たぬきぶたの日記2

たぬきぶたの日記2

姫路第1機関区



前のページ | ホームに戻る | 次のページ


姫路第1機関区




<2008年2月15日の日記から>


昭和47年3月8日

連続して昼間の写真があるのが不思議に思っていたら、この数日は期末テスト期間中。

テストが終わったらすぐにカメラを持って撮影に行っていました。夕方でもないけど

4時の貨物列車を写します。



このあたりは今ではほとんど宅地になっていますが、まだ畑が残っている。不思議な

地域ですね。後方に広峰山が見えます。



前日にアップしたC11292がありました。ちょっと解説します。たくさんのC11が

いましたが、戦時型がはっきりわかるのがこれでした。除煙板が普通と違います。

鉄が不足していた頃には、できるだけ木材を代用していた。それでL字型の型枠に板を

付けていた名残です。戦後に鉄板を付けましたが、枠はそのままに残ったようです。

他のC11と比べて下さい。なお、「はねとび」でもここは現物どおりに再現してありました。

もうあの「短縮鉄道」はなくなるのかな。もう一度みたいです。








車庫で休車となった345号機です。この後は後藤工場へ送られてしまった。





姫一でのC11の中で一番大きな数字でした。まだ、火が入って休んでいるところ。





昨年までは車庫にはC11がいっぱいいたの。DE10にねぐらを取られたようです。



SLが乗るところにはそれぞれに大きさが違うので、運転席の場所が目印をつけて

あります。見えるかな?

次はちょっと悲しくなる一コマです。



機関区の設備が解体されていきます。はじめが大型蒸気機関車用の

石炭(豆炭)ホッパです。ガスバーナーで細かく裁断されています。

C57は和田山で積んでくることになり、C11もベルトコンベアーで積み込むように

なりました。というわけで、大型のこのホッパはいらないことになってしまった。

いよいよSLがこの機関区から無くなるのかと思うと、心にぽっかりと穴が空いたような

感じでした。





この日は偶然にも95番と94番が並んだ。そして93番も近くにいた。

このあとの17時25分発の客車を牽引します。




C11292が4時50分の客車を牽引して出発した。

そして30分後にはC5793号機があとを追いかける。

京口に戻ってこの発車を写すことにした。自転車でとばします。




無風状態の夕暮れにライトを点灯させて93号機が出発していった。

いい趣味を持っていたなあ。これで勉強もすればいいのだが。本日の撮影終了。





前のページ | ホームに戻る | 次のページ









© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: