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常設のアンテナがなくなり、車の無線機をおろしてから、めっきりオンエアする機会が減っています。そのうちCWの符号を忘れるんじゃないか、とさえ感じたりしますが、やっぱり電波を出してみたいのは三つ子の魂、のせいでしょうか。 夏場のコンテストには、山歩きの合間に、たまーにFT-817で参加もしましたが、817と電源用電池のくみあわせはそれなりの重さがあるので、これを常用するのは少々苦しい。 山で手軽に運用できるハンディとしてもっているID-51のバッテリパックが最近へたり気味なこともあり、オンエアのきっかけ作りの意味も込めて、FT-65を新しく手に入れました。 2万円もしない安価な無線機なのに、ハンディとして重要な、仕様上の電池容量はID-51を大きくしのぎ、カタログの数字をそのまま信じるなら、運用可能時間はFT-65のほうが2倍ほど長いようです。 加えて、表示部の面積をとるためか、幅が広いID-51に対して、FT-65は幅が狭いため見た目のサイズが小さいのと、実用的には大変手に持ちやすく、しかもスイッチやAFゲインのつまみが大きくて扱いやすく、またテンキーもついているので、周波数設定など大変使い勝手も良好です。 機能としては、ID-51のほうが、D-Star対応のほか、GPSや中波ラジオの受信(ただし感度は実用にならない)等豊富ですが、実用上最も大切なFMでの通信性能は、FT-65との差は全くないので、むしろ取り扱いが容易で、全般の作りが頑丈なFT-65のほうが、移動用FM機としては優れているようでもあります。 せっかく手に入れたこの無線機、まだ実戦投入はしていないので、週末にでもこれをもって出かけてみようかと考えています。
2023.11.02
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少し遅れて8月分のQSLが届きました。 最近のカード転送の滞りは私のところでも例外でなく、昨年7月に筑波に移動して参加した、6m&Downのカードが14か月を経て初めて受領できました。 この移動、VUでKCJAのポイントを狙って実施していたもので、そのうち栃木の430と埼玉の1200が今回のNewでした。 これでKCJAのポイントが611、念願の610越えを達成です。 最初にこのアワードを申請してからかなり経ちますが、我ながらよくここまで来たものだと感じています。
2023.09.08
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先月の6Dに続いて、FDで再び鳥取と兵庫の県境、氷ノ山に行ってきました。 6Dのときの思惑は、1200MHz CWの京都&滋賀でしたが、これら方面の局は全く聞こえず残念な結果でした。でも改めて地図をみてみると、京都方面には高い山がなく、できないはずはないような気がしてきたので、再挑戦の意図でした。 移動地が同じなので、何か変えてみないと仕方ない、ということで、前回は持って行っただけで使うことがなかった10エレを、’メイン’のプリンテナと切り替えながら運用しました。 7時過ぎの運用開始時点では、1200で聞こえたのは奈良の一局のみで、この局とは無事QSOできたものの、前途多難な予感がいきなりしてきました。結局1200でできたのはこれ以外には、隣接県しかできませんでした。今日のこの結果で、京都・滋賀を得るには、いずれ現地乗り込み、をやるしかないだろうと、半ば腹をきめました。 1200の結果はやはり、というか予想通り、というか残念な結果でしたが、今日のハイライトは、おまけの430でした。 運用開始時点で、ここ10年来追い求めていた430富山の局が出ているのを発見。この局、CQは出していなかったので、呼んでくれることを期待しながら、近くで私はあまり出さないCQをしばらく出してみました。817の2.5W(貧弱な電源ゆえ)に秋月のへなちょこホイップでは気づいてもらえなかったのか、結局QSOにいたりませんでした。でも、ここからなら430で富山とできそう、ということがわかったのは収穫でした。 こののち、ヘタレシールドバッテリが受信時に12Vを切り始めた10時前、そろそろ店じまいと思っていたころ、430で聞こえたCQはJA7の局。関西方面の移動局かと思いきや、なんと/7。ずいぶん強力だったので、これならできそうだ、と感じながらやはり2.5W+ヘナチョコホイップでコールしたところ、一度聞き返されましたがQSO成立、なんと04県。 144や430のDXといえば、これまで144が茨城、新潟あたり、430は山梨、が最遠県だったので、広島より東からの運用とはいえ、びっくりのQSOでした。このところしばらくHFやサテライトの運用がなく、県番号04の記憶があいまいで、当初はできたのが山形だと思っていましたが、帰って確認するとさらに遠い秋田だったのにはもう一度びっくりでした。 430の秋田は当然KCJA Newです。この数年、HFや本格的な設備での運用がほぼなくなっていましたが、今日のこのQSOは、本当に久しぶりに無線で高揚感を味わわせてくれました。
2023.08.06
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昨日6m & Downをやってきたばかりですが、今日ビューローから届いたカードに、昨年筑波から同コンテストに出た際のものが何枚か含まれていました。 1200MHzでのKCJA Newを主なねらいで移動した筑波行きでしたが、今回届いたカードで1200の新規ポイントはなかった代わりに、福島430を受領することができ、都合609ポイントになりました。 まだいくつか届いていないNewのカードがあるはずなので、次回には610が達成できるものと期待しています。 この夏にはJARLの会費が切れるので、そろそろ会員でいるのをやめようか、等と考えたりもしたのですが、QSOしてから一年以上かけて届くカードが多く、かつ待っているカードの中にお目当てのNewが残っているので、なかなかやめられません、hi.
2023.07.03
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今年の6Dは、昨年から目をつけていた、鳥取と兵庫の県境にある氷ノ山まで足をのばして登ってきました。 目的の半分は山登りですが本当のねらい目は、これまでQSOしたことがない1200MHz CWの京都/滋賀/奈良です。昨年は筑波山に乗り込んで関東付近のNewを稼ぎました。今年は狙いの地域ど真ん中ではありませんが、氷ノ山の標高は1500mで、京都方向にはこれ以上高い山がなさそうなので、コンテストならQSOできるだろう、という読みでした。 でもしかし、だがしかし、1200の特にCWはコンテストとはいえやはり局数は少なく、コンタクトできたのは、3エリアは大阪と兵庫のみ、狙いの三県はいずれもNGでした。その一方で、QSOできると予期していなかった長野の局がうっすら聞こえ、ダメもとで呼んでみるとアンテナを振っていただけたようで、リアル599-599でQSO成立、意外なところでKCJA +1となりました。 大票田3エリアを見下ろす山とはいえ、1200だけだと暇になることは予測していたので、144/430のホイップも持参しており、全部で3時間ほど滞在した山頂では、8割がたの時間、2mを中心にときどき430を含め、コンテストの局を読んでまわりました。 電源はもう10年近く使っている秋月のシールドバッテリでしたが、817の2.5Wで呼びまわり中心だったため、最後までしっかり持ってくれました。 運用は、山頂の避難小屋のすぐそばに三脚を使ってアンテナを仮設して行いましたが、さすが山の上、430ではローカルのように強い局の気配がバンド中に感じられていました。しかしなんとこの局、数メートルと離れていないまさにこの避難小屋で運用されており、不覚にもしばらく気づかずにいたところ、’1200ですか’、と声をかけてくださいました。 聞けば、天気があまり良くなかった昨晩より登ってこられており、今日も15時まで運用予定とのこと。セットアップを拝見させていただいたところ、いかにも打ち上げ角の低そうな、一見小屋の避雷針にも見える長いコーリニアに、コンパクトなバッテリと818で大変スマートなオペレーションをされていました。430のQRPながら、マルチのチェックリストを見せていただくと、かなりの距離まできっちり埋まっており、山岳運用も私の冷やかしのようなオペレーションとはまるで成果のレベルが違います、hi. 10時過ぎにはバッテリの電圧低下とオペレータの日焼けが進んできたので撤収、結構なロングドライブで帰ってきました。夕方になって、日焼けの顔と手がほてってきています。
2023.07.02
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今週末は6Dなので、たまにはどこかに電波を出しに行きたいものだと、天気予報を横目に色々考えています。 送るべきナンバーやコンテストの周波数をJARLのサイトで確認していて気づいたことがあります。 昨年は、筑波まで遠出して2m-1200MHzのQRPで参加したのですが、規約の以下文言に気づかず、書類を出したXP(電信電話部門シングルオペQRP)部門が1200MHzを含まない認識がなく、結果発表で大幅減点を知って大変がっかりしました。(注6) QRPは、空中線電力5W以下とし、430MHz帯以下とする。 ところが今年の規約をみると、同じ注釈が以下に変更されていました。(注6) QRPは、空中線電力5W以下とする。 今年は1200MHz以上のバンドも得点になるようです。関連情報に疎くなっていたので私が気づかなかったのですが、いつの間にかしれっと大きな変更があったようです。 勝ちにいくような気合はもうないし、私の情報収集の乏しさゆえではありますが、それでも、いつの間にかこうした変更があるのは、あまり面白くはないものです。まあ、参加前に気づけて良かった、と気を取り直しています。 さてどこに移動するか、地図ともう少しにらめっこです。
