トカトントン 2.1

トカトントン 2.1

2017/08/14
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カテゴリ: ひよっこ
■記憶喪失になってしまった実の(みのるの、ではなくて、じつのね)父親がはたして地元に帰って家族とうまくやっていくことができるのか、なんていう深刻な問題を置き去りにしたまま、主人公は東京に戻り、乙女寮の旧友たちと近況を報告し合うなんていう筋書きにそんな余分な話どうでもいいじゃんなんて決して思えないのは、それが横道なんかじゃなくて連続した生活の中のかけがえのない一部分であるからに他ならない。

■日常ってやつはどんな問題を抱えていようが否応なしに夜が来て朝も来るわけで、重大事も些細なことも何も起こらないこともひっくるめて全部生活なのだということ。なにより再び集合した八木優希を除く3人の近況を私も知りたかったわけで。

■何やら意味ありげに藤野涼子がほのめかすGood Newsが一体何であるかを予想するために1967年(昭和42年)の出来事をネットで検索した。いわくその年にはツィギィーが来日しミニスカートが流行し、リカちゃん人形が売り出され、アングラ、フーテンという言葉が流行り、ラジオではオールナイトニッポンが始まった。グループサウンズが全盛期を迎えその年のレコード大賞はブルーコメッツのブルーシャトウだった。(ちなみにフォークルの帰ってきたヨッパライもこの年)

■そしてその年の6月11日午後4時に何か特別な事が起こったかといえば、特にあてはまるものはなかった。ということはある歴史的な(大)事件がこの物語を左右するわけではなく、あくまで創作上の事件であると想像できる。

■さて問題です、なんて作者のたくらみに転がされているようでちょっと気に障る部分があるにせよ、この問題はとても魅力的だと思う。手がかりはそれがテレビの中で行われるものであるということ。それによって藤野涼子の家の借金問題が解消され、松本穂香にも幸運が訪れることになる何か。正解はおそらく明日あかされる。






〇ついでに当時のクイズ番組を検索すると、たとえばアップダウンクイズの賞金は10万円、そして副賞はハワイ旅行(ペアで)だった。





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Last updated  2017/08/23 08:45:16 PM
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Dehe@ Re[1]:カルトQ 2005 北の国から(10/18) adventさんへ ご指摘の通りです。例によ…
advent@ Re:カルトQ 2005 北の国から(10/18) 五郎が読んだ大江健三郎> 開口健ではなく…
しょうゆ@ Re:家庭教師 / 岡村靖幸(09/09) …最後まで岡村靖幸はわからなかったのでは…
背番号のないエース0829 @ Re:ヒトラー 映画〈ジョジョ・ラビット〉に上記の内容…
Dehe @ Re[1]:センチメンタル通り / はちみつぱい(04/17) Mr.Zokuさんへ 情報ありがとうございまし…
Mr.Zoku@ Re:センチメンタル通り / はちみつぱい(04/17) 今年出た[Deluxe Edition]は聴かれました…

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