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以前もYahooニュースを読んで、こんなことを書きましたけど、また何日か前のYahooニュースで、下の様な事が載っておりました。母の腸内細菌減、子どもの脳に影響か 福井大チーム、発達障害と関連可能福井大の研究チームが、腸内細菌の少ない母親から生まれた子どもに発達障碍が現れる可能性がある事を妊娠マウスの実験で示した、という事です。以前の記事では、「自閉症児は腸内細菌の種類が健常者に比べて非常に乏しい」という内容でしたが、今回のは「母親の腸内細菌が少ないと、発達障碍児が生まれる可能性が大きい」って事らしいです。似た様な内容っちゃあ、内容なんですが――※どちらもまだヒトではなく、あくまでもマウスでの実験段階での発表ですがかくいうワタクシめも、腸内環境には全く自信の無いの方。普段から便秘がちだし(そんなに重い方ではないけど)、一時期は過敏性大腸炎の気もあったりして、何度も途中下車してしまったりとか――妊娠中はホルモンの関係上、便秘に傾くとはいえ、普段よりかなり重くなって悩まされましたし、(食事とかも気を付けていたつもりなんですが・・・ヨーグルトも食べてたし)それが原因の一つとか言われたら、なんか責任感じちゃうな・・・文面だけ読んでたら、ワタクシと同じ様に思うお母さんって多いんじゃないかと思います。まあ、先述の様にまだマウスでの実験段階で、人間に関してもそのまま全て当て嵌るかどうかは不明だし、腸内環境を整えるというヨーグルト等を積極的に摂る国の人とそうでない国の人との比較なんかも興味がありますけど、こちらの記事を読む限りではその様な比較は無さそうです。それに、「あくまでリスクの一つ」って書いてありますので、これが全ての原因って訳ではないのですけど――今後の研究発表に注目、ですね・・・ WEB拍手設置してみました。 出来ましたら拍手お願いしますw(メッセージも送れます)ランキング細々と参加中(笑)よかったら「ポチポチ」っとお願いしますm(_ _)m ↑1日1回1クリック~♪↑
2016年01月26日
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ぼちぼちGW旅行日記を上げようかと思ったのですが、昨日からフォト蔵さんの調子がイマイチ良くないので、こちらを先に上げます。(ちょっと長いです。長くて硬いのが苦手な方はスルー推奨)昨日、たまたま付けたNHKの朝の番組で発達障碍の特集が放送されていました。大人の発達障碍。旦那さんが発達障碍という奥さん2人。・物事に夢中になると話掛けても返事をしない・物事の順番に非常に拘る・ストレート過ぎる物言い見たまま、感じたままをそのまま口に出してしまう)・曖昧なモノの表現が嫌い(「凄く」とか「大体」では通じない)・・・等、発達障碍特有の行動から、意思疎通がうまくいかず奥さんの方が孤立感を深めて、うつ病を発症する場合もあるんだとか。ただ、番組で紹介されていたご夫婦はかなり大変な時期もあった様ですが、今では旦那さんも奥さんの話に耳を傾け、特性に合わせて上手に役割分担しておられましたが、残念ながら、皆がこう上手くいくとは限りませんよね。まず障碍というか、その何気ない言動が妻を苦しめている、という事を、本人に認めてもらうのが難しい。医師に診断を貰うのがベストでしょうけど、ご本人に自覚が無いのなら、病院に連れて行くのも一苦労でしょうから。小さい子どもなら引っ張ってとか、上手い事おだててとか出来ると思うんですけど、大人はそうはいきません。診断を貰う事が出来ないとなると、奥さん側から話をして、納得してもらう事になると思うのですがここはこう、などと指摘されても「何がおかしいんだ?おかしいのはお前だろ!」と、全く受け入れない人や、逆上する人もいると思うし。寧ろ、そんな人の方が多いかもしれません。今でこそ、こういった情報がテレビ等を通じて色々発信されるようになりましたがこれが昔だと、世間的にも「主人の言う事に、妻は従って当然」という風潮が普通だった時代。周りに相談しても、分かってもらえず我慢するしかなかったんだろうなと思います。