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用事の帰りに乗ってみました。これはオオタカの森駅のホーム。 東武野田線の初石と豊四季の間です。地下鉄南北線と同じように車両との間に保護のドアがあり、安心です。これが車両。 ホームのはじでは鉄道マニア(いわゆるてっちゃん)が写真をばしばし。車内はこんな感じです。時間は常磐線を使うよりやや短い。 ほとんどの路線が高架か地下。 そのおかげかカーブが少なく高速にもかかわらず乗り心地はいいです。駅前はご覧の通りなーんにもないところが多いです。柏の葉公園への便がいいので、サッカーの日は秋葉原駅は大行列。でも普段乗る人は少ないと思います。 少なくとも沿線の駅周辺に家が沢山建つまでは。 いまの状況ではあまり期待できない。 そうだとすると、高架と地下に建設した巨額の費用の回収はおぼつきませんね。聞いたところによれば、この計画は30年越し。 経済が右肩上がりの頃のプランを引きずっているのではないかという気がしてなりません。
2005年09月04日
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ホテル向けLANプロバイダ Inter touch香港チムサッチョイのHoliday Inn Golden Mileで接続のトラブル。ヘルプデスクに電話しても埒が明かず、結局ホテル内のケーブルの接触不良との結論。 部屋を変わったらうそのようにつながりました。接続時につながるホームページはこちらのOSの言語を検知して自動的に日本語で表示されます。ヘルプデスクと何度も話すうちに、このホテルでの有線LANサービスはInter touchというオーストラリアの会社が受託していることが分かりました。 ホテルのみを相手とするプロバイダーです。24時間ヘルプデスクは人件費が安く、英語を話せる人が簡単に見つかるマレーシア。 若干日本語が出来る人もいて、日本語OSのメニュも分かり、対応も非常によかったです。ここのサービスを使っているホテルは世界中に広がっています。 なんと日本でも名古屋ヒルトン、パークハイアット(新宿)、インターコンチネンタル、東京プリンスなど。知らないうちに世界をまたにかけて業容を広げている会社があるんですね。ホテルにとって専門外で敷居が高い高速インターネット。 しかしこれを持たないホテルはビジネスユースでは問題外になりつつあります。 その設置からヘルプデスクを含めた運営全般を受託してくれるサービスは専門外の分野をアウトソース出来るという意味で渡りに舟なのでしょう。 ただ、ダイアルアップの時代にはふんだんに入ってきた電話代の法外な上乗せ収入がなくなってしまう。たから、Inter touch側は通信料の一部をホテルに支払っているのだと思います。
2005年08月28日
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今年初めてレッズの試合を観に行きました。試合は非常に緊迫しており、しかも永井と新戦力のポンテが活躍しレッズが新境地を見せて勝ったので大満足。そのスタジアムで新生レッズを象徴する出来事がありました。それはデカ旗の世代交代。 ユニフォーム型デカ旗が一昨年のデザインから今年のデザインに衣替え。キックオフ直前に交代式がゴール裏客席で行われました。こちらが 'Pajero' の旧デザインそしてこちらが 'Vodafone' の2005版。スタジアム入口では選手の等身大スタンドの間で写真を撮れる仕掛け。
2005年08月21日
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アップルから出たばかりの新型マウス名付けて"Mighty Mouse"に触ってみました。このブログを見ている人はご存知の通り、私は大のマウス好き。 これまでに沢山の最新マウスを買い込みました。今まででベストと思っているのはLogicoolの超小型光学式無線横スクロールマウス。 出張にもプレゼンにもすごくつかえます。 受信半径も10m。 しかもBluetoothではないので、電池が長持ちします。 受信機がマウスの中に収納されてしまうのもすごい。 そして何より形が可愛い。そしてこのMighty Mouse。 まずデザインは抜群です。 子供っぽくない可愛げのあるデザインは最近の流行だと思うけど(ニュービートル、ニューミニ、iPodなど)これもその路線。 ラインが少なくて面で構成されているところ、なんとも言えない丸み。 細かい線で区切られたこれまでのマウスとは全く違う。機能的にはアップルで初めての2ボタンでありながらボタンが見えない。 360°スクロールボール付き。 このボールが微妙に小さくて可愛い。 昔のボール式マウスのボールを1/10にしたような形。 縦横斜めスクロールが可能。本体の両側には「スクイーズボタン」がある。 要するにマウスを握ることで操作するボタン。 スクロールボールのクリック、スクイーズボタンのクリックに好みの機能を割り当てることができます。 例えばOSXのF11。 開いているウィンドウを全て画面の外側に押し出し、空のデスクトップが前面に出てくる機能。アップルの従来の光学無線マウスは非常に美しいデザインだったけど、ボタンが一つでスクロールホイールがないという致命的な欠点がありました。今回は現存する全ての機能プラスアルファを従来の路線を踏襲するシンプルで美しい、アップルらしいデザインでまとめたところが素晴らしい。唯一の欠点は有線式であること。 ボタンレスの2ボタンを実現するため一センサーなどが入っており、発信機と電池を内蔵する無線式にはスペース上出来なかったものと想像される。次の進化に期待します。
2005年08月13日
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アップルから出たばかりの新型マウス名付けて"Mighty Mouse"に触ってみました。このブログを見ている人はご存知の通り、私は大のマウス好き。 これまでに沢山の最新マウスを買い込みました。今まででベストと思っているのはLogicoolの超小型光学式無線横スクロールマウス。 出張にもプレゼンにもすごくつかえます。 受信半径も10m。 しかもBluetoothではないので、電池が長持ちします。 受信機がマウスの中に収納されてしまうのもすごい。 そして何より形が可愛い。そしてこのMighty Mouse。 まずデザインは抜群です。 子供っぽくない可愛げのあるデザインは最近の流行だと思うけど(ニュービートル、ニューミニ、iPodなど)これもその路線。 ラインが少なくて面で構成されているところ、なんとも言えない丸み。 細かい線で区切られたこれまでのマウスとは全く違う。機能的にはアップルで初めての2ボタンでありながらボタンが見えない。 360°スクロールボール付き。 このボールが微妙に小さくて可愛い。 昔のボール式マウスのボールを1/10にしたような形。 縦横斜めスクロールが可能。本体の両側には「スクイーズボタン」がある。 要するにマウスを握ることで操作するボタン。 スクロールボールのクリック、スクイーズボタンのクリックに好みの機能を割り当てることができます。 例えばOSXのF11。 開いているウィンドウを全て画面の外側に押し出し、空のデスクトップが前面に出てくる機能。アップルの従来の光学無線マウスは非常に美しいデザインだったけど、ボタンが一つでスクロールホイールがないという致命的な欠点がありました。今回は現存する全ての機能プラスアルファを従来の路線を踏襲するシンプルで美しい、アップルらしいデザインでまとめたところが素晴らしい。唯一の欠点は有線式であること。 ボタンレスの2ボタンを実現するため一センサーなどが入っており、発信機と電池を内蔵する無線式にはスペース上出来なかったものと想像される。次の進化に期待します。
2005年08月13日
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利苑(Lei Garden)で飲茶をいただくまたまた出張で香港に行きました。夜2時までやっている新しいモール apmの利苑でお昼をたべました。鳥のスープから始まって、肉入りのもちを揚げたヤツ、オランウータンのようなもじゃもじゃした揚物 (名前が分からなくてスミマセン)、大根もちなどいろいろとおいしく頂きました。最後は楊枝甘露。 マンゴ、グレープフルーツとタピオカの入ったココナッツミルクの冷たいデザートです。マンゴの濃厚な味にグレープフルーツが加わることですっきりしておいしい。 なんでもこのデザートは利苑が最初に考案したモノだそうです。香港All aboutによれば、ここ数年流行のデザートだそうですね。この爽快感はそれまでの中華のデザートとは一線を画すものがあります、はい。
2005年08月09日
