、この生育地にも危機が迫っています。河川改修で土手が掘削工事の対象になってしまっているためで、今年が見納めになるかも知れません。場所を変えて定着するかどうか判りませんが、他の場所に植えてみようということで、種子を少し持ち帰りましたが、さ~て、どこに蒔くのがいいのかね~。
2008年11月14日
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田んぼの土手や道端でヨメナが見られる時期になりました。セイタカアワダチソウのケバケバしい黄色に辟易した目には、ヨメナの控えめな淡い紫は新鮮に映ります。”淡い”とはいいながら、開花直前のツボミは濃い紫をしています。開花から時間が経つにつれ色合いは薄くなり、落花間際には殆ど白に近い色調になってしまいます。春の若芽はおひたしやゴマ和えにして食用になるらしいのですが、生憎その時期にはタンポポや菜の花に目先を奪われて、ヨメナの若芽に注意を払った記憶がありません。いや~、面目ない...
2008年11月11日
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昨日の記事の中で、サラッと流してしまったツリガネニンジンに再登場して貰います。ソバナやシャジンと同じキキョウ科の野草で、花の形はいずれもきれいな釣鐘型をしています。8月から9月にかけて山を歩いていると、この花によく出会います。月山や朝日岳では、登山路の両脇を埋めるように、大きな群落を形成していたのを思い出します。そうした山岳系のものと比較すると、1節当たりの花の数が圧倒的に少ない上に、花茎(軸?)も細くて軟弱そのものです。田んぼの土手で咲いていて、肥料分に不足はない筈なのですが、猛暑の環境には順応しきれないのかも知れません。
2008年11月04日
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久し振りに野草探索コースに散歩に出掛けてみました。ちょうどツリガネニンジンが満開で、薄紫の釣鐘型の花が風に揺れてとてもきれいでした。ミヤコグサもぼちぼち咲き始めています。そうした秋から冬の草花の傍らに、時期外れのサクラが咲いていました。色付いた柿の実や、セイタカアワダチソウをバックにした画像は、何となく不釣合いですが、11/2時点の現実の風景です。恐らく毛虫などに葉を食い散らかされて丸坊主になったことで、不覚にもこの時期に咲いてしまったものと思われます。そう言えば我が家でも、今年は毛虫による草花の食害が、例年になく多かったよな~~。
2008年11月03日
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荒川三山で出会った草花のPart-2です。左はタカネナデシコ。森が途切れ始めて、日当たりが良くなる草地に、小さな群落を作って咲いていました。この花の仲間は、詳細に見ると別品種なのでしょうが、標高0mに近い川原から、3000mに近い高山帯まで、広い範囲に分布しています。環境対応能力はずば抜けて高いようです。右はタカネマツムシソウ。山頂に近い砂礫地の草むらにたくさん咲いていました。最外周の花が寿命を迎える頃には、内側の小花が順番に入れ代わって咲く、という繰り返しで長期間見ごろが持続します。画像には納められませんでしたが、直径2cmぐらいのネギボウズ状の種子も、可愛くて見ものです。
2008年10月06日
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今回は荒沢三山で出会った草花をご紹介。登山道に入り最初に気付いたのは巨大なアザミでした。足場の問題もあり、最大級のものにカメラをむけることはできませんでしたが、後で休憩した場所に咲いていたものを撮影して来ました。この固体の大きさは花の直径は4~5cm、ゴルフボール大といったところです。名称はフジアザミといい、富士山の周辺に多いことから名付けられたとか。花の直径は、大きいものでは10cmに達するものもあるそうで、国内で見られるアザミの中ではダントツの大きさだそうです。ということは、ゴルフボール大なんぞは、まだまだ”ハナ垂れ小僧”ということでしょうか。
2008年10月05日
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先般の雨飾山と後立山縦走で出会った草花を加えて、スライドショーを増補・改定しました。山野草に興味をお持ちの方はご覧ください。 こちら からどうぞ尚、左は杓子岳で出会ったミヤマシオガマ(深山塩竈)です。
2008年08月22日
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近くの池にハスの花の見物に行き来ました。棚田の一角を占める野池にハスが生い茂っているのですが、レンコンを掘る様子も見たことがないし、手入れも殆ど行われている気配はありません。規模から見て収益が成り立つ広さでもないことで、一種の”耕作放棄地”になってしまった様で、10年ほど前には『ハス田だ!』とはっきり認識できたのですが、今ではハス田なのかアシ原なのか判別に困るほど荒れてしまいました。今ではフナやメダカ、カエル(アメリカウシガエルなど)の絶好の棲家であり、年に1、2回カメラをぶら下げて訪れるジサマの癒しの場になっています。
