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船外機は直り、アンカーも手に入れた。マイボートを海に浮かべるのにもう障害は無い!!親から受けた「ボート釣り禁止令」も風化の様相を呈してきた。後は海に出動するだけだが、早速O君に電話を入れる・・・「あんさん、ようやくマイボートが復活しました!!来週、葉山から出るぞ!!」と言うと「OK!行くか」と即答してくれた。そして当日・・・いつもの朝の準備・・・大変だが心地いい。。。荷物を車に全部積み込んで出発!!私の出航場所までの移動には必ず・・・「マックに寄ってドライブスルーで朝マックを購入し運転しながら朝飯」↓「併設のミニストップに寄り昼飯(オニギリ2ヶ)とポテチを購入」ちなみに飲み物は家からペットボトルに入れて持ってくる。お財布にやさしいからね。↓「葉山近くの釣り餌店に寄り、コマセ・付け餌・イソメなどを購入」↓現地到着!!と言う流れで行動する。さて、現地に到着し早速出航準備に取り掛かる。「懐かしいなあ、やっぱりいいなあ」と感慨にふけっていると他にも数艇マイボートの方々がいらっしゃるので話しかけてみた。しばらく話した後・・・「いやあ、実は転覆してから初めての出航なんですよ」と笑いながら言うと・・・「良くもう一度乗ろうと思いましたね、話を聞いただけで怖いのに・・」と言っていた。そりゃそうだ、でも「海に片思い」なのでしょうがないんです・・・。準備も終わり、スロープから出船する!!「やべえ、やっぱり気持ち良い~」初めて出船した時の感動と同じかそれ以上の喜びに包まれる。今日はコマセでアジ・サバ狙いなので早速森戸群礁沖に一直線。葉山沖は何回も来ているので魚群探知機なんて無くっても魚種ごとのポイントは頭に入っている。これも経験の賜物だ。ポイントに到着し、さっそく仕掛けを投入する。一投目から竿が絞り込まれる!!突っ込む当りを何度も見せながら上がってきたのは40cm近い大きな「サバ!!」さすがにこの大きさは引く!!抜き上げて、首を折って血抜きをしてクーラーボックスに・・・仕掛けをおろす・・・の繰り返しで10匹以上を釣り上げた。O君はあいも変わらず「サビキ」で勝負しているが反応は無い。これ以上釣っても食いきれないので私の方はサバを釣るのをやめて最近流行りの「タイの一つテンヤ釣り」をやってみる事にした。前日に花エビを大手釣具店で購入してあり、エビを4号のテンヤに刺し海底に送り込む・・・。色んな本やホームページには「ゆっくりしゃくってゆっくり降ろす」と書いてあったのでその通りにやってみる・・・しかし当りは無い・・・なんか本だと簡単に釣れる感じだったけどなあ。数回しゃくったあと仕掛けを上げてみるとエビの頭だけ食べられている・・。何だろう?フグかカワハギだな、この針にかからないうまい食い方は・・・何度も餌を替えて試みるが結果は一緒、頭だけ食べられる。一度だけ魚らしき当りを感知し合わせてみるが・・・すっぽ抜け。こんだけ当たりが無いとだんだん飽きてくる・・・。 1日粘って一匹を狙う釣りは正直向いてない・・・飽きっぽいので。エビを半分くらい使ったところで今回は諦める事にした。イソメも持ってきているのでカワハギ仕掛けに付けて降ろしてみるが・・・釣れるのは「ベラ」ちゃん。コレは食べないのでリリース。。その後も手を変え品を変え試すが、午後になり風が強まってきたので今日のところは沖上がりすることを決めた。エンジンを始動し、出航場所に向けて動き出すが波が大きくなってきていた・・・あの・・・ボート後ろから波を受ける感覚・・・これを受けるだけで転覆の苦い記憶が蘇ってきて「恐怖」を感じる・・「こ、こ、怖いなあ、お、恐ろしいなあ」(by稲川○二)以前にも申し上げたが私のエンジンは「6馬力」二人で乗ってと荷物を積むとかなり遅い・・・。転覆した時もそうだったが、馬力があって早く動く事ができれば波はやり過ごす事もできたと今でも思っている。動きが遅いと波をやり過ごす「間」もなくもろに受けてしまう。いずれはやはり大きな馬力のものに変えたいなあ。またお金を貯めるしかないか・・・。無事出航場所のスロープまで戻ってきてボートを上げ、片付けに取り掛かる。ここは水道が完備されているから洗って乾かせるので楽だ。釣果はサバが15匹(30~40cm)、カサゴ、キス。友達と魚を分けて、帰路についた。。転覆を経験してから初めてのマイボートでの出航!やはり天候や海の状況には今まで以上に気を使うようになっている。これは非常に良い事である。このホームページを見ている人も沈没の経験はしてなくても充分に気をつけて欲しい。ここにこんなに良い経験例?があるのだから。。見た人が一人でも恐怖を感じてくれて同じような事故を未然に防ぐ事ができれば・・・幸いです。ともあれ、私のマイボート人生は復活の狼煙をあげた!!今後も山あり谷ありだと思うがすべてを受け止めて行こう!!海よ!!俺はまだ諦めてないぞ!!いつかお前を振り向かせてやる!!!
Jul 12, 2010
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マイボート復活にあたり・・・転覆してからというもの、気力もお金も無い状態だったが数回手漕ぎボートを行ってるうちにふつふつとマイボート復活への思いが強くなってきてしまったのだが・・・まず最初にどうにかしなくっちゃいけないのは・・・「船外機!!」コイツは完全に水没してしまっていて「うんともすんともいわない」買い換えるとすると軽く7~10万かかるのでまずは修理できないか試みる事にした。さっそくトーハツに問い合わせの連絡を入れるが「お近くのうちの代理店に持っていってみて下さい」との事だったので、藤沢市内にある代理店に電話をし、直接持ち込む事にした。土曜日に持って伺うと・・・担当者の方が「見た目は殆ど問題ないからそんなにお金もかからないで直りそうだね」と言ってくれて非常に安心したのだが・・・コレが大きな間違いだった!!預けて翌週取りに行く事を申し合わせたところ、月曜になってから業者から連絡が入る・・・「これ、状況がひどいです!中は砂だらけで部品も腐食しちゃってて・・オイルにも水が混じってて・・・これ相当かかっちゃいますけど直します??」と悲しい連絡があった。でも、買うよりは安く済むだろうと思い「予算がそんなに無いのですが、直して下さい」とお願いをした。その後も「ココも駄目です、あそこも駄目です」と毎日のように連絡があり相当な重症だったようだ。それでも「ふうう、大変でしたが完璧に直りましたよ!週末に取りに来てください」となんとも嬉しい連絡が入り日曜に取りに行く事にした。修理屋に到着すると直した箇所それぞれの説明を聞いた。「我々も長年この仕事やってますが、こんなにひどかったのは初めてです。。ほぼ全部分解して直しましたから我々も勉強になりましたよ、その代わり時間はかかったので金額の方が・・・」怖くて電話で話した時も聞かなかったのだが、想像として安くて2万円、高くて4万円と見積もって一応5万円は持ってきていた。「これが領収書になります・・・」と渡された金額・・・・「3万5000円・・・也」分かりましたと言って涼しい顔で払ったが、内心は・・・「マジ高い・・かなり痛い・・役満振込みだ・・」と思ったのは言うまでも無い。まあ新品を買うよりは安く済んだが、、やっぱり「痛い」、いや、「激痛」だ。それでも直った事の喜びに心を入れ替え、受け取り自宅に持って帰った。次に必要なのは・・・アンカー。以前に持っていたのは自宅の使わなくなったホースリール(0円)に50mのロープ(2500円)にフォールディングアンカー2.5kg(3000円)だったが、ココまでお金をかけたく無かったので頭を使う事にした。まずロープだが、50mの継ぎ足し無しのロープは高いので100円ショップで10mロープを5本購入した(500円)、コレを連結して使う。10mごとに結び目ができるので「何メートルアンカーを出している」かが分かる利点もあったのは思わぬ副産物だ。次にアンカーそのものだが・・・川原で大きな石でも拾おうと思ったが・・・ホームセンターでコンクリートブロック(100円ぐらい)を購入し、ロープで固定した。コンクリブロックには穴が開いているので固定しやすい事も思わぬ副産物。。本来ならこれでロープの先にカラビナ(ジョイントフック)でも結べば使えるのだが50mもあると上げ下げで必ず絡むのは自明の理。船内で絡んだら解くのはかなり難しいのは経験済みだ。「ココはやっぱりホースリールが必要だ」との結論に至り、再びホームセンターへ・・・。3000円~ぐらいしか無いなあ、ホースリールだけでも良いのだがあっても値段が変わらない・・・ふと見ると「超特価」の文字が目に入りホース付きで「1980円!!」いい!!これ安い!!こういう、物との出会いって大事ですよね~、すぐさま購入し家に戻る。。繋がっていたホースをハサミでぶち切り、ロープを巻く・・・・良い、いいよ!!50mのロープはあっと言う間におさまっていった。。。あとは・・・海に奉納した釣具は安いものを少しずつ買いそろえ、仕掛けも小分けにして買い足した。魚群探知機やGPSなどは無いが、明日にでもマイボートを出せる環境が整ったのだ。そして・・・マイボート復活の日を迎える事になる。。
Jul 11, 2010
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昨日は草野球チーム(地元野球チーム)の飲み会だった。会社から直行し、一次会の和民で帰るつもりだったのだが・・・カラオケの流れになり、ノリに勝てずに参加。翌日は草野球(会社チーム)が2試合だったので乗り気では無かったが雨の予報を信じ、中止と踏んでの見切り発車。朝の5時まで全力を出しつくし完全燃焼。始発に乗ろうと会計して外を見ると・・・快晴!!見切り発車を後悔。。7時に寝て10時起き、湿度90%以上の猛暑の中野球。2試合で7打数5安打、2デッドボールのまさかの出塁多。。あしたの○ー のように燃え尽きながらブログを書いています。明日、観音崎に出航予定。これから準備・・・朝は6:00起き。。老体にムチを打って趣味に全力を注ぎます!!釣行記は・・また時間を置いてで・・・お願いします。。頑張って釣るぞお~!!