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ヨコスカ・ジャズ・ドリーム今日は家族でヨコスカ・ジャズ・ドリームを観に行きました。 コンサートは本当に久しぶりです。京急線汐入駅前の「横須賀芸術劇場」の中に入ってまず感激! 二階席以上は全て切り立ったと表現したいほど急な傾斜になっており、どこの席からでも前の席を気にすることなく舞台が見えます。 そう、ヨーロッパのオペラ劇場のような作りです。出演者はEMオールスターズ、Malta、ウィリー沖山(!)、彩木香里、寺井尚子Quintet、熱帯ジャズ楽団、そして阿川泰子でした。中でも初めて聴く寺井尚子に圧倒されました。 珍しいジャズバイオリンを中心とする五人組。 バイオリンの流麗なメロディと広い音域を抜群のリズム感とイマジネーションあふれるアドリブで寺井は120%生かしていました。 緊張感あふれる演奏にあまりにも集中して聴いていたため、終わりにはぐったり疲れるほどでした。寺井がリズムをとる姿も美しくて引き込まれました。隣で妻も夢中になっており、すぐさま最新CD 'Dream Dancing'を入手しました。熱帯ジャズ楽団のブラスとパーカッションの迫力、阿川泰子のエレガントなボーカルもよかった。おまけはウィリー沖山のヨーデル。 やっぱり出ました。 本人いわく「肩身の狭い思いをして唄ってます」また観に行きたい。
2005年07月31日
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Lucky Man<著者>マイケル・J・フォックス<内容>「バックトゥザテューチャー」の俳優の生い立ちとパーキンソン病との闘いを描いた自伝<感想>久しぶりに読んだ英語の本。英語は平易で一部文語的な用語を使っている以外は読みやすい。 30代でパーキンソン病にかかるというショッキングなニュースは今でも記憶に新しい。 それだけドラマチックなエピソードを含んでいるのに、本自体は引き込まれるものがない。 よく言えば淡々と語っている。 もちろん本人や家族の苦しみは想像を越えたものがあるだろうが、やはり素人が描いた本。 私とっては魅力がない本だった。有名人になるということが、どういうことか非常によく描かれているところは数少ない魅力の一つ。あるインタビュー番組で自分の好きなビールの名前を言ったら次の日にトラック一台分のビールがそのメーカーから届いた話。人気のアトラクション、芝居、スポーツなど全て裏口からフリーパスになること。また大きな欠点として、よっぽど意志を強く持たないとプライバシーは全く無くなること。 身内だけでやろうとした結婚式は上空をヘリコプターが何機も舞う大騒ぎになった話など。本自体の魅力とは別に、これだけの逆境に敢然と立ち向かいパーキンソン病自体の治療法開発を目指して活動する姿は素晴らしい。この本の利益はパーキンソン治療研究を支援する彼の財団に寄付される。<勝手にレーティング>ストーリー:3オリジナリティ:4文章:3アマゾン:4.5合計:14.5英語の難易度:中級
2005年07月21日
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世界一? Fat Duckでお昼Michelinで三つ星、Gault Millauで19/20、Restaurant magazineで世界一のレストランに選ばれるなど世界一のレストランの名をほしいままにしているこのレストランはイギリスバークシャー州のBrayという小さな町にあります。 ロンドンから西に一時間程度のところです。開業は1995年。 もとパブの建物を改造した店内は平日の昼なのに一杯。 今回も電話したらたまたまキャンセルが出たのでとれたのです。オーナーシェフのHeston Blumenthal氏は驚くべき経歴の持ち主。 というのも他の店で修業した経験が全くなく、料理学校に行ったこともないのです。自分で勉強しただけで「世界一」とは!!さて、肝心の料理です。まずAmuse Boucheがすごくオリジナルで驚かされます。 バルサミコのアイスに紫キャベツのソースが掛かってます。その後は7000円ほどのランチメニュ。 フォアグラのミルフィユ、ブタばら肉、そしてフランボワーズのババロワ。ランチメニュにしたのがちょっと失敗だったかも知れません。 デザート以外は「そこまでおいしいかな」という印象でした。イギリスで食べる食事としては出色でしたけど。ご覧のように見た目の美しさは抜群です。面白いのはソムリエを初め、フロアスタッフのほとんどが外国人であること。 フランス人が多いようでした。 これはくすぐりの演出ですね。 シェフ自身は純粋なイギリス人ですから。フランス人のウェイターにFat Duckという名前の由来を聞きました。 由来といえるものはなく、短くてさりげない名前にしたかっただけだそうです。
2005年07月17日
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危うく難を逃れました。ロンドン・モスクワ出張から昨日帰りました。爆弾テロのときはヒースロー空港のラウンジで読書中でした。 モスクワに出発する便が朝の9時だったので、ロンドンのホテルを6時過ぎにはタクシーで出発していたのが幸いしました。ラウンジには全くニュースは流れず、ロンドンがオリンピック会場になることなどを同行者とのんびりと話していました。モスクワの空港で荷物を待っているとき同僚からの電話で初めてテロの話を聞き驚きました。モスクワではチェチェン政策に反対する小規模なデモを見かけました。 チリのサンチャゴでは独裁者ピノシェの下で行方不明になった人たちの捜索を訴えるデモを見ました。 専制政治、内戦、ら致、テロ・・・。 もはや世界のどこに行っても安全なところなどないようです。
2005年07月10日
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シャドウダイバーの日本語版が出ました。去年ベストセラーになったアメリカのノンフィクションShadow Diversの日本語版が出ました。私は、この本がすごく気に入って殿堂にも入れましたが、なにせ大判で400ページ近い英語の本ですから、相当の根性とひまがないと読み切れません。だから日本語版が出たのはいいですね。 超オススメです。英語版のブックレビュー更にリドリー・スコットによる映画化が決まってます。 リドリー・スコットといえば「エイリアン」、「ブレードランナー」、「ブラックレイン」、「グラディエーター」など単なるアクションに留まらない作品を沢山生み出している人。封切りはいつになるかまだ未定のようですが、今から期待が高まります。それから私の好きな伊坂幸太郎の新作もでましたね。 「死神の精度」次に読みたい本です。
2005年07月02日
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MICKさん、ザックさん、ヨッシーさんたちとビクターズでランチ。ワインの選択を任されたのでリストを見ていると、この間チリで行ったワイナリーのワインが!!思わず注文したらおいしかった。 Cousina Macul Reserva Chardonnay クシーニャ・マクールはサンチャゴ郊外の小さなワイナリーです。料理はこんな感じ。 デザートはブッフェ。 これで4100円は良心的。
2005年06月29日
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「ほんのすこしの勇気から」(絵本)難民のオレアちゃんがおしえてくれたことすごくいい絵本です。 子供に難民問題を伝えるのに最適。 大人にも読みごたえがあります。是非自分で買って読みましょう。 印税が100%難民のために寄付されます。<著者>日本国連HCR協会ボランティア・絵本プロジェクトチーム<内容>クラスに難民の女の子オレアちゃんが転入してきて、初めはなかなかなじめないが、みんなと一緒に歌を唄ってからどんどん溶け込んでくる。「わたし」にとって大切な存在になって行く。授業でオレアちゃんの描いた絵は自分の家が燃えている絵。彼女がどんなに悲惨な運命にもてあそばれてきたかがクラスの仲間に分かってくる。<感想>難民という重い課題を描きながらなぜか大上段に振りかぶったところがない。 あどけないタッチの水彩イラストも一役買っているのかも知れない。 自然に友達になる「わたし」やクラスメート、外人の家族が近所に来たというだけでトラブルのもとと感じてしまう「わたし」の両親、そして両親を「啓蒙」する「わたし」。 平和な日本の日常に難民問題が飛び込んできたらこうなるだろうと納得できる。 「お涙ちょうだい」スタイルでないのがこの本にリアリティと説得力を与えていると思う。文化・言葉・習慣の違いのある「異質な」人たちと日常的に接するのは日本人にとっていいことだ。 実際に難民が大挙して日本に来れば摩擦は避けられない。 異質なものは理解するのに手間が掛かる。 効率一本やりで余裕がない日本では摩擦は想像以上に大きいはず。 その摩擦を越えて難民を沢山受け入れられる国・国民になりたい。<勝手にレーティング>ストーリー:4.5オリジナリティ:4.5文章:4.5アマゾン:4.5合計:18どうどうの殿堂入りです!
2005年06月25日
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二泊三日で香港に行きました。恐らく世界で一番便利な町が香港だと思います。今度泊まったチムサッチョイのホテルから、半径百メートル以内にコンビニ一軒、スーパー二軒、喫茶店、レストラン、カラオケ、足裏マッサージまで。欧米はもちろん、アジアでもここまで便利なところはないです。私は、「超健康革命」を読んで以来、朝ご飯はいつもフルーツと飲み物だけ。 近所のスーパーでオレンジとリンゴとこの「柚子緑茶」を買いました。 これで11香港ドル。 150円。 安いですね。 でもこの柚子緑茶は大失敗。 すごく甘いのです。徒歩と地下鉄で歩き回れる町が私は好きです。 ダウンタウン(町の中心)が栄えているところでないとこうは行きません。 アメリカの大都市の多くはダウンタウンがスラム化し、住民が郊外に逃げて行く「ドーナツ化」が著しいですが、消費の中心はショッピングモールに集中してしまいます。 町の歴史や個性が失わると思います。香港は空港からのアクセスも便利ですよね。 タクシーも払える金額だし、専用列車がまたすごく使える。 空港ではラゲージクレームと同じ階に出発ホームがある。 到着ホームも出発ロビーと同じ階。 一時間以内で町の中心に着け、値段は1500円程度。 シンガポールもクアラルンプールもミラノもアムステルダムも空港が町から離れている所はどこも同じような設備が整ってます。 これが世界の標準になりつつある。 成田は大きく取り残されてます。全然関係ないですが、これはホテルの部屋に備え付けられていた体重計。 かっこいいです。
2005年06月19日
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<著者>小林 昌平、山本 周嗣(しゅうじ)、水野 敬也(けいや)<内容>傾聴を中心とした受け身の会話技術とは一線を画し、より積極的に「うけ」を狙うことでより強い印象を相手に与えることを意図したマニュアル。戦略1 ガイジン化することケース:お偉いさんの懐に飛び込む、イカツイ若者を鎮める、結婚式のスピーチで滑らない戦略2 逆境で粘り強いことケース:オンナを家にお持ち帰る、父になったとして娘を振り向かせる、この前の合コンで脈のないオンナを電話で口説く戦略3 神の視点で見ることケース:ナメられたとき応戦する、陰険な上司の攻撃をいなす、戦略4 逆を狙うことケース:腐った友人を生き返らせる、ウザイ上司の誘いを切り抜ける戦略5 チューニング力があることケース:初デートで相手のツボをつかむ、お客さんとの間合いを詰める戦略6 番組化することケース:間が持たない初対面をしのぐ、居心地の悪い店を何とかする、ディズニーシーの2時間30分待ちを乗り切る補足 アクションとレトリック<感想>あなたの周りにもこんな人いませんか。 彼、彼女は人気があり、大物とも簡単に友達になってしまう。 こんな「特別」な人たちが使っているスキルを分類分析し、解説した初めての本です。読んでみると「これは自分もやっているなぁ」というものも少なからずあります。 知らずしらずに経験から身に付けた処世術。 この本のいいところはそれを体系づけたところです。面白いフレーズやジョークを集めたものではなく、それらのスキルを読者が身に付け日常の場面で使いこなすことを意図しています。使い方は本人次第。 状況を間違うとひどい目に遭うことも十分ある。 要は本の中にもある「チューニング力」。 場の空気や相手の好みを見抜く力がないとスキルは役に立たない。ちなみにアマゾンの書評で大阪の人は「大阪でこれをやったら総スカン」と書いてます。身に付けたいスキルと達成度を自己診断するチェックリスト付き<勝手にレーティング>納得度:4.5オリジナリティ:4.5実用度:4アマゾン:3.5合計:16.5<もっと読みたいなら>著者のその他の作品 Bad Luck (水野敬也)
2005年06月12日
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パリでお土産というと何を思い浮かべますか。モンマルトルで似顔絵を描かせるとか、骨董品、美術館のショップなんかもいいですが、やはり食べ物が一番。 ワイン、チーズ、お菓子など何でもそろっているので、私が必ず行くのがデパートBon March?(ボンマルシェ)の食品館La Grande Epicerie de Parisです。フランス初め世界各国の食品(日本のお菓子も沢山あります)が盛りだくさん。今回は(前回大好評だった)Maximのペンケース入りチョコを買いました。ビール売り場にも面白いものが沢山ありました。 これは有名なPhilippe StarckデザインのKronenbourg 1664。 ちなみにクローネンブールはフランスの大手メーカーで1664は創業の年(!)を商品名にしたプレミアムビールです。バナナビール、チョコビール、(ラベルの写真はチョコレート色の泡がついたおっさんの口元)元祖チェコのバドワイザーなど。ワイン売り場で注目したのはこの「スイスワイン」。 多分味は大したことないんだろうけど思わず買っちゃいますね。
2005年06月08日
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パリからの出発便は夜7時。 午後四時頃まで時間の余裕が出来た。パリに住んでいるときから大好きなCentre Georges Pompidou(ポンピドゥー・センター)へ友人の友人が「絶対」と奨めてくれた建築家Robert Mallet-Stevensの展覧会にまず行きました。フランスの建築家といえば家具でも有名なLe Corbusier(ル・コルブュジェ)とかGimmard(ギマール)くらいしか知りませんでしたが、この展覧会は良かったです。1900年から1930年くらいの世界は、個人が全て一箇作りする芸術から工房でまとまった数を工具を使って手作りする工芸、そして工場で規格品を大量生産する時代へと移り変わった時期です。 建築の世界でもコンクリートが実用化された時代で、ステベンスはその時代を体言する人だったことがよく分かります。個人住宅を数多く手がけているのも特徴。 ちなみに16区にはこの建築家の名前がついた通りがあります。さて、次に常設展に行きました。 私が一番好きなのはカンジンスキーなのですが、なんと6月16日まで工事中。そこでいつもは見ることがない’60年以降の現代美術をのぞいてみました。空間、色、形を自由に使うと面白い。 結構気に入りました。直前に建築を見たせいか、一番気に入ったのは建築でした。V?ra CardotとPierre Jolyによるフランスアンジェ市のデベロップメント。Renzo Pianoによるニューカレドニアの文化センター見にいきたいなあ。
2005年06月04日
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3泊でパリに来ています。空港では直行便なのにもかかわらず荷物がなくなりかけました。なんでも他のかばんに混じってミラノに送られる寸前だったとか。 係りの人がものすごく一生懸命探してくれて、積み込み寸前のところを取り返しました。さて、今回もDa Vince Codeで有名になったサン・スュルピス教会の隣のRelais Saint Sulpiceというホテルに泊まりました。中庭を囲む形に立てられた建物はたぶんもともとアパートだと思います。 パリの建物の典型的なつくりです。 中に入ると表の喧騒がうそのように静かでほっとします。 よくできてますね。このホテルでちょっと変わったものを見つけました。 栄養ドリンクのようですが、シャンプーとバスジェルなんです。それからこれはドライヤー。 チューブの左側が外れて噴出し口、チューブの右側の根元がスイッチになってます。
2005年06月01日
