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当たり前のように並んでいた背番号「3」がスタメンから消えた。大山が昨季からの岡田阪神で初めて、2年ぶりに先発から外れた。
「後ろが打たんからのう」
3番・近本の適時打で延長戦を制した15日の試合後、岡田監督は近本に続く4番以下の打者に向けて言葉を残していた。大山は昨季は全試合4番で先発。岡田虎の象徴、不動の存在としてチームのリーグ制覇と日本一に貢献した。今季は開幕前に下半身の張りでオープン戦最後の4試合を欠場。岡田監督になって初めて4番を外れたのも同じバンテリンドームだった(4月14日、5番で出場)。15日は0―0の九回無死二塁で前の近本が申告敬遠。意地を見せたかったが空振り三振に倒れるなど、16打席連続で無安打となっていた。
スタメン落ちは2022年8月18日のヤクルト戦(神宮)以来だが、当時は新型コロナの陽性判定を受けて登録抹消されていた。同年は7月にも新型コロナに感染した近親者の濃厚接触者となって欠場。体調不良以外のベンチスタートは、21年10月24日の広島戦(マツダ、守備で途中出場)以来となった。
大山に代わって「4番・一塁」に名を連ねたのは原口。昨季は代打の切り札として活躍するも先発出場がなかったベテランが2年ぶりに先発し、2018年以来6年ぶりの4番で3番・近本、5番・糸原とクリーンアップを形成。1番には2戦続けて先発していた森下に代わって井上が入るなど、大幅に組み替えられた打順が一回から機能した。
先頭の井上が四球で出塁し、中野が右前打で無死一、三塁とチャンス拡大。近本は二直に倒れたが、原口の当たりを三塁手がファンブルする間に井上が生還して先制点を奪った(記録は三ゴロ失策)。なお1死一、三塁で糸原が左前に運ぶ適時打。先発の梅津から2点を先制した。
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