ちびボン's　Room

　なんだか最近、暑いのか寒いのか、分からない天候が続いております。。

　そんな異常気象の中、

　ちびボンの勤務する学校では、

　１２月に球技大会が予定されております。。

　そして、

　その球技大会担当は、ちびボンなんです（Ｔ　Ｔ）

　種目は「ソフトバレー」。

　１２月の球技大会までに、

　色々と準備にとりかからないと・・・

　と忙しい毎日なのです。

　そんな中、学生たちに今年の球技大会の種目を発表すると・・・

　「よしっ！！絶対に勝つ！！」

　「勝ちを狙っていこうぜ！」

　「勝てるチーム作ろう！！」

　とやたら張り切る。

　・・・君たち、それだけの意欲を持ち合わせているなら、違うところで発揮してくれ。（ちびボンの心の俳句？？）

　そんな中、ある学生が、

　「なんかＡちゃんがいると負けるから、一緒のチームになりたくない」

　「Ｂちゃんがミスでもしたら、絶対むかつく！」

　などなど、あまりにも勝ちに執着する言動が目立つ。

　まぁ、だいたいそんな発言をするのは、

　元々体育会系の学生で、

　その気持ちも分からないわけではないが、

　少々気になるちびボン。。

　「あのさ、勝ちを狙いにいくのはいいけど、勝負に執着しすぎて、人の気持ちを考えないような言動には注意してください。」

　とクラス全員の前で注意を促す。。

　そして、元々体育会系の学生たちを横目に元々文科系の学生たちは、

　「そんなにも熱いれなくていいじゃない。所詮球技大会なんだか～」

　「なんでそんなにも勝負に執着するのかな？？」

　などとちびボンと一緒にお気楽に考えている学生もいる。（ちなみにちびボンも文科系なもので）

　また別の場面では、Ｅ先生が「今回はうちのクラスが勝つわよ！どうやら既に公園で練習に入ってるから！！」

　とＥ先生クラスの意気込みを話してくれる。

　「先生のクラスは、すぐに調子に乗るクラスですからね（笑）うちのクラスも勝ちを狙っているみたいですよ」

　とあくまでも第３者的な立場のちびボン。。

　だって、それよりも球技大会の準備が大変なんだもの（Ｔ　Ｔ）

　学生の意気込みなんて、かまってられないわ☆

　Ｅ先生との会話の後、

　Ｅ先生のクラスへと授業に行くちびボン。

　早速学生が、

　「先生、絶対に俺ら勝つから！」

　「絶対に先生のクラスには負けねーから！」

　と宣戦布告してきた。。

　今まで第３者的な立場だったちびボン。

　そんな別に誰が勝とうが負けようが、どっちでもいいし・・・

　・・・と思っていたちびボン。。

　しかし、

　宣戦布告されて、その学生に一言・・・

「勝てるものなら勝ってみなさいよ」

　Σ（－－；！！！ハッ！！！

　思わず放った一言。。

　売り言葉に買い言葉？？？

　授業後、ちびボンの受け持ちクラスの学生をつかまえて・・・

　「絶対に勝ってな！絶対に勝とうな」

　と言うと、今までのちびボンの態度？と違ったため、

　「え？先生どうした？？」

　と戸惑う学生。。

　「Ｅ先生のクラスに『勝てるものなら勝ってみろ』って言っちゃったから。絶対に勝ってな（＾＾；」

　事情を話すと爆笑する学生。。

　恐ろしい仁義無き戦い？の幕開けでした（－－；

　・・・って単なるちびボンがキレただけやんか！？