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○ 秋深しこれがあの葉か茶番劇 桜の葉も色づき春の装いどこへやら。あの派もね。○ そろそろと掬ひて戻す盆の水 戻ってしまうこの不思議。○ 当節は武士の一分なかりけり 二言も三言もある輩、武士とは似ても似つかぬ。○ 覆水の盆に返りて幕を閉づ 何とか劇場ここにて閉幕か。おつかれさま。
2006年11月29日
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前回話題にした「ホテル・ルワンダ」では、二つの部族による争いの中で、ツチ族をかばうフツ族の裏切り者を軍が探す場面が出てきます。買収、スパイ行為、裏切りなどがまかり通る世情では、同僚や隣人、果ては家族親類までもが猜疑の対象となり救い難い人間不信が生まれます。 国民の生活の細部に監視の目が張り巡らされ、お互いがお互いを見張るようなシステム、戦前は隣組制度がそうでしたが、今また、例えば共謀罪という名の罪をかぶせて、一般の平和運動や草の根の民主的な運動まで規制できる法律を成立させようとしています。24日に強行採決を目論んでいる様子。 この法律にせよ、破防法にしろスパイ防止法にしろ、使う側は国家権力。建前で成立させておいて本音で国民に牙をむく。政府の横暴に歯止めをかける憲法まで骨抜きにしようという、昨今の危険で不気味な動きから目が離せません。久しぶりに政治 語っちゃった。 さて覚えておいででしょうか、9月28日のクイズの答です。 君のため空白なりし手帳にも予定を入れぬ( )書きで ( )に入る言葉は鉛筆でした。皆さん、お忙しい時期での問題でしたので、パスされたようです。 君とのデートの予定を本当は入れたいんですよね。でもまだお誘いがないのです。そんなとき別の用事が入って来てしまったのです。でもデートのお誘いがあれば即そちらを優先させるために、すぐに消せる鉛筆書きで記入したのですね。 「チョコレート革命」の影響で、万智さんの歌を見るとどうしても不倫のストーリーが出来上がってしまう私です(笑)※ 画像は趣ある色にもみぢった(古語もみつを現代に復活させる会代表の嫌好です/うそ)我が家のはなみずきの葉
2006年10月20日
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今日はショッキングな事がありました。私より少し年配の知人が、いきなりリストラの憂き目に遭ったのです。ずっと大阪勤務だったのが、三年前いきなり東京勤務を命じられ単身赴任。今年は新任を多く採用したのでおかしいとは薄々感じていたというのですが… 30年も会社のために一生懸命働いて来た者をいきなりリストラかよ!と本人は怒りと悔しさで震えが止まらなかったと言います。新入社員をたくさん採ったからといって片方でリストラしてるんじゃ、何にもならないじゃん。政府や経済界は、確かに景気は回復しつつあるなんて言ってますが、リストラされた人達には何の説得力もありません。彼にはまだ未成年の学生もいることだし、明日からが大変です。 民間だから仕方ないとか、世の中いつだってそういうものだなんて、涼しい顔で悟ったようなことを言う人にたくさん出会ってきましたが、そういう理不尽で非人間的な社会のシステムを当然視しないで意義申し立てしなければいけないんじゃないかと思います。人間は決して会社の犠牲になったり、ライバル会社を敵視して利己主義に陥ったりするべきではありません。 あんたは社会の一線から離脱して傍観者然としていられるから、そんなのん気なことが言えるのだ、との声も聞こえてきそうですが、毎日へとへとになるまで働いている多くの勤勉な労働者の生き方が、私にはどうも人間として不自然で狂気の沙汰としか思えないのですよ。夏のライチョウの土鈴、立山ですね
2006年04月02日
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またまた消費税増税の掛け声がかしましくなってきましたね。外車や貴金属類、高級家具、高級家屋などなど庶民に縁遠いものに消費税かけるのなら我慢もできますが、日雇いの労務者が大衆食堂で食べる最も安いうどんや丼物にまできっちり10数%の税を掛けるなんて、非人道的とさえ思います。 石原都知事が「消費税は一番公平な税だ」などとまやかしを言い、おまけに「買いたくなきゃ買わなきゃいい」とまで言ったとか。あんたはどこかの料亭や高級レストランで我々の口にはできないものを食しているのかもしれんけど、日々かつかつのものを食べて何とか飢えをしのいでいる者達に、「買いたくなきゃ買わなきゃいい」とはよくも言えたもんだ。 与党のお歴々が消費税反対や教育福祉予算カットに反対する者に投げかける常套句、「財政難だから仕方ないだろ」にはもう辟易。この国を軍事国家にする野望を捨てれば明日からでもできることばかり。 九条改悪して戦争できる国になったら、日本もアメリカみたいに世界の憲兵になるのかね。気に食わない国があれば力ずくでねじ伏せる気かね。国民から取れるだけの金しぼり取って、軍事費に回すんかね。もっとまともな頭の政治家が増えなきゃ、この国ほんとに滅んじまうよ。
2005年10月29日
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選挙の結果が出ましたね。自民圧勝。郵政民営化すすめてくださいという国民のお墨付きが出たということになるのでしょうか。 参議院の中身は変わっていなくとも、今度は否決されることはなさそうですね。首相らのやろうとしている「改革」が正しい改革だとはちっとも思えないんですが、だってそうでしょ、嘘を通したまま(例えば、「民営化すれば公務員が減って税金の節約になる」というのが間違いだとはっきり指摘されたのに、訂正するどころか最後の最後まで嘘をつき通したのです。『わが闘争』の中の「嘘も繰り返し宣伝すれば真実になる」を地でいった訳ですね)何かをしようってんですから、おかしいに決まっているじゃありませんか。 首相のやろうとしていることは何でも国民が支持しているなどと勘違いして、この勢いで改憲だの何だのと強引に推し進めることのないように、しっかり監視していく必要があるように思います。