番組でも言ってましたが、早期に診断を受ける事の大切さが分かります。子どもの頃に診断を受けて、早めに対処出来ると本人も、周りの人もずっと楽になります。大人になってからは、色んな面で本当に大変です。地域でも、3歳児検診等では早期発見する事から幼児期から学童期を経て、果ては就職時まで一貫してフォローする事に着手している自治体もありますが、まだまだ少ないし、世間的にも理解が進んでるとは言えません。学校の先生方の中にも、失礼ながら「この人ホンマに分かってんの? 理解しようとする気、あるの?」と思う人もいたりします。本当はあらためて言わなくても、困っている時にはフォローが当たり前な全ての人に優しい社会になるのが理想だけど――――なかなか難しいでしょうね・・・姫も、あと何年かしたら就職する事になるでしょうけど、はっきりいって、心配しかありません・・・社会に出たら学生時代の様に、全ての事を親がお膳立てする訳には行かないですからね。まあ、その前にある筈の、進学も心配なんですけど。今ちょっと人間関係構築に苦労しているもんで例えば療育園時代の先輩方も、姫よりずっと障碍が重い人が多いので、就職先等もあまり参考にならないんですよね・・・障碍のパターンは人それぞれ。全く同じになるという訳にはいかないでしょうが、参考になるケースが、欲しいのですけれど――ゲストの栗原類さん、自らも発達障碍であると告白されてました。何となく言動が「っぽいな」と思った事もありましたが、当事者だったのですね。感覚過敏もあり(大きな声とか音が特に苦手だそうです)、幼い頃は音楽の授業などで、教室から飛び出してしまったりなど当事者ならではの苦労もあった様です。こうやって知名度のある方が告白されると、一般の方よりも、関心を持ってもらえるので理解が進む手助けになると思います。芸能界って特殊な世界なので、私達が分からない様な苦労もあるかと思いますが、これからも更なるご活躍をお祈り致します。 WEB拍手設置してみました。 出来ましたら拍手お願いしますw(メッセージも送れます)ランキング細々と参加中(笑)よかったら「ポチポチ」っとお願いしますm(_ _)m ↑1日1回1クリック~♪↑
2015年05月26日
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バックデイト日記、まだまだ溜まっておりますが、今日もリアル日記からです。今日もYahooニュースを見ていたら、こんな興味深い記事が目に飛び込んできました。自閉症、腸と脳のつながり明らかに米国疾病予防管理センター(CDC)によると自閉症を持つ子どもには胃腸障害が多く、自閉症児が慢性的な下痢や便秘を経験する可能性は健常児より3.5倍以上高いのだそうです。アリゾナ州立大学の研究者チームが健常児と自閉症児の便検体を採取・分析した結果自閉症児の腸内細菌の種類は極めて乏しいまた、別の研究でも自閉症患者と健常者では腸内細菌の種類と数が大きく異なるという結果が出ているのだそうです。この記事では、自閉症様症状を呈するマウスを使って、胃腸障害に効果が認められている腸内細菌を餌に混ぜて摂取させたところ、腸内微生物叢も健康な状態に近付き、行動にも改善が見られたという事です。しかし、これはあくまでマウスの実験結果であって、まだヒトへの臨床実験は行われていない為、この結果がそのまま人間に当て嵌まるかどうかは、まだ不明との事。自閉症児に胃腸障害が多いとは知りませんでした。(勉強不足だ・・・)確かに極端な偏食の子が多かったりするからねー。同じものばかり食べたりしてたら、腸内細菌も偏って来そうな気がします。ただ、生まれつき健常児とは腸内細菌の種類が少ないのか、酷い偏食がそうさせるのか、そこはどうなんですかね?姫は幸い極端な偏食というのは経験しませんでしたが、そういえば姫も赤ちゃんの時から便秘がちで、新生児の頃は普通1日に何度も便をするものだと思うのですがそんな頃からでも便通は毎日1回あればいい方で、1日おきとかありましたね。そのうち便を軟らかくする薬を貰って暫く飲んでました。流石に1週間出なかった時は心配しましたけど。(1週間振りに出た時の量が半端無かった)逆に下痢って、殆ど経験が無いんですよね。