Jul 10, 2010
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復活のボート釣り(手漕ぎ)のその翌々週、再度京急大津に足を運ぶ事にした。二人とも前回釣ったスズキのインパクトが大きく、さらなるビックワンを目指す事に「1ナノ」の迷いも無い。出船準備をして、海に出る。。今日は風が強い、午後からはもっと強くなる予報だから前半勝負を心がける。北東の風はココ京急大津では危険を伴う。早速前回実績の海苔棚を目指し、アンカーを入れた。しかし、反応が無い。。ボート店でもこの海苔棚が良いと言っていたし、周りにも多くのボートがいるので間違いないと思うしコマセも効いているからなあ、と思ってたが・・・全然釣れない。。こんな時は魚群探知機だあ!・・・・・・・・・それは海に奉納している・・・悲しいなあ、歯がゆいなあ。こうなったら勘に頼るしか方法はない。。こらえ性の無い我々は早々に移動を決断する。「もうちょっと深いところがいいかなあ?」と一番沖にある海苔棚を目指す事にした。到着するとボートは我々以外1艇も無い・・・。かなり期待は薄い。しかし、仕掛けを降ろしてみると・・・・一投目から魚信がっっ!!先週釣ったのと同じくらいの型の良いアジが釣れてきた!!!「おお、ここの場所ビンゴじゃん!!ナイス判断!!」その後は入れ食いが続く・・・が、O君は相変わらず「サビキ」で勝負している・・・「コイツは学習能力が無いのか?前回それで失敗してるのに?」私は30尾以上釣っているのにO君は2~3匹、圧倒的な差だ。。「よし!今回は完勝だな、ムフフのフ」と思っていると・・・悪魔の囁きが聞こえてきた・・・・「ねえ、竿貸してよ」一瞬聞こえないふりをしてみたがやっぱり「竿貸してよ」と聞こえる・・・「今日は俺が泳がせ仕掛け出したいと思ってるんだけどなあ!」と言うが「ほら、今入れ食いで大変そうじゃん、もったいないから念のため降ろしておきたい」と言われ渋々貸すことにした。「嫌だ、嫌な予感がする・・・・」数匹釣ったO君のアジからまた大きめのアジを背掛けにして放りこんだ。今回は底狙い。。そして私がアジを追釣していると・・・「あれ?根がかりかな?でもリールが巻けるなあ」とひん曲がった竿を1000円リールで巻いている。「海苔棚のロープじゃ無い?魚の当りは無いんでしょう?」と聞くと・・・「なんかピクピクしてるんだけど、餌のアジかなあ?」と弱気な発言。「ふうう、ビビらせんじゃねーよ、そんなに頻繁に泳がせで釣れるわけねーだろ」と思っていると・・・「あれ?やっぱりなんかついてる!」とO君が叫ぶ。海面を見ると、どでかい魚影が見えるではないかっ!良く見ると・・・マゴチだ!!!しかもでかいっっ!!!前回同様「タモ」なんて無い!!条件反射で軍手を手にはめ・・・必殺!「バス持ちランディングぅぅ!!」無事ボート内に取り込んだ。「バチン、バチン」と音を立てて暴れるマゴチ、中アジを丸呑みしてあがってきたその大きさは・・・60cmは超えている!!!や、やられた・・・またしても俺の竿で・・・1000円のリールで・・・何なんだ?こいつの釣り運は??「これでやっぱり逆転だよねえ?」と不敵な笑みを浮かべるO君。「ち、ちっくしょ~!!!」、悔しいけど羨ましい。。。その後は北東の風が強まってきて沖上がりを余儀なくされる。ボート屋に戻るとまた「おお、いいマゴチだね!写真とって行くかあ」と言われマゴチ・O君・私で写真に収まった。お、おでも大きい魚釣って「写真撮りますか?」って言われたい!!「え~恥ずかしいなあ」「しょうがないですねえ」とか心にも無い事言いながら写真を撮ってもらいたい!!!その後、数回京急大津に通うのだがO君はもちろん俺の竿で1m以上のサメ、エイなど行く度に泳がせでゲットした。。。。私の泳がせ竿にはなんの反応も無いのに!!きいいい!しかし、この数回の手漕ぎボート釣りの間に虎視眈々とマイボート釣りへの準備を整えるのだった!!! ↑その時の釣果です。マゴチは・・・やっぱり悔しいので撮らず。自分で大物釣るまで撮るもんかあ!
Jul 6, 2010
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ブログが2000HITを超えました!! こんなマニアックなブログをいつも見てくださって有難うございます(~0~) 忙しくって中々更新できませんが時間のあるときは頑張って書くように心がけたいです。。 これからもよろしくお願い致しますヽ(`▽´)/
Jul 6, 2010
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私はアジをポツリポツリと追釣していると・・・・「やべえ、ちょっと待って、来ちゃったかも!!」と言う声を聞いたO君の竿を見ると・・・海面に突き刺さっているではないかっっ!?彼のリールは「1000円リール」、当然ドラグ調節なんてしていない。引っ張り合いの末・・ボート下の海面に銀色の大きな魚体が見えた!!!「でかい!!むちゃくちゃでかいぞ!!」ゆうに70cmは超えている!!こんな大物は想定外なのでタモなんて積んでない・・。このままじゃ・・・覚悟を決めて軍手を右手にはめ、スズキの下あごを掴んだ!!まさかのバス持ちでランディング成功!!ボートに上げてもバチンバチンいいながら暴れている、すごい迫力だ・・・その場でO君とハイタッチ!私もO君も興奮が冷めやらない。。「やったねえ!ビックワンだねえ!」と私が言うとO君は「これで逆転だよねえ?」と不敵な笑みをみせた。。「いいや!総重量ではまだ俺が勝ってる!!しかもその竿俺の竿だし!!」と決してココで負けを認めてはいけないのだ。ん?大人気ない?大人気無くって結構!!コレは男と男の勝負なのだ!!しかし・・・こいつの釣り運は半端無いな・・・こんな仕掛けでも釣ってしまうのだから・・・。末恐ろしささえ感じた。そして・・・スズキから針を外そうとしているO君が「アジを丸呑みしてるよコイツ、アジがまだ生きてるもん」とスズキの口の中をみると餌の中アジを丸呑みしているではないか。「このアジまだ使えるかなあ?」とアジがついたまま針をスズキから外すと「もう1回食われてこい!!」とO君は無邪気な顔で再投入した。生きてるとは言えもうかなり弱っていた中アジ君はまたスズキの恐怖と戦う事になってしまった。「ま、二匹目のドジョウを狙っても駄目だよ、今回はたまたまさ!」と心の中で思っていたのだが・・・・数分後・・・「あれ?二匹目のドジョウ作戦成功か??」との声を聞き振り返ると・・・再び竿が大きく曲がっているではないか!???先ほど程の引きでは無いが上がってきたのは二匹目のドジョウならぬ二匹目のスズキ・・・さっきのと比べると一回り小さいが立派なスズキだ。。本日二回目の「バス持ちランディング」。。俺は中乗りさんか??そしてO君から一言・・「はい、コレで俺の勝ちは決定ね!!文句無いよね?」ぐ、ぐぐぐ、「しょ、しょれは僕チンの竿でちて、けっちて君の力でちゅったものでは・・・」・・・仕方ない、負けを認めよう・・・その後は二人とも大満足で沖上がりした。。ボート店に戻ると「ホームページに載せるので写真を撮らせて」と言われ・・私は1本スズキを持たせてもらい二人で枠におさまった。アジ・イシモチを山分けし、スズキは1本O君からもらい家で調理して食べたが・・・アジはナメロウ、イシモチは塩焼き、残りは干物。スズキは天ぷらにし・・・全然臭みも無く美味しく食べられた!!ああ、やっぱりボート釣りはいい・・・陸とは全然違う・・・ちょっとしばらくは手漕ぎで我慢しよう、そして・・・・ちょっとずつ転覆で失ったものたちを買い揃えていこう!!と心に誓ったのだった。。↑その時の釣果です。スズキは悔しいので写真にはおさめず。。。O君の携帯にはあるかも。。
Jul 4, 2010
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ボート釣り復活の約束をしてそして当日朝を迎える・・・。ちなみに私はその時まだ親にはボート釣りに行く事は言っていない。言ったところでどうせ止められるからだ。黙って行くしか手段は無い。ゆ~っくり部屋のドアを開け、釣り道具を運び出し玄関に移動・・・親が起きれば面倒な事になる!抜き足、差し足・・・・「こりゃ自宅版リアル・メタルギアソリッド」か?緊張感が半端ねえ。時間はAM6:00、最後の荷物のクーラーボックスを肩に抱えていると・・・2階からドアの開く音が・・・親父が起きてきたのだ!?自宅は玄関から2階が吹き抜け・・・隠れる間もなく速攻で見つかってしまった。「あれ?どっか行くのか?んん?釣りか?まさかボートじゃないよなあ?」脂汗をたらしながらその場限りの嘘をつく!!「あ、ああ、き、今日は川崎の東扇島で陸から釣りだから、安心して」・・・それは先週の話だ。「ちょっと、急いでいるから・・出るね!」と言い残し早々に荷物を車に積み込み、逃げる様にして出発した。。ふううう、危ねえ危ねえ。京急大津に着き、ボート屋で餌と仕掛けを買い・・・久しぶりの出航!!・・・と言っても手漕ぎボートだが。。「いい・・・・やっぱり海は、ボートはいい!!!」気分はエクスタシー!!京急大津といえば「アジ」が有名!当然アジ狙いでサビキとビシ竿を垂らすことにする。。ちなみに竿は上州屋で2000円ぐらいの「船五目竿」を購入してあったのでそれなりに楽しむ事はできる。久々の手漕ぎボートで「漕ぐ」感覚を久々に味わう、疲れるのだが全然苦にはならない。完全に嬉しさの方が勝っているからだ。事前に店でチェックした海苔棚と山立てで岩礁ポイントを絞り込みアンカーを入れて釣り開始・・・。第1投目から小気味良い引きが竿に伝わってくる!上がってきたのは良型のアジ!!釣り頃&食べ頃サイズ!!た、楽しい!!い、いっく~!!!もう昇天しそうだ。その後も仕掛けを入れるたびに良型のアジがかかってくる。時折強い引きを見せるのは「イシモチ」でこれも良型!!とにかく入れ食い状態が続いて狂喜乱舞なのだが・・・友達はポツリ、ポツリ、と数匹を釣るだけ・・何が違うのかと言うと・・・「仕掛けが違う」のだ。友達は竿1本しかなく「サビキ仕掛け」を降ろしていたのだが、こちらには魚は殆ど反応を見せないのだ。当然O君は「つまらないオーラ」をビンビンに発している。。私のビシ仕掛けは40号の横目ビシにハリス2mの二本針仕掛けで餌はオキアミのLサイズを付けている。この仕掛けが良型連発のカラクリなのだ。その後は入れ食いは止まるもポツリポツリと追釣し、午後を迎える。そこでO君が私が念のため持ってきていたアオリイカ用のエギングロッドを「貸して」と言ってきたので貸してあげると・・・マゴチ用の泳がせ仕掛けをセットし始めた。実は出船前にボート店の方から「中層にスズキが廻ってるから小さいアジが釣れたら泳がせれば食ってくる可能性がありますよ」と教えてもらっていたのだ。私は入れ食いだったので時合を逃さないよう釣り続けた事もあってもう一つの仕掛けを降ろす暇は無かったのだが、友達は当たりが無いので「一発逆転」を狙ったのだ。仕掛けを見せてもらうと・・コレが笑うのだが、普通マゴチ仕掛けなら鋳込み天秤を使うのだが、それを持ってないO君は投げ釣り用のジェット天秤に一本針の仕掛けでアジを背掛けにしていた(笑)しかもアジは中アジと言える泳がせとしては大きすぎるサイズ。。プッ(^v^)、こんなんで釣れる訳無いじゃん!餌の無駄使いだよ~ん!と内心思っていたのだが・・・・以前にもお話した事があるが、その後恐るべきO君の「釣り運」の強さを思い知る事になる・・・。