2005年09月12日
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来週の選挙の投票は近くの小学校で行われるのですが、妻は足が不自由なのでそこまで歩くことができません。駐車させる場所がないので、車で乗りつけることもできません。今のところ、日常生活の中では車椅子のお世話にならずに済んでいますが、そういう中途半端な障害者(障害者手帳は持っていないが杖なしでは歩行困難というような)はけっこう不便なことが多いです。 そんなわけで、今日は期日前投票に行ってきました。理由を説明してもうるさがられるだけかもしれないし、だったら車椅子を利用してくださいなどとお役所的な冷たい言葉を聞かされるのも癪だから、市外へ外出と嘘の理由を書き込んでおきました。 まだ決めかねている方、下のマニフェスト比較ページがお役に立ちますよ。 http://election2005.yahoo.co.jp/
2005年09月04日
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大学時代の同期で、友達としてつき合ってきた女性が死の床についていると聞いたので、今日見舞いに行ってきた。大手生命保険会社の外交員として先月まで働いていたが、胃痛が激しくなり入院して検査したところ、胃ではなく膵臓が癌におかされていてもう手の施しようもないのだと家人は言う。ストレスのたまりやすい仕事をしながら、それを発散させるのが下手だった本人にも原因はあるかもしれない。信頼して診てもらっていた医師の誤診が命取りになったのだとも言えよう。(社内検診はどうなっていたのかな)だが私には彼女が会社の、と言って悪ければ社会の犠牲になったと思わずにはいられない。と言うのも、結婚して子どもができ、何が原因かは知らないが離婚して女手ひとつで子どもを育てようと決意したものの、そういう女性を支援するような体制が残念ながらわが国には無いにひとしかった。高収入であるに越したことはないが、学校の懇談会や授業参観にも出てやりたいという親心から、出勤時間に融通のきく仕事を探したところ、とうてい自分に向いているとは思えない今の仕事しか見つからなかったらしい。しょっちゅう胃が痛いと洩らしていた彼女に言ってやれる言葉は、「無理しないように。会社のために命を削るようなことだけはしなさんな」だった。私は自分も過労死の不安をいだきながら仕事をしていた経験があるので、だれにでもこの言葉をかけてあげたい。資本主義というのは元来、人間の命や尊厳よりも、成績や儲けにしか興味を示さないシステムなのだということを時には思い起こしつつ、どうぞ皆さま自分をいたわりながら仕事にお励みください。彼女には安らかな眠りが訪れますように。合掌。
2005年08月26日
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前回のバリアフリーの続きではありません。選挙がらみで新しい党ができたり脱党したり、え~、なんでこの人が出てこれるのぉてな人までが出馬予定だとか。選挙ごとに厚顔無恥なヤカラを何度も見てきましたが、もう何でもありですなあ。党の垣根取っ払って無節操この上ない。おいおい、あんたこの前まで反自民ちゅうとったん違うのかえ。党利党略の選挙ならやめとくれ。われわれの生活守って、先行きの不安なくしてくれるのが、あんたら政治家の仕事じゃろうが。政界で党のバリアフリーなんて洒落にもなりませんや。
2005年08月24日
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夕方散歩の道すがら、おもしろい光景にでくわしました。60そこそこと見える男性がジュースの自動販売機に硬貨を投入したその時、販売機が大きな声でしゃべったのです。「こんばんは。冷たいお飲み物などいかがですか?(まだまだ続く…)」他人事ながら思わず、「ほっといてくれ」と心の中でつっこんでしまいました。最近は目の不自由な方のために、音声ガイド機能のついた機械が増えてきましたね。耳の遠い方のためにか、やたらその声の大きなものもあって、恥ずかしさと腹立ちで不快になることもあります。郵便局の機械がまさにそれで、大音量でピポッと鳴るごとに寿命がちぢむ思いです。でも、バリアフリーの思想を貫徹するには、健常者の意識がどんどん変っていくことが不可欠なんでしょうね。
2005年08月22日
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<なにがなんでも郵政民営化おしすすめるぞ選挙>が実施されるようで、それにともなって自民党の一部と民主党議員らが新党を結成するらしいですね。法案反対議員の選挙区にはくの一刺客を送り込むとの噂もありますが、なあんかねえ。なにかすっきりしない法案否決→衆院解散劇でしたが、それにしても自民党の内紛ばかりが世間の注目の的になっている感がしないでもないですね。いいんでしょうかね、こんなことで。年金問題やサラリーマン増税や九条問題なんかがみんなどっかへ吹っ飛んでしまってるじゃありませんか。郵政改革は必要でしょう。小遣いかせぎの天下りなんて、とんでもない。当事者以外国民の誰も望んじゃおりませんよ。私は民営化にいいイメージを持つことができません。国鉄が民営化されたあと、職員は大量に解雇され、赤字線が次々と廃線になり、もうけ第一主義で突っ走って、先の大きな事故にまでつながっていった図式が、郵政の民営化でも同じように起こると思います。国鉄と郵政では話がまるで違うじゃないかと言われますか。それは想像力の問題です。花や虫や人が死ぬ。これがわかる人は、「時計が死ぬ」も「文化が死ぬ」もわかるはずです。
2005年08月18日
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