小さい時は、病院で抗生剤を出されると、下痢になる子がいるので同時に整腸剤を出される場合が多いんですけど、抗生剤を飲んで下痢になった事は一度も無くて、逆に便秘になってしまう事も。お腹の風邪でも下痢になったのは、今までに本当に数えるほどしかありません。大きくなってからは、今でも多少は便秘がちですけど以前よりは随分マシになりました。ヨーグルトも飲ませてますが、1日おきくらいには出てる様です。先述の様に、まだ人間の場合に当てはまるどうかは分からないのですが、研究が進めば近い将来、自閉症行動を抑える為には行動療法だけではなく、ヨーグルト飲料の様な微生物を飲んで治療、なんていう日が来るかもしれませんね。 WEB拍手設置してみました。 出来ましたら拍手お願いしますw(メッセージも送れます)ランキング細々と参加中(笑)よかったら「ポチポチ」っとお願いしますm(_ _)m ↑1日1回1クリック~♪↑
2014年11月18日
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更新の順番が前後していてすいません。相変わらずのバックデイト日記。この日帰ってきた姫、開口一番「おかーさん、大変な事が起こったの!」――大変な事って?「(水泳の)帽子とゴーグル、なおそうと思ったら 姫ちゃんが置いてたところに無かったの!」なにぃぃぃ――っっ?要するに、プールが終わって着替える時、外した水泳帽とゴーグルを一旦その場に置き着替えて終わってバッグに入れようとしたら、無くなっていたらしい。・・・あのねー。水泳の授業、今回でまだ2回目なんだけど。それでもう失くしちゃう?しかもそれを先生にも言わず、近くで着替えていたクラスメートにも確認を取らず、帰って来たのだそう。この日水泳の時間は5時間目。6時間目始まる前でも、授業が終わった後でも確認出来なかったのか。――せめて何で友達だけには確認せんかったん?「だって時間無かったし、6時間目終わったらその子、 もう何処にもおらんかってんもん。 クラブ何か知らんし」どうしても短い時間でだーっと着替える訳ですからね。慌てて人のモノを間違えて持って帰ってしまうという事も十分あり得ますけど。あんまりこんな事は思いたくないけど、まさか、いじめとかで隠されたりしたんじゃ――姫曰く「それは無いから」とキッパリ。今まででもモノが無いと言って大騒ぎし、よく見てみたらあった、っていうパターンが何度となく繰り返されてきてるので、姫の勘違いで違う場所から出てきたなんて事もアリかな、と思うんですが・・・とりあえず連絡帳に無くなった経緯を書いて、先生に報告する事にしました。もしかしたら、忘れものとして届いているかもしれないし・・・姫にも友達に確認する事、出来れば着替えの部屋をもう一度探させてもらう様先生に言う事を伝えました。ただ、ちょっと失敗したのと思ってるのは、水泳帽にはちゃんと名前が書いてあるのですが、ゴーグルには書いてないんですよね(ゴーグルの紐が黒だったので――白の油性ペンを買ってくるから、という事で名前無しでとりあえず 持って行かせたらこのザマで・・・)姫のゴーグル、度付きのにしたので、若干お高めのヤツだったのに。無くなったらショックだな・・・(そんなべらぼうに高い訳じゃないけど)――無事見つかる事を祈ります。ランキング細々と参加中(笑)よかったら「ポチポチ」っとお願いしますm(_ _)m ↑1日1回1クリック~♪↑
2011年07月06日
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先週支援学級の日曜参観で3年生が1人増えている(5人→6人)になっている事に気付いた。横に居た、療育施設に通っていた時以来のママ友と「3年生って1人増えてへん?」「ホンマや。引っ越して来はったんかな?」等と言っていたのですが、我が家の裏の家に住んでいて、同じく支援学級の在籍している3年生のAちゃんのママ、Mさんと姫を児童クラブに迎えに行く時に一緒になったので、「3年生って1人増えてるよねー。引っ越して来たん?」と聞いてみました。すると、「1、2年生の時は普通学級でやって来たけど、3年生からひまわり(=支援学級)に入って来はってん」どうやら普通学級では勉強に付いていけなくなって、支援学級に入って来られたらしい。