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2009.03.07
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カテゴリ: ドラマ系の感想
第2回『1945年のクリスマス』
 ~敗戦から近衛文麿の死まで

内容
開戦を止めることが出来なかった白洲次郎(伊勢谷友介)
戦争を開始直後、一家は、疎開するのだった。
そして本職の方々に手ほどきを受けながら、農作業に汗を流していた。
新聞には、戦勝の記事が載る一方で
戦局の破綻は激しく、吉田(原田芳雄)近衛(岸部一徳)らは
戦争終結に向け動いていた
そして時だけが過ぎていき、、、次郎の元にも赤紙。
でも、信念を曲げない次郎は、東京に出向き
帝国陸軍軍人の辰巳栄一(高橋克実)に、自分の意志をぶちまけるのだった。
それもあり、、、戦争に参加しなかった次郎。

そして、終戦

GHQのマッカーサーに呼び出された近衛は、憲法改正を提案される。
その近衛から、通訳に指名される次郎。
そんななか、連合軍サイドの新聞記者達が、近衛に批判的であると知る次郎。
このままでは追い込まれてしまうと感じた次郎は、
近衛だけでなく、次郎の親友で近衛の側近の牛場友彦(石丸幹二)に
何とかするよううながすのだが、、、、
近衛たちが草案をまとめ上げる前に、アメリカ本土で近衛批判がわき起こり。
それは、日本の新聞でも取り上げられることに。
アメリカ本土の世論を背に、マッカーサーは、近衛を外してしまう。

吉田は、GHQと渡り合うために日本側の窓口として、
次郎を終戦連絡事務局次長に指名する。
そして、流ちょうな英語でGHQとわたりあい、自らの意思を通す次郎は、
“従順ならざる唯一の日本人”と呼ばれるようになっていく。。

そのころ次郎の妻・正子(中谷美紀)は、青山二郎(市川亀治郎)と出会い、
その弟子となっていた。。。。。

そんな状態の中、近衛は、戦犯に指名され。。。。そして。。。


敬称略



ッてことで、第2回目。

今回やったことと言えば、、、なんだろうね。

中盤までは、農作業?
そこから後は、第一線で必死になって働き、
そんな中、近衛の死。

そんなことだけでしょうか。


なんかねぇ、
これ、序盤、ナントカならなかったの??

確かに、世俗からハズレ、赤紙が来るまでは別人。
そこは分かるし、あれこれと思い巡らせていたのも分かるが、
でも、何もしていなかったのと同じ状態で
中盤に到達してしまうと、本当に何をやりたかったのかがよく分からない状態だ。

で、
中盤以降は先ず、近衛の通訳
米国などのやり方を熟知する次郎は、
必死になって近衛の身を守ろうとするが、、、だめ。。

ってことなんですが。

う~~ん。
これ、なぜ、途中に、GHQとの関わりを入れ込むかなぁ。.
その上、それ以外の細かい部分も少し。。。
正子の事なんて、その際たるモノ。

そのため、
いきなり途切れて、15分ほど経過して
近衛の話を再開されても、

物語としては、途切れている唐突な印象しかありません。

これで、近衛のことを思っていたと言えるのだろうか?


前回もそうだったのだが、
歴史的な事象を並べ立てすぎて、ドラマとして
主人公の物語としての連続性が皆無なんですよね。

これって、ドラマとしては、致命的です。


正直なところ。
基本的に正子のナレ、、いや、モノローグで
物語は展開している部分がある。
コレは、前回も同じ。
きっと、彼女の文章を元にしているというコンセプトなのだ。

だからこそ、ナレにより補強する事なんて
いくらでも出来るはずなのだ。
無駄に、、、明らかに必要のないモノなんて
入れる必要性なんて全くありません。



『我々は戦争に負けただけで、奴隷になったわけではありません』
とか、、たまに、格好いいこと言ってるのになぁ。..

どうも、それを活かすだけの物語を
組み立てきれていないような気がします。

今回なんて、無駄なこと入れずに
近衛との関わりだけを上手く描いていれば良いだけなのに。。。。


ここまで、人間関係を描かず、
感情表現も少なく
そのうえ、ネタがバラバラだと、ドラマとして成立しているようには見えません


これまでの感想
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Last updated  2009.03.07 19:06:59
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