Jul 3, 2010
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転覆を経験してから毎回買っていた「釣り情報」や「ボートクラブ」も購入をやめ、毎週録画を録っている「釣りロマンを求めて」や「ザ・フィッシング」その他釣り番組の毎週予約をとりやめた。理由は「見てるとまた行きたくなってしまう」からだ。今まで楽しみにしていた事をすべて制限する苦しみ・・・本当に日々の生活がまったく楽しくない・・・ そして沈没から2ヶ月程が過ぎた頃・・・とうとうそれは我慢の限界を迎える!!!「やっぱり釣りがしたい!!!」どうしようも無いくらい「釣りがしたい!!」この思いはもうどうしても止められなかった!!!そして・・・友達「O君」に電話をした・・・。 今は昔、携帯電話なんていう文明の利器が無かった高校時代・・・彼女の家に電話するとき・・途中までダイヤルをまわしては切る・・・電話の前で数時間の葛藤・・・そして覚悟を決めて電話する・・・。淡い思い出が何故か「リンク」した。「もしもし?だ、駄目だ、どうしても釣りに行きたいんだ、一緒に行こう」と話すと彼も奥さんから「ボート釣り禁止令」を出されていたらしく・・・。「陸からならいいよ」と妥協案を提示された。まあ結局のところボート釣り用の竿はほぼ海に奉納してしまっているので陸っぱり用の投げ竿・礒竿ならある。。。「仕方がない」と川崎の東扇島で久々の陸っぱり釣りをする事にした。当日午後に現地で待ち合わせ「メバル」を狙うことにした。しかし・・・待てど暮らせど魚からの魚信はまったく無い・・・辺りも暗くなり街頭の灯りが点き始めメバル狙いとしては時合いを迎えたが・・・当たりがない。友達が納竿間近で1匹釣ったのみでその日は終了。。陸からだと釣れる気がまったくしない・・・いやはやストレスが溜まる。。。そこは友達も「同意見」だった、、そこで私から殺し文句を放つ!!「誘うの気が引けるんだけど今度、手漕ぎのボートで釣り行かない?京急大津ならこの時期海苔棚があるから万が一転覆しても溺れる事は無いし!どう??」と・・・私は親から、友達は奥さんから「ボート釣り禁止令」が出ているのは承知の上での暴挙だがもう後には引けない。言うタイミング、角度、まったく問題ない、まじりっけなしのお誘いだ。「ちょっと待って、考えてみる」と言われ態度保留でその日はお互い帰路についた。数日後、、、友達O君から電話・・・「ボート釣り、行っちゃうか!何とかなるでしょう」!!!!その言葉を待ってました!!!超うれしいっす!!ちゃんちゃら ちゃんちゃん ちゃんちゃんちゃん♪♪♪×2「ちょっとだけよう~、あんたも好きねえ~」早速翌週の日曜と言う事で約束を交わした。。。
Jul 2, 2010
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転覆をした翌日は平日だったので会社を休み、早速朝から昨日出航した場所へ行く。車は駐車場にちゃんとあり、ボート・浮遊物は浜にまとめて上げられていた。ボートをたたみ、その他荷物を車に積み込んだ。海に奉納した道具類が打ち上げられて無いか浜を見渡すが・・・当然見つかるはずはない。。その後、民宿の和船ボートを出してくれた方らしき人がいたので「すいません、昨日この場所でボートで転覆して溺れたものなんですが、昨日助けて頂いた方ですか?」と話しかけると・・「おう、昨日のにーちゃんか、大丈夫だったのか!良かったなあ」と本人だったようだ。「これ、気持ちなんですが・・・」と「のしぶくろ」に1万円を入れておいたのでそれを渡した。最初は断ってくださっていたがしつこく受け取ってもらうよう説得して受け渡した。「他の方々にもお礼が言いたいのですが、連絡先などご存知ですか?」と聞くと・・・「いや、知らないなあ。昨日初めて会ってそれっきりだ」との事。これは後日談だが、「○月○日 転覆 葉山」など色んな検索ワードで今回の件に関わった方々がブログなんかで書いているかな?そしたら書き込みでお礼を言おうと思ったが結局どんなに検索しても見つからなかった。。。もし、万が一助けて頂いた方がこのブログをご覧になられてたら・・・この場を借りまして厚く御礼申し上げます。。あの時は本当に有難うございました!!皆様は命の恩人です!!その後は家の車と自分の車で横須賀市民病院に向かい、支払いを済ませ病院服をお返しした・・・。これが転覆事件の詳細です。人生で経験しなくても良い経験ですが、やってしまいました。今回は初冬にも関わらず天気の良い暖かめの日だったので多くの人が海にいて助けて頂く事ができたが、誰もいなかった状況も充分に考えられるため、それを想像しただけでもゾッとします。海に奉納したもの、駄目になったもの・・・竿(4本)・リール(6個)・魚群探知機・ポケットGPS・アンカー・道具箱(エギ・ルアー・オモリ、その他すべて)・仕掛け全部・船外機・携帯電話ウェーダー・ライフジャケット・竿かけ・帽子・サングラス・・・etc被害総額20万以上・・・まあ痛いよね、立ち直れないよね。。。当然友達も釣り道具すべてを失い、大きいのでは電動リール&バッテリーなどが海の藻屑と消えた・・・。後日数万円を包み友達に手渡したのは言うまでも無い。。。当然親からは「ボート釣り禁止令」が引かれ、私自身も「もうボートはいいや・・・」となってしまった。この時ばかりは「海が嫌いになった・・・・」自業自得とはいえ完全に海からは「これ以上私につきまとうと命を奪うわよ」と最後通告をされていると感じたのだった。。果たして、もう一度海を好きになれるのか?正直、自信は無い・・・・。
Jun 28, 2010
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「ここはどこの病院ですか?」と先生に聞いた。運ばれていたのは「横須賀市民病院」「活き餌の徳丸」の近くだった。私もだいぶ落ち着いてきたので友達が「車取りにもどるわ、それで迎えに来るよ」と言ってタクシーで出航場所の駐車場まで向かってくれた。私はもう震えも止まり、睡魔に襲われてきたので眠りにつく・・・zzzz1時間ぐらい寝ただろうか、友達が帰ってきたようで起こされた。ほどなく医者も部屋に入ってきて「もう大丈夫そうですね、入院の必要は無いですからいつお帰り頂いても結構ですよ」と言われた。支払いして帰ろうと思ったのだが財布は自分の車に置いてきて一文無し。友達もタクシー代支払いで残り少なく、借りる事もできないので後日お支払する約束をして友達の車で帰路についた。ちなみに二人の格好は水色の入院服・・・服はびしょぬれだから仕方ない。。ノーパンだと可愛そうと思ったのか看護婦さんに老人のオムツ「リハビリパンツ」を渡されたのでそれを履いている。友達は「介護」の世界に携わっているので「この年齢でリハビリパンツはいてるやつは初めて見た」と爆笑。。 家まで送ってもらうと親が出てきて「大丈夫だったの?心配かけないでよ」と真っ青な顔で出迎えられた。相当パニックになっていたらしい・・・ほんとスンマソン。今回の事の顛末を話し、翌日に「病院に支払い&入院服の返却」「駐車場に車を取りに戻る」「ボートと浮遊物の回収」「助けて頂いた方々へのお礼参り」をするため車で同行して欲しい旨を親にお願いした。友達には謝罪&お礼を述べお帰り頂いた。
Jun 26, 2010
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救急車は浜の近くに横付けされ、救急隊員の方たちが担架を持って駆け寄ってくる。海上保安庁の人間もきている。成す術なく担架に乗せられ、救急車に運ばれる。服は脱がされパンツ一丁・・・「おしっこがしたいのですが・・・」と話すと大人用紙オムツをパンツの上から履かされて、「これでしちゃっていいよ、すぐに病院に行くから」と・・・。膀胱は破裂しそうだったが、さすがに失禁するのは気が引けた・・・情け無い・・・病院まで我慢する事にしたが、一緒に乗っている友達の顔を見ると・・・「大笑い」している。。「笑うなら笑え、これが現実だ!」・・友達に見せる紙オムツ姿・・・最大の屈辱だ。。10分ほど走っただろうか?どこに向かってるかはまったく分からないがどうやら病院に着いたようだ・・。後部のドアが開き、担架のまま集中治療室に運ばれる。看護婦さんがたくさんいる・・・そこに「中年・小太り・紙オムツ姿」が迎えられた。レントゲンやら何やら色々検査してくれ、「体温が低いね、低体温症だ。肺には水は入ってないみたいだね」と毛布2枚でぐるぐる巻きにされ、「暖かくしてしばらく安静にしましょう」と言われ別室に移された・・・。友達もずっと傍にいてくれて安心だった・・・そこでようやく今回の事について謝罪し「しっかしすっげー経験したなあ!助かって良かったなあ」と二人とも笑みが戻った。 ふと、「そうだ、親に連絡しないと・・・」と思ったのだが「あ、携帯・・・」胸ポケットに入れて出航していた携帯電話・・ずぶ濡れの服が入ったビニール袋から出すと・・・「はい、死亡」当然水没して電源はもう入らなくなっていた。買ってからまだ数ヶ月しか経ってないのに・・・。「痛かった・・・今のは痛かったぞおおおお!!」ちなみに財布は車に置きっぱなしだったので「セーフ」。自宅の電話番号は覚えていたので友達に伝え、公衆電話から電話してもらった。「かなり取り乱していたよ、ご両親」そりゃそうだ。
Jun 25, 2010