計算が出来ないみたいって言ってたから、算数LD(学習障害)なのかもしれません。で、Aちゃんのお姉ちゃんであるIちゃんは、違うクラスなのですが姫と同じ学年。そのクラスのS君という子が授業中ずっと喋っていて、担任の先生が注意しても止めないので、最近は先生もキレ気味でイライラしてるそうで。先生や親の言う事を聞かなくなるのは、この年頃にはままある事ですが、Mさんの話を聞いていると(多分Iちゃんが話してるんだと思うんですが)、どうもただの反抗期の話ではないみたい。「なんかねー。先生が注意しても気にしてない感じらしいねん。 堪えてないっていうか。 ずーっと喋ってて煩いって言うてたわ。 それで最近は先生、怒ってばっかりらしいで」それで最後極め付け。「S君って、ひまわりちゃうやんな」実際に状態を見た事もないし、素人である私が判断を下すべき事ではないのですが、それってもしかして、アスペ(=アスペルガー症候群)くん?自閉症等、何らかの発達障害を持つ子どもの割合は100人に1人、或いはもっと多いとも言われています。姫の学年は約150人いますから、姫を含めて2人くらい居ても不思議ではない訳で。アスペルガーのお子さんは言語に遅れが無く、知能指数も高い場合が多いので、小さい頃には分かりにくかったりするのですが、空気が読めず、相手が嫌な顔をしていても自分の言いたい事を話し続けたり、他人との円滑なコミュニケーションが取り難いという点では、他の発達障害と変わりません。S君も「勉強はよく出来る」んだそうで、その点では特に問題は無いのでしょうけど、子どもの口から「ひまわり」という言葉が出てくるという事はただの反抗とは異質な面を感じているのかもしれません。私達としては、安易に支援学級の名を使ってほしくないという気持ちもありますが。(人と違う行動をしたりすると、すぐ「アイツ、障害ちゃうか」とかいう風潮… 障害者を蔑視している証拠! どうにかしてほしいわ…)でも本当にアスぺ君なら、先生も怒るばかりではダメだと思うんですけどね。必要に応じて支援学級の方と連携を取るとか、告知等しなくても出来る事は色々あると思うのですが。(でもその支援学級が今年度はベテランの先生が沢山抜けてしまって、 ちょっと頼りないんだよな…)ま、先生も何かと大変です。しかしその辺りの勉強は今後の為にも、ちゃんとしてもらわないとね。
2009年06月28日
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昨日(5日)の日記ですが、6日に書いてます。(はい、ご存知、恒例バックデイト日記でございます)姫が恐らく通う事になる、校区のK中学校は、今姫が通っているK小学校と隣のT小学校の卒業生が通います。元々はT中学校もあり、T小の卒業生はT中に、K小の卒業生はK中に行っていたのですが、児童数の減少から2年前、T中は廃校となり、K中と合併してK中の場所はそのままに、「新生」K中学校として、新たに歩み出したのでした。という訳で、今迄はK小とK中の支援学級の間だけで行っていた交流会を、いずれは同じ中学に行くという事で、T小も加えて行う様になりました。この日はそんな交流会、「なかよし文化活動」の日です。子ども達同士の交流は、年に何回かある様ですが、保護者が参加する交流会は毎年この時期にやっています。今年はおにぎりパーティをやりました。最初、「準備があるので、お手伝いをお願い出来ませんか?」と、支援学級の先生に頼まれたのですが、酷くはないのですが、風邪がなかなか治らない(今もまだ治っていない)のと、いつもこの時期午前中は鼻炎が酷く、頭がボーっとするのと鼻水で、このままだと料理に要らぬ塩味をプラスしてしまいそうなので(爆)、お手伝いは丁重にお断りしました。…で、食べにだけ行く私(先生ゴメンなさい)おにぎりを作る前に、自己紹介や各学校のちょっとした出し物があったのですが、お腹を空かせた子ども達、待ちきれない様子で…何度も「まだなの~~?」と聞いてくる子あり出し物が終わり、ようやくお待ちかねの、おにぎり「作成」の時間。子ども達も慣れない手つきながら、頑張って作ってました。