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<著者>小田豊二<内容>1500人以上にインタビューしたインタビューのプロでライターの著者が自らの経験とスキルを披露する。第一章 誰に何を聞くかインタビューの初心者が犯しがちなミスを指摘し、聞き手として必要な態度(集中的傾聴、映像的想起、共鳴、好奇心)を説明する。 次にインタビューのエキスパートとして自ら体得したスキルを提示。第二章 「書く」ために「聞く」人たちライター以外の人に聞くプロ、刑事、新聞記者、産業コンサルタントそれぞれの聞く技術を明らかにする。第三章 「聞いた」ことを「書く」技術記憶を重視し、テープに頼らない。 言っていないことを書いていいのか。など<感想>第一章と第三章のインタビュー技術は著者の面目躍如である。特に「プロの聞く技術」として例示されている明確化のスキル・反論のスキル・中断のスキル・移動のスキル・浄化のスキル・倍音のスキルは実用性も高い。また、インタビューでは自然な話の流れを作るためメモを取らないというアドバイスも納得。一方、インタビュアー以外のプロの聞き手、刑事・新聞記者・産業カウンセラー・医者の聞く技術を解説した第二章は踏み込みが足らない。<勝手にレーティング>納得度:4オリジナリティ:4実用度:4アマゾン:3.5 (まだレビューがないため)合計:15.5
2005年05月28日
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<著者>村上春樹<内容>高い壁に囲まれ、外界との接触がまるでない町で、そこに住む一角獣たちの頭骨から夢を読んで暮らす<僕>の物語[世界の終わり]。 老科学者により意識の核にある思考回路を組み込まれた<私>が、その回路に隠された秘密を巡って活躍する[ハードボイルド・ワンダーランド]。 静と動の二つの物語が同時進行する。二つの物語はやがて一つに結びつき、驚くべき結末が待っている。<感想>友人が「この本を読んで村上春樹にはまった」と言うので読んでみた。実際今までに読んだ「ノルウェーの森」「ねじまき鳥クロニクル」「アフターダーク」に比べて一番面白かった。この本が書かれたのはなんと1988年。 車や電気製品に関する記述で僅かに時代を感じさせるが、脳の研究が進んだ今読んでも古さは全くない。ハードボイルド・ワンダーランドの方では強大な権力や意識操作を可能にする科学技術などになんとも知れない空恐ろしさを感じ、世界の終わりの方では風景描写にどうにもならない閉塞感を感じる。<勝手にレーティング>ストーリー:4.5文章:4.5オリジナリティ:4.5アマゾン:4.5合計:18<私が読んだ著者のその他の作品>「アフターダーク」
2005年05月22日
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自己主張の英語術<著者>ジオス(英会話学校)<内容>ベビーシッター、老人介護、原子力発電などのテーマを日本人と外国人が英語で議論するという設定で、主張・反論・例示のための言い回しと論理の展開を学ぶための本。ディベートのコツの初歩も内容に含まれている。 巻末に日本在住の英語国民が日本の文化習慣について本音で感想を述べている。<感想>英語を仕事で使い議論をしているレベルの人であれば九割は知っていること。逆に言うとそういう仕事をこれからやって行こうとする人には有用だ。社内教育にも使えそう。取り上げられている議論はスペースや語彙の関係もあってかややステレオタイプと感じた。 日本人は日本的な「以心伝心」を強調し、外国人はきちんと言葉で表現することを主張する。 などなど。巻末の「在日欧米人の本音集」も面白い。<勝手にレーティング>納得度:4オリジナリティ:4.5実用度:4 (中級者にはかなり有用)アマゾン:3.5 (まだ評価がないため)合計:16
2005年05月19日
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「問題な日本語」を読みました。 殿堂入り!<著者>北原保雄 編<内容>取り上げられた最近の表現:「すごいおいしい」、「こちら~になります」、「コーヒーのほうをお持ちしました」、「私って~じゃないですか」などどちらが正しいか迷う表現:「一所懸命vs一生懸命」、「斎vs斉」、「フロッピーvsフロッピィ」など<感想>出版社は辞書専門の大修館。 執筆者も辞書の編纂者。おちゃらけたカバーのマンガのイメージとは裏腹に非常にまじめに「問題な」最近の表現を取り上げている。 安易な批判を避けて、その表現が生まれた背景を分析し、現代の表現として適当か、今後はどうなるのかを考察しているところが面白い。考えるまでもなく、言語は世の中の考え方を反映して変化していく生き物である。 「新しい」「だらしない」など現代に定着している言葉が実は誤用から誕生したことも念頭に置くべきだ。既成概念にしばられて、新しい表現を即座に排斥する前に、こういった冷静な分析をするのはいいと思う。<勝手にレーティング>納得度:4.5オリジナリティ:4.5実用度:4.5アマゾン:4合計:17.5
2005年05月15日
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塩湖に近いToconaoという村です。広場に鐘楼が立っていて道路を隔てたところに教会がありました。 変わった作りです。運転手さんが交渉してくれて、民家の中庭でラマに触ることが出来ました。檻の隣にはこのはた織り機が。 ラマの毛糸からセーターを編んでいるところ。帰り道沿いにはラマの群れが放牧されていました。 白、黒、ブチ、茶色さまざまな色のラマがいますね。
2005年05月11日
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今回の目的地は首都のサンチアゴではなく、北部の砂漠地帯の村San Pedro de Atacamaです。なんでそんな所に出張で行くのかは聞かないでください。 社内的にも出張ではなく「旅行」と呼ばれてますし。 でもりっぱな仕事なんです。サンチアゴから二時間ほど飛行機で行ったところが一番近いCalama空港です。 この地域は鉱物資源が豊富でチリの国力を支えています。まずはこの荒涼とした広がりを見てください。 土煙を上げているのは銅山の車です。ここからサンペドロまで来るまで約一時間。 その間の光景も驚きの連続でした。 この写真の通り正に月面に下り立ったようです。 空気があるのが不思議なくらい。村でこんなお菓子を見つけました。 ひなあられとおこしにそっくりでしょう。村から40キロほどの所には「塩湖」がありました。 大昔海が閉じこめられて干上がり一面塩の結晶が広がっています。 ぽつぽつと立っているのはフラミンゴの群れです。
2005年05月08日
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Don't disturb でも Privacy pleaseでもなく。ちょっとしゃれてますねー。サンチアゴは驚くほどキレイで安全な町でした。盆地なのでスモッグがひどいのが欠点ですが、東西に広がる町は西がヨーロッパを思わせる旧市街、東がアメリカ西海岸を思わせる高級住宅地です。 郊外にはワイナリーが点在しています。 東にアンデス山脈を望み、僅かな距離を西に行けばもう太平洋岸です。ここで初めてみたものは横断歩道ならぬ「横断車道」。人が車道を横切るのではなく車が一段高くなった歩道を横切ります。
2005年05月04日
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チリ出張から帰ってきました。アメリカ経由で南米に行く場合、接続を考えるとアメリカの航空会社しかほぼ選択肢がありません。そこでしかたなくアメリカンで行きました。その時の日記前にもアメリカンの機内サービスは結構満足だと書きました。 シート間のスペースがJALなどより格段に広いのもいいです。 日本着便では夜食にそばがありました。 結構うまかった。スチュワーデスは60歳くらいでキンキン声のおばあさん。 でも親切。今回はラウンジです。経由して長時間すごしたダラスはアメリカンのハブの一つであるだけに、充実してます。大きさがけた外れ、奥行きは100以上あります。 日本の航空会社のちまちましたラウンジも見習って欲しいです。設備はゆったりしたラウンジ、キッズルーム、バーカウンター(有料だけど何でもある)、会議室、オーディオルーム、ジム(!)、シャワー(!)。もちろん無線LANと電源がいたるところに完備してます。アメリカンのラウンジ設備一覧
2005年05月01日
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ずいぶんとご無沙汰ですみません。一月の出張ではアテネ→ローザンヌ→トリノという経路で移動しました。スイスのローザンヌからイタリアのトリノへは車でアルプスを越えて行きました。この山越えで通ったのはGrand Saint Bernard峠です。 そう、あのセントバーナード犬の原産地。 気付け薬のブランデーの小樽をクビから下げた山岳救助犬はなじみの深いものですね。そこで思い出したのが今から30年も前の出来事。友人がフランス語の小説の下訳のアルバイトをしていました。 「どう考えても筋がつながらないんだよ。 『聖人ベルナールは暖炉の前に横たわりジャックの手をなめた』そんなわけないよな。」「聖人ベルナール」ではなく、セントバーナード犬だったのです。車を運転していた取引先のスイス人がDahuの話をしてくれました。 30年近く前にこの動物のことを聞いたのを思い出しました。 フレンチアルプスの麓に留学していた時です。高山に適応したカモシカの仲間で、アルプス以外にピレネー山脈にも生息しているとされていますが、誰も見たことがありません。 これがDahu(ダユ)です。勾配のキツイ斜面でまっすぐ立てるように身体の左右で脚の長さがちがうというばかげた話で、国民的ジョークです。 今回フランスだけでなくスイスのフランス語圏にも広がった話だと分かりました。山にキャンプに行くと必ず大人が子供たちにDahuの話をするそうです。 次の日は「ぼくは見た」とか「Dahuのふんだ」とか大いに盛り上がるそうです。右側が短い場合斜面を右回りするのは大得意ですが、左に回ろうとしたとたん転んでしまうのです。 もし見つけたら捕まえるのは簡単ですね。詳しくはこのページを見てください。山の村ではDahuが平地に降りてきても歩きやすいように道のはじを高くしているところがあり、これが現代の歩道の原形となったと書かれています。
2005年04月16日
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「変わる食卓 変わる家族」を読みました。 殿堂入り!<著者>岩村 暢子<内容>アサツーDKによる大掛かりな主婦を対象にした調査を元に日本の家庭とその食事の大きな変化をとらえた本。第一章 食を軽視する時代。 楽しみや子供の習い事・教育を優先し、食を軽視している現代の主婦と家庭第二章 「私」指向の主婦たち。 作るときも自分の気分次第。第三章 子供で揺れる食卓。 子供に食べてもらうことを優先する食事第四章 個化する家族たち。 同じ食卓についてもそれぞれ違うものを食べる家族。第五章 外向きアンテナの家族と食。 あるべき姿。 食品にかいてあることを重視。第六章 現代「食」の真相。 出来るだけ沢山の品目を摂るために盛り込んだ食事。第七章 言ってることとやっていることは別。 第一次調査と対面調査の大きな違い。付論 家庭科で習った通り。 <感想>日本の家族とその食事が大きく変わっているさまは驚くべきレベルである。 私が感じたのはあまりにも時間のない現代日本の生活、それに合わせて企業が組んで行く商品政策とマーケティング、それによってますますゆがんで行く家族の食卓という連鎖である。 この本がマーケティングを目的とした調査をベースにしているにもかかわらず、結果は高度な資本主義が行き着く消費社会のゆがんだ姿を描き出してしまった。日本の消費社会を見ていると「もういいよ」とつくづく思います。 細かいことを工夫してモノを売っても所詮は目くらましの一過性。 もう少し本質的なことを考えませんか。 家庭科でかつて教えられたことを結局踏襲している主婦たち。 自分で考えることをしない、書かれていることをうのみにする、といった態度に戦慄を覚えた。 また、調査に対して平気でまたは無意識に事実と反することを答えている様にも驚いた。 これからの市場調査はこの辺を押さえてやらないとひどい目に遭う。<勝手にレーティング>納得度: 4.5オリジナリティ: 4.5実用度:4アマゾン:5合計:18殿堂入りです。
2005年03月27日
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「電車男」読みました。<著者>中野 独人 (なかの ひとり)<内容>酔っ払いにからまれる女性を助けた秋葉系のオタク青年が2chの掲示板からアドバイスを受けてその女性と付き合って行く実話(?)。<感想>漏れ、毒男、あぼーん、乙ってなんだか分かりますか。どれも2chで使われる独特の用語。この本の表紙にはこれらの用語の「翻訳」が一表になっている。 全編が掲示板の書き込みで構成されてます。 ストーリーそのものは非常に単純でありがちな展開。 しかし、彼女いない歴=年齢 の主人公「電車男」がこの経験を通して他人とのコミュニケーションを体得して行くプロセスが見事に伝わって来る。 誰でも他人と心を通わせることを求めているんだなーと今さらながら思った。 掲示板の書き込みを有料化して世の中に出すことへの批判、実は発表されていない誹謗中傷などの書き込み暴露など否定的な意見も多いが、この本の一番の魅力はここだと思う。エンディングは感動もの。<勝手にレーティング>ストーリー:3.5文章:3.5 (っていうかどう評価すべきなんだろ?)オリジナリティ:5アマゾン:3.5合計:15.5
2005年03月19日
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ウチのマンションにUsenの光ファイバーサービスが入り、先日私も加入した。光ファイバーが来ているのはマンションの外までで、館内は電話線。 だから速度も16Mで速くない。 しかし、近い将来速度が上がる可能性大。 料金も安いので満足しています。付加サービスでIP電話もあり、今までもIP電話を使っていた私は即申し込みました。ところがこれが大問題。 Usenと提携していないプロバイダーのIP電話にはつながらないということが後から分かった。 私の周りでは既にNTTを解約しIP電話しか使っていない人も多く、この人たちはなんと連絡が出来ない。 しかもどの会社ならつながりどの会社ならつながらないのかが分からない。前に使っていたIP電話はso-netでした。 サービスを開始した時点ではここも同じだったけど、それは既に一年半ほど前のこと。 今とは全く状況が違う。 当時は実験段階。 新しい物好きが試しているときだった。 今は実用段階。 ひとつのサービスとして確立していないと話にならない。 「あれもこれも出来て安い」と唄うのはいいが、サービス内容が半端では顧客の反感を呼ぶだけ。ちなみに不満を訴え解約を申し込んだ私に対して、係の女性は一ヶ月分の料金とレンタル機器の返送料負担を申し渡しました。 so-netは送料を負担してくれ、送り状も記入済みで楽でした。
2005年03月13日
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交通広告に注目してます。 日本の交通広告は世界的に見ても面白いからです。今日の注目は伊右衛門の社内吊り広告。 今度は素材で見せます。 伊右衛門ならではの「和」を追及した布ののれん。 いい味出してます。
2005年03月09日
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こんにちは、つんつんです。久しぶりに書評を書きます。 本は引き続き読んでいるのですが、レビューを書いている暇が無いこの頃の生活でした。 また、少しずつ書き始めますので時々見に来てください。<著者>城 繁幸 (じょう しげゆき)<内容>副題は「成果主義」の崩壊。 目を覆うばかりの富士通の内部崩壊を成果主義偏重の人事政策が主な原因であると分析している。1.急降下した業績 成果主義の導入基盤であるソリューションビジネスの強化を狙うがなぜか業績急落2.社員はこうしてやる気を失った最初から評点は決まっていた。 不公正な制度運用にやる気を失う社員。3.社内総無責任体制発表されない評価。 責任を取らない上層部。4.「成果主義」と企業文化成果主義と富士通の「ムラ社会」文化は水と油5.人事部の暗部本社の人事部だけが評価で優遇。 組合の幹部が社長になる矛盾。6.日本型「成果主義」の確立へ目標管理を廃止せよ。 管理職以外のキャリアパスを用意せよ。 中高年の「金食い虫」を排除せよ。<感想>内部告白だけあって、富士通の現状とその原因を生々しく伝えている。 最近世の中に喧伝されている成果主義の破綻の一例が参考になる。一方、富士通不振の原因を成果主義の制度自体に置きすぎている。 富士通で起きたことは公平であるべき評価が別の基準でねじ曲げられていたことのワウが大きい。 また、成果主義うんぬんの前に「事大主義」、「不公平」、「不透明性」、「説明責任の欠如」、「前例主義」が富士通では引き続き幅を利かせていることが問題ではないか。 多くの日本の企業がそれを打破することで生まれ変わったが、富士通を初めとした大企業はこの企業内の価値観から抜け出せないでいる。もうひとつ、この本を特徴づけているのが英語の多用である。 キーワードが出てくる毎に(同じ言葉を何回でも)その英訳を併記していて読みにくいことこの上ない。 例えばこんな具合「1990年代の後半になると、ソリューションビジネスの分野fieldにぞくぞくと参戦take part inするようになった。その上この訳が間違いだらけ。 本の内容とは関係のないところで意味のないことをやって損している。<勝手にレーティング>納得度:3オリジナリティ:3.5実用度:3アマゾン:3.5合計:13