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大波の周期が終わり、次の波がこない事を確認してから最後の力を振り絞り、パドルサーフィンの方の呼ぶほうへ泳ぐ・・・。「もう大丈夫!捕まって!」と言われサーフィンの先端部分に捕まった。ここで初めて「た、助かった・・・本当に・・助かった・・」と思えた。でも!? 「友達!!僕は友達と一緒に乗ってたんです!友達は大丈夫ですか?生きてますか?」とそこでようやく別の恐怖に気づく!!はっきり言ってあの状況では助ける余裕はお互いに無い!しかし船長である自分が運転して沈没してしまっている!これで死んだなんて言ったら・・・想像しただけでも背筋が凍りつく感覚に襲われた。友達もライジャケは外しがちだが、今回はちゃんと着させていたのがせめてもの救いだ。「友達は自分で長者ヶ崎の方に泳いで行ったから多分大丈夫じゃないかな?でも浅場で波に飲まれる方が岩なんかで危ないからなあ、大丈夫だと思うけど・・」と言われるがそれでも必死に「友達は?友達は大丈夫?ですか?」としつこく聞くと・・。 「あ、あれそうじゃないかな?今、長者ヶ崎の岸壁を歩いてるよ!大丈夫だ!」その言葉を聞いてようやく少し「ほっと」した。。「マジですか?よかった、本当に良かった・・有難うございます、有難うございます!」泣きながら感謝したのは生まれて初めての経験だった。 そのままゆっくりと岸方面へ曳航してもらっていると、岸から和船が向かってきている。「大丈夫かあ?今行くから待ってろ~」と、後で分かった事だが救助にきてくれていたシーカヤックの方が一足先に岸に戻り、事情を説明し、民宿で持っていた和船を出してもらうようお願いをしてくれていたのだ。。どうやら私が溺れている際に「役割分担」をしっかり話していたようで・・「乗せて陸まで向かう人」「助けを呼びに行く人」「散乱した荷物を拾う人」・・・浮いていた荷物 (クーラーボックス・ラジアルボックス・リュック・コマセバケツその他)も手分けして回収してくださっていた。和船はパドルサーフィンの横につけてくれて、「ほら、こっちに移れ」と言ってくれたのだが・・・もう手の力も足の力も腹筋も残っていない・・・「だ、駄目です、ち、力が入らない・・・」すると・・すごく重たいワカメを海から収穫するかのように・・「よいしょ!」と引き上げてもらった。 安心したのも束の間、足が、全身が震えだした。。恐らく長いこと寒い海にいた事により低体温症になっており、かつ寒風を浴びていて、気力も体力もすべてを使い果たしているので痙攣に近い状態になってしまっていた。「あっち見てみな、2~3艇ボートがひっくり返ってるよでっけえ波だったからなあ」と言われ見ると他にもボートが転覆しているではないか・・・やはりかなりの波だったようだ。和船はそのまま波に漂っている私のボートの所まで行き、ロープで繋いで岸まで一緒に曳航してくれた。その間にもカヌーの方やパドルサーフィンの方が寄って来ては浮いていた荷物を和船に乗せてくれている。「有難うございます、有難うございます」と言うのが精一杯だった。そしてようやく陸についた・・・友達もずぶ濡れながらちゃんと生きていて「大丈夫か??」と声をかけてくれた。しかし、私の体は自由が利かず四つん這いになったまま震えるだけでまったく動く事ができなくなっていた。海水も結構飲んだので肺に入ってしまっている可能性もある。野次馬含めまわりにも人がどんどん集まってきていた。。「救急車呼んであるから、もう少し我慢して」と、もう救急車も手配してもらっていたようだ・・・。ほどなく遠くの方から「ピーポーピーポー」と聞き覚えのあるサイレンが聞こえてきてその音はどんどん近づいてきていた。そして浜の近くでその音が最大になり、止まった。。
Jun 22, 2010
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大波を受け海に投げ出された瞬間はまったく何が起こったのかわからない!海中にいるのだけはかろうじて分かった・・。「ゴポッゴポゴポポポ・・・ブッはああ」ようやく海面に顔を出せた!!!周りを見ると荷物は無残に散乱し、3mほど手前にマイボートがひっくり返って浮かんでいる!!「あ、あれに捕まれば助かる!!」と泳いで行こうとするが転覆を見て近くに助けに来てくれたシーカヤックの男の人が「ボートに捕まるな!!またのまれるぞ!!もう船と道具は諦めろ!!」と言われ一瞬躊躇した・・・その時!!後ろから先ほどと同等な大きさの第二波が迫ってきていた!!!「ザッバーン!!ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・」再度波に巻き込まれる・・・!!また必死に泳ぎあがり海面に顔を出すとその第二波でマイボートははるか前方に流されていくのが見えた・・・。そして・・・すぐに第三波が迫ってきていて、その後ろには4波目・5波目の盛りあがりも確認する・・・。この時点でもう海水を結構飲んでしまっている・・・「もう駄目だ、死ぬ・・!!」諦めにも似た感情、覚悟を決めるところまで追い込まれた。「俺、こんなところで死ぬのか・・・つまんない人生だったなあ、みんなゴメン・・・」何故ここまで溺れたのかと言うと原因は2つあった!!一つはいつもは必ず着けているライフジャケットを脱いでしまっていた事!!もう一つは「ウェーダー」ハイチェストウェーダーでわき腹まで水の浸入を防いでくれるが、一度水が入ってしまうと・・・それは下半身、特に足の自由を奪い、単なるオモリと化す!!必死で足で漕いでも海面で口だけ出すのがやっとの状況になる。これらすべては当然自分の危機管理責任の欠如、自業自得なのだ。しかし・・・第三波を受けた時、ようやくウェーダーが足の自由を奪ってる事に気がつく!!「コレを脱げば・・・・助かるかも!!よし、冷静に、次の波で自分から潜って焦らずに外そう!!!」ここに来て少し冷静になれた自分がいた・・・しかしこの判断が明暗を分ける事になる!断続的におこる大波で救助にきてくれている人たち(パドルサーフィン・シーカヤック・サーファー)も近寄る事ができない・・・何もする事はできないのだ。海面に口を出すたびに・・・「助け・・ガバウ、て・・死ぬ・・助けて~ガバウ・・」と必死に言うが無理なものは無理なのだ。「大丈夫、絶対助かるから!頑張れ!冷静になれ!」と波間に微かな励ましの声を確認する事はできた。そして・・・大きく息を吸い、第四波のブレイクに自ら潜水した。ウェーダーは肩から前の部分にかけてゴムとプラスチックの接続具でとまっている(サスペンダーみたいな感じ)それをまずは外し・・・今度は体を丸めて靴底らへんを持ち右足からゆっくり脱いでいく・・・!!!「よし、右足は脱げた!」残り僅かに肺に残った空気を搾り出しながら左足も脱ぐ事ができた!!水を含んだウェーダーはオモリのように薄暗い海へと沈んでいった。。「ブッはああ!はあ!はあ!」と海面に顔を出すがさっきとは明らかに違うぐらい顔が出せる!!そして後ろを見ると・・・「第五波」・・・これはもう一度潜ってやり過ごす。。そして次に海面に顔を出した時・・・ようやく大波の周期は終わり、周りには白い泡が「シュワシュワ」と音を立てて自分を包み込んでいた。つづく・・・
Jun 19, 2010
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☆転覆→溺れる と言う経験2009年12月前半、その日は天気予報では晴時々曇り、波の高さは1mのち1.5mでうねりをともなう。風は北寄りの風2m、のち4m。低気圧の影響でうねりをともなってはいるが、1mのち1.5mだったら「問題ない」と思い以前から予定していたとおり長者ヶ崎沖のポイントを目指して友達の「O君」と二人で出航した。出てみるとほぼ無風のベタなぎ、天気も晴天で絶好の釣り日和!私たち以外にも手漕ぎボート、ウィンドサーフィン、パドルサーフィン、シーカヤックと初冬というのに多くの人たちが海に繰り出していた。心配していたうねりも「多少」程度しかなく気持ちよく釣り糸をたらし始めた。その時の狙いは「イナダ」、ポイントは深さ40m前後と岸からはかなり遠い距離で遊んでいたが釣れるのは「ヒメコ」や「エソ」、「ソウダガツオ」など。途中水面直下を銀色の魚体が見え隠れしていたので「何だろう?」と仕掛けを入れるとそれは「ペンペン(シイラの子供)」コマセを巻くとどんどん寄って来るのでしばらくはサイトフィッシングを楽しんだ。その後、本命のイナダはまったく釣れず時間だけが過ぎていった。午後になると予報のとおり風が強くなり、波がだんだん出てきてうねりも大きくなってきていた。12月前半ともなるともう冬なので気温も日中とは言え12~3度前後という寒さ。魚も釣れなくなってきて寒いし海況も悪くなってきたのでまだ13時頃だったが船長判断で「ちょっと今日はもう上がった方が良さそうだね」と沖上がりをする事にした。仕掛けを片付け、エンジンをかけ出航場所に戻ろうと舵をきる。たまにうねりでボートが浮く・・・けっこううねりがきついなあ・・・前方300mほど先を見ると、長者ヶ崎付近の浅い岩礁帯のところで波が何度もブレイクしているのが見えた。この辺の地形は暗岩などが多く波が起こりやすいのは分かっていたので100m手前ほどから長者ヶ崎の岩礁をさけるために遠回りする判断をした。相変わらず先では波が何度もブレイクしている・・「あそこを通ったら死ぬね、遠回りして正解だね!」と友達に話しかけた・・・・その時!!! ボートの後ろ側10mほどのところの波が盛りあがり推定2~3mの大波が今にも崩れそうになっているのが目に入った!!!「やばいやばいやばい!!O君!!後ろ!後ろお~!!!!!!!!」「ゴゴゴゴ、、ドッザーン!!!うわあああああああ~!!!」ボート後方からまともに受けた波はボートを縦に軽く1回転させた!当然我々は海に投げ出された!!! 俗に言う「転覆」である。つづく・・・
Jun 19, 2010
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「マリンスポーツが苦手」と言う事前述したとおり泳げないのだが、海に関わりたくってサーフィンにも手をつけてみる。しかしコレも泳げないと言う恐怖心、それと私の運動神経を持ってしてもまったく感覚がつかめない・・・!一度友達と千葉に波乗りをしに行った時、大荒れの海に繰り出したが、第一波で波に飲まれ流止コードが外れ・・溺れた。命からがら助かったのだが・・。その後もサーフボードの先端が眉間に突き刺さり流血、かさぶたが黒く固まってまゆげが繋がったように見え「両津勘吉」と呼ばれたり・・・。足が遠のくのに時間は必要なかった・・ちなみに友達から3万で買ったロングボードは別の友達に貸してもう数年。所有権はもう無いに等しい。波打ち際のサーフィン、「スキムボード」これにも手をつけてみた。これなら溺れる心配は無い、怪我の危険性も低い・・はずだ。サーフィンに比べちょっとしょぼさを感じるし「サーフィン諦めたやつがやるマリンスポーツ」だと思われがちだが・・「そんなの関係ねーはい、おっぱっぴー(古っ)」でやってみた。が・・・、スピードが足りず中々引き波で滑走しない。友達からも「もっとスピードつけないと駄目だよ」と言われ・・全力で走り、引き波にボードを乗せ、飛び乗る!!!転ぶ・・・「ジャリジャリザザーッ」わき腹から背中をジャリ砂で削る!!「俺はおろし金か?」激痛!!!あの、分かるだろうか?傷ついた箇所が白くなって「身」が見えてるパターン。当然、その後大出血!しかも広範囲!1ヵ月はフロに入るのに苦労しました。。はい、これも却下。次に手を出したのはウェイクボード。友達に誘われ浜名湖へ・・スノボーが得意な私は一発目から立ってスラロームもできた。「こ、これならいける!楽しい!」と思ったのもつかの間・・滑走中転んで耳を強打!ずっと「キーン」ってなってる。その後も我慢して続けるが3回も乗ると今度は手の握力が落ちてくる・・。4回目ぐらいにはもうハンドルを握る力は残ってなかった・・。車のハンドルも握れなかったくらい・・。夜に自分のシフトバーも握れない・・・おっほん、失礼。しかもこのスポーツ一人でやるとなると結構料金が高い!年に数回できれば良い方だ。貧乏性の自分には無理!!と言う事でこれも却下。ここまでのエピソードだけでも完全に海に嫌われていると思えるだろう・・。海から嫌いになるための仕打ちを何度も受けているのだが・・・「海で遊ぶの諦めた方がいいんじゃない?」なんて言葉はもう聞き飽きている。私は海では「どM」なのだ。そして昨年、長年愛してきた海から決定的な最終通告を受ける事になる!!