姫も、大きいのや小さいの、形も不揃いでしたが自分で一生懸命作っていました。こうやってワイワイ言いながら食べると美味しくて、少々大きくても食べられちゃうんですよね。姫の分も結構大きくて、絶対全部は食べられないと思ったんですが、結局おにぎり完食!おまけにお母さん方が朝から作った豚汁まで、おかわりしてました。(おかわりするのが遅かったので、具があまり残ってなくて汁ばかりでしたが)こうして楽しかった時間は過ぎていき、子ども達はそれぞれの教室(T小、K中の子ども達は自分達の学校)に帰っていきました。************************************************************************私達保護者は後片付けをしたり、使った部屋の掃除をした後、残れる人だけでお茶しに行きました。今年からお子さんが中学に入学したお母さんが2人いて(2人共元K小)、中学の話を色々聞くことが出来ました。やっぱり中学校になると、支援学級に在籍していても、小学校の時の様に面倒は見てくれないみたいですね。。。。「合併して人数も増えたので、今迄(合併前)の様には手は掛けられない」と、はっきりと言われたそうです。定型の子で、中学生になって急に悪くなる子もいたりして、先生方もそっちの方に手を取られるのかもしれませんね。それに全体的に若い先生が多いそう。大学卒業したての様な感じの先生が多く、押しが利かない。授業中生徒が喋ったり、居眠りしていても注意しない。「参観に行った時も、先生何にも注意しなくて、ただ前で喋ってるだけやったで」と言われてました。気になるエピソードを一つ聞きました。 支援学級には在籍していないけど、思った事をすぐ口に出してしまう女の子 (ちょっとアスペ傾向?)がいました。 同じクラスの別の女の子が、学校には持込を禁止されている携帯電話を持って来ているのを 見て、それを先生に言ったのだそうです。 その子にしてみたら、「言いつけてやろう」という気持ちは全く無くて、 学校に持って来てはいけないものを持って来てるから、その事実を言ったまでなんですが、 言われた方にとっては 「先生にチクった」 という事になってしまったんですね。 それからその子へのいじめが始まり、結果、学校に行けなくなってしまったそうです。 保護者と先生が話し合い、何とか文化祭の日に母親と一緒に登校したそうなんですが、 側に母親が居るにもかかわらずクラスの子が 「きもー(きもい)」 と捨て台詞を吐いて行ったそうです… 先生は保護者との話し合いの中で、その子の「特性」(障害?)について公表したら、 と言われたそうなんですが、その子は 「そんなん言うたら、その事で余計いじめられるから嫌!」 と言ってるそうです…何とも難しいですね・・・姫は現在4年生。小学校入学時はまだまだだと思っていた中学入学も、間近に迫ってきました。そろそろ心の準備が必要な様です。
2008年11月05日
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何度か書こうと思って、一度は止めました。もしかしたら書く事によって、迷惑をかけてしまうかもしれない。そこへ起こった、例の福岡の事件と哀しい結末。自分のやり場の無いもやもやした気持ちを整理する為にも、やっぱり書く事にしました。はっきり言って長くなります。長くて鬱陶しい文章はキライ、という方はスルーして下さい。これを読んだ方の中には気分を害される方もいるかもしれません。もし、気分を害されたなら、申し訳ありません。先に謝っておきます。きっかけは、私がブログを始めてから懇意にして頂いている、ある方のブログに書かれていたコメントでした。息子さん(中1)が職業体験の反省や感想をを書く授業の時、消しゴムを忘れてしまったので、同じ班のお子さんに貸してもらおうとしたけれど、無視されてしまったのだそうです。それで息子さんは仕方なく、同じ教室にいた別の班の普段仲良くしている友達のところへ行って、消しゴムを貸してもらいに行っていたのですが、何度も借りに行くので、それを見かねた先生が、息子さんに落し物の消しゴムを渡したのだそうです。