2008年07月23日
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先般の妙高登山で出会った草花で、名前が分からず何となくウジウジしていたものが、この程やっと解決しました。出会ったのは、標高2000m付近のオオシラビソの森。パチンコ玉ぐらいの紫色のツボミのような、果実のような蔓性の草花ですが名前は??です。取り敢えず画像はゲットして来たのですが、帰宅後住居の立ち退き交渉が本格化して、調査は店晒しになっていました。交渉の目処が付いたところで再調査のかかり、ミヤマハンショウヅル(深山半鐘蔓)であることがやっと分かりました。今の心境は、長く続いたベ●ピが、久し振りに通じたような爽快さです(失礼!)。
2008年07月19日
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地蔵岳一帯でカタクリに次いで多かったのが、このイワカガミ(岩鏡)です。これまで他の山で見て来たものは、左の画像のような淡いピンクから濃いピンクのものばかりだったのですが、この山では白いものが半々ぐらいの比率で咲いています。ネットで検索してみると、色合いは変異によるものと説明されています。これまで白系のものに出会わなかったのは、単なる偶然か、不運によるものでしょうが、いずれにしてもこの山系は発見や確認することの多い、懐の深い山であることに間違いはありません。ちょっと遠いのが難点ですが、また訪れたい山の一つです。
2008年06月14日
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地蔵岳(1539m)山頂付近は雪解けが先行していて、登山コースの両側はお花畑状態です。といっても、咲いているのは夏のお花畑と比べると種類は限られます。その中で、最も多くを占めるのはカタクリです。可憐なピンクの群落の中に、長い間憧れ続けた白花のカタクリを見つけました。この10年余り、各地のカタクリの名所を訪ね歩いて、目を皿のようにしながら、白花を探し続けましたが、これまで一度も出会うことはありませんでした。それがここに来て、一度に3株もの白花に出会えて、本命は空振りに終わったものの、大満足して帰って来ました。V(^o^)~♪
2008年06月13日
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今回の山歩きの主目的はシラネアオイだったのですが、群生地一帯はまだ分厚い雪渓の下でした。尾根の頂上部は、雪が風に飛ばされたりして薄いため解けるのも早く、ここから春の草花の芽吹きと開花が始まり、下に向かって広がっています。暖かい麓から頂上に向かって花が咲いていく、という固定観念は、狭い尾根筋付近では適用除外なのかも知れません。画像は尾根のピーク付近で咲いていた、数少ないものです。そんな訳で、ことシラネアオイに関しては、空振り同然に終わりましたが、代わりに開花期が少し早いカタクリやショウジョウバカマ、イワウチワの満開の現場に遭遇する結果になりました。
2008年06月12日
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”もう一度、花子に逢たい”一心で飯豊山(山形県)まで遠出して来ました。昨年同じところに出掛けて、シラネアオイの大群落に狂気乱舞したのですが、いい事ばかりという訳にはいかず、続いて登った蔵王山でそのカメラを紛失してしまい、結局何もなかったことになってしまいました。今回はそのリベンジです。今年は桜も早かったし、季節の進行は多分早いんだろう...と、軽い発想で出かけてしまいましたが、現実は降雪量が異常に多かったとのことで、1500m付近から上は、登山道は雪の中でした。画像は残雪の消えたところで咲くイワウチワ(岩団扇)、私のお気に入りの一つです。
2008年06月11日
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先般両神山に遠征した際、農業用水路から溢れた水流の中で、ペタペタと緑のマンジュウを貼り付けたようなコケの塊を見つけました。コンクリートブロックに、縦長に列を作るように並んで張り付いていました。品種名は見当も付きませんでしたが、半球形の丸みがかわいくて、つい一つ二つ連れ帰って来ました。品種・名称調べもこれから、環境の違いを克服できるかも未知数、という乱暴な同居の開始ですが、取り敢えず富士の溶岩塊を買い求め、それに乗せて根付いてくれることを祈ることにしました。ところで富士の溶岩は、期待通り順調に水を吸い上げてくれています。
2008年05月28日
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3年前、自然に帰したムサシアブミの定着した様子です。ここには1株だけ植えたのですが、それが5倍に増え、草丈は50cmを超える大株に成長していました。ベランダのポットではとても実現できないサイズです。この地域一帯には猪が激増しているとのことで、確かに獣道やヌタ場(猪の泥浴び場)もそこここで確認できます。くっきりとチョキ型の足跡も残っていて、日々闊歩している様子が伺えます。自然薯(ヤマイモ)やミミズなどを探して、土を掘り返した形跡は多数認められますが、サトイモ科のこの草が襲撃されずに生き残っているのは、美味しくないことの証明かも知れません。
2008年05月20日
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一昨日のハマナスの補足です。ここには一般的な赤花に混ざって、白花のものも植えられています。我が家の株は、一面赤花の咲く自生地(北海道、野付半島)で採取した実から芽生えたものなので、赤以外が咲くことは望むべくもありません。ここの白花を見ていて、何となく欲しくなってしまいました。時機を見て実の採取に行ってみようと思います。本四高速会社の皆さん、どうかお目こぼしをm(_"_)m。
2008年05月12日
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神戸淡路鳴門自動車道・淡路インターの緑地帯でハマナスの花を見かけました。よくまーこんな暑くて乾燥したところで・・・というようなハードな環境です。自生の南限は日本海側で鳥取県、太平洋側で茨城県、というようなことを何かで見たように記憶していますが、人間の手で植樹すれば、ここ淡路島でも生息は可能らしいことが確認できました。翻って我が家のハマナスは、というと実生4年目にして未だ開花の兆しは見えません。南限を超えていることへの配慮から、最も気温の上がりにくい場所(但し日照少ない)をあてがい、過保護に育ててきたためかも知れません。
2008年05月10日
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先だって高知県某所でシュンラン探索に歩き回った際、徘徊の副産物として出会ったユキモチソウ(雪餅草)です。野生の風格とでもいうか、ガレ場の深い雑草の中でも逞しく花を咲かせていました。この他にも多数のユキモチソウに遭遇しましたが、薄暗い杉林の中だったり、雑木に取り巻かれた沢の縁だったりで、光量不足で手ブレしているものが多く、使えそうなのはこの1枚だけでした。この固体は葉っぱにきれいな”斑”が入っていますが、我が家の株にはこの”斑”は認められません。生育環境で操作できるものなら挑戦してみるのですが、一体どうすればいいやら ・・・。
2008年05月09日
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農道をブラブラ歩いていて、ニワゼキショウ(庭石菖)を見付けました。原産地は北米で、明治に入って観賞用に輸入されたものが、広がったもののようです。草丈は10~15cm、花の大きさは1cm前後の極めて小さいのですが、6枚の赤紫の花弁に鮮やかな濃紫色のストライプが入っており、花の根元は濃い黄色です。漢字名に”菖”の文字が入っている通り、激ミニサイズながらアヤメの仲間だそうです。アップで撮影してみて、すっかり気に入ってしまいました。山野草マニアの某サイトで、「種子提供」コーナーに載っていたのを思い出しました。早速申し込んでみようと思います。
2008年05月07日
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帰省を兼ねて、高知県の某所に以前移植した山野草の様子見と、増えて置き場所に困る品種の移植に行って来ました。以前移植したものはしっかり定着して株数も大幅に増えています。今回はサラシナショウマ、ムサシアブミ、サワギキョウとハマナスの4品種を持ち込んで植え付けて来ましたが、無事に定着するかどうか・・・・ふと思い立って、昔よく見かけたシュンランはないか探し回りました。荒れた人工林の山中徘徊1時間、やっと見つけたのが左のものです。ざっと40年以上のご無沙汰でした。昔は、この時期なら100歩も歩けば見つけられたものが、これほど探さなくてはならないとは、寂しい限りです。
2008年05月05日
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どういう過程で種が運ばれたのか、ハマナスのポットにスミレが芽生えて花を付けました。早速図鑑サイトをあっちこっち渡り歩いて、品種名調べです。???スミレというように、頭に何かくっ付くことを期待していたのですが、この画像の色や形に合致するのは、ただの”スミレ”でした。何となくがっかりしたような気分です。ところでスミレ類の種子は、タンポポなどのように風に乗って運ばれる構造ではなく、種子に”エライオソーム”という、蟻の好物が付着していて、巣に運ぶ作業に便乗して広がるそうです。蟻が食用にするのはエライオソームだけなので、種子は無事に発芽できるのだとか。
2008年04月15日