2023.06.30
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整流ダイオードが飛んだ安定化電源、早いところ直してしまわないとそのままになってしまいそうだったので、さっそく部品を調達してきて交換しました。 大きな部品なので作業は簡単で、めでたく復旧しました。 実のところ、安定化電源はもう一台あるので、数百円とはいえ部品代をかけて直す価値があったかどうかは微妙なところですが、気分はすっきりです。
2023.06.17
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ホッタラカシだったこのブログ、久々のネタですがさえない話、安定化電源の故障です。 自宅からは事実上オンエアできないので、使える無線機はハンディ機のみですが、送信できなくても、ビニール線アンテナでも、少しでもワッチしたい、と考えて、FT-847に電源をつなぎました。 数日の間は特に問題なく動作しており、懸念していた電信の符号忘れも一応なく、やっぱり無線はいいなぁと久しぶりに空の様子を耳で感じていました。しかしふと気づくと、安定化電源のスイッチは入っているのにパイロットランプがついていません。AC電源はちゃんとコンセントにつながっているので、あれ、と思いながらヒューズを確認すると、飛んでいました。 複数あるDC出力のどこかが短絡したのかとチェックしてみましたが、怪しそうなところはありません。原因不明なので、ヒューズだけ交換してもダメだろうと思いながらヒューズを交換しましたが、電源を投入すると、瞬間的に出力電圧が出たものの、やはりヒューズが飛びました。 DC出力のショートを今一度疑い、ケースをはずして中まで確認しましたがやはり怪しいところはなし。以前別の安定化電源で飛ばしたことのある、電圧制御のパワートランジスタが怪しいと考えてこれを確認しようとしましたが、足の配線を外すにはちょっと面倒な分解が必要そうだったので、困ったな、と思いつつネットで参考情報がないか検索してみました。 不調になったのはGSS3000というDiamondの製品で、たしか30年ほど前に購入したものです。こんな古いものなのに、というか古いものだから故障の事例が多いということか、ヒューズ飛びの事例が複数でてきました。多くのケースでは、ダイオードブリッジの故障が原因とのことだったので、危うくトランジスタ確認のための面倒な作業にかかるところ、ダイオードを外して確認してみたところ、大正解、一部ショートしていました。 大負荷を取り出したわけでもないのですが、今回数年ぶり?に電流を流したのでびっくりしたのでしょうか。とりあえず動作不良の原因が特定できました。 さすがにこれだけ大容量のダイオードは手元にないので、部品の入手をどうするか考えないといけませんが、原因がわかったので、あとは何とかなりそうです。 また気分が無線から離れて忘れてしまわないうちに、直してしまいたいと思っています。
2023.06.15
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年末から調子が良くなかった車の調子がいよいよ悪くなり、都合三回目の整備でディーラに入庫したところ、今度はエンジン載せ替えをしない限り修理不能とのことで、事実上の廃車が決まりました。 20万キロも乗っていたので、買い替えも考えていましたが、最低でも春までは使うつもりだったので、しばらく足をどうするか悩まなくてはいけなくなりました。 車がダメになったことで、これに積んでいた、唯一50Wで運用できていたFTM-100Dも実戦を離れることになりました。 これで家、車とも常時使えるアンテナがなくなり、稼働できるTRXはID-51とFT-817のみと、はからずもQRP体制になります。 先週のNYPはかろうじて規定局数のQSOに達したものの、新年早々、今年の運用は昨年にも増して、ますます低調になりそうな勢いです。
2023.01.09
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あけましておめでとうございます。今年もめでたく新年を迎えることができました。 いつもは年末に届くQSLカードが元日の今日、年賀状と一緒に届きました。二か月分のカードは、いっそう薄くなった封筒にわずか15枚、しかも半分程度は数年以上前のQSO分で、このところの運用機会の減少を反映したものになりました。 2022年は、NYPに始まって、わずかながら移動運用やコンテスト、追いかけなどで時々電波を出していましたが、年間のQSOはログによるとわずか242と、おそらく開局以来最低となりました。 秋口には、車に積んでいたIC-7100を下ろし、さらに年末には、自宅から細々とHFの追いかけに使っていたLWも撤去したため、現在常時運用可能なのは、車につけたFMのモービル機と、ハンディ機のみになっています。そのうえ、もうじき車の無線機も完全に外してしまう予定にしています。 それでも明日から始まるNYPは、かなりの長期間続いていることもあって、何とか切らさないよう参加するつもりです。昔はものの15分で達成していた20QSOも、今回は苦労するような予感がします。 それでも、細く、長くオンエアしていこうと思っています。各局、今年もよろしくお願いいたします。
2023.01.01
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JARLから6m & Down Log Check Reportというメールがきて、このコンテストの結果が出ていることを知りました。夏に筑波に遠征して運用した分です。 メールの本文には、1200MHzのQSOのデータが並んでおり、’参加種目外の交信’とありました。 提出した部門もはっきり覚えていなかったのですが、結果のページによれば、電信電話部門シングルオペQRP、XPでした。 あらためて規約を見返してみると、なんと注、として430MHz帯以下とする、とありました。(注6) QRPは、空中線電力5W以下とし、430MHz帯以下とする。 1Wだから、とQRPの部門に含まれることにまるで疑問を持っていませんでしたが、実は1200MHz以上は対象外で、もとより入賞は期待していませんでしたが、申告したスコアから大きく減点されたのは残念です。 ちょうど真ん中くらいのスコア、それでも記念すべき1エリアからの参加は、よい記念になりました。
2022.10.11
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暑い日が減ってきたな、と思っていたらいつの間にか衣替え、つまりは今年も最後のメジャーコンテスト、ACAGが近づいてきました。 固定から満足に運用できない環境となって久しく、HFの移動運用もご無沙汰なので、VUの小さなアンテナで手軽な参加を考えていますが、我がエリアには、’QSOの相手がいない問題’、が立ちはだかっています。 休みの日に2mのメインを一日聞いていても、数えるほどしか信号が聞こえない当地、コンテストとはいえ、HFにも参加局が分散するACAGのVUは寂しい状況が予想されます。 昨年の2m以上の参加局数は、JARLのページによれば以下の通りで、入賞はしやすい一方、極端に相手が少ないために競技としての面白さはいまひとつです。2021ACAG 4エリア参加局数 CW/Mix144MHz: 3/4430MHz: 0/11200MHz: 0/0 夏に試してみた1エリアからの運用を今回も、というわけにはいかない一方、移動しないと参加自体できないので、今年はどうしたものか、と思案中です。 東方面かなぁ。 週末の天気予報が怪しいので、雨になればそもそも白紙ですけれど。
2022.10.04
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先日NHKのラジオに、中国のミニヤコンカで1982年におきた遭難事故から生還された松田さんという方が出演されており、その壮絶な話に感動して、著書である’ミニヤコンカ奇跡の生還’を読みました。 山頂付近で天候が悪化して動けなくなっていたところ、無線機が故障して連絡がつかなくなったために、下方の支援隊が死亡と判断してキャンプを撤収してしまう中、生死の境をさまよいながら、単独で19日もかけて下山したとのこと。 この無線機、本には以下のような記述がありました。****このトランシーバーは装備担当の菅原が秋葉原で買ったソニーの新製品で、新書判サイズのコンパクトな薄型だった。C2で試したときには、風向きかげんで名古屋のトラック 野郎たちの交信が受信できたほどいい性能をしてたが、雪洞の中でぬれたか、天井の雪に 埋まったとき、雪をよく払わないで雨ぶたにしまったため、凍結してしまった。それが故障の原因だった。**** 写真からは長いアンテナがみてとれ、また、四川省の山から名古屋の局が聞こえたということなので、ソニーのCB機でしょう。1982年ころ発売のもの、ということで機種を調べようとしましたが、結局判然としませんでした。 当時の中国でCB機が法的に使えたのかどうか、とちらっと思いましたが、まあそんなことを考えても仕方ない。 この松田さん、ネットで調べてみると、最近の動画もアップされており、両手指と両ひざ下を凍傷で失いながらも、現在なお登山活動をしながら、仕事でもかなり成功されているようで、本当に頭が下がります。 私が読んだこの本、同じ版はすでに販売されていないようですが、文庫本では入手可能とのこと。お勧めです。