「消しゴムくらい貸してくれてもいいじゃない」という内容に賛同するコメント、また、「そんな状況を見ているのに、何も注意しない先生もおかしい」という多くのコメントの中で、一つだけ「中学生なんだから、いちいちそんな細かい事で注意する先生はいないし、相手の子どもだけを悪く言うのはおかしい。そんな事をされる原因は息子さんの行動にもあるのではないか」そんな内容の、ちょっと厳しいコメントがありました。身近に発達障害者がいて、自分(またはお子さん?)はとても嫌な目にあった。文面からそれが感じ取れました。ちょっと話が逸れるかもしれませんが、私は常々、「障害を免罪符にしてはいけない」と思っています。確かに、障害を理由に許してもらっている事や、我慢してもらっている事が出て来てしまうのも事実なのですが、特にしていい事といけない事、物事の善し悪しというものは、障害があろうが無かろうが関係なく、人間社会で生きて行く上は身に付けなければならない、最低限のルールです。また、それを教えていくのが、親であり、教師といった、良識ある大人の義務であり、責任だと思います。そして、このブログの管理人さんや私を含めて、発達障害の子を持つ親は前述の事を強く認識しています。恐らく定型の子を持つ親御さん以上に。定型の子の様に、社会規範を自然に会得するのが難しいからこそ。悪意が無くても、不用意な言葉や行動で人を傷つけてしまう可能性があるからこそ。だから悪い事をした時は、親の目が光っている時なら親が叱るし、学校でした時には先生方にも遠慮なく指導してしてほしい。そして、連絡帳等で親にもきちんと連絡してほしいと思います。翻って今回のケース。コメントされていた方は「小学校低学年ではあるまいし、このくらいのことで先生が注意していたら、息子さんの信用は地に落ちる」と書かれていました。でも、その「小学校低学年がする様な事」を中学生がしているのは問題なのではありませんか?明らかに無視しているのを先生も見て見ぬフリをする。これは悪い事をしているのを見過ごしている。そうは感じませんか?それからあたかも「無視されるのは息子さんの行動のせい」で、「そんな行動をするから、無視されて、消しゴムも貸してもらえなくて当然」(コメントを書かれた方は、もしかしたらここ↑までは考えていなかったのかもしれません。でも私はそう書いてあると感じてしまったんです)みたいな考え方は、やはりおかしいというか、寂しいと思いませんか?それなら、世の中の理不尽ないじめにあっている子ども達はそんな目に遭うのは、全部その子達の責任ですか?…何だか、何が言いたいのか分からなくなってしまった=3発達障害については確かに以前よりは取り上げられる事も増えて来ましたが、理解や支援が進んでいるかといえば、必ずしもそうとはいえません。特に地方は差別や偏見が根強く、家族や身近な人にさえ理解されず、母親一人が責められ、孤立してしまう、そんなケースもあるそうです。詳しい背景などはよく分かりませんが、福岡の事件のお母さんも、似た様な状態にあったのかもしれません。誰にも相談できず、声を上げられず。辛い現実を一人で全部背負い込んで、逃げ場を失って…身近に、気軽に、しかもしっかりと相談できる人や機関があれば、この様な事件を未然に防ぐ事が出来たかもしれません。この事件から、発達障害者本人だけでなく、その保護者に対しての、何らかのサポート体制も必要だと切に思いました。足の不自由な人に杖や車椅子、 目の不自由な人には白い杖、 耳の不自由な人には補聴器や手話がある様に、 発達障害の人にも毎日の生活を送りやすくする支援をと 望んではいけませんか? またそれを望む事は、贅沢な事ですか? それとも、それを望む事は、発達障害者とその親の甘えなんでしょうか?勿論、支援を待っているだけではなかなか解決は出来ません。机上で考えられた、トップダウンの支援を待つだけでなく、具体的にどんな支援が必要か、こちら側から声を上げていく事も必要だと思います。全ての人に分かってもらおうとは、思っていません。最初から聞く耳持たないっていう人もいます。そんな人に懇切丁寧に説明しても、それは時間と労力の無駄です。でも、テレビを見た事等がきっかけで少しでも分かろうとしてくれる人が、一人でも増えてくれたなら。私達にとって、とても有り難い事です。