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2019.01.14
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カテゴリ: ドラマ系の感想
内容
東凛大学の外科医・真田和寿(名高達男)が、
教授就任パーティーで遺体となって見つかる。発見したのは娘・有里(関めぐみ)
席を外し帰らないため、探しに行き見つけたと言う。
その後、防犯カメラなどから、宮永渉(篠原篤)が逮捕された。
科捜研に案件を持ってきた虎丸(船越英一郎)は、
逃走経路に残されていた血痕と一致すれば。。。。と。

だが、DNA鑑定で一致せず。釈放となるのだった。誤認逮捕の可能性があると、
捜査一課長の江波(篠井英介)は、1週間以内の逮捕を虎丸に命じる。
出来なければ、班は解散。虎丸も責任を問われることに。

虎丸たちは、宮永が犯人だと証拠探しを始める。
真野(錦戸亮)沢口(新木優子)らも、現場へ駆り出されるのだが。。。。

敬称略



脚本は、相沢友子さん

演出は、松山博昭さん



今回のネタ自体の評価や、俳優の演技。

そのほか、細かい事は、横に置いておくが。


どうしても、違和感があるのは、

なぜ、主人公を描こうとしないのか?ということである。


俳優が。。。事務所が。。。ってのは、どうでもいいこと。

それでも、ここまで、主人公を見せないのは、ドラマとして問題じゃ無いのか?


もちろん、原作があるのも分かっている。

既読ではないが、未読でもない。

読んでもらえれば分かるが。

“縦軸”を除くと。かなり淡々と描かれていて、それで重い。

そのため、気分が乗ったときしか読まないようにしている(笑)


が、あの原作を読めば、今作のような作品で無いコトは、誰にでも分かること。

あくまでも、ドラマなので、今作のようなカタチを否定しない。

ただ、今作までになってしまうと。

全く違う作品である。

でも、越えてはいけない一線というのはあるわけで。

今作は、なんとなくそれを守ろうとしているのも伝わってくるのだが。

逆に、それによって、原作の雰囲気が守られなくなっているのだ。

それが事実。


まあね。アレを、そのままドラマにするのは、不可能だろう。

それに実際問題、“ドラマ”ではなく“リアル”をうたっていても、

“ドラマ”のような都合良さもありますしね(苦笑)


だったら、今作は、今作で、

“科捜研の男”として、別物として、もっと作り込んでも良いんじゃないのか?

主人公を立てて、見せるカタチで。


きっとね。そうなれば。原作とは違うと言われるだろうし。

他局の《科捜研の女》のパクリだと言われるのだろうけど。

それでも、中途半端にドラマを作るよりは、よっぽど良いと思いますよ。


もしくは。今作とは逆に、原作の方向性で見せる。

で、刑事も控えめ、事件の概要なども控えめで、一風変わったドラマに描ききる。


それで、良かったと思いますけどね。



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Last updated  2019.01.14 22:10:01
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