クリーム色の目立たぬ実( と思っていた )。
直径5センチほどで
三つに筋がはいっている。
こんな実、どこかで見たっけ。
コレコレ。
ね。
筋のあたりが似ています。
写真一枚目に似ているこの実、
ずっと気になっていて、ようやく名前を調べてみました。
タイ語で カントーンパヤバート、
英名で falselime 偽りのライム 。
実はこのように筋の所で割れます。
花は目立たなくて
でもかわいらしく咲いています。
と、このように
すっかりあれは実だと思い(一枚目の写真)、
家で名札を頼りに調べてみたらあれは実じゃなくて 花 だったのでした!
そうは見えないけどなー。
さらに
カンボジアの国花 であり、同時にタイの シーサケートの県花 でもありました。
シーサケートはカンボジアに接している県です。
シーサケートの県花のいわれを読むと
県発足当時の6つの群をこの花びらになぞらえた、とあります。
真ん中のも やがて開く3枚の「花びら」だったんですね。
すでに開いているのと合わせて6枚。
花の名は、タイ語で ラムドワン
(英名white cheesewoode とあり写真も出ていたりするも、
同じ名で別の木を示す例もあり、本当のところはよくわかりません)。
この花、夜にとても良い香りがするそうです。
ぜひ夕方行って(確か閉館は7時)確かめてみたい