2005年03月05日
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KLIA(クアラルンプール国際空港)のコンコースは広い。ここに透明で大きな箱が置いてある。 これが実は空港近くのヒルトンホテルの広告。なんと壁をガラス張りにした部屋自体を持ってきてしまった。よく見ると、「バスルームにLCDテレピ」とか「高速インターネット接続」とかの宣伝文句がそこここに入ってます。
2005年02月26日
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これ何だと思いますか。 一見改札口じつは・・・クアラルンプール空港のイミグレーション(出国口)なんです。 マレーシア国籍の人はなんと自動改札で出国できるようです。
2005年02月21日
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風邪と花粉症ではなかみの季節です。何回も鼻をかんでも鼻が痛くならないティッシュが発売されてます。 高品質のパルプを使用し、「鼻ざわり」はあくまでソフト。当然高いので高級品らしいパッケージと名前。 Cashmirというネーミングは柔らかさと高級感が即座に伝わるいい名前ですね。でもこれは一体なんでしょう。 Cashmirの競合「鼻セレブ」。 可愛い子ヤギの写真と高そうなボックス。 インパクトはすごい。 意外とすぐれたプランなのかも。
2005年02月12日
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自分を含めて消費者の好みが変化している気がする。 あっさりした軽いものから、味わいが深くて重いものへ。 社会の老齢化? 自分が年を取っただけ?かつて焼酎といえば甲種。 味のしないアルコールにジュースを混ぜて飲んでいた。 これが最近は変化した。 かつては「臭い」と嫌われていたいもなどに人気が集中している。 「味わいがある」と。ビールの消費が落ちているそうだ。自分の中でもビールの好みが変わったのをはっきり感じる。 本当にのどが渇いているときを除いて普通のビールや発泡酒(ラガービールタイプ)では物足りない。最近よく飲んでいるのは「よなよなエール」。 よなよなエールのショップページ軽井沢「星野リゾート」の星野佳路社長が経営する「ヤッホーブルーイング」が発売している上面発酵のビール(エールビール)。 すごく満足度が高いのに値段が260円と安いのも魅力。それから茨城県の日本酒の蔵元「木内酒造」のネストビール。 こちらは330cc一本400円ほどしてしまいますが。 小麦のビール(ヴァイツェン)、ホワイト、アンバーなどのバラエティが豊富で、ふくろうラベルの小瓶もしゃれてます。海外出張でもその土地の小さなビール会社(マイクロブルワリー)が出しているビールを探して飲んでます。人口当たりのビール会社数が世界一のベルギーはもちろんすごいのですが、アメリカのマイクロブルワリーもバカになりません。ニューヨークではSamuel Adams、先日サンフランシスコに行ったときにはAnchor Smokeを飲んで大満足でした。なんて考えていたらキリンビールからエールビールが四種類まとめて発売になりましたね。早速試してみましたが・・・。 ホップが全然利いてない。 苦味が薄く軽いんです。 特にスタウトは軽すぎ。知人に感想を言ったら「もしかしたらワザと軽くしているのかも」といわれてハッとしました。 エールビールの世間的認知度はまだ低い。 だから飲み慣れていない「初心者」取り込みが目的かも。 今後の一般化に伴って苦味を利かした本格的なエールビールを大手ビール会社が出してくるのかも知れません。
2005年02月05日
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生まれて初めて劇団四季の舞台を観ました。歌、踊り、音楽、舞台装置どれをとってもすごいです。一橋ビジネスレビューの討論会で四季を取り上げ、また和田充夫教授の本でもその成功の理由を分析していました。その重要な要素として俳優養成システムの充実と絶え間ざる稽古、役者同士の競争の仕組みが指摘されていましたが、実際に見てレベルの高さにその成果を実感しました。特にチェ役の芝清道の歌と芝居が圧巻でした。奨めてくださった劇団スタッフのYさんに改めて感謝です。唯一の不満は前の座席との高さの差があまりないので前の人の頭が邪魔になることです。 久しぶりにかつて好きだった観劇ができた妻も喜んでました。
2005年02月02日
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今日の夜、アテネ→ローザンヌ→トリノと回った出張から帰ってきました。今回のニュースはアテネのホテルの有線LANがやたらと高かったこと。 なんと一日23ユーロでした。 アメリカの標準が10ドル程度であることを考えると三倍です。 日本なら一ヶ月契約できちゃいます。もう一つは三つ星以下のホテルではLAN環境が整備されていないこと。取引先の手違いでみすぼらしいホテルに泊まらされました。 ここはやはり電話回線しかありませんでした。最後はプリペイドカード方式を試したこと。 イタリアのトリノ市内のホテルでしたが、無線LANの料金はフロントで買うプリベイドカードで支払います。これがカードです。 さすがに色がキレイ。裏面はこんな感じ。 左下がスクラッチして出てくるパスワードです。こんな取説がついてます。Telecom Italia のやっているWifi Areaというサービスです。5時間で5ユーロ。 24時間で15ユーロ。7日間で40ユーロ。私は五時間のを買いました。最初にログインしたときから時間がカウントされるので、夜使ったらそれでおしまい。 次の朝は使えません。プリペイドカードとは言っても実はスクラッチでパスワードをかくしてあるだけ。 結構ローテクです。
2005年01月27日
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今回の出張の目玉であったプレゼンも終わり、ほっと一息。 今日は半日の休暇をもらいました。バスで町を観光。 アクロポリスなどを回ってすっかりリラックス。 この辺の写真を載せても何も面白くないので、ちょっと変わった視点から。まずはバスから。 バックミラーがたれ耳型のバスが最近は一般的なようです。 出入り口が車両の真ん中にもあって便利。アテネのトラムはピニンファリーナデザインです。 フランスがオリジナルの「モーリス広告塔」をオリンピックスタジアムの前で発見。
2005年01月19日
