KYOTO [１]


ALBUM TITLE：ＫＹＯＴＯＰＨＯＴＯＧＲＡＰＨ [1] MEMO：２００８・０８・２９～３０京都大原 (あめ)
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KYOTO PHOTOGRAPH [1]
OHARA IN THE RAIN.

前日の「雨の日本庭園を見にいこう」という彼の勢いで、次の日、雨の大原へ行きました。

バス停から、ゆるやかな坂道を１時間ほど歩いて、やっと宿に到着。
荷物を置いて、カメラを持って、探索開始。最初に出会ったのは「ハナ」ちゃん。

穏やかな性格な女の子。いくらでも触らせてくれるのに必要以上に懐かないところも素敵。
	そんな彼女のリードの先には「猛犬に注意」の札がありました(笑)

飼い主いわく
猛犬の「ハナ」ちゃんがいたすぐ前は
　「寂光院」の入り口。

入ってすぐの階段の途中の木にでんでん虫がいました。

久方ぶりのでんでん虫との出会いが嬉しくて
ついつい木の下に移動させて「冒険」を強要。

がんばってね。

これは寂光院の中庭にあった池。
「いつかこんな池のある家に住みたい。。」とモンモンとしながら撮りました。

寂光院は平成１２年に火災によって焼けてしまい、今あるのは復元した本尊。
資料館の中に、焼けた本尊の一部と、火災についての新聞記事が置かれていました。どうやら放火の可能性が高いらしいです。たしか犯人は捕まっていないって書いてあったような。もしそうなら、これほどストレートな「罰当たり」は他にないだろうなーと思いました。

寂光院をはじめ、大原は古い歴史とそれを守り、残した場所です。
たとえば風景や言葉。よく思われている京言葉は「茶屋言葉」といい、方言ではありません。
大原の人の訛りこそ、昔ながらの京都弁だと、私は教わりました。
本当の京都の言葉を聞きたい方は大原の人とお話ししてみてください。

彼が撮ってくれた写真。
撮るのは好きだけど、撮られるのがすこぶる苦手な私を、何気なく後ろや横から撮ってくれます。

でもこのお庭、私が写っていない写真がほしかったな(笑)

「この庭ほしいなー」
とか物欲にかられてるところです(笑)

草や木やコケが生えてて
落ち葉が落ちてて
池があって。

静かで。

社会とは遠く離れた世界にいるような感じ。
こういうお庭って、
ちょっとした宇宙ステーションなのかも。

　大原といえば「三千院」ですが
　今回は時間の都合で断念し、宿に帰ってきました。

　宿は民宿風の旅館。
　名物は五右衛門風呂と味噌鍋。

　「雨の日本庭園を見ながらのんびり過ごそう」
　って言って彼が選んで予約したお部屋。

　すごくのんびりできました。

　廊下の薄いドアを開けたら
　いきなり部屋ってのはびっくりしたけど(笑)　
　あと、洗面所やトイレが共同だったり
　大浴場のシャワーが頼りない水圧だったり
　シャワーを置こうとしたら「カラン…」の音とともに「クタ…」っとしたのも
　面白かった。

　かなりのんびりが味わえる宿です。

　宿情報はコチラ→

　「大原温泉湯元　京の民宿　大原の里」

　大原温泉湯元。
　露天・五右衛門風呂がある大原名物
　「味噌鍋」本家の宿。