チャイヤプルックの花をもっとよく見ようと木の裏側に回ったら
この花が落ちていた。
大きい 左端から右端にかけて 20 センチ以上あります! 団扇のよう。
見上げれば巨木が。ここから落ちてきたようです。
名札には チックタレー (チック…ついばむ、タレー…海)とありました。
チックタレーといえば、以前園内の別の場所で見たことがあります。
何れもせいぜい3メートルほどの高さで
したがって花の大きさも直径7センチくらい。
巨木になると花も巨大になるようです。
どうして植物に「海」の名があるのか。
調べてみたら、
英名では fish poison tree 。 ポイズン? 魚?
この実ですが
軽いために海水に乗って運ばれ(この木は海辺に多くあったそうです)
それが魚にとり毒があるので
それを利用しての漁法もあったそうです。
だからfish poison tree 。
タイ語のチットタレーも、
海で魚がついばむ(実) ということから来ているのかな。
これには和名もありました。
和名は 「ゴバンノアシ(碁盤の脚)」。
それは、この実の姿から。
写真はどうしてもピントがあいませんでした…。
この実、碁盤の脚の形にそっくりです。
大きさは私のゲンコツより大きめです。
この花にこの実の形、自然っておもしろい
私がよく行くベジタリアンレストラン
そこではテイクアウトする人も多く
それを入れるために、さまざまな籠を持ってくる人を見かけます。
カッコいいなぁ。
こうした籠はこの近所やウィークエンドマーケットでも
各種売っていますね。
前回書きましたコーヒーの木の花の話。
ひょんなことから、その花の名がコーヒーの木だとわかったのですが
それは、展示館がオープンしていて、そこで聞いたからです。
ロットファイ公園、ならびにチャトチャック公園に近い
クイーンシリキット公園には展示館があり(無料・月曜休み)ますが、
今まで開いていたのを見かけませんでした。
先日は、係の方もおり、ぜひ見ていらっしゃいよと誘われ
中に入って説明を聞いてきました。
シリキット王妃にまつわる花や
園内の鳥(70種類いるそうです!)
国内の植物を生かした産業などの展示があります。
香る花いくつかの写真があり
説明の女性(館長さんでしょうか)が
「カフェはいい香りよねー」とおっしゃった。
私もその花を知っていたので「そうですね」
え? 今、カフェって?
「カフェって、あの飲むカフェの ですか?」(タイ語ではコーヒーをカフェと言います)
「そうよ。カフェの花は良い香りがするわ」
私は戻って写真を見直しました。
そこにはカフェと書いてありました。
そうして、名を知らなかったあの白い花が
コーヒーの木の花だと知ったのでした。
この展示館、英語かタイ語で説明をして下さいます。
(いつも説明つきなのかは不明)
クーラーきいてます!
展示品の一部です。
右にみえる木のつる(?)を編んで作ったのが左の籠 だそうです。
またゆっくりと見て回ろうと思います。