Jun 18, 2010
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まず基本的なところでいくと・・・「海が大好きなのに海の近くに住んでない」という事。何度か海の近くで一人暮らしや同居を考えたが、決まりかけると色んな事情がおこり・・(理由は割愛させて頂きます)実現しない。ちなみに今は海まで車で30分以上かかる。。。「魚が食べれなかった」という事。私は生魚が食べられなかった、しかも26歳ぐらいまでの長い間。寿司に連れてかれても「納豆巻き・かっぱ巻き・かんぴょう巻き・アナゴ」しか食べられ無かったのだ。小学校低学年のときに「生魚は駄目だ」って思ったぐらいから26歳になるまでまったく生魚を食べなかった。たぶんこのまま行ってたら釣りなんてきっとしなかったと思う。。食べられない魚を釣るんですもの。。食べ始めたきっかけは・・ある日友達の家で麻雀をやっていると、そこの母親が夜食を出してくれた。遊びに来るたびに何かしら出してもらえる優しいお母さんだった。しかし、出てきた夜食は・・・「刺身定食!!」食べられませんとも言えず・・・初めて出来た彼女に初めての手料理を作ってもらったのに大嫌いな「レバニラ炒め」を出され「美味しい、コレ美味しいよ!」と泣きながら完食した苦い記憶が蘇った。ご飯でごまかすしか無いか!と腹をくくり食べてみる、、と「マグロの赤身」だったのだが・・んんん?あれ?食えなくないなあ、若干美味く感じるなあ。と半信半疑ながら完食した。多分食わず嫌いになっていたのだと思う、大人になって味覚も変わっていたんだろう。その後は寿司屋に入った時には少しずつ生魚も頼んでいき、刺身の美味さをようやく知るようになり、現在ではまったく食えないものは無いのだ!あ、そう「レバニラ炒め」も大丈夫♪海が好きで釣りが好きなのに魚が嫌いって致命的じゃないですかぁ~。食べれるようになって良かったけどさ。「泳げない」と言う事。私は頭は悪いが、運動神経には自信がある。それは子供の頃から現在に至るまで変わりが無い。野球をはじめ、サッカー、バスケなど球技、走る事、器械体操にいたるまで不得意だったためしがない。高校時の成績表で顕著だったのは、物理・数学・英語etc・・・の殆どが「2」か「3」。体育のみ「10」と言う「あばれはっちゃく」並みの通知表だった事もあった。それぐらい運動には自信があるのだが・・・どうしても苦手なものがあった・・・。それが「水泳」だ。小学生時代、ガリガリガリクソンだった肉体はプールの寒さに耐えられず、つねに唇を真っ青にしてブルブル震えてタオルに包まれていた。息継ぎができずにどうしても体が沈んでしまう。今現在はさすがに25mぐらいを顔出し平泳ぎで泳ぎきる事はできるが・・・海で遊ぶだけの泳力としては不十分なのは明白だ。って言うか致命傷だ。
Jun 16, 2010
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うーん、久々の更新・・・急に仕事が忙しくなってきた・・・家のPCじゃないと更新できないので帰れないと更新もままならないなあ。このブログを毎日見てくださってる方々本当にすいません。私なりに更新していきますので今後ともよろしくお願いします。さて・・・海に片思い・・ と言うタイトルこのブログタイトルは私の「心の叫び」である。私は海が大好き、でも海からは嫌われている。よって「片思い」なのだ。「何故嫌われているのが分かるのか?」って?それはこれからのエピソードを聞けば分かるはず・・・スジが無いと言うことを。。親父の実家は静岡県伊東市にある宇佐美という場所にあり、自宅から海のある宇佐美海岸まで徒歩3~5分と言う非常に恵まれた環境なのだ。お盆や正月は毎年私たち子供を連れて頻繁に帰省していた事もあり、特に夏休みやお盆の時期は子供たちにとっては「海で遊べる」のでとっても楽しみにしていた。波に乗り、磯場で貝やカニと戯れ、それこそ一日中いても飽きなかった。時には夏休み中ずっと預けられ、毎日海と戯れていた。これで海を好きにならない訳が無い。やはり環境というものに大きく影響されている。海に対する思いは強いまま成長し、高校は海の近くに学校があるところに照準を合わせ、見事合格する。高校3年間は運良くすべて最上階の教室で、授業などほっぽらかしで海ばかり眺めていた。部活動での野球の練習は浜でランニング、昼休みや放課後、授業をサボっては海にばかり行っていた。卒業してからも海からは離れられず、ときおり海に行きたい激しい衝動にかられる。そして大人になった今でも日々海が恋しく、将来は絶対に海の近くに住むと決めている。とにかく、海が大好きで離れられないのだ。。しかし・・・海は好きがゆえ、もっと海に関わるためにあらゆる海の遊びに手を出すようになる・・・ここから海への片思いに気づく事になっていく・・・。
Jun 16, 2010
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今回のところは1時間強で自宅に着いた。。さて、今度は収納・・・ラジアルボックスは外に放置、ボート・ドーリー・オールは隣のおばちゃんの物置に、ライジャケ・ウェーダー・自動ポンプ・アンカーは1万円で購入した小さめの物置に、釣り道具は自分の部屋、クーラーボックスは魚を出して洗い自宅裏へ・・・。これだけでも疲れきっている。。最後に船外機、これは本来なら自宅2階の親父の部屋に収納なのだが・・重いし、毎回運ぶのは非常に億劫。外に置けないか考えたところ、外の門の郵便受けの裏にスペースを発見し早速地主(母親)と置いて良いかの交渉・・・。粘る事数分、「ゴミ捨てを手伝う」と言う交換条件を提示される。「耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び、今ここに敗戦を宣言す」全てを受け入れ、なんとか置ける事になった。ボート屋から送られてきた際のどでかいダンボールを捨てずに取っていたのでそれを改造し、ちょっとした小屋を作った。そこに船外機をスタンドにセットした状態で入れてみる・・・すっぽり入った(^v^)vダンボールでは雨で濡れて壊れるので、上から雨を弾く素材の銀シートを被せておく。。う~んいい感じ。長い間はもたないと思うが数ヶ月凌ぐのには充分。その間に次の置き場所を考えなければ・・。すべて終った頃にはもう19:00、体力も気力も眠気も限界・・・。今回は魚が釣れていないので捌かなくても良いが、もし大漁だったら・・もう修行の領域に入ってくる。今回は土曜日で、翌日も休みなので良いが、日曜にこれがやれるかと言ったら・・正直自信がない。。とにかく、色んな困難を乗り越えてマイボートで海に出ることはできた。その充実感は果てしなくでかい。がっ!それと同時に・・・仕掛けの事前購入→持って行くものの準備→朝の積み込み→運転(途中人間と魚の餌購入)→出航手続き→出航準備→釣り→帰港・片付け・洗い→積み込み→疲れた身体で運転(ほぼ渋滞)→道具の収納→魚の調理・・・・・この作業、想像以上にきつく今後も本当に足繁く通えるのかが不安にもなったのだった。元々面倒くさがりやで大雑把な自分・・・正直合ってない気がした。でも、、海が好きなんです。ボートフィッシングが好きなんです。。まだ一人で行くのはきっついので、同乗者を乗せていけば負担も軽くなる。まずは慣れることから始めないと・・。マイボート釣行回数60回の目標を達成できる自信はこの時には微塵も感じられないのだった。
Jun 9, 2010
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もう一度気持ちを奮い立たせて再度スロープへ、浮き桟橋に行きエンジン始動!ブルン、ブブブブブブ・・・やった!かかった!素晴らしい!ギアをニュートラルから前進に入れると、スーッと進んでいく。。か、感動!こ、こいつあ効くぜ!そして湾内から外洋へと出て「ならし運転」。「漕がなくっていいって・・・素晴らしい」今まで散々手と腰と尻を痛めて漕いできた手漕ぎ・・・それが今アクセルグリップを回すだけで漕ぐより早く進む現実・・・風を受け進む爽快感。ココまでくるのに大変だった・・大変だった分喜びは大きい。しばらく運転し、そろそろ釣りでもしますかとアンカーを入れてみる・・うん、アンカーも効く。ちなみにアンカーは2.5kgのフォールディングタイプ。ロープはクレモナロープの50mで使わなくなったホースリールに巻いてある。こうすると回収や収納が楽だ。いざ、マイボートでの初釣り開始!!・・・当たりが全然無い、置き竿にしてミニミニサイズのメゴチが食ってくる程度。それでも景色を見てるだけで楽しい。。出航までにバタバタしたのでもう時間は12:00、ここ葉山は午後になると風が強まる傾向にある。今日もヤフー天気(釣り)では午後から吹く予報。。案の定だんだん南西の風が強くなってくる。南に開けている葉山では一番危険な風向きだ。程なく波が高くなってきて風でアンカーが走錨してしまう。マイボートでは釣り続けるか、帰るか、船長として判断をしなくてはならない。今日は出れた事で満足なので「風が強くなってきたから帰ろうか」と帰港判断をし港に戻る事にした。港に戻り、スロープから船を引き上げるがかなり重い・・坂道っていうのもあるが指が引きちぎれそうだ(T_T)この施設では各所に水道があり、ホースが伸びている。終った後はココで洗って帰れるのだ。お金を払って使用するだけあってアフターも充実している。ただ・・・思ったのが、ここ以外から出航する場合は水道など無い為、海から上がってきても洗えない。自宅でタンクに水を貯めて持ってきて、かけながら洗う事はできるが・・不十分だと思われる。アミコマセなんか使ってたら匂いなんて取れっこない。だとすると、仮洗いしたあと家に戻って再度膨らませて洗う必要があるのだ・・。これって想像しただけで結構面倒くさい。膨らませたままカートップすれば再度膨らます手間は無いが今のところその機能は車には無いし・・。コレは今後の課題だ、いいアイデアを考える事にする。まずバケツに水を張って船外機を船からドーリーに移し始動する。燃料コックを締めておき、残ったガソリンが無くなるまで動かしておく。ついでに船外機内の真水循環も兼ねる。その間に荷物を降ろし、オールを取って、竿・リールなど海で濡れたものを洗っておく。その後、水をかけながらタオルで船を満遍なく洗う。きれいになったら排水して表面を乾いたタオルで拭いてしばらく乾かしておく。その頃にはエンジンもガソリンを使い果たし自動で止まる→拭いて積み込む。船が乾いたら元通りにたたむ→積み込む その他も行きに積んだ時と同じように積み込んでいく。相変わらず車の中はパンパンだ。。行く時のセッティングより帰りの片付けの方が時間がかかりますね・・・。行きは慣れれば15~20分くらいで用意できるが、帰りは20~30分はかかります。事務局に帰港報告をして(これ大事、言わないで帰っちゃうと遭難だと思われます)、家に帰る事にするが、この辺の道はとにかく週末は混む・・・。夕方に帰ろうとなるとまったく動かないなんて事もしばしば。行きは自宅から40分くらいで着くが、帰りは1時間以上は確実にかかる。下手すりゃ2時間はかかってしまう。。今後抜け道を探さないとなあ・・・。
Jun 7, 2010