2022.10.03
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夏の終わりに、富士山に登ってきました。 何年か前に初めて登った際は、北東側の吉田ルートという一番ポピュラーな登山道を使いましたが、今回は趣向を変えて、東側の御殿場ルートを使いました。 登山口から山頂までのざっくりした標高差が、吉田ルートの1600mに対して御殿場ルートは2400mとほぼ1.5倍と大きく、登るのが多少大変な一方、登山道が空いていて、駐車場も無料、ということで、二回目の気軽な富士登山ルートとしては良い選択だと考えていました。 標高差2400mというと、それなりにはありますが、時々近場の山を歩く際には、累積獲得標高としてはこのくらいを登ることは少なくないので、さほど心配はしていませんでした。 が、実際はさにあらず、半分くらいは抑えながらもまあまあのペースで登れましたが、8合目くらいから急にしんどくなり、軽いめまいのような感覚も。前回は特に感じなかった高山病の症状が、長いアプローチによる疲労で表面化したのでしょう、最後の一時間半くらいは、少し歩いては休み、を繰り返して、最後登頂時には青息吐息でした。 苦労して登ったご褒美はあるもの、天気に恵まれて山頂付近は景色の色が目に痛いほどの濃さで、感動的でした。 ID-51を持っていたので、山頂からほんの10分くらいですが、430に出てみました。前回富士山から運用した際は、東に開いた郵便局の近くからでしたが、今回は剣が峰下のブル道に少し入ったところで、西向けで背後がブロックされたような場所でした。このため、前回は1エリアとのQSOが主でしたが、今回の7QSOはすべて2エリアの局でした。愛知、三重の局とも良好にやり取りできましたが、ちょっとした地形で電波の届く範囲が大きく違うという、UHFの特性を今更ながら、体感した形となりました。 登りで疲労困憊に近い状態になりましたが、無線をして遊んだり、山頂付近をうろうろした時間が良い休憩になったようで、下るころには体調もほぼ回復、砂走り、という砂地を快調に飛ばして、思いのほか早く下山できました。 昨夜は富士市に泊ったので、早朝5時半ころに歩き始めることができたせいもあって、結構早く帰宅でき、19時には広島まで戻ることができました。よい週末になりました。
2022.09.04
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薄い封筒でJARLからQSLカードが届きました。 わずかなカードの中には、10年以上前のDXや、返送されてきた自分のカードもあって、最近QSOした分のカードは本当に少なくなってしまいました。 その中に、なんと昨年のField DayコンテストでQSOした1200 CWの奈良のカードが。御所市移動だった様子。久々のKCJ Newで、トータル608。610が見えてきています。
2022.08.29
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FT-847の内臓スピーカの音がひどくひずみ、特にCWのトーンが濁って大変不快な音しかせず、外部スピーカ必須の状態でした。一度交換を試みたのですが、サイズが合わずにこの時はうまくいきませんでした。 ところが先日、Amazonで中国製の安物っぽかったのですが、使えそうなスピーカを見つけたので、これと交換しました。 元のスピーカは、コーンを押してみると、機械的にコイル部分がマグネット?とこすれているのか、ガサガサと音がする状態で、いかにも音がひずみそうな明らかな不良状態でした。 これに対し、スピーカを代えてCWを聞いてみると、ばっちりクリアな音で、10年来のもやもやがようやく晴れました。マーカを受信した際のほぼ純音の受信音をマイクで拾ったスペクトルを比べてみると、基本波に匹敵しそうなくらいのひどい高調波が見られますが、交換後はこれがきれいに収まりました。 今後移動運用の際も、スピーカを別に用意しなくて済みます。大変良い気分です。(オリジナル内蔵スピーカ)(内蔵スピーカ交換後)
2022.08.25
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夏のまとまった休みを利用して、北海道に行ってきました。 飛行機移動なので、自宅を出てから千歳まで正味四時間と少し、北海道入りまでの時間は、車で自宅から鳥取の大山までドライブくらいのものです。道内は、写真にある、最後の羊蹄山と釧路の尻羽岬を抑えつつ、残りはレンタカーでめぼしいところに寄って回りました。 無線は今回、おまけの位置づけでしたが、FT-817と1200のトランスバータをもって、各所から144のFMで少しずつCQを出しました。お逢いした局もおっしゃっていましたが、北海道も局数の減少が著しいらしく、札幌を除くと相手を探すのに苦労する状況で、声を出しても空振り、という場所も複数ありました。 無線機を持って行った理由のひとつに、うまくすればKCJAのポイントが埋まっていない、北海道の1200CWができないか、という思惑がありました。今回お相手いただいた中には、数局に一局程度、HF等のCWでのQSO歴がある方があり、幾人かの方に1200のCWに出られないか聞いてみたのですが、残念ながらポイントNewを得るには至りませんでした。この休み中に、アイコムが10GHzまでの既製品のトランシーバを発表したようですが、GHz帯のしかもCWは特殊なので、スケジュールを組んでおかないと難しかったようです。 北海道には、アクティブな局がよくHFやサテライトで大移動運用をされていますが、実際に行ってみて思うのは、広さが半端なく、車の運転だけで結構大変になるため、私には本格的な8エリア移動は難しそう、と思いました。 それでも、最大の目的地だった羊蹄山に登った後は、札幌でしばらく時間をとって運用したため、それなりの数の皆さんとFMで話をすることができ、FBでした。 広島に戻ってきて気温の差をもう一度体感し、北海道良かったなぁ、と再確認しているところです。
2022.08.21
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八重洲が間もなく出してくるというFT-710の情報を、ちらほらと目にするようになってきました。おそらく月末のハムフェアが、本格的なお披露目の場になるものと思われます。新製品の情報はいつもながらわくわくするものです。 この無線機、’SDR’と称しているようです。 SDRというと、ソフトウエアで中身をどのようにでも書き換えられる無線機、のイメージです。しかし、最近のいろいろな記事をみると、一般には、ソフトウエアの書き換えができなくても、受信対象のRFを直接デジタル化するダイレクトサンプリングや、直交ミキサ構成で、低周波に落としてからサンプリングする、いずれも信号処理の大部分をソフトウエアで行う受信機のことを、SDR、と称していることが多いようです。 FT-710の周波数構成等はまだ公開されていないようですが、HF/50MHzの無線機で、SDRとうたっていることから、上記の通り、おそらくダイレクトサンプリングか、対象周波数をダウンコンバージョンなしで、直接直交ミキサで処理する構成だと想像しています。 若いころ、高々10kHzそこそこのリアルタイム処理ができることに驚愕しながら、AF用のDSPコードを書いたことがあります。これに対して今や、何十MHzなどという、大変高い周波数を直接サンプリングするようなセットが、アマチュア機に採用されてきつつある、というのは、まさに隔世の感があります。 アマチュア機の中でも、50万円から100万円級の超高級機の価値は受信性能だと思っています。こうした機械は、フロントエンドの直線性確保、ミキサ等で生じるイメージの除去、切れ味鋭いフィルタでの混信除去、などのために、高価なデバイス、プリセレクタに複数段のフィルタなど、こちらにウン万円、あちらではさらにウン万円、ということでコストが膨れ上がっていると思います。 これに対して、直交ミキサの処理を全部デジタル化するにせよ、アナログミキサを先行させるにせよ、ダイレクトサンプリング、あるいはダイレクトコンバージョンともいわれる両方式とも、大昔から亡霊のように(現象も亡霊そのものですが・・・)付きまとってきたイメージが原理的になく、しかもAD変換のデバイスやDSPが安く手に入る今、コストも超低価格でできてしまうのですから、もう高級機はいらない、という感じがします。 高級機とそうでない無線機の差は、ローバンドでそれなりのアンテナを使ったときに出やすいものですが、これが最近のいわゆるSDR機でどうなのか、自分では直接的に体感したことがないので、気になっているところです。 SDRで先行しているIC-7300やIC-705は、入門機という位置づけだからなのか、また、最近はデジタルモードばやりで、あまり耳をそばだててワッチする機会が少ないからなのか、これらの無線機で1.9や3.5の受信を突き詰めて評価した情報があまりないように感じています。理屈からすれば、7300も705も、ローバンドの静かさ、はかなりいい線行っていると思うので、何かの機会に試してみたいものです。 FT-710がどのような周波数構成なのかは、ハムフェア?での公開までお楽しみですが、IC-7300やIC-705と似た構成だと期待しているところです。私の使い方としては、HFの固定か移動でのCWが主になるので、期待としては、7300、705とともに、ローバンドを含めてノイズの少ない、聞きやすい受信機に仕上がっているのではないか、というところです。 発売してしばらくして、競合を含めて価格と初期不具合が落ち着いてきたら、冬の移動運用に向けて、ひょっとしたら新しい無線機を購入、ということになるかもしれません。