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不入山+四万十川徘徊の岐路、久し振りにレンゲソウの白花を目にしました。場所はNexcoの高速道延伸工事現場とR56の間のわずかばかりの空き地。走行中、一瞬それらしきものが目につき、引き返して再確認してみると実に多くの白花が咲いていました。で、暫しシャッター休憩となりました。私が小さかったころ(半世紀も経ちました)、当時はほとんどの田んぼにレンゲソウが植えられ、家畜のエサなどに利用されていました。その大部分は普通の赤花だったのですが、中にごくごく少量の白花が混ざっており、これを探し出して数を競って遊んだものでした。
2008年04月06日
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昨日はいきなり残雪の中で咲く福寿草をご覧戴きましたが、実際に雪の中で咲いているのは、ほんの一部です。開花は雪の消えたところから始まるため、大部分が雪とは縁のないところで咲いています。それはそれとして、この花は夜は花を閉じてしまいます。日中でも天気が極端に悪いと、開かないこともあるようです。早春の気象変動の激しい時期に開花する種の、自己防衛でしょうか。開花した時の花の形状もパラボラアンテナのような形をしていて、光が花の中心部に集まるため、カメラの露出量決定に骨の折れるターゲットではあります。
2008年03月11日
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少し遠出をして、高知県大豊町の”福寿草の里”を散策して来ました。事前の下調べで、町役場のKさんから戴いた情報では、例年よりかなり遅れているとのことで、予定を2週間ほど遅らせての決行となりました。ところどころに残雪も見られる里山で、春の使者を存分に楽しむことができました。開花状況は7分~8分咲きというところでしたが、適度にツボミが混ざって、画面構成上は絶好の時期だったかも知れません。惜しむらくは空模様で、雲の切れ間を待ちながら、恐ろしく時間のかかる撮影行になってしまいました。
2008年03月10日
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昨日紹介したツクシから少し離れた農業用倉庫の軒下で、細々とレンゲソウが咲いていました。この辺り(淡路)の農家では、夏の米作が終わった後、冬はタマネギや野菜を植え付けるなどして、農地を高効率で回しています。従って収穫の終わった田んぼにレンゲソウを植える、というケースは少なく、田んぼの一面を埋めるレンゲソウ、などという風景は稀にしかお目にかかれません。この倉庫の周囲の田んぼにも、タマネギが植えられていてレンゲソウが植えられた様子はありません。この固体は、何かの拍子に飛散した種子が芽を出し、開花し、種を散らしながら細々と命を繋いできたもののようです。
2008年03月04日
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とうとうやって来た黄砂で、海も山も風景がかすむ中、昨日見落としてしまったツクシを、リベンジ撮影に出掛けました。現場周辺をよくよく観察すると、たくさんのツクシが顔を出しています。これを見落とすとは、野草ウォッチャーは免停ものです。中には既に胞子を飛ばしているものもありました。そんな中で、3本のほぼ同じ背丈のツクシが、1箇所に並んで顔を出していました。ひと頃○○三兄弟なるキャッチコピーがもてはやされましたが、さしずめこれはツクシバージョンというところでしょうか。
2008年03月03日
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「やっと暖かくなったな~♪」などと、鼻歌交じりに田圃道を歩いていると、土手でこの辺ではあまり目にすることのない黄色のスイセンを発見。特段の目的もなくパシャパシャとシャッターを押して、その場を立ち去りました。帰宅して再生してみると、大きな見落としをしていたことに気付きました。画面の下部中央と右中央部に、何とツクシが写り込んでいるのです。ほんの2、3日前まで、寒さにブルってしまい、外に出るのも億劫になっていたというのに、季節は確実に歩を進めていたようです。ということなら、そろそろ徘徊熟年もエンジン全開と参りましょうか。
2008年03月03日
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昨日は久し振りに10℃を超えるか、という陽気に誘い出されて、いつもの散策コースを歩いてみました。満開状態のタンポポやスイセンに混じって、オオイヌノフグリが一斉に咲き始めています。かなり高密度です。この時期、ホッコリと暖かみが感じられる菜の花やタンポポなど黄色系統の花が多い中で、この青系統の花には新鮮味があります。花の大きさは1cmほどの小さなもので、草丈も10cmほどの地を這うような雑草で、密集した群落でもない限り見過ごしてしまいそうです。それにしても、誰が付けたのかこの名前は...お気の毒の一語に尽きます。
2008年02月20日
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冬枯れのオヒシバ(雄日芝)に埋まりかけた草原で、鮮やかなオレンジ色の花が咲いていました。園芸店や他所の花壇で見たような気はするのですが、名前が判りません。で、いつもの植物名の問い合わせサイトに投稿すると、2分ほどで回答が帰って来ました。キク科カレンデュラ属のフユシラズ(冬知らず)だと。外来の園芸種で、花期は10月から4月と長いそうです。どこかから種子が飛んで来たのか、あるいは誰かが捨てたのか、経緯は分かりませんが、殺風景な草原に彩りを添えています。宅地開発などの環境変化がなければ、ここに冬だけのお花畑ができるかも...などと期待してしまいます。
2008年02月01日
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寒い+天気が悪い=コタツの番人 という数式が成立して、ここのところ野草ウォッチングも欠勤続きで、ネタが切れてしまいました。で、今回は半月前の素材のホコリを払って、ホトケノザの再登場です。田畑の工事などで表土を山積みした現場でよく目にするのがこの草で、短期間のうちに広がってしまいます。この時期の厳しい寒さをものともせず、たくさんの花を咲かせています。農家とっては宿敵なのでしょうが、よくよく見ると花の形は特徴的で、色合いもきれいです。別名”三階草”ともいいますが、花の付け根を蓮華座のように取り巻く葉が、階層構造になっていることに由来するとか。
2008年01月30日
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山にシバ刈りに行っても、川に洗濯に行っても、或いは車を走らせても、目にしない日はないぐらい、野辺に、花壇にスイセンが咲き誇る季節がやって来ました。画像は月一のペースで通っている”御井の清水”に水汲みに行った際、水場の脇の畑で咲いていたものです。見た目のきれいさにつられて思わずカメラを取り出したのですが、あいにく曇天の夕方で貧弱な光線だったため、立体感の乏しい平板な仕上がりになってしまいました。天気の回復(できれば気温も・・)を待って、汚名返上の撮影にトライしなくては、と思っています。
2008年01月29日
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昨年12/5に紹介した、八重咲きのスイセンに会いに行って来ました。前回来た時とは、何だか様子が変わっています。前回は気にもしなかったのですが、溜池の土手に生い茂っていたススキやセイタカアワダチソウなど、背の高い雑草が刈り払われて、周囲が明るく開けたような雰囲気になっています。そのあおりを食って、多数のスイセンが刈り倒されてしまっていますが、多少のダメージはものともせずに、”満開間近”を思わせる勢いです。まだツボミだけの群落もあって、全部が八重咲きかどうかは不明ですが、頃合を見てまた行ってみようと思います。
2008年01月23日
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散歩でよく通る土手の道で、ノゲシ(野芥子)がヒゲボウズを付けていました。畑や花壇のトップクラスの嫌われ者で、花壇などで見つかろうものなら、芽を出すと同時に抜き取られる存在なのですが、この固体は運良く人目の届きにくい河川の土手に種子が着地したことで、生命の危機に晒されることもなく、世代の引継ぎに成功しそうです。本来の花の時期は春なのですが、この辺りでは今時でも花を付け、種子を実らせています。花はタンポポにソックリなのですが、ヒゲボウズはとげとげしいタンポポのそれと比べると、見た目も触感も随分ソフトです。
2008年01月21日
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京都地方気象台によると、1/8、タンポポの史上最速開花を観測したそうで、同日のニュース番組を賑わせました。(参考:京都新聞・電子版)それほど注目を集めることはありませんが、我が家の周辺ではニホンタンポポはとっくに咲き揃っています。画像ライブラリをめくってみると、新しいところで1/5、年を遡って12/18、12/16に画像の記録が残っていますが、暖かいとはいってもこの時期、花粉を運ぶ虫がいないためか、ヒゲボウズは全く見当たりません。ところで、”開花日”を気象庁のHPで調べると、「対象とする植物の花が数輪(サクラについては5,6輪)咲いた日」となっています。今回のタンポポの例のように、どんどん開花が早まって、12月に咲き出したらどう判定するんでしょうか。
2008年01月14日
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庭先や公園の花壇で、更には野辺の自生地で、スイセンが開花し始めています。左の画像は、とある棚田の石垣脇で咲いていたものですが、冬枯れの寂しい草むらで、そこだけ明るさが感じられます。山も草花も眠りに付くこの時期、これまで何度か時期外れをテーマにした記事を取り上げて来ましたが、このスイセンばかりは今からが時期で、早くもなし、遅くもなしというところです。当地に2箇所ある名の通ったスイセンの群生地での、Web開花情報も動きが始まりました。しばらくの間、アンテナの感度を上げて、ベストの時期を選んで見物に行ってみようと思います。
2008年01月14日
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