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さあ、待ちに待った処女航海!!「俺のマイボート人生はここから始まるのだ」と胸の高鳴りを抑え切れない!!海よ~、俺の海よ~♪鼻歌まじりでまずは車に荷物を積み込む。ちなみに車はステップワゴン!エンジンはファクトリー社のマルチスタンドにつけ横にせずに立てて、3列目のシートをすべて上げて入れるが立てると安定しない・・・倒れそうだ・・・。怖いのでロープでくくりつけた。よし、これなら大丈夫。次にボート、隣の家の物置からえっちらおっちら運ぶ・・・が、かなり重い!!こりゃ腰痛持ちにはきっついなあ。その後どんどん積み込む・・ボートドーリー、オール、座板、ラジアルボックス、アンカー、電動エアポンプ、クーラーボックス、仕掛け・竿・釣り道具、ゴミ箱、ライフジャケット、ウェーダーetc・・・積む荷物の量が半端ねえ、これだけで疲れてしまう!!正直、ここまで大変だとは思わなかった・・・。二人で積み込むならまだいいが一人ではかなりつらい・・。う~ん、これは続けられるかなあ?と不安になった。最後に親父を呼び、乗せて家を出る・・途中コンビニに寄り人間の餌を確保。釣り餌屋に寄ってイソメを買い魚の餌も確保。今回はキス釣りオンリーの予定。。現地に到着、早速出航作業に取りかかる。荷物を全部出して、まずはボートを膨らませる。これは家の駐車場で練習したので問題は無い。ドーリー付けて、オールをつけて、エンジンつけて・・・面倒くさいがこれはこれで楽しい。と思っていたが、ムムム?座板をつけるのを忘れている・・・これは膨らます時に一緒につけないといけないもの・・・断腸の思いで空気を抜く(T_T)。。再度セッティングして、釣具を入れ、忘れ物無いか確認して・・・「よし!!」準備完了!!車を駐車場に入れて、出航手続きをして、ウェーダーを履いてライフジャケットをつけて!ゆっくりとボートをスロープから浸水させた。う、浮いている!!なんじゃあこりゃあ!!いたって当たり前の事なのだがこれが素晴らしく感動する!!陸の感覚から水上の感覚へ・・・、自由への扉が開いた気がするのだ!!とりあえずオールを漕いで、浮き桟橋に行きドーリーを跳ね上げエンジンの始動体制に入る!!「えいやあ!!」と満面の笑みで力強く引っ張る!ブブブ・・・・・・・・・・・ シーン。あれ?どっかで聞いたようなフレーズ・・・嫌な記憶が蘇る・・・、「いや、そんな事は!先週はかかったし!」何回も試みるが・・・やっぱり駄目(T_T)、前回同様指の皮がめくれてきた・・。ここまで来てぇ?マジかよ!!(怒)しばらく現実を受け止める事ができなかったが親父が「一度陸に戻ろう」と。。。言っても数メートル先のスロープに逆戻りした。諦めきれずに陸でも同様に頑張ってみる・・時間をおいてかけてみる・・やっぱりかからない。。俺の指と指のあいだ、すべてで皮がめくれて激痛。。もう心は完全に折れ、諦めて帰ろうとしたその時・・・「捨てる神あれば拾う神あり」、隣のおばちゃんに続く二人目の神が現れたのだ!「どうしたんですか?エンジンかからないんですか?」と声をかけてきてくれた方、近くのマリーナにいるとの事で詳しくは分からなかったがとにかく見るからに「海の男」なのだ。「ちょっといいですか?」とスターターロープを何度か引くがやはりかからない。「何ですかね?ちょっと待って下さい、工具取ってきます」といってすぐに戻ってきた。「ココは問題ない、ここも大丈夫」とチェックを始めること数分・・・。「オイルが入りすぎてますねここ見てください」と言われ、エンジンの通気構をみるとオイルが漏れて出てきている!!あれ?適量いれたはずが多かったのか??ほどなく受け皿でオイルを出し、数分放置。。次にスターターロープを引くと・・・「ブルン!ドドドドドド」と見事にエンジンがかかったではないか!!「おっとお、かかりましたね、陸上なんで止めますね、もう大丈夫でしょう」とサラッとおっしゃる。かかか、かっこいい!さすが海の男さん。何度も何度もお礼を言い感謝の意を伝えた。その後、海の男さんは名前も告げず何事も無かったように去っていきました。お、おで、将来はこうなる。人、困る、おで、助ける。まだ海の世界ではフランケン並みの知能なので、彼に将来像を見たのだった。
Jun 4, 2010
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ボートが自宅に届いてから、アンカーやライフジャケットなど必要なものを買い揃えつつ・・・そうこうして冬が過ぎ、桜が咲き始める頃、ようやく暖かくなってきたし、備品も揃ったし、そろそろ処女航海に繰り出すか!!!と気持ちが燃え上がる。初めての出航場所は葉山にし、同乗者は親父。釣りは二の次でまずはしっかり操作できるのかを確かめる事にした。その前に、エンジンがちゃんと動くのか確かめないとね♪フン、フフン♪エンジン始動は購入店で試して以来かけて無いので少し不安だったが「家で保管してたらか問題ないだろう」と外に引っ張り出し、バケツに水を張り、ガソリン入れて、コックを開けて~、チョークあけて~、スターターロープを力強く引く!!!!ブブブ・・・・・・・・・・・ シーン。んんん?もう一度やってみる。ブブブ・・・・・・・・・・・ シーン。めげずに数回やってみる・・・・・・・・・同じ状況。もう一度説明書を見て確認しながらその通りにやってみるも結果は同じ。エンジンオイルもギアオイルももちろん入っているし・・・何故?寒かったから?プラグは??プラグを確認するも適度な感じ、念のためプラグを交換してみるも・・・かからない。その後も1時間ぐらい粘ったがまったくかからず、スターターロープの引き過ぎで指と手の皮が剥けてくる始末・・・。「仕方ない、電話しよう」と購入した場所に連絡を入れる。「これこれこうしてます?これは?これも。う~ん、絶対にかかるはずなんですけどねえ」と言われ、途中にトーハツのメーカーの方とも話すも「おかしいですねえ」と歯切れが悪い・・・。「とりあえず来週もう一度頑張ってみてください」との事で持ち越し。。翌週には知り合いのバイク屋に持っていって調べてもらうも「仕組みはわかるけどかからないなあ、プラグも火が出てるし。。」との事でもう一度購入店舗に電話する事にした。が・・・結局原因が分からない。「店舗まで持ってきて下さい」と言われたが場所は江戸川、神奈川の藤沢からは軽く2時間はかかる。もし、初期不良だとしたら自分のせいでは無いし納得いかないので「もっと近くでどうにかなりませんか?」とお願いする。すると「では来週にパシフィコ横浜でボートショーがあるのでそこに持ってきて頂けますか?私もトーハツの技術の方もいらっしゃるので。チケットは用意しますから」と言われ翌週向かうことにした。現場について、ボート店の方、トーハツの方に挨拶。「時間があるときにやっておきますので場内を見て楽しんで下さい、後ほど電話で連絡します」との事でプラプラ場内を散策。結構楽しい(^v^)。30分ほど散策していると携帯が鳴った。「エンジンかかりましたよ、一発で始動しましたが・・」何?一発でかかったと?あんだけ苦労したのに?現場に向かうと元気よくエンジンが動いているではないか!?止めてもらって自分でもかけてみるがあっさりとかかる。。「??何が悪かったんですかね?」と聞くも・・・「一発で始動しましたからね、よく分かりませんが・・」と気を使いつつも内心は「うっぜーな、お前のやり方が悪かったんだろう」と言いたげな感じだった。何はともあれエンジンさえかかれば万事OK!受け取り家に帰る。準備はすべて揃ったので、さっそく翌週海に出る予定をたてたのだった。
Jun 3, 2010
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マイボートを手に入れ、さて出航するぞ!と思っても「はてさてどこから出航すれば良いのか分からない」と、みんなまずはココでつまづくのだ。出航場所はwebや本に記載するのはNGという暗黙の了解がある。理由としてはそこに人が殺到して、地域住民や漁業関係者に迷惑をかける事になりゆくゆくはその出航場所が閉鎖に追い込まれる・・・・と言う理由からだ。 確かに自分が逆の立場になったら迷惑極まりないと思うに違いない。ただでさえ限りのある出航場所・・・近年上記で述べた理由ほかで閉鎖に 追い込まれる事が多くなってきている。 さすがに色々検索しても出航場所を詳しく書いてあるホームページは見たことが無い。※一部料金を徴収して運営している場所を除くと このブログでも詳しい出航場所は伏せさせて頂きますのでご了承下さい。ともあれ私もこの「出航場所」に悩んだ。 当時は本にも載っているが葉山は葉山市が管理している出航施設がある、目ぼしいところはココ以外中々見つけられなかった。どうしたもんか??そこで私は出航場所を自分の足と目で探す事を決心するのだった!!まずは神奈川、京急大津付近から観音崎、金田湾、城ヶ島、油壺、佐島、秋谷、葉山逗子、鎌倉、腰越・・・半島を一周するように海岸線を車で走り、降ろせそうな場所は写真に収め地図でチェックし、看板(禁止事項)などもチェックし、出航場所マップルを自作した。 土日の朝から夜までまるまる二日間使い情報を収集した。今現在実際に使ってる出航場所は数箇所だが、今後はいろいろ試してみたいと思う。やはり情報が無いのであれば自分で努力して見つけるしかないのだ。 ちなみに東伊豆・西伊豆も大体分かってきたが、千葉は未開拓。いずれ・・・ね。ただ各出航場所で言える事は、ボートは可搬するので必ず車での移動が絶対条件だが、そうなると必ず駐車場が必要になってくる。降ろす浜はあるのだが、この駐車場が近くに無いと意味が無い。 ある事にはあったりするのだが、県営もしくは市営の駐車場が多く空いている時間に制限がある。大体朝の8:00頃あいて夕方には閉まってしまうパターンが殆ど。 ゆっくり派の人にはちょうど良いが、いわゆる「朝マヅメ」を狙い、日の出と共に釣る事ができない。 タイムズなど24時間駐車可能なところもあったりするが、ボートの出航準備・片付けするスペースは少なく狭いのが殆どで、ゴムボートを膨らます音など近隣に住民がいると迷惑になるので避けざるを得ない。 今のところそこまで朝マヅメにこだわって無いので苦では無いが、今後はそういった場所を探しなおさないとならないと思っている。今後、海で仲良くなった方々と出航場所の情報交換などをしていきたいが、基本は出航場所は自分で探すことになるでしょう。。皆さんも頑張って見つけてみて下さい。
Jun 2, 2010
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マイボートの良さはなんと言っても・・・「自由」と言うこと。人に気を使わなくていいし、自分の好きな時間(朝が早くなくていい)に出れるし、遊魚船も知らない良いポイントを自分で見つけて、自分で釣り上げる喜び。游漁船は「釣らせてくれる」だがマイボートは「自分で釣った」に変わる。その過程が半端無く面白いのだ。ただし、全責任は自分にある。出航・帰港判断、ポイント選び、海のルール遵守、危機管理。それに加え、出航までの準備、終った後の片付け、帰ってからのボート他の洗浄、収納。すべて終わった頃には釣った魚を自分で捌く気力はほぼ残っていない。が、「釣って食べる」までが釣りだと思っているのでそこは気合で乗り切るのだ。しかし、そのような事を補って余りある面白さがマイボートフィッシングにはある。陸とはちがう非現実的なフィールド、自分のボートで釣りをしている時は釣り以外の事は何も考えられない。時間が過ぎるのも忘れる・・。そして思い通りの釣果に恵まれ、それを食す。釣っても釣れなくても(釣れた方が楽しいが・・)ウィークデイのストレスや傷心の心などたちどころに無くなってしまう。かの有名な「孔子」の残した有名な言葉でこんな言葉がある↓一日幸せになりたければ酒を飲みなさい三日幸せになりたければ結婚しなさい七日幸せになりたければ豚を殺して食べなさい一生幸せになりたければ釣りを覚えなさい・・・釣りを覚えると一生幸せになれるのだ。マイボートでの釣りならなおさら!そんな魅力をこのブログで少しでも伝えられたらな~なんて思ってます。