2022.08.09
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このところ、ちょくちょく作ったり整備したりしていたアンテナとトランスバータを実戦投入してきました。 6Dで1エリアまででかけ、良好な結果が得られたので、Field Dayもと思い、一旦昨日までは、高めの山から1200をやろうと考えていましたが、天気予報が怪しかったので、車の移動に切り替え、福山から参加しました。 昨日の準備時点から、1200MHzを、という気分だったので、計画変更ですが、1200がメインで、ついでに親機のFT-817と先日作った八木で430にも出るという形になりました。 元々担ぎ上げを想定していた程度の荷物だったので、これをもって海沿いの三階建てくらいの高さの展望台にあがりました。 430は今回リニアなしの817単体なので、コールバックがあれば儲けもの、という気持ちで読びましたが、今日はがつがつした気持ちがなかったせいか、気づてもらえないケースは少なかったように感じました。 この430、5Wながら、まだカードを持っていない長野ができました。コンテスト様々です。 1200は相変わらず局数は大変少ないものの、相手が皆無というわけでもなく、1Wの電波は、遠くは奈良まで届いたようです。先日のトランスバータの調整により、FMでは、親機としている817の20kHzチャンネルステップで、実用的にQSOできる精度のチューニングができるかどうかが気になっていましたが、期待通り、メインダイヤルでの追加チューニングなしで問題なくQSOできました。 430も1200も、コンテスト以外の通常時は、当地では相手を見つけるのが難しく、JARLのメジャーコンテストは大変貴重なイベントです。
2022.08.07
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先日筑波で活躍した1200MHzのトランスバータは、マキのUTV-1200B2Lです。 10年以上前の購入直後に、一度局発の周波数を調整して(したつもりで)使っていました。 出るのは主にCWのため、相手を探しながら運用するので、周波数の精度は問題になっていませんでした。 それでも、2つあるチャンネルのうち、高いほうを使うFMでは、局発の周波数調整のために装備されているVXOを調整範囲いっぱいに振っても正しい周波数に調整しきれないほどずれており、親機の20kHzステップでは周波数が明らかに相手からずれるような状態でした。 そこで思い立って、局発の調整をしました。基準は、測定器から外した19.2MHzのOCXOです。ただ、この周波数も絶対確度は心配だったので、短波の放送波での確認を試みました。 TS-850でOCXOの信号を聞いてみると、30Hzほど低いほうにずれていました。このずれは、1.6ppmくらいで、28MHzでも50Hzにも満たない程度、HFではほぼ問題になりませんが、まずはTS-850の局発をOCXO基準で調整しました。 そのうえで、短波放送のキャリアを聞いてみると、複数の局でほぼぴったり、手元のOCXOは、ジャンク品の古いものながら、まだまだ高品質のようです。 OCXOの周波数がそれなりに正確なようなので、今度はXVTRの調整に直接使うFT-817の周波数の確認です。こちらは、UHFまで受信できるため、OCXOの24倍高調波である460.8MHzが使えて校正が簡単です。 当初このFT-817も調整するつもりでしたが、ずれが0.17ppm程度と小さく、QRHを考えると再調整の意味は薄いので、そのままXVTRの調整をしました。 UTV-1200B2Lの局発は、装備されている2チャンネルとも50MHz帯ですが、400MHz台の高調波を817で受信して確認すると、VXOのつまみ中央で、ch. Aは1ppmくらい、またFMで周波数ずれが気になっていたch. Bはなんと6ppm前後もずれていました。明らかに、私がずっと前に調整したつもりだったのが、うまくできていなかったようです。 局発の調整で、VXOのセンター付近でぴったりの周波数にできたため、今後はVXOの調整と組み合わせれば、親機としても使うFT-817同等の周波数精度が期待できそうです。0.2ppmなら、1200MHzでも200Hzちょっとなので、FMでは、817の20kHzステップの調整だけでチューニングを完結できそうです。 結果的に、TS-850とUTV-1200B2Lを校正しましたが、これらの調整前、および今回調整しなかったFT-847, FT-817の周波数ずれは、おおむね以下の程度でした。FT-847とFT-817は前回の調整からかなり時間が経っていることを考えると、なかなか優秀です。****暖機後周波数誤差****TS-850: ー1.56ppm(調整前)UTV-1200B2L ch. A: -1ppmくらい(調整前)UTV-1200B2L ch. B: -6ppmくらい (調整前)FT-847: +0.29ppmFT-817: +0.17ppm
2022.08.01
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VUで手軽に移動運用する際、以前はサテライトで使っていたfox727という2mと430の、言うところの’小山羊’を使っていました。 最近はハンディー機や817に付属のフレキシブルアンテナや、サードパーティの少し長いホイップでやっていたのですが、物足りなさを感じていました。 そこで、当地のバンド状況を鑑みると、144MHzを狙いたくもありましたが、fox727より手軽に運用できる指向性アンテナとして、JAMSATのページを参考に、430MHzの八木を作ってみました。 ラジエータエレメントの長さを多少調整した結果、SWRは広いバンド内の全域で1.4程度以下と良好です。 寸法、特にエレメントの取り付け穴の加工精度の制約から、見た目エレメント間隔がかなりばらついていますが、それでもアンテナをあちこち向けてみると、それなりに鋭いビームも形成できているようです。 ばらせば、バックパックに簡単に入るサイズなので、近々どこかの山からの運用で、実戦投入してみます。
2022.07.17
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いつもは天気が気がかりになりがちな6D、今年は早々に梅雨が明けたのでどうしようか・・・、と考えていたところ、頭打ちになっていたKCJAのポイントを動かしてやろう、と思い立ち、筑波まで出かけてきました。 QSLカードの整理が面倒、という理由もあって、AJAは広島県からの運用のみでカウントしています。このせいもあって、県外からの運用は、出かけた先の方とほんの少しお話しするか、CWはほぼKCJAのためのスケジュールくらいのものでした。結果、KCJAは細々と伸びていたのですが、それでも長いことNewがなく、頭打ち状態が続いていました。 ハードルが高い1200を除き、144と430で、県外運用分も含むポイントの埋まり具合をみると、残りは東北方面と沖縄、そして関東では栃木と群馬が両バンドで未完となっています。そこで栃木と群馬がねらえ、LCCの便が就航している成田から近い、ということで筑波山に目を付けたわけです。 前日の昨夜は土浦に泊まり、コンテスト開始直後にホテルの部屋から出てみると、いきなり144の栃木と430の群馬ができました。817の2.5Wに窓際ホイップで、わずか1時間と少しで30局近くQSOでき、関東の局数の多さを再認識しました。 今日になって、栃木と群馬狙いとして、本命の運用場所と見込んでいた、車で登れる、筑波山の北西、桜川市にあたる場所の中腹から同じく817+ホイップで144と430、そしてマキのトランスバータとプリンテナで1200もやりました。ここでさらに430で栃木、さらには、はからずも福島、新潟のNewも得ることができて、1200の栃木とあわせてKCJAのWorkedはプラス6となり、目標にしていた4をめでたく超えることができました。 ポイント稼ぎは満足したのですが、せっかくなので山にも上ってやろう、と考えてロープウエイの駐車場、つくば市に移動し、ここからも最後にもうひと踏ん張りして、144の群馬、さらには1200の埼玉もできてトータルKCJAが+8、上々の結果となりました。 QRPに最低限のアンテナ、しかも運用時間はトータルでも4時間ほどですが、これで延べ100局近くCWでQSOできました。例年1エリアのCW優勝局は、シングルバンドでも数百局、マルチバンドはへたをすると1000QSOにも届くんじゃないか、というようなすごいスコアで、どのような世界だろう、と空想していましたが、広い関東平野に大量の局がひしめくこのエリアのすごさを実感できました。 地方のVUは局数が減りすぎて、FMでさえも相手がほとんどなくなり、大変厳しい状況になってきていますが、1エリアはまだまだ活性が残っている様子、田舎者としては、うらやましい限りです。 それにしても、週末にひょいと関東まで出かけて三か所も移動運用し、山まで登ってきたのに、夕食も家で普通にとって、夜にはブログにしたりできているわけで、いつの間にか、交通手段が便利になってきています。