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鉄道マニアは死なずここのところ生命の危機を感じるほどの忙しさで、正直日記の更新どころでない状態でした。またまた出張に出て少し余裕ができたので、死なない程度に更新を再開しようと思います。 よろしくお願いします。十一時半まで残業して疲れたので帰りはグリーンに乗りました。 ここのところ連日です。 まあ750円ですから贅沢といってもタカが知れてます。 ゆったりと座れること、酔っ払いくさくないことがいいです。ちなみに私が酔っ払っているときは自分じゃ気にならないから普通車でオッケーです。過半数の人が寝てます。 私も眠りたかったので車掌さんに「電気は暗くなりませんか。」と聞いてみました。 するとやはりダメのようです。 「夜行ではないから暗くする仕組みはない」そうです。 JRに提案してみようかと思います。ちなみに二階建て車両の下の階はいくらか暗めにしてあるそうです。しばらくボーとしていると誰かが車掌さんを呼び止めて質問しています。「120キロですか」 どうもこの車両の運行速度のようです。 ここからはマニア同士の会話になり、止りません。 私はまったく興味ないのですが、このお客さんの専門的かつ執拗な質問と同じくマニアと思しき(鉄道員の大多数が鉄道オタクだとおもいます。)車掌さんの詳細な回答によりずいぶんと知識が増えてしまいました。まず総武線・横須賀線などは運行速度100キロの旧型を来年いっぱいで廃止し新型のEなんちゃらに全面的に切り替えること。 Eなんちゃらは直線での運行速度が120キロなのでダイヤにも好影響が出ること。 旧型で120を出すとブレーキが対応しきれないこと。 使わなくなった旧型は再利用せずにくず鉄にすること。 「踊り子号」は特別な車両なので切り替えしないが、投入10年たっているので設計的に古く、どこかで切り替えなければならないこと。Eなんちゃらは車両内部の幅も広く、混雑緩和にも貢献すること。 (このくだりでは車掌さんすごくうれしそうでした。 新型に乗れる幸福と誇りでいっぱいなんです。 きっと)「ステンレス車両」などその他のこともたっくさん聞いてましたが、聞き取れませんでした。この情熱はなんなんだろー。 商売のネタになりそう。思い出してみると三年前、息子の中学を選ぶのに私立学校の文化祭を回っていたら、どこにも例外なくあって必ず栄えていたのが「鉄道クラブ」。 そういえばうちの会社のうーんと偉い人の中にも何人かいるみたいです。そのうちの一人いわく「鉄道に乗ればその国のすべてが分かる」 うーん・・・-_-;;
2005年01月15日
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かば君と一緒に♪11月はずっと風邪を引いていたのでイソジンのお世話になりました。私は風邪がのどに来るタイプ。 そしてうがい薬はイソジンが私には一番効くんです。イソジンのページ数年前にやっていたコマーシャルが大好きでした。 国分佐智子が独り暮らしのOL役。 一人で夜遅く帰ってきて「『お帰り』を言ってくれる人もいない」と嘆くと、イソジンのキャラクターである「かば君」の親子が出てきて「お帰り」と声をかけ、一緒にうがいをするという話です。このとき流れるのがこの「かば君と一緒に」という歌。イソジンのウェブサイトをのぞいて見たら「かば君」キャラですごく充実してました。 壁紙やアニメ。みんな子供にうがいの習慣をつけさせるというコンセプトで一貫していて、好感を持ちました。幼稚園を回って「うがい教室」もやっているようですよ。イソジンはヨードが原料。 殺菌力が強いのに細菌に耐性を作らせないという特徴があることもこのサイトで知りました。 色と味がすごいのでとっつきにくい(子供には特に)のが欠点です。ほうほう、傷薬もあるんですね。「かば君」で最近の商品キャラクターの多さに思い当たりました。最近GONBOさんが書いてらした「暴君ハバネロ」、去年女性に大うけしたダイキンの「ぴちゅん君」、アフラックのあひる、パンパースの象の「パンパ」、日産のマーチは車自体がキャラクターです。アフラックのあひるはアメリカ生まれですが、「パンパ」はどうも日本だけのようです。商品キャラクターはマーケティング的には:覚えてもらえる、親しみがわく、独自の世界を作り上げることで消費者が接触する時間を長くできるなどの機能があると思います。 私も「かば君」に引かれてイソジンの優れた特徴まで知ることになりました。一方大人っぽいもの高級なものには合いにくい。 だから子供向けや若い女性向けが大半です。 ぴちゅん君はエアコンの購買決定者が主婦だからいいのかも知れません。アフラックを皮切りに「損保ジャパンダ」、損保24のコアラなどキャラが沢山出てきました。 これはどうなのかな。日本人は「かわいいものが好き」なのでこれだけ広く使われているでしょうか。もしかしたらおじいちゃん・おばあちゃん向けに「孫キャラ」が考えられるかもしれません。 例えばおもちゃ屋。 トイザラスのジェフリーがもう少し孫っぽいといいかも。 または薬「ちゃんと××を飲んでね」という「孫キャラ」ってどうかな。 仏壇のはせがわはこの路線かも知れません。
2005年01月04日
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アメリカ発着の飛行機に乗るときは忍耐力が必要です。テロを警戒して徹底的な検査が行われるからです。 コート、上着、時計、ベルト、靴は必ず脱がされるのでいわれる前に脱いでおいた方が精神衛生上いいです。 靴の中まで調べる職員もいやでしょうけど。 また、パソコンを持っている場合は必ずかばんから出しておくこと。 起動させられることもあります。この辺はまだ我慢できるのですが、今回パリからアメリカンでニューヨークにはいるとき、チェックイン前に受けた「尋問」にはさすがにキレました。パリの前にいたロンドンで泊まったホテルの領収書を出せというのです。 民間航空会社の一職員に一体そんな権利あるんですか。文句を言うと「アメリカは今世界一テロの危険にさらされている国だから理解してください」と答えたおねえさんに「そんなの自業自得だ」といったら「今のは聞かなかったことにします」だそうです。ニューヨークの税関もひどいです。 最初から犯罪者扱い。 ひとと視線を合わせない。 そして指紋登録を強制されます。 ブースにはってあったポスターには"Face of the Nation"と書いてありました。 なるほどね。これ、前にも書いたけど別にアメリカ全体がこうな訳じゃないんです。 サンフランシスコでの検査の後は男性職員が丁寧にお辞儀をして「協力ありがとうございます。 良い旅を」と言ってくれました。グチはこのくらいにして実用情報をひとつ。アメリカに行くならスーツケースはジッパー式のものが無難です。というのも飛行機に乗せるスーツケースにはカギを掛けられない。 掛けると当局に壊される可能性が半分以上あるから。 そして、普通のハードケースはロックしてない状態だと、内部のフックにモロに力がかかってしまいすぐ壊れてしまうのです。 実は私も今回壊れました。 ジッパー式ならきちんと閉じてしかもロックしない状態にできます。 布製のキャスター付きがメインになりますが、一部ハードケースでチャック式のものもあります。 (リモワ等)
2005年01月03日
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サンフランシスコはFisherman's Wharfを初めとするシーフードで有名です。でも地元の人に言わせると有名店の多くは観光客専用で高いばかり。その点この店は良かったです。Fisherman's Wharfからほど近いGhirardelli Squareの一角で港を見下ろす絶好のロケーション。 席のレイアウトが絶妙でとの席からでも海が見えます。今回の目玉はクラブケーキ。 文字通りカニの肉をほぐして固めた料理です。以前に海から遠く離れたバージニア州のOld Bookbinders Restaurantで初めて食べ、そのおいしさに魅了されました。店の人によるとここのはカニの肉が90%。 つなぎがなければ固まらないので10%が小麦粉ですが。うーん旨い。 最初はオードプルサイズで行くつもりでしたが、ついついメインサイズにしてしまいました。ワインはこのカリフォルニアワイン。 Cavernet SauvignonのHess Estate。 軽快な赤でシーフードにもよくあいました。
2005年01月02日
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明けましておめでとうございます。今年も浦和レッズの活躍を祈りながら飲んでます。さて、先日の出張時に出あったポルトガル人のドライバーのエピソードを書きます。 今回の出張はロンドン - パリ - ニューヨーク - サンフランシスコという行程でした。 その後更にインドに行けという話もありましたがさすがに断りました。 世界一周半はやったことがないし、やりたくもないです。順序がめちゃくちゃになってますが、パリに着いたときに空港から町まで乗ったタクシーでまたドライバーと話し込みました。フランスに三十年以上住んでいるポルトガル人だそうです。 ポルトガル人の移民はフランスで一番人口が多いんです。ある日このドライバーは空港で日本人のカップルを乗せました。 フランス語はぜんぜんしゃべれない。 英語も片言。 ドライバーも英語はからっきしだめ。弱り果てているとカップルが二人で相談し始めました。 そしたらなんとそれがポルトガル語だったそうです。そう、彼らはブラジルの日系人だったのです。また、あるとき中華料理を食べに行ったら奥からシェフが出てきて完璧なポルトガル語で話しかけてきたそうです。その人はマカオ出身でした。 「ブラジルには日系人が百万人以上いるからね。」「そうらしいね。 ポルトガルではブラジル風のポルトガル語を話すのがはやってるんだよ。 本国の言葉より軽妙で、かっこいいじゃない。 ブラジルのテレビ番組が沢山ポルトガルで放送されている影響も大きいね。」ブラジル最大のテレビ局「テレビグロボ」はポルトガルに沢山番組を輸出しているんだそうです。 旅先では知らない人に話しかけてみると自分が想像もしない世界の話が聞けていいですね。
2005年01月01日
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アメリカに行ったことのある人なら車を真ん中からぶった切ってボディを注ぎ足した'Streched Limousine'に度肝を抜かれたことでしょう。そのうち目がなれてきますが、こればっかりは別物。 なんとあのHummerのストレッチ版。 周りの人も次々と写真を撮ってました。
2004年12月31日
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またまた忙しさにかまけて怠けてました。ちょっと半端なく忙しい毎日です。 木曜日にヨーロッパ・アメリカの出張から帰りましたが、息をつくひまもなく一月の出張に備えてすぐさま残業に明け暮れてます。たまったメールと書類は開けるのも恐ろしい!クリスマスももう終わってしまってタイムリーではないのですが、すごくキレイだったのでロンドンとサンフランシスコの飾り付けの写真を載せます。最初はロンドン。 オックスフォードストリートは適当な間隔で道にゲートが設置されており、その上から空に向かって沢山のサーチライトが出ています。 少しずつ向きと色が変わって行くその様子はとても美しい。 冬のロンドンは低く雲がたれこめ陰うつ。 でもこのサーチライトはその低い雲を逆手にとったアイデアです。お次はサンフランシスコ。 ロンドンとは全く違って真っ青な空に陽光がまぶしい。 町の中心ユニオン広場ではヤシの木の向こうに大きなツリーが。そして広場に面したメイシーデパートには巨大なリース。対照的な二つの町の様子でした。
2004年12月27日
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インターネット接続事情今回の出張で経験したインターネットの接続事情です。JAL401便 成田発ロンドン行き 機内で無線LANが利用可能。 フライトの間中使い放題で29米ドルロンドン Hilton Kensington 有線LAN 24時間で15ポンド。 高い!!!パリ Relais St Sulpice (ルレ・サンスュルピス) フランスのプロバイダーOrangeの無線LAN。 24時間で29ユーロ。 ロンドンと同じくらい。 ヨーロッパはやはり高い。ちなみにこのホテルは「ダビンチコード」で出てくるサンスュルピス教会の隣にあり、静かで内装もしゃれたいいホテルです。 インテリアはクラシックなのに最新の技術が使えるところがいいですね。Relais Hotel St. Sulpice住所: 3 rue Garanciere, 75006 Paris電話: +33-(0)1-46 33 99 00ニュージャージー Radisson Englewood 有線LAN。 24時間9.95ドルニューヨーク Hilton Hotel 有線LAN。 24時間9.95ドルサンフランシスコ Hotel Nikko 有線LAN。 24時間 15ドル。やはりヨーロッパはアメリカとアジアの倍以上します。どこでも簡単かつ確実につながるようになりました。 専用のダイヤラーでプロバイダーのローミング先をダイアルアップしていたのとは安定度も速度も大違い。 毎回つながるかどうか心配しながらかけなおす手間もありません。ところで機上のインターネット接続ですが、先週書いたとおりBoeingがやってます。 アメリカの会社ですよね。でも参加しているのは日本とドイツとシンガポールそれにスカンジナビア航空。 アメリカの航空会社は一社も参加していません。価格競争で疲弊してどこもそんな余裕がないようです。 アメリカンは少しでも経費を削るために枕を廃止したそうです。 ユナイテッドはファーストクラスでも雑誌がありません。 食事が出ない会社、ビジネスのラウンジがない会社。 ひどいもんです。態度の悪さ、設備の老朽化も際立ってますね。ニューヨークからサンフランシスコに行くユナイテッドではファーストにアップグレードされました。 この飛行機の個人用ビデオはなんと「8mmビデオ」です。 今では再生機を手に入れることすらできない。 アメリカの航空会社は出張ではできる限り避けたいと強く強く思いました。
2004年12月22日
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今日は日曜日。仕事もないのでニューヨークの町を歩き回って家族にお土産を買いました。町はクリスマス一色。ドイツ伝統の「クリスマスマーケット」がニューヨークにもそこここにあるんですねー。セントラルパーク南西のコロンバスサークルと42丁目のブライアントパークのマーケットです。 ツリーの飾りやろうそくといった定番品から小物、カード、果てはスパークプラグとチェーンで作ったエイリアンまで。 驚くばかりのバラエティーです。 のぞいて歩くだけで楽しいです。ニューヨークのクリスマスといえばロックフェラーセンターのクリスマスツリーが一番有名ですね。 買い物に入ったデパート、サックスフィフスアベニューは外も店内も見事です。 五番街を北にパークのそばまで来ると通りの上に星が浮いてました。
2004年12月20日
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先週行った六本木ヒルズのイルミネーションは見事でした。地下鉄の入り口のある側は赤いライトが木々を彩り、反対側はシルバー/ブルー。 その中に浮かぶオレンジ色の東京タワーがキレイ。出張先のパリもクリスマスの飾り付けがそこここにあって夢のようです。 川越しに見たLa Samaritaineデパートとブティック。
2004年12月18日
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最近体調不十分+仕事が忙しく、更新をサボってました。すみません。 改心してがんばります。さて、改心一発目は新し物好きネタです。今実はJAL 401便ロンドン行きの中から接続しているんです。ついに来ましたよ、この時代が。簡単に説明するとこの日記でも何回か取り上げた無線LANがホテルの部屋、空港やカフェなどのホットスポットに続いて機上でも可能になったのです。速度は54MBPS。 狭い機内なので電波はどこでも「最強」!今回使っているサービスはボーイング社が提供しているConnexion by Boeingというものです。Connexion by BoeingのサイトパソコンLANカードさえ入っていれば、ケーブルをつなぐ必要もなく簡単です。 パソコンがすぐネットワークを見つけてくれて、ブラウザで登録後サインインすればインターネットに接続できます。気になる料金はフライトの間中使えるフラットレートが29.95米ドル、従量式が最初の三十分9.95以降一分ごとに0.25の二本立てです。アメリカのホテルの二倍くらい、フランスのホテルと同じくらいですからリーズナブルですよねー。支払いはカードですが、DocomoとNTTComHotSpotの二社のモバイルプロバイダーに入っていれば(そんな人すごく少ないと思うけど)プロバイダー料金に加算することもできます。また、マイルも使えます。現在稼動している路線はJALの 成田 - ロンドンANAの 成田 - 上海ルフトの 成田 - ミュンヘンルフトの ドイツアメリカ間の数路線。 (詳しくは上記のConnexion by Boeingのサイト参照)この三社の他にもScandinavia、 China Air Line、 Singapore Air Lineに入るそうですからどんどん使えるようになりますね。Airbusはどうしてるんだろ。 また調べます。最後に、このサービスは乗るクラスに関係なくAvailableだそうです。
2004年12月13日
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