Jun 1, 2010
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このブログでも早く「釣行記」を書きたいのですが、先々週・先週と天候不順で出航できていない・・・。ストレス溜まります!先々週・先週と土日のうち土曜は草野球だった。先々週は2試合、先週は4試合・・・土曜にこれだけ試合すると正直次の日はきっついので良い休養にはなるのだが・・・。1日4試合ってすごいでしょう?野球もバカなんです私。マイボート釣りはこう言うときにつらいですね、自分で「この日は行く!」と予定を決めていても結局こういった天候などに左右される事が多く、年間でもかなりの回数を出航断念せざるを得ないのです。いきなり予定が「ぽっかり」空く訳ですが、まわりの友達も予定はもう組んでいるので、結局一人「思い出迷子」になってしまいます。中止の場合の第二計画を立てておかないと折角の週末を無駄にする事になります。私の場合土曜は野球、日曜は釣りのローテーションを繰り返していますが土日が雨などの天候不順だった場合、土日とも「思い出迷子」になり、何をして良いのか分からなくなります。じっとしてるのが駄目な性格なのでかなり苦痛です。先週の日曜(昨日)は「朝、雨が降ってなかったら気合で行こう」と思い、筋肉痛の体に鞭を打ってAM6:00に目覚ましをかけて、起きて窓を開けると・・・シトシトと雨が降っている。ヤフー天気をみても午前中は雨の予報。私、意外と根性が無いので、いまだに雨の日に出船した事は無いです。マイボートだと色んなものがずぶ濡れになるし、魚探も使えない(私のは防水じゃない)終った後の片付けでボートも乾かせないし・・・やる事が多くなる&釣りも制限されるので・・・でも、いずれは雨の日も出て行かないと、と思っています!本当に休みがもったいないので。今週末は久々に土曜に野球が無いので、土日を釣りに使えるのだ!折角なので以前から行ってみたかった伊豆の「川奈」から出航しようと思っている!!泊りがけで行く予定です!!行程は・・・金曜の夜に自宅発→ 川奈着→ 車中泊→ 朝からボート釣り→14:00頃終了→キャンプ場へ移動→キャンプ場泊→チェックアウト後は未定。ってな感じです。中々楽しそうでしょう?(^v^)キャンプ道具も積むので荷物が全部入るか正直不安ですが・・・。後は晴れて風がなければベストなんですけどねぇ。。。釣行記を書くまでは現在と過去が入り混じった内容の更新になってしまいますが、誰もが通るボート初心者ならではの悩みや夢を書いて行きますので暖かい目で見守ってやって下さい~。お願い致しますm(__)m
May 31, 2010
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船外機の馬力は何を選べば良いのか・・・コレもすっっっっごく悩んだ(@_@;)可搬するので、まず「総重量が少ないもの」、なおかつせっかく免許を取って、船舶登録もするので・・「2馬力とは明らかに違うくらい馬力のあるもの」さらに混合液を作るのは面倒くさいので・・「燃費が良く、混合液で無い燃料(ガソリンのみ)」と言う基準で選んだところ・・・「トーハツ 6馬力 フォーサイクル インテグラルタンク」が大体を兼ね備えていると言うところまでたどりついた。15馬力・9.8馬力・8馬力もかなりそそられたのだが重量が重過ぎる・・などの理由で断念。「不満だったら数年後に買い換えればいいや」と思い6馬力にした。外部タンクだと船内での置き場所にこまるのでインテグラルタンクに。混合液を作らなくて良く、燃費の良いフォーサイクルに。と言う結論に至ったが、実際海で使用してみると・・・荷物を積んで二人乗ると・・・かなり遅い。滑走なんてしません。海で二馬力二人乗りのボートと並走しても僅かな差しかないです。自分の体重や荷物の載せすぎや風・波の状況によっても変わりますが、これはちょっと・・かなり不満になってきます。一人で乗って少しストレスがやわらぐスピードです。近距離の移動なら問題ないですが、深場など陸からかなり離れた場所に行く場合や出航場所から一つ隣のゲレンデへの移動は時間がかかりすぎて相当なストレスです。また、そういった場所にいる時に急な天候の変化に見舞われた時にはすぐに帰れないため、かなり危険な状態になります。※ 何度か経験しています・・ただ、フォーサイクル・インテグラルタンクに関しては満足しています。インテグラルタンクは1リットルぐらいしか入りませんが、そんなに遠い移動を繰り返さなければ1日持ちます。※ ただし、ガソリン携帯缶は常備しますが。今時のガソリン価格はリッター135円くらいなので低燃費で一日遊べます。でも、やっぱり買い換えたいですね・・重さは頑張るとして次回は8馬力か9.8馬力どちらかにしたい。。
May 30, 2010
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今までに見たことが無いくらい大きなダンボールに包まれボートと船外機が自宅に届いた!!嬉しさMAXなのだが大変な事に気づかされる。。置き場所がない(汗)外の物置に入れる予定だったが想像以上の大きさでまったく入らない。家の中になんて置けない・・・。当然親とも喧嘩になる。。「買うとは聞いてたけどこんな大きなものどこに置くのよ?」仰るとおりで返す言葉もない。「どうにかするよ!!」と逆切れするのが精一杯だ。とりあえず季節は冬。船外機は交渉の末、親父の部屋に置かせてもらう事になったのだが、ボート本体は置く場所がまったく無い。さてはて困り果ててしまった・・・・。しかし!そんな時突如、救いの手が差し伸べられる・・・隣に住んでいるおばちゃんが「うちの物置に置いていいわよ」と声をかけてくれたのだ!!どうやら母親がとなりのおばちゃんに「こんなもの買ってきて!!」と愚痴をこぼしたところ、やさしいおばちゃんは俺の事が可愛そうに思い、物置を整理してボートを入れるスペースを作ってくれたのだ。か、神だ!後光が差して見える。毎年、母の日にお花をあげていて良かった。(※見返りは求めてないっす)「本当ですか!有難うございます!」と早速収納させてもらう。収納関係はとりあえず一件落着!後は出航あるのみだったが・・・・ほら・・・、冬じゃない、寒いじゃない、アンカー無いじゃない、ガソリン携帯缶やらライフジャケットやら小物も揃って無いし・・・と何だかんだで春まで出航できなかった。買って届いてだいぶ満足してしまっていたのもあって・・・一気に高まりが収まってしまったのだった。
May 29, 2010
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頭金を10万円貯め、残りをローンにし、悩みに悩んだ末ボートを購入した。購入したのは31歳の11月。どんなボートを購入したかといいますと・・・私の場合実家で両親と暮らしています(まだ結婚はしてない(T_T))のでいわゆる固い一体型のFRPボートは置くスペース無く断念、分割式も視野に入れたが安全性・コストパフォーマンスが納得できず断念。浮沈構造のインフレータブルボート(ゴムボート)が安全性・コストパフォーマンス・収納性・可搬性など合致する点が多く、決める事にした。そしてジョイクラフトの315cmのタイプを購入した!江戸川にあるマリーナリトルオーシャンで購入したのだが、購入手続きの際に住所やら、電話番号やら諸々記入していくと「船名」を記入する欄が!?船舶の登録をしなくてはならないので必要になってくるのだ・・・。購入できる喜びで興奮していたのでそんな「船名」なんて考えてる余地は無かったのだがその場で考えるよう店員に促される。自分で名前をつけるって嬉しかったり、恥ずかしかったり。センスを問われるので・・・「皆さんどんな名前付けてるんですか?」と質問すると「それぞれですけど、妻とか子供とか人の名前をつける人が多いですね、○○丸とか。それと今後乗り換えていく事を考えているのであれば「○○いち号」などローマ数字で何代目か分かるようにすると良いですよ」と言われる。妻の名前か、、もちろん「妻などいない」、ましてや「子供などいるはずもない」、ほっといてくれ。かっこいい名前、面白い名前、時間さえあれば愛着のある名前にしたかったのだが、すぐには浮かばず悩んでいると・・店員もイライラしてきている。。あまり迷惑をかける訳にもいかないので自分の名前をつける事にした。「YUSUKE いち号」※ローマ数字の1だが表示されないので平仮名表記にしましたこれに決定する事にした。簡単すぎる・・もっと遊んだ名前にしたかったなあ。はたから見ると自分大好きな「船名」になってしまったのだった可搬を考えてドーリーを取り付けてもらうようお願いし、予備検査もやってもう事にして、ローンの手続き、その他諸々の処理を済ませ現物は配送してもらう事にした。
May 28, 2010
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思い立ったら行動は早いのが私の信条!早速、草野球の友達に「一緒に船舶免許取りに行かない?」と相談する。普通なら「俺は嫌だよ」と言うところだがその友達は親父さんが海技士であったらしく(事情があり離れ離れに暮らしている)、海に興味があるとの事で一緒に船舶免許を取る事を了解してくれた。江ノ島にあるスクールに登録し、免許獲得を目指す事になる。昔のような4級船舶というのは無く、1級(外洋まで出れる)か2級(5海里以内)しかない。※ボート規格によっては1級でも航行範囲あり当初は2級を受ける予定だったが、値段も変わらず授業も試験も1科目増える(海図)だけだったので、「将来大型クルーザーで大島まで行くからなあ」なんて小学生レベルの妄想も後押しし、1級船舶を受ける事を決意する。数回の授業と数回の実技の後の実技試験は無事合格!浪人以来の図書館に行き学科の勉強をし、見事筆記試験も合格!友達も合格した。数日後、免許が届く。。。くうう!ちょー嬉しい(^v^)気分はもう加山雄三。果てしない妄想が頭をかけめぐる。しかし・・・。まだボートが無い。免許あるのにボートが無い。お気に入りのエロDVDがあるのに再生デッキが無いくらいつらい!!おっほん、失礼。貯金は免許代に使ってしまったし、結構大きな買い物なのでココまできてびびってる自分もいた・・「本当にずっとやるのかな?」「後悔したくない!」そして自分を納得させる為、初期投資の費用に対する価値を考え始める・・・。 えっと、これからも一人でボート釣りするとしたら1回5000円はかかるでしょう(餌代・仕掛け代抜き)ボート及びその関係すべて全部買い揃える予算が30万円、だとすると30万÷5000円=60回。マイボートで60回以上釣りに行けば元は取れるのか!月に1回の釣行で年間12回だと5年で60回、月2回だと2.5年。年間20回の釣行で3年で60回。とにかくマイボートで60回乗れば60回手漕ぎボートを乗った事と一緒になって、ボートを買った投資をまっとうできる。しかもそれ以降は何回乗ってもタダ・・・厳密にいうと違うが。。 とりあえずは60回釣行を目指し、初期投資に踏み切る事にした。
May 28, 2010