2022.07.03
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関西VHFコンテストに参加してきました。 とはいっても実は、昨日最近運用してないなぁ、と思いながらコンテストのサイトをみていて、JA0 VHFコンテストの存在に気づき、430MHzでのQSOがなかったゼロエリアがとれれば、と考えて、このJA0 VHFコンテストに出るつもりで出かけました。 昔サテライト用に長いことあげていた、錆だらけのダイヤモンドの八木を海沿いの見通しの良いところを見つけて身長より少し高いくらいの高さにあげました。 さあ、ゼロエリア聞こえるかな、と思ってスキャンしてみて、関西VHFコンテストをやっているのに気づきました。ダメ元のつもりでしたが、やはりJA0の局はまるで聞こえなかったこともあり、計画変更で、数年前は毎年のように出ていた、この関西VHFをやってみることにしました。 全体的な局数が減っているうえ、用意したアンテナが430MHzなので、コンテスト終了までの三時間ほどの間、間が持たないだろうと思いましたが、実際には多くはないものの、おなじみさんを中心に、ぼつぼつ参加局を見つけることができ、さほど暇を持て余すこともありませんでした。 これまで、VUのコンテストでは、良く聞こえているのに、こちらの信号を拾ってもらえずさみしい思いをすることが多かったのに対し、今日はこうしたケースがあまりありませんでした。 呼んでも気づいてもらえないとストレスを感じますが、これが少なかった、ということで、スコアは控えめですが、気分よく運用を終えることができました。 ほかのバンドはほぼ聞かなかったのですが、430MHzでそれなりの局数が聞こえたことから、マルチバンドで出ていれば、かなり楽しめたのではないかと思います。 最近、地方のVUは、その静かさに一段と磨きがかかってきた感がありますが、コンテストではまだまだ好きな方が多いせいか賑やかさがある程度保たれているようで、うれしくなりました。
2022.05.15
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連休のど真ん中、JARLから薄い封筒でカードが届いたので、未整理になっていた前回分とあわせてポイントを数えました。 AJAはコメントするまでもないほどの変化しかありませんが、大きかったのは、ほぼ10年前、2012年5月の神奈川1200のカードが届いたことです。 いわゆる焦げ付き、と考えていましたが、カードをいただくことができ、大変ありがたいことです。KCJAが一つ増え、610まであと三つ。610に届く日は来るのか?(CW/MIX)AJA 8,660(+12)/9,776(+10)KCJA 607/+1JCC 850(+0,残り2)/857(+0,残り1)JCG 551:WAGA/564:WAGA
2022.05.05
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先日封筒でわずかに届いた分とあわせて、しばらくたまっていたQSLカードを、年が暮れる前にチェックしました。 10ヶ月分とはいえ、カードの分量はごく少ないので、作業はほんのわずかの時間で完了しました。ですが、最近は自分で移動して運用するよりも、コールしてQSOに至ることが多かったせいで、受領枚数の割にNewは多かった印象です。 AJAが着実にわずかながら増加したのに加えて、今回は1200の鳥取がConfirmできて、久しぶりにKCJAが一つ増えました。KCJAの次の目標は610で、残りわずか4ながら、残りはすべて2m以上のバンドで、しかも近場の県はほぼ済んでいるので、なかなか難しそうです。(CW/MIX)AJA 8,648(+67)/9,766(+63)KCJA 606/+1JCC 850(+0,残り2)/857(+0,残り1)JCG 551:WAGA/564:WAGA AJA等の主要ポイントの動きがあまりに少ないので、CWのJCC/JCGも載せてみます。KCJAを除き、AJAとともに広島からの運用分のみでカウントしています。 バンドごとのQSO数の傾向がはっきりと見て取れます。局数の減少にくわえて、各局デジタルモードに移行しているのか、運用局が減ってきている傾向もあるようです。冬場のローバンド、春からのハイバンドやVUで狙うべきところは空白だらけで、追いかけたり、追いかけてもらう余地はまだまだ膨大にあります。(CW JCC/JCG)1.9 299 1393.5 617 3337 810 48010 725 46514 474 25418 424 18721 385 17524 323 11628 275 11650 225 113144 138 56430 79 341200 11 3Sat. 208 97ALL 850 551 今年の運用は、ごくわずかの移動と散発的な追いかけくらいにとどまりました。それでも、拾いもののコンテストの入賞など、出ればそれなりに、お楽しみもついてきました。 来年もQSOパーティを手始めに、マイペースでやっていきたいと思っています。
2021.12.30
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再免許の申請をしました。 電子申請だったので、昨日の操作は数分くらいで終了。今日になって受付メールが来たので、手数料をこれまたオンラインで支払って、あっけなく手続きが完了しました。 免許状は役所に取りに行く設定にしたので、そのうち休みをみつけて出かけてゆくことになります。 さて今回の再免許、実は少しだけ悩みました。移動しない局の免許が失効して、所有している無線機が2台使えなくなった際、大きな喪失感を想像していたのですが、実際その状況になってみると、それほど寂しくありませんでした。 細々と移動する局の免許のおかげで、今も満足なアンテナはないものの一応電波を出すことは可能です。一方で、年明けに失効する免許がなくなってもそれはそれでまあいいかな、という気持ちも多少あったわけです。 が、やっぱり電波が出せなくなるのは惜しい、ということで結局再免許の申請をすることになりました。 どんどんアクティビティが先細っていますが、この年末に向けてどれくらい運用することになるでしょうか。 とりあえず、免許はあと5年、次はいずれJARLの会費継続に悩むことになると思います。
2021.11.19
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これまで実は、FT8を聴いてみた、というか見てみたことがありませんでた。 デジタルモードはこれまで、パッケットやRTTYからはじめて、PSK31や、SSTV(これはアナログか)、JT65あたりまで、少しかじるくらいまでやってきたものの、いずれも本格的に運用するには至っていませんでした。 FT8も当然認識していましたが、私のアクティビティが落ちていて腰が重く、実際にワッチしてみたことがありませんでした。 はやり病と大雨でこの連休の最後、時間ができたこともあり、PCと無線機をつないで、WSJT-Xを触ってみました。 弱い信号のでコード能力は、PSK31でCWを超えた、ということになっているようなので、これが最新のソフトウエアでどう進化しているかが気になっていました。 受信はUSB側とLSB側の違いを気にすべきなのかどうか、キャリアポイントはどう設定どのくらいのAF周波数にするのか、等いくらか試行錯誤をしつつ、とりあえずUSBで信号が見える状態になりました。 アンテナが簡易的なLWなので聞こえる範囲は所詮知れていますが、それでも最初に聞いたハイバンドで、耳で聞こえるぎりぎりの信号でもコールサインやメッセエージをデコードできました。期待通り、さすがFT8の通信能力は相当高そうです。 バンドを下って7MHzでは、改めてデジタルモードの周波数を聞いてみると、15秒おきに各局の信号が虫の羽音のように切り替わるのがわかります。 FT8で見たスペクトルは、スクリーンショットのように、この小さなアンテナでも隙間がないくらいの運用局が聞こえ、多いときでは一度に30局程度のメッセージが見えてきました。 ぱっと見、文字化けも起きていないようで、まだ電波は出していませんが、大変安定してQSOができそうです。 QSOの内容は、コールサインと相手の信号強度、グリッドロケータあたりで、シンプルなやりとりが小気味よいテンポで行われているようです。 とりあえず、ということでSSBモードで受信していますが、IFフィルタの活用で状況がどう変化するのか気になっています。サウンドカードが拾える程度のAF信号があれば、受信機で復調した音声信号の中に複数の局があっても、PCは30局も同時に復調できる、聖徳太子もびっくりの能力を持っていて、QRMが問題にはなりません。IFフィルタが広い場合、強い局が近くにいれば、極端に弱い局の受信では、AGCのゲインが下がりすぎる弊害も考えられそうですが、サウンドカードの分解能を下回らなければ受信できることも期待できるので、昔はRX性能そのもののように思っていたIFフィルタも、このFT8ではそこまで重要な役割を果たさないかもしれないな、と感じています。 今日一応受信はできたので、明日以降送信側も試してみたいと思っています。このモードにハマるのか、そうでないのか。いずれにせよ、最新のモード使いの仲間入りです。
2021.08.14
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移動運用に出かける機会がすっかり減っていますが、色々なところでFDのことを聞いたり読んだりしていると、やはり気分が乗ってくるもので、バックパック一つの簡易設備ながら、コンテストで声を出しに因島まで出かけてきました。 長いこと塩漬けになっていたシールドバッテリを充電し、817と1200のトランスバータや、ケーブルその他のかき集めを昨夜行いました。 バッテリのへたりは織り込み済みですが、久しく出撃していない各種機材に心配を感じながら準備していると、果たしてCWの簡易パドルのスイッチ部分の破損が見つかりました。遅かったので修理を一瞬ためらいましたが、このために移動をキャンセルするのももったいなかったので、我慢して突貫で修繕しました。 設備が控えめなので、ロケーションは良い場所をと思い、大阪方面に開けていると思われる、因島の奥山というところを選びました。少し歩いて登る必要はありますが、足で稼ぐ標高は300mもないので、楽勝のつもりが、気温の高さと運動不足にやられて、朝から汗だくになりました。 アンテナは、サテライトでもおなじみの、所謂小八木です。3エリア方面には木が茂っていましたが、その先は海なのでよく聞こえ、よく飛ぶことを期待していましたが、うるさいくらい聞こえると思っていた2mもバンド内はかなり静かでした。 今日運用した144/430/1200のうち、当然144がQSOできた範囲はもっとも広範囲で、長野から大分に亘りましたが、5Wでは聞こえていた2エリアの局には拾ってもらえず、また大阪方面はほとんど聞こえませんでした。 運用場所は、ほぼ山頂でしたが、東側が平らな地形で、木がかなりの距離まで茂っていたせいでしょうか、思っていたほどの局は聞こえてきませんでした。 年代物のシールドバッテリは、あっという間に枯れてしまうのか、それともそれなりの粘りを示してくれるのか、と心配しながらの運用でしたが、結果的に3時間程度はFMも含めて運用を続けることができて、オペレータの体力と釣り合う程度には電源を供給し続けてくれました。 いつもQSOできるかどうか疑いながら機材を持っていく1200は、当初何か壊れていやしないかと思うくらい何も聞こえていませんでしたが、かろうじてQSOに至ることができ、まだこのトランスバータも生きていることを証明できました。 たくさんQSOする、という意味では控えめな結果ですが、たまには外にも出かけて電波をだしてやることができ、私の中ではよい週末になりました。
2021.08.08
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8か月ぶりにAJAのポイントを見てみました。 JCC/GやKCJAは微動だにせず、AJAだけローバンドやUHFでわずかに増えました。 AJAの10,000は現実味のある目標になりそうなので、最近の、思い出したように、たまーにQRVする程度から、夏にかけて少しは運用して、あと300弱、頑張ってみたいと思っています。(CW/MIX)JCC 850(+0,残り2)/857(+0,残り1)JCG 551:WAGA/564:WAGAAJA 8581(+44)/9703(+41)KCJA 605/+0
2021.03.13
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一大決心をして、QSLカードを電子化しています。 来月には開局37年、無線を長くやっていると、一枚一枚は薄いカードでも結構たまってくるもので、決して広くない家のスペースをかなり占有するようになってきました。 また、カードがたまってくると検索が難しくなりますが、見つけられないカードはないのと同じと考え、受領した際、コールサイン順に並べ替えているのですが、この作業がすこしずつ大変になってきています。最近は運用機会が減っているため、半年か一年に一度しかしませんが、それでも数時間はかかるので、未整理分がたまってくると気が重くなります。 そこで、遅まきながらスキャナを買ってきて、これまでのカードを全部電子ファイルにしてしまうことにしました。このスキャナ、自動的に紙を送ってスキャンしてくれます。形が似ているプリンタの動作をイメージしていましたが、スキャンの速度は猛烈に速く、どんどん処理が進みます。 それでも、作業を初めて一か月近く、ずいぶん進んだとはいえまだ一割程度残っています。今のところスキャンが完了したカードは5万枚ほど、重さは推定ですが150㎏はあると思われます。 時間が取れれば今日、明日でスキャンを終えられそうです。スキャンしたカードは、紐でくくっており、すぐにも処分できる状態ですが、古紙回収の電話をするところが精神的に高いハードルになりそうです。 これまでカードを’捨てる’などと言う事は夢にも考えられませんでした。一枚一枚がそれぞれQSOと結びついているという意識や、カードの提出を求められるアワードの存在も、処分を思いとどまらせる要因だと思います。けれど、これを引きずっていたら状況が変わりません。年始には思い切るつもりです。
2020.12.30
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昨日だったか、’チコちゃんに叱られる!’で富士山のことをやっていました。 富士山の八合目から上は神社の私有地になっていて、山梨でも静岡でもないそうです。昨年富士山に登って山頂からハンディ機でQRVした際、山梨側から登ったこともあり、山頂は山梨と思い込み、移動地を'/1'の富士吉田市とアナウンスしましたが、後で地図を確認したところ、神社の施設?だったかの住所が静岡県となっていたので、カードは'/2'の駿東郡として発行しました。 しかし、チコちゃんは、山頂は山梨でも静岡でもないと言っていました。どちらの県でもないのだから、移動地はどちらと考えてもよい、あるいは、いずれの県でもない、ということのようです。 JARLのアワードのサイトには、このような住所表記が確定していないところからの運用の扱いについて、明記がないようでしたが、実際はどのように審査されるのでしょうね。厳密には、アワードには無効にるような気がしますが、実際にはカードに書いてある通りの解釈がされるのではないかと想像しています。 富士山以外にも境界が未確定の場所はいくつもあるようですが、これまでこうした場所の移動地をどうとらえるのか、そういえば考えたことがありませんでした。さすがチコちゃん。
2020.11.15
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6Dに続いて、1200MHzの機材をもって、今日のFDは西日本の最高峰、四国は石鎚山に行ってきました。 昔は50MHzの機材を担いで山に移動したものですが、寄る年波には勝てないもの、体力の衰えで6mの運用は少々難しくなってきています。 これと比べれば、1200はアンテナの大きさが25分の一、パワーに至っては50分の一なので、爺さんが遊ぶにはお手頃です。 ただ、このバンドの難しいところは、4エリアの田舎ではなかなか相手がいないことです。ホームグラウンドでは運用している局がほとんどいないので、コンテストを狙い、かつたかーい場所、ということで標高が2,000mに迫る石鎚山を選んだわけです。 ロープウエイで行けるところまで行って残りを歩き、9時半くらいに店開きをしました。1200のCWがお目当てでしたが、まるで聞こえません。FMに上がってみると、数局聞こえたので、ぼちぼちお声がけをしつつ、CWバンドに戻ってみると、やっぱり誰も居ず。 CWのCQをしばらく繰り返しますが、応答ありません。アンテナの向きか、周波数がよくないのか、今日はまるでQSOできませんでした。 1200がダメなので、430も写真のとおりちょっとやってみましたが、こちらもCWは聞こえず、だんだん頂上付近の人も増えてきたので、今日は早々に切り上げました。 FDが終わり、ACAGが残っていますが、夏の主要な国内コンテストはひと段落しました。あとはコンテストに頼らず、遊ぶやり方を見つけないといけませんね。
2020.08.02
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わずかな梅雨の晴れ間をついて、庄原市の道後山に登ってきました。 無線目的で前回山に登ったのは、いつだったか思い出せないほど、長いブランクの後の山からの移動運用になります。 重い機材を担ぐほどの気分ではなかったので、機材はFT-817と、1200MHzのトランスバータUTV- 1200B2-L、アンテナは430と1200それぞれの、懐かしい’プリンテナ’で、電源は劣化がかなり進んでいると思われる、古ーい秋月のシールドバッテリです。 朝、暗いうちに出発して、道の草がまだ朝露に濡れている頃に登頂、アンテナや無線機を準備してさあ運用、というところで致命的な忘れ物に気づきました。 なんとバッテリから分岐して電源をとる、端子付きの分岐ケーブルがありません。昨日準備したつもりだったのに、バックパックの底やらポケットその他、どこを探しても見つかりません。その場でケーブル加工をする元気もなく、仕方なく一度運用を断念しました。が、なんと荷物を八部方仕舞ったところで、グラウンドシートの裏に分岐ケーブルが。 気分はすっかり今日は下山する方向に傾いていたのですが、気を取り直して、もう一度アンテナを三脚につけたり、配線をやり直したり。 入賞やDXは望むべくもないのですが、IC-9700効果?で1200MHzがにぎわっているのを期待していたところ、思った通り、5エレの簡易アンテナでも、バンド内に複数の運用局が聞こえました。144や430では、結構強い局を50Wで呼んでも、気づいてさえもらえないことがあり、1Wの1200MHzなので、コールバックなしの覚悟をしながら呼びましたが、今日聞こえた局は、8割くらいは拾っていただけました。 1200だけだと一局も交信できない可能性があると思って用意した430も、いつもは閑古鳥さえ鳴いていないCWの局が、ぽつりぽつり聞こえました。しかも2.5W+2エレの、決して強くないはずの信号でしたが、こちらもまずまずQSOに至ることができました。 へたっているはずのバッテリーは、QRPで優しく使ったせいか、しっかり電波を出していたのに2時間以上頑張ってくれました。オペが日焼けでそろそろ運用停止か、と思った頃に、ちょうど817の読みで電圧が12Vを割り始めたので、運用を切り上げました。 各種の新しいポイントを期待していませんでしたが、下心のないときにこそご褒美はあるもの、意外にもこれまでなかった1200の鳥取と、広島からは初めてとなる430の福井ができました。コンテストなのでQSLをいただけるかどうかわかりませんが、ひょっとしたら年末くらいに、プレゼントがあるかもしれません。
2020.07.05
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すっかり運用機会が減ってきていますが、それでも仮設のアンテナで時々出ることはあるので、かろうじて隔月のQSLカードは今のところ途切れずに届いています。今月分は薄ーい封筒でしたけれど。 半年分のupは、3.5MHzを中心に30強でした。6月といえば、Esシーズンで例年ならQSOが急増する季節ですが、今年は昨年までに輪をかけて出ていないので、AJAの増加が低調な状況が加速しそうです。 来週は6m & Downがあるので、どうしようかな、というところですが、参加するかどうかは五分五分、くらいでしょうか。 先日、JARLの会費が切れたので、高いなあと思いながらも継続しましたが、三年後は、どうするかちょっと考えるようになるかもしれません。そうならないように、たまには出るようにしたい、とは思っています。(CW/MIX)JCC 850(+0,残り2)/857(+0,残り1)JCG 551:WAGA/564:WAGAAJA 8537(+36)/9662(+34)KCJA 605/+0
2020.06.28
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昨秋に参加していた、JARL A1クラブのストレートキーコンテストの結果が発表になりました。 アンテナの制約から、高い順位を狙うことが難しいのはわかっていたので、参加することに意義がある、という精神とともに、過度に急がないQSOをして、自分なりに送受信の正確さを心がけていました。 その結果、105局中の33位と、まずまずの順位だったのがひとつ、そしてさらにうれしかったのは、私自身の受信ミスも、相手の受信ミスもなし、だったことです。 最近のCWは、コールサイン程度のやりとりばかりになって味気ないと感じることが少なくないので、平文のQSOが流行ればいいな、と思うことが多く、このコンテストのような、少しでも意味のある情報交換をするような催しがあると、気分が高まります。
2020.02.05
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年末の機会に、しばらく溜めてしまっていた、受領分QSLカードのチェックを済ませました。 最近の運用は、移動でCQを出すよりも、固定から細々とAJAのNewを呼ぶことが多いので、届くカードは少ないながらポイント増の割合が多くなっており、CWのAJAは二桁のupです。 大した枚数ではありませんでしたが、来年に持ち越したくない作業が片付いて、そろそろ新年を迎える気分が少しずつ盛り上がってきました。(CW/MIX)JCC 850(+2,残り2)/857(+2,残り1)JCG 551:WAGA/564:WAGAAJA 8501(+109)/9628(+98)KCJA 605/+0
2019.12.30
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コンテスト、といえば先月移動して参加したACAGはわずか1QSOでしたが、今日は超短縮の仮設アンテナでA1クラブのStraight Keyコンテストに出てみました。 名前の通り縦ぶれのみで、かつ同一周波数での連続CQが禁止されているので、弱小設備に優しいルールです。 本格的なコンテストがご無沙汰なのはもちろん、縦ぶれをたたくのは本当に久しぶりで、特に最初の数局は考えていた以上にうまく打つことができず、時々はキーをさわる必要を改めて感じさせられました。 夕方に7MHzで数局QSOしたのちしばらく休んで、夜には3.5MHzにしばらく出てみました。3.5MHzはコンテストで運用することが比較的少なかったので、時間の都合も含めて、今日の運用の中心をこちらのバンドにしたわけです。 運用の中心、といってもアンテナは半分以上に短縮した地上高のないワイヤーなので、必然的に相当強い局としかQSOできませんが、それでもキーをたたく腕が多少疲れるくらいはコンタクトすることができました。 コンテストの最後は、皆さん主要な参加局間は一通りQSOをしてしまったのか、CQ連発が多くなっていたようでした。 このコンテスト、ログの相互チェックをするらしく、コンテストナンバーであるキー種等の送受が正しくできているかを審査して公表されるようです。 入賞が狙えるような出方ではありませんが、送受信のミスはなるべく避けたいところで、スコアよりも減点がどうなるか、結果が気になるところです。
2019.10.27
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1200MHz標準搭載のIC-9700が今年の正月に発売になって10か月、このバンドがにぎわってくるはず、と思って’大票田’3エリアとのコンタクトが期待できそうな、岡山と鳥取の県境にある那岐山まで、ACAGにあわせて遠征してきました。 昨日まで心配していた台風19号の進路は東にずれ、天気予報も大丈夫そうだったので、小雨の残る中を817とトランスバータを持って朝から登ってきました。 しばらく運用する機会がなかったトランスバータだったので、うまく動作するか心配でしたが、手始めにと思って出したFMのCQに、神戸の局から59++でコールがあり、まずは一安心です。 よし、と思って本当のお目当てだったCWを聞いてみましたが、残念なことにコンテスト中にもかかわらず一局も聞こえませんでした。では自分から、とアンテナを90度くらいずつ回しながらCQを出してみましたが、なかなかコールバックがありません。 ところで、登山口は小雨くらいで大して寒いというほどではなかった天気が、山頂では雨こそほとんどないもののかなりの風が吹いており、三脚につけたアンテナがしばしばひっくり返るほどでした。しかも気温がかなり低く、歩いている間はそうでもなかったのが、運用のためにベンチに座っていると、厚手のシャツに長袖を二枚重ね着していましたがそれでもあっという間に耐えられないほど寒くなってきました。 手がかじかんできてただでさえ下手くそな符号は乱れてくるは、体も震えだすは、で数回ほどFMをCWを行ったり来たりしただけで、CLしました。1200MHzは運用局が少ない上にビームの扱いが難しく、しかも必然的にQRPの運用になるので色々難しさを感じていますが、さらに今更ながら山での運用の課題が表面化した形です。 今年は、もう1.2GHzの運用機会はあまりないと思われますが、今日の寒さは来年以降の教訓にしたいと思っています。 そういえば、JARLでフィールドデーと全市全郡の開催日程入れ替えの検討をしているようなことを聞きましたが、今日のような山の寒さ、またHFのハイバンドを含めたコンディションの傾向を考えると、労力をかけて移動するFDを10月に、というのは個人的には避けてほしいと思っています。
2019.10.13
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移動でCWに出るときのパドルは、自分で作った、既製品と似たサイズのものを使っています。担ぎ上げの際もこれでやっていますが、大きいのもさりながら、安定のために大きめのウエイトを貼っているため、体力が落ちてきて、たかがパドルの重さも気になるようになりつつあります。 そこで、小さくて軽く、外で扱いやすいパドルを、と考えて、ジャンク箱に転がっていたマイクロスイッチと、要らなくなったクリーニング屋さんのカードでパドルをでっち上げてみました。 大きさと軽さは読めていましたが、カードの剛性があまりないことと、スイッチのタッチとの組み合わせでどのような操作感になるかが気がかりでした。しかし、実際に無線機とつないで符号を出してみると、かなりいい感じで、十分実戦で活躍できそうな感触でした。 FT-817には、ハンドマイクのUP-DOWNスイッチでCWを打てる機能がありますが、これはとても打ちにくくて、ほとんど使い物にならないレベルです。これと比べると、今回作ったものははるかに打ちやすく、してやったり、です。
2019.09.12
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今年のハムフェアで発表されたIC-705は、久々にちょっと気になる無線機です。 アマチュア無線機の客数が極端に減っていると思われる中、利益を出すために必要なことは理解できますが、昨今は平気で50万円を超える高級機ばやりで、これに見合うアンテナが用意できない私は、残念ながらこうした固定機は無縁です。 また移動向きの無線機も、最近のものは大きさや消費電力とも、車載前提のものがほとんどだったので、QRPに割り切りながらも本格的と思われる受信部をもつIC-705には、おもわず食指が動きそうになります。 HFから430MHzまでをオールモードでカバーするのはFT-817と同じですが、これと比べると、DSP機なのでIFフィルタを買い足さなくてよいのと、スペクトラムスコープを積んでいるところがアドバンテージかと思います。 ただし、FT-817を使ってきた身からすると、HFでQRPの移動ををする機会は少ないことと、個人的にはトランスバータと併用して1200MHzに移動で出るのがまあまあ大変なので、私としてはHFはなくてよいので、代わりに1200MHzまで出ることができれば即予約、となるところでした。 もっとも、IC-9700で1200MHz標準装備の英断を下してくれたアイコムも、コストを抑える必要のあった705で、このバンドを付けたり、ユーザの数を稼げるHFをはずしたりは、さすがにできなかったのでしょう。これは仕方ありません。 またスコープは、今どきの新機種として、是非積みたかったものと思いますが、移動で使うのであれば、むしろスコープがなくてもよいので少しでも消費電力を抑える設計にしてほしかったと思わないでもありません。 IC-705の回路構成は、ダイレクトサンプリング、ということが公表されているくらいです。おそらく430MHzまで全バンドともダイレクトサンプリングして、430と144はIC-9700と共通、50MHz以下はIC-7300と共通で、デジタル的に36kHz?のIFに落として多バンド切り替えを行う構成ではないかと想像しています。 少し前なら初段のプリアンプやミキサ、またこの後のルーフィングフィルタ等で受信性能も大きく差がついていたものですが、RFからそのままサンプリングできるようになった今、プリセレクタで近接信号の除去をする余地はあるものの、AD変換部のダイナミックレンジを高くするほうが、おそらくアナログ回路でプリセレクタを構成するより安くできると思われ、そろそろ超高級機の存在意義が薄れていくような気がします。 あらためてこのIC-705を、手元のFT-817と比べてみると、重量は1kgほど、価格は10万円程度?、運用できるバンドはHF-430、という基本的なところはほぼ共通、あと移動用としての私の使い方で気になるのは、電力がどうか、というところくらいですが、本質的な差はあまりないと言わざるを得ません。 けれど、新しい無線機として、とても魅力を感じているのも事実です。来春ともいわれている発売までの間に、ほしい気持ちが膨らむのかそうでないのか、引き続きいろいろ情報集めてみたいと思っています。
2019.09.07
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一度は登ってみたい、と長らく思っていた富士山に登ってきました。 実は先月実行しようとしていたのですが、ちょうど台風が来たせいでキャンセル、富士山の登山シーズンが終わる来週末は所要のため、私にとっては、この土日が今年最後のチャンスでした。 昨日富士吉田で泊まったのですが、天気予報は芳しくなく、実際に登れるかどうかは五分五分、上がれたとしても、雨合羽で暴風の中を歩くつもりでいました。 が、行いの良さなのか何なのか、今朝時点の富士吉田の天気予報は少雨とのこと、またふもとから見る富士山も、6合目か7合目くらいから上に雲がかかっているだけの状態だったので、とりあえず行けるところまでは、と思って6時過ぎに富士吉田の五合目から登り始めました。 星のめぐりあわせが良い時はよいもので、風はそれなりにあったものの、雨は小雨のままひどくなることはなく、また風のほうも、心配していた暴風にはならず、さらに高山病っぽい症状が出ることもなく、登ることができました。 一方、今日はハムフェアの日、というのも知っていたので、富士山からなら、会場の特別局が聞こえるんじゃないかと考えて、7合目くらいからVX5で430と144のメインをワッチしていました。 お目当ての特別局は聞こえませんでしたが、さすが関東平野に開けた高山、ひっきりなしにメインであちこちの局が入感していました。4エリアでは、コンテストでもVUこでこのような賑わいがあることは決してないので、各局の信号を励みに山頂を目指しました。 途中から雲で視界がほとんどなかったことと、山頂付近の登山道がある程度単調だったせいもあって、最後は気が付いたら頂上に立っていた、という感じであっけなく登頂できました。 9時過ぎの山頂は、昨日心配していたほどの暴風ではなかったので、強風と雨で寒くはあったのですが、430MHzで30分ほど運用してみました。 2.5WでCQを出すとすぐに応答があり、約30分で二十数局の方とコンタクトできました。関東でVUの、しかもFMに出たことはほとんどなかったので、初めての局ももちろん、いつもCWばかりでお相手いただく方や、20年近く前の6mでお会いしたきりの方など、わずかな時間ながら、楽しいQSOができました。 富士山の運用環境がどのようなところかわからなかったので、ハンディ機のみしたが、千葉、埼玉、群馬くらいまでは余裕で届くことが分かったので、またいつかFT-817、あるいは話題のIC-705あたり?とパドルをもってもう一度運用しに行ってみたいものです。 実は下山中に、8J1HAMの信号が一度聞こえたのですが、会場付近と思われる局をさばいておられ、順番が回ってきそうになかったので、早々にコンタクトはあきらめてしまいました。下りはさらに天候が回復して視界も次第によくなり、最後は軽く汗ばむくらいになりました。 今日中に広島まで帰りつけない可能性も考えていましたが、結局昼前には、五合目から下山するシャトルバスに乗車できました。新幹線にもスムーズに乗車でき、この分だと今日は明るいうちに帰宅できそうです。 よい週末になりました。*****9/2追記運用の際、/1の富士吉田市、とアナウンスしていましたが、正しい移動地は2エリア、静岡県駿東郡だったようです。下調べが足りませんでした。
2019.09.01
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今朝のぼってきた鳥取の大山から、ハンディ機のID-51で新潟の局とQSOできました。ここしばらく、無線に関する動きがなかったところ、久しぶりに気持ちの盛り上がる出来事でした。 5月連休の翌週ということで、関西VHFコンテストがあることは認識しており、一局でもこのコンテストでQSOできれば、と思っていました。 途中登山道横の谷でかなり規模が大きな崩落があったものの、天気は最高によく、景色に目を奪われつつ無線のことを半分忘れながら山頂につきました。頂上でID-51をオンしてみると、2mで聞いたことのあるコールを確認。3エリアよりさらに遠い2エリア?と思う間もなく/0のアナウンス。JA3でなくて、JA0 VHFコンテストでした。 ハンディの付属ホイップで付属のSメータが振り切っていたので、距離の感覚がはっきりしませんでしたが、後で確認してみると500キロ以上離れている佐渡とのこと、この後の430もしっかり来ており、2バンドでQSOできました。 さらにこの後下山途中で、同じく新潟の上越の局ともQSOできました。QSOできた距離としては、144は過去に1エリアとできたことがあるので、これとほぼ同程度、430はおそらく自己最高の遠距離記録、になりました。遠距離の記録がCWでなくFMの、しかもハンディでできたところがVUっぽいところだと感じています。 ところで悔やまれるのは、CWも出られるよ、と言っていただいたのにQRVできなかったことです。喉から手が出るほど欲しかった新潟の430 CW、次のチャンスがあるかどうかはともかく、今度はFT-817を担いで登りたいものです。
2019.05.12
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移動しない局の免許が失効しました。 更新するかどうか、しばらく考えていたのですが、設置場所から運用することがほぼなくなっており、今後復帰することもなさそうなので、流してしまうことにしました。 これで、無線機が2台使えなくなりました。置いておくだけで使っていないため、実質的な影響がない一方、広くない我が家の場所もとるので、惜しい気もしますが、少し早めの終活の一環として処分するつもりです。 とはいえ、移動する局の免許は維持するつもりなので、細々とオンエアの機会は見つけてゆきたいところです。
2019.03.21
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車載しているFT-100Dは、マイクが本体に直接つながっており、運転席から運用できるよう、本体を助手席脇に設置していたため、助手席側から乗ると無線機が目に入るのが気になっていました。 マイクのコネクタは、最近よく使われている6ピンのモジュラージャックです。以前車