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母が認知症と診断されて、3月で丸3年経ちます。そして、最近の変化の一つとして感じられるのは、失敗とか食べ物が無くなっているのは、全て私のせいになっている事です。例えば・・・母が半分お煎餅を食べてしまっても、私が食べた事になっている。年末に旦那の実家から、お菓子の詰め合わせが送られてきた。母はテーブルの下において(隠して??)毎日少しずつ食べているようだ。箱も包装紙も綺麗なので、まるで宝の箱みたいなのかもしれない。私が箱をあけて私「あ~お母さん、もう半分も食べたんだ。私にも一つ頂戴。」と言うと母「え~~ 私、食べてないよ お前だろ食べたの」私「え~~。私食べてないよ一個も。お母さんじゃん食べたの」母「又そうやって人のせいにする。あんたって子は」私「わ、わ、私ですか 食べた犯人は」母「そうよ。お前は何でも先にパクパク食べちゃうんだから。 それは○夫(母の息子、私の弟)の分だから食べちゃダメよ」私「はいはい・・・」と、こんな感じ。しかも、私に分をとっておいてあげよう!とは思わないらしい。先日も母が大好きな舟和の芋ようかんを買ってきた。私と母で半分ぺろりと食べた後・・・しまってあった芋ようかんの箱を母が再度開けて母「あ~~。ない!!お前は!!もう、半分も食べてる」私「何言ってるの??さっき、一緒に食べたじゃん。」母「又、そういう事いって。私食べてないよ。」それを聞いていたウチの旦那が旦那「ね~~お義母さん。さっきぶるちゃん食べてたよね。俺も見たもん」母「でしょ~~~。食べてたよね。この子」と味方が出来て満足げな顔をした母。そして・・・私をまるで泥棒の様にキッとした目で、にらみつけたのでした。トホホホ・・・後日、そんな事を弟に言うと弟「そうそう。いつも姉ちゃんが食ったって言ってるよ。 それと、物が変な所に移動してるのも(キッチンペーパーがトイレにとか)も、 姉ちゃんがやったって言ってるよ~~」私「え~~私じゃないから」弟「わかってるよ」と言いつつも、何故か弟は私のせいになっているのが面白いようで、ニタニタしている。まったく~~~。ちぇっ!!って感じです。何事も弟のせいにはならないんだよね~~。これが娘ではなく、嫁さんだったら・・・傷つくだろうな・・と思いつつ・・・でも母は、お金の管理は全て私任せで、しかも母はこういっている。母「お金の事は○夫には、内緒ね。あの子はケチだから。 私がお金が少しでもあると知ったら、生活費くれないから。」う~~ん。ボケているのかしっかりしているのか。食いしん坊の娘と金銭感覚がしっかりしている息子。母はやっぱり鋭いのかもしれない。 最後までよんでくれて有難うございます。もし良かったら、これを→ポチッと押してくれると励みになります。有難うございます。
2009年01月21日
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あけましておめでとうございます。昨日から旦那も初出勤母もデイに通い始め・・・新年がスタートした~~と実感した私です。新年の目標とかって、立てるタイプではないのですが、今年は 「先々の事よりも、先ずは今現在の自分が出来ることをしよう!!」と決めてみました。母の介護を通して一つ学んだ事があります。それは、とにかく「今日一日を大切に生きる」ことが重要と言う事です。とても当たり前のことなんですけどね。私はどちらかと言うと、心配性。先が分からないとすご~~く不安になってしまうんです。だから、一人で色々先回りしては余計心配で、焦ったりします。焦るから目先の事に、一喜一憂していまいます。なので、母がアルツハイマーになったと分かった時は、先々が心配で心配で、母の心配だけでなく、他県に住む姑はパーキンソン氏病で多分将来的には介護が必要になるだろうし、旦那の会社は倒産しそうだし、私達夫婦には子供いないし、母と一緒に住んでいる弟は彼女もいないし、などなど・・・夜布団に入って色々考えて将来の事を不安に思い一人、ポロポロ涙を流していたのです。隣では旦那がおおイビキをかいて眠っていてそれが「私の気持ち分かってくれない!!」と怒りに変わったり・・でも、介護していく中で、母を通し、又、周りの人の温かい支えを感じてくると、先々の人生計画や目標も大切だけど、今、自分にできる事を、相手の為に精一杯すればいいんだ・・と、変わってきました。「相手の為」って案外難しいんだけど、取り合えず、私の場合は相手が「笑顔」になってくれること。そして、それは「私こんなにやっているの、認めて~。褒めて」と思わない範囲であること。にしました。今、私がやっている事は、母の家の家事・炊事・家計管理など主婦業全般と母の病気の進行が遅くなるような工夫。母ができる事を一緒にやって、なるべく母ができる事を維持するお手伝い。その中で、私がちょっと得意な事を探してみると??・・・・・ない・・・・料理は普通レベル掃除は・・私が掃除した所を旦那が後ろから着いてきて掃除しなおすぐらい、大雑把。(私自身はよくやってるつもり)家計管理。 家計簿なんか続かない。 (でも、頑張ってるつもりではある。)そんな私でもできること。母に「笑顔」で応えてもらえる事は無いか?見つかりました。ホント、些細な事で恥ずかしいけど(些細過ぎるかも)母がデイから帰って来た時には、母の家にいて「笑顔」で「明るく」「おかえりなさーい。今日は楽しかった?」と、迎え母の話を聞いてあげる事。これなら私にもできるんじゃないかな・・って思ったのです。母がデイに行くときは見送っても、帰宅したときは仕事(自宅の家事も含む)にかまけて意外と気にしなかったんだけど。昨日、母が帰宅したとき実行してみた。暖かいミルクココアを作って、母の話を聞いた。小学校低学年の子が、母親に学校の出来事を話すようにデイでの話していた母・・・一通り話し終わったら、ココアで体もあったまり「ちょっと、お昼寝・・疲れちゃった」と言ってほっとした様な、穏やかな表情で、ソファでウトウトしてしまった母。そんな母の顔見ていたら、こっちも心がホンワカ和んだ。取り合えず、こんな感じで今年はスタートしてみようと思う。これなら、続けられそうです。私が仕事を始めたら出来なくなるかもしれないけど、それはその時考える事にして・・・・こんな私ですが、皆さん、今年も宜しくお願いします。最後までよんでくれて有難うございます。もし良かったら、これを→
2009年01月06日
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