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2009.10.02
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カテゴリ: ドラマ系の感想
『里山の決戦~後編~』

内容
北山村で栄市(大朏岳優)とみつ(奥山志紀)兄妹を救った逸馬(福士誠治)は、
2人を、叔母のいね(松金よね子)に預けるのだった。

そのころ、南町の中嶋(佐戸井けん太)は奉行・鳥居(片岡鶴太郎)の命令で、
美濃屋番頭・五兵衛と北山村にいた。
やはり、金山らしき山に、美濃屋数右衛門(雨宮良)の話の通り、金らしきもの。
その後、五兵衛の紹介で、奈良屋という旅籠を訪ねた中嶋は、
紹介された山師・岩井弦庵(上島竜兵)に鑑定させると、、、金。
だが目前での所作を見ても、鳥居は信じず、再鑑定を命じるのだった。

なにかを感じた鳥居は、妙であることを老中・水野忠邦(勝部演之)に訴えるが、
“立場をわきまえろ”と言われてしまうのだった。

一方、鳥居の屋敷から出てきた山師・岩井が偽者とつかんだ信三郎(斎藤工)は、
その事を逸馬に伝えるのだった。やはり、、何かある。。。。。
北町奉行・遠山(柴田恭兵)に、詳細を伝えると“手がある”という。

遠山“鳥居も焼きが回った”
鳥居らしくないと思うと尾山であったが、
佐和(井上和香)のヒトコトもあり、困っているであろう鳥居に一肌脱ごうと。。
鳥居の元に向かう、遠山であった。

そのころ逸馬が、仙人(石橋蓮司)の元に行くと、
栄市となつめ(佐藤江梨子)が、北山村に向かったと知る。
走り出すし、、ようやくたどり着いた逸馬であったが、
なつめが、ならず者の親分・神酒蔵(前田健)らに襲われている!!!
足を怪我して動けないなつめを庇いつつ、大立ち回りの藤堂逸馬!

敬称略







藤堂逸馬が、暴れ回る!
遠山金四郎vs鳥居耀蔵!!

この“オトコマエ!”における、最も重要な2つが、
キッチリと描かれている感じだからだ。

今回のお話こそが“オトコマエ!”ですよね。



さて、お話の方は、北山村宿場開発を巡る疑惑。
浮かび上がる金山!

老中の命令で鳥居は動き。
遠山は逸馬から情報を得て。。。。。

そんな感じである。


面白いのは、この時代。。
大名といえど、困窮していたことを前に出してきたことでしょうね。

何者かの陰謀により老中が。。。
手がない鳥居であったが、遠山の助けもあり。。。鳥居はほくそ笑む。

“遠山殿、此度のことありがたく思う”

まさかの鳥居からの言葉でしたが、“貸しが出来た”。。。
“まさか”が“まさに”に変わった鳥居でしたよね。

そう。
このドラマ。逸馬という主人公が、
自分らしく、いろいろなことを“正義の心”で解決するだけでなく、

その上司とライバルである
遠山VS鳥居
このやりとりもまた、魅力のひとつ。


逸馬の大立ち回りには、信三郎も加わったし、

かなり面白いお話だったと思います。


ただまぁ、、、オチがねぇ。。。まさか、、、いねとは。。。。
時代劇らしいオチではあるのですが、

この新キャラが、こういう役割を持っているとは、思ってもいませんでした!


バランスが良くなり、面白くなってきた“2”ですが。


静江“武家たるもの、火急のことでうろたえてはなりませぬ”

ポイントとしては、かなり良い感じだったのですが、
もう少し、優しい部分も表現されていれば、
きっと、この信三郎と静江の部分も、もっと良い感じになるでしょうね。

ま、、これは、これからのこと。。。かな。



1つだけ気になったのは、
一体誰が、老中をはめようとしたのか??ということ。
美濃屋。。が、私利私欲で、、と言う事なのだろうが、
どうも、美濃屋の思惑が見えにくかったのが、かなり気になるところ。

材木問屋なのだから、そのあたりをもう少し強調していれば、
もっと、悪意も見えて、面白かったでしょうね。。。


これまでの感想

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Last updated  2009.10.02 18:40:58


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