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@かぼちゃ @ Re:久々で忘れていそう(02/23) >うさぎ1455☆さん ボクも半分内容を忘れ…
うさぎ1455☆ @ 久々で忘れていそう こんばんは。このシリーズ、最初の方に読…
あむあむ108 @ Re:初野晴「退出ゲーム」(12/18) はじめまして。 楽しく読みやすい文章に…
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2009/01/05
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カテゴリ: ミステリ

黒百合
「六甲山に小さな別荘があるんだ。下の街とは気温が八度も違うから涼しく過ごせるよ。きみと同い年のひとり息子がいるので、きっといい遊び相手になる。一彦という名前だ」父の古い友人である浅木さんに招かれた私は、別荘に到着した翌日、一彦とともに向かったヒョウタン池で「この池の精」と名乗る少女に出会う。夏休みの宿題、ハイキング、次第に育まれる淡い恋、そして死―一九五二年夏、六甲の避暑地でかけがえのない時間を過ごす少年たちを瑞々しい筆致で描き、文芸とミステリの融合を果たした傑作長編。


甘酸っぱい… そんな表現がしっくりくる青春小説。
進と一彦のやりとりや、香の思わせぶりな行動は読んでいて懐かしさを覚えました。
小学生の頃、気になる女の子にあんなことしてたよなー、なんて思い返してみたりw
ミステリとして期待していただけに、嬉しい誤算でしたね。


※以下ネタバレ反転
目次や構成を見れば叙述トリックが仕掛けられているというのは早い段階で予想がついたんですけどねえ… はい、例によって負け惜しみですw
青春小説としてもミステリとしても両立させたということを考慮すると、ミスリード(日登美の夫が足をひきずっている描写、六甲の女王の存在)の多さはささいなことなのかもしれません。


『このミス』7位に入るのも納得の出来。タイトルも秀逸ですね。
新年一発目からこんないい作品を読めて、今年も幸先が良さそうです!





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Last updated  2012/03/08 08:43:33 PM
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