トカトントン 2.1

トカトントン 2.1

2017/09/06
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カテゴリ: ひよっこ
■今から少し前、NHKに「肩さん」という愛称で呼ばれていた女性アナウンサーがいた。あの「あまちゃん」で彼女が唯一出演した回は世に言う神回だった記憶がある。彼女のそれは多分水泳で鍛えたためのものだったが、ヒデ君の肩幅はとある活劇ヒーロー養成施設によるものだったと思われ。

■そのヒデ君が有村架純に続き出演者の2番目にクレジットされたという記念の回。まあ、登場人物あわせて主要キャストは4人と言ってもいい少人数回だったからそうなったのだが。そして今回その3番目に名を連ねたのはなんと飛んで火にいる夏のヤスハルだった。

■3人ないし4人で会話するだけで15分を充実したものにしてきたこれまでの岡田脚本ゆえ、期待しながら見ていたが、予想通り(増田明美の力を大いに借りながらも)満足できる仕上がりではあった。

■菅野美穂の旦那、堺雅人が去年あの大河で映画サウンドオブミュージックさながら九度山から踊りながら脱出に成功したシーンを思い出す。さらにみね子に 各々ぬがりなぐ と決めさせ、カメラ目線までさせてしまうこの朝ドラの気軽なひょうきんさはどうよ。

■わが世代の(おそらくあの時代でも)男の子の定番脱出洋画と言えば、「大脱走」であるが、マンションの地下にトンネルを掘るわけにもいかず、おそらくバイクも持っていない彼女自身にそもそも駆け込む先の当てもない。

■そんな彼女を救出したいと思うのはみね子側の勝手な理屈と思い込みでしかないのだが、ここは主人公の特権をかざしてMHYのトリオが用意周到ぬがりない働きをみせる。あのバカみたいな陽気なかき氷ソングは三宅裕司が歌ってこそ効き目がある。ヤスハルだったら、他の人には聞こえない。

●「洋画 脱出 アイス 屋台 無料 ぼよよーんとした音楽」で検索をかけるとおそらくこのブログのこのページがヒットする。





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Last updated  2017/09/06 11:47:14 PM
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Dehe@ Re[1]:カルトQ 2005 北の国から(10/18) adventさんへ ご指摘の通りです。例によ…
advent@ Re:カルトQ 2005 北の国から(10/18) 五郎が読んだ大江健三郎> 開口健ではなく…
しょうゆ@ Re:家庭教師 / 岡村靖幸(09/09) …最後まで岡村靖幸はわからなかったのでは…
背番号のないエース0829 @ Re:ヒトラー 映画〈ジョジョ・ラビット〉に上記の内容…
Dehe @ Re[1]:センチメンタル通り / はちみつぱい(04/17) Mr.Zokuさんへ 情報ありがとうございまし…
Mr.Zoku@ Re:センチメンタル通り / はちみつぱい(04/17) 今年出た[Deluxe Edition]は聴かれました…

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