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その後も手漕ぎボートを続け、葉山と京急大津を年に数回行くようになる。年に数回になるのは、草野球を2チーム入っていたり、多趣味(ビリヤード・麻雀・スノボー・旅行)だったり、彼女との時間を作ったり・・と土日の週末だけでは完全に時間が足りなかったのと、ボートは一人で乗ることは無く必ずO君と一緒だったため、たまに空いた予定で二人のタイミングが合った時しか行けて無いのが現状だった。一人で行くとなると・・・ボート店にもよるが、大体1艘4,000円、曳き舟500円、駐車場代1,600円(無料のところもある)、それに仕掛けや餌を買うと結局7,000円~8,000円くらいかかる。釣り船の乗合料金と変わらなくなってしまう。二人なら半額で済み週末の趣味にかけるお金としては耐えれるレベルだが一人でこれを払うのはかなり気が引ける。 釣り船なら釣らせてくれるがボート釣りはそうはいかない。同じ値段なら手間も考えると「乗合」の方が費用対効果が良い。しかし大人になって乗合など乗った事が無いし、まわりに乗っている人もいない、一人で行くには敷居が高いと感じていた。自分でポイントを見つけて釣る面白さや、まわりに気を使わなくて良い気楽さ、「自由」のあるボートの魅力を改めて知ってしまう。そんな中「1回1回の料金をどうにか下げられないかな?」という考えに至り、「自分でボートを買ってしまえばいいんだ!」となるのにそうは時間はかからなかった。こうなるともう誰にも止められない!色んなホームページを見て、色んなとこに足を運び、購買意欲はMAX!すぐにでも買いたいが色々揃えるにはそれなりの初期投資(費用)が必要、頭金だけでもと貯金を始める。最初は「どれだけ安く買い揃えるか」と本当に日々探しまくった。しかし、だんだんボートの広さやクオリティー、エンジン馬力なども求めるようになっていく。「3m以下で2馬力以下なら船舶免許がいらない」と言うのは分かっていたが「今後も乗り続けるなら馬力を求めるようにきっとなる」と自分の性格を良く知っているので一大決心をする・・・! そうだ!「船舶免許を取ってしまおう」
May 27, 2010
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キス釣りに飽きた頃、「違う魚を狙ってみたい」欲求は高くなり沖に出てアジやカワハギを釣りたくなる。カワハギは仕掛けも簡単で釣れるのにそうは時間はかからなかったが、アジ釣りは難しかった・・と言うのも「ビシ釣り」から始めたのだが、「餌はつけなくて良い」と言う間違った(わざと?)レクチャーを受け、ずっとカラ針で頑張っていたからだ。それでも友達はシャクリの際のスレ掛かりで目に針の刺さった30センチ級のアジを一匹あげたのが凄いと思ったが・・。 この友達、今後もその釣り運を発揮する「O君」、竿やリールは買った事が無くすべてもらいもの、たまに買っても1000円のリールや竿。オモリ負荷など関係ないと思わせるごっつい激硬竿でカワハギを仕留める・・。この人にはこだわりなど皆無。「竿と針とリールがあれば魚は釣れる」と思っているツワモノ。サビキでのスレ掛かりはプロ級。とにかく釣り運が強いのである。このブログには度々出てくるのでお見知りおきを。 そんな中、「サビキ」なる便利な釣り方を知り沖に出るようになる。このサビキでソウダガツオの入れ食いを経験し、色んな魚(メジナ・カサゴウマヅラ他)も釣れるようになり、さらにボート釣りへの欲求が高まっていく。「なんか釣れるようになる本って無いかな?」と色々なホームページを探していると、ビンゴな本を発見!辰巳出版から出ている「釣れる!海のボート釣り」なる本、それに加え「関東周辺海のボート釣り場完全ナビ」なんて本まで見つけた。後々分かる事だがこれはボート釣りのバイブルとまで言われる本だった。 今まで海でのポイント選びはボート店頼みだったがこの本を手に入れ自分でポイント選びをできるようになった。しかもボートは葉山だけじゃなく色んなところにあるんだ!と知り、その奥深さへと誘われていった。 > wrote:
May 26, 2010
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そんな感じで親父に釣りに連れて行ってもらって以来、小学時代は友達と用水路のフナ釣りが数回程度。公園の鯉を針無しで釣ったり・・・(笑)、あ、手づかみじゃないですよ。高等テクニックです!以下が釣り方。↓1.売店で「かっぱえびせん」を買います。2.自分のスニーカーの靴ひもを取ります。3.「かっぱえびせん」を靴ひもで結びます。4.鯉のいる池に浮かべます。5.飲み込んだ時に力強く引きます。6.鯉が釣れます。ははは、要するに針が無いので魚が口を閉じた瞬間に引き上げて釣る感じです。コツは「かっぱえびせん」に結ぶコブを大きめにする事と、餌を陸の近くに漂わせる事ですね。タイミングはかなり難しく、1日やって1~2匹ぐらい釣れれば良いほう。釣れた魚はもちろん返しますよ(^v^)、釣れる喜びだけで楽しいですから。・・・とはいえ、くれぐれもマネしないで下さいね。罪の意識の低い子供の頃の話しですから。さて、お得意の脱線。話を戻します。。中学・高校は野球に没頭し、釣りはまったくやらず。浪人・大学時代に入ってからようやく堤防からの浮き釣りや投げ釣りをボチボチやって遊ぶようになる。しかし、堤防の場所取りや混雑、釣れる魚の少なさ、小ささがだんだん不満に思えてくる。そんな中、友達に手漕ぎのボート釣りに誘われる。初めて行ったのは葉山にある葉山釣具のボート、狙いはキス釣り。人生初のボート・・・「わくわくどきどき」しているがボートの一つも漕げなきゃ男じゃない!と思い友達には「うん、俺漕ぐの早いよ」などと強がっていた。友達に「じゃあ漕いでみて」と言われ・・「じゃあ行くよ」と漕ぎ始める・・・ム、ムムムッ?ボートがクルクル回転するではないか?何故??WHY?「おっかしいなあ、前は進んだんだけどなあ、ボートがおかしいのかな?」とテンぱった目で必死に冷静を装うが、パニック状態で脂汗を垂らす私に友達が一言、「漕ぐの逆じゃない?」そう、船尾を進む方向に向けて必死に漕いでいたのだ。船首(とがってる方)を前に向けると言うのは冷静になれば分かるが、そんな精神的余裕など無い。いまだにその友達には「ボートでクルクル回ってたやつがマイボートなんて生意気なんだよ」と言われ続けてます。強がりもたいがいにしないと一生言われ続ける失態をおかします。高校デビューしようとした中学時代の生徒会長がタバコを吸った事無いのに「セッター(セブンスター)美味いよね、一本ちょうだい」とあげたところ、手持ち花火のように手で持ってライターで火をつけようとしていた・・・。そしてその行動は不良軍団の中では「語り草」となって今でも残っているらしい・・。こんな事を思い返した瞬間だった。初めてのボート釣りはイソメに悪戦苦闘、仕掛けはジェット天秤でフルキャスト※ボートですながら陸とは比べ物にならないぐらいの入れ食い!興奮したのを覚えている。ここで初めて「ボートは魚がたくさん釣れる、場所取りは無い、ノンビリできる」と認識した。その後は年に1~2回ボート釣りを楽しんだ。しかしキス釣り以外は敷居が高そうで手を出さず、だんだんと面白みが薄れてきたのだった。。なんか長くなってきたので次回また続きを書きます~!今日はこんなところで。
May 25, 2010
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釣りを始めたきっかけ・・。一番最初に釣りをしたのは記憶の限りではいくつだったか覚えて無いが、かなり小さい頃親父に連れてってもらった乗合でのサバ釣りだった気がする。親父自体は釣りキチではないので、恐らく周りの釣り好きに誘われたのだろう。その誘った人が針を親指に刺して(かなり深く)、切って、取って・・・痛がっていたのを鮮明に覚えている。センセーショナル!自分が釣ったかは良く覚えて無いがサバは入れ食いだった。海が大荒れ&雨で大人たちでさえキャビンで釣り場まで凌いでいる中、私は船の先頭に行って錨をあげるウィンチにしがみついて波を受けた大きな揺れによるジャンピングを永遠と楽しんでいた。「危ないぞ」と言われたとは思うが、そんなのお構いなしに決まってる。大人になってからも台風・大雪、天変地異があるとテンションがあがるのは俺だけか?小さい頃からそうだったんだなあ。二回目はまた親父とその友達で海釣りだった。この時はルアーを船で引っ張ってのトローリングとカワハギのリレーだった。連れたのはシイラ・カワハギだった。前日にゴロタ浜で餌のイソメを探した。その気持ち悪さは子供ながらきつかった・・・。そのトラウマか、大人になってからキス釣りをする時イソメをなかなか触れなかった。今となっては「ウネウネすんじゃねーよこの野郎、しっかり食われて来い」と言って頭から針付けしている・・・自分がイソメだったら絶対に許さないね、この人間は。死んだら地獄に行ってお詫びします。一日中キス釣りを楽しんだ船上で手を洗わずにポテトチップスを食べ、エキスとコンソメのついた指を舐められるようになれば、君も立派なイソメマスターだ。釣りと殺生は切っても切れない関係だ。「一寸の虫にも五分の魂」の言葉の通り私も最初は無駄な殺生はしたくないと思っていた。しかし、人間というのは自分のいいように解釈してその行為を正当化しようとする生き物でして・・・結局は娯楽のために殺生をしてしまうのです。なので、せめてもの勝手な償いとして・・食べられる分だけ釣る。と言うのをできる限りやって行きたいと思っている。・・・脱線したので話を戻しますが、釣りを始めたのはやはり親の影響がでかいって事です。潜在的に「面白い」ってのが残ってたんでしょう。年を取ってもできるし、かけたお金に対しての海のめぐみのお返しがある。いい趣味だと思う。う~ん、色んな事を書きたいが長いのでこの辺で今日は終ろう。少しずつ書いていきま~す。
May 24, 2010
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二回目の更新です。タイトルのフォントや位置を変えたいなあ。レイアウトなんかも変えたいし、いらない広告とかは外したい!勉強あるのみ。。「やってみたい」と思ったら考える前にまず行動する性格がゆえ、何も考えずにブログを立ち上げてはみたが・・やはりクオリティーを求めるようになりますね。勉強あるのみ・・今日、メールが届いてて「ヒットカウンターが50人を突破」!?立ち上げて二日か三日でこんなに見られるもんなのか??どんな人が見に来てるのか・・・嬉しいようでちょっと怖い。。もともとパソコンも得意では無いし、「メカ」的なものは・・・敬遠。バイクも持っているが、自分でいじった事は無い。・・・いや、あった!ハンドルにつける「ドリンクホルダー」・・・って誰でもできるやつ。私にとってはバイクは「足」なので、思い入れが無いのだろう。バイク好きの方見てたらごめんなさい。ん?話がだいぶずれている・・自分の思いついた事だけ書くと文章が繋がりませんね(汗)。まあこれもブログ初心者ゆえの「味」でしょう。折角書くならかしこまって書きたくないなあ。って感じでまとまりませんでしたが無事二回目の更新なり。いつまで続けられるかなあ?頑張ってみます。次回更新の時はボート釣りについて少しずつ書いていこうっと。みなさま、気長にお待ち下さい(^v^)
May 24, 2010
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初めてのブログ・・・何も分からないまま始めてみた。たまたま見た人は「なんだこのブログ・・」と思うかも知れません。少しずつ勉強していきますので大目に見てやってくださいどこまで続くか・・頑張ってみます。。。
May 23, 2010
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