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鳥谷 3年ぶり2桁弾
2位確定「甲子園でCSができる」
底力を示す一撃だった。1点を追った3回。無死一塁からの第2打席だ。先発の須田がカウント2ボール1ストライクから投じた4球目。甘いカットボールを阪神・鳥谷は逃さなかった。秋の夜風にも乗った大飛球は右翼スタンド最前列に飛び込んだ。
「ノーアウトで、ランナーも一塁にいたので、つないで行こうという気持ちでいた。打った瞬間は、どうかなと思ったけど、入ってくれて、いい結果になって良かった」
つなぐ意識の打撃が最高の形となって表れた。
1日の中日戦(甲子園)以来の10号2ラン。10年以来、3年ぶり通算6度目の2桁本塁打にも到達した。
初回に中前打、6回にも中前打を放ち、こちらは9月10日の中日戦(甲子園)以来、19試合ぶり、今季10度目の猛打賞だ。広島が負ければ、勝敗に関係なく2位が確定したが、チームキャプテンがみずからのバットで導いた。
「きょうの試合をしっかりやろうと思っていた。なかなか2位が決められなかった。その中で甲子園でCSができるということは良かった」
順位が確定したことには安堵(あんど)感を示した。甲子園でCSファーストステージを戦える。ここまでは苦しい道のりだった。しかし和田阪神のキャプテンは一度も感情を表に出すことなく戦っていた。
「(3位転落の不安は)なかった。(浮足立つとかも)なかった」
不安を与えないためチームメートに対しても常に冷静な堂々とした態度で接していた。チームの低迷が続く中、背番号1はプレーでも奮闘。打順変更で4番として26試合に出場し、打率・326の好成績を残し、9月の月間打率は開幕後ではもっとも高い・337を誇った。
「CSへ向けてしっかりやる。残り3試合。勝ちもそうだし、内容も」
目標は明確に定まった。最後まで笑顔を見せなかった鳥谷の視線の先には、狙いを定めた敵の姿があったに違いない。
横浜に快勝
やっと2位が確定
CS1ステは
甲子園で開催
9月の あまりにもの不甲斐なさに
どうせ勝つ気がないのなら
徳虎が見に行きやすいマツダで
1ステをやればいいじゃん
って思ったけど...
今季の戦いの中で
最終的に3位なんて
ありえない
だから ひとまずは
よかった よかった
ところで
今季最終登板でも勝てず
今季勝ち星無しが濃厚な秋山
5回表
自らがバントで送れず無得点
5-1 とは言え
流れが相手に 行きそうな
この大事な場面
先頭の荒波を
粘られた上の根負けで
出塁させてしまう
いくらいい投手でも
毎回毎回 いい投球をするわけではなく
ポイントポイントを
要所要所を抑えるのが 好投手
球のキレとか
打たれたのはボール球とか
非常采配とか じゃなくって...
秋山 拓巳
期待してるんだけどな