それはきっと、明るい明日につながっていく一歩になると思うから。長くて、こんな訳の分からない文章をここまで読んでくれた方、本当に有難うございました。発達障害者は、傍から見たら鬱陶しくて、変わっていて、厄介な存在かもしれません。でも他の人と同じ様に、一生懸命生きています。上手く順応しているように見えても、もしかしたら、取り繕うのに私達が考えている以上に、ものすごい労力を要しているかもしれません。それを分かってほしい。以前訪問したブログで読んだこの言葉「特別支援が特別なものではなく、当たり前なものになる様に」(こんな内容だったと思います何方のブログだったかも覚えて無くて…どうもすいません。勝手に拝借してしまいました)私もいつの日かそんな日が来る様、願っています。
2008年09月23日
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先週の話になりますが、7/2に「ザ・ベストハウス123」という番組で「サヴァン症候群」の人達についての特集をやっていました。「サヴァン症候群」の事をご存じない方の為に説明しますと、自閉症や知的障害を持つ人達の中で、ある特定の分野でのみ天才的な能力を発揮する人達の事です。例えば、本を一回読んだだけでその本の内容を全部暗記したり、楽譜は読めないが、一度聴いただけでその音楽をピアノで見事に演奏したり、航空写真を忠実に絵で再現したり……など、共通するのは驚異的な記憶力です。私は丁度娘をお風呂に入れる準備等でバタバタしていたので、落ち着いて見れなかったのが残念でしたが、プレゼンターである脳科学者の茂木健一郎さんがその中で、「何でもかんでも「普通」にしようと思ってはいけない。「普通」の人だけでは世紀のスゴイ発見等は生まれなかった。」「違い・個性を認められる社会になってほしい」という様な内容の話をされていました。(すいません、じっくり見てなかったのでもしかしたら内容が間違ってるかもしれません、その場合はどうかお許しを)所謂「普通からちょっと外れてる」子を持つ親としては、「そうだそうだ!」と相槌を打ったわけでして。最後の方で「キング・オブ・サヴァン」と呼ばれるキム・ピークが「他人との違いを認めて、それを尊重しよう」と言っていたのも心に残ったし、茂木さんの言っていた「愛は脳を変える」という言葉にも感銘を受けたのでした。そもそも「普通」って何だろう?辞書で調べると「いつ・どこでにでもあるような、ありふれたものであること」「他と特に異なる性質を持っていないさま」(「岩波国語辞典 第二版」より)んー。確かに。しかし、その「普通」だった筈の人が何でもないことですぐキレたり払えるお金があるにもかかわらず給食費を払わなかったり何でもかんでも訴訟沙汰にする人とか。これってどう考えても「普通」じゃないでしょう?昔、普通だった事が今は普通でなくなったり、時代の流れである程度は仕方がない事だとは思うのですが、最近「普通」の基準が随分変わってきている様な気がするのは私だけではないと思います。(特に常識面や人間関係において)…何か頭がこんがらがって来てしまいましたもう考えるの止めとこう色々と考えさせてくれた良い番組でしたが、ちょっと気になる事が。説明の端々に見える、「自閉症=心を閉ざしている、殻に閉じこもっている」というイメージ。字から受けるイメージなんでしょうが、「おいおい!」って感じで。実際には「人懐っこい自閉症」の人っていますよ。但しこちらの質問は受け付けず、自分の話したい事ばかり話すので、「コミュニケーションがとれない」という意味では変わりないんですが。テレビって大勢の人が見るものだし、当然自閉症に関して何も知らない人も見る訳ですから、その辺はきちんと「押さえて」おいてほしかったなー。>番組スタッフさん。*****************************************≪追記≫放送日当初3日と記入しておりましたが、私の勘違いで7/3ではなく、7/2の誤りでした。お詫びして訂正致します。(本文訂正済み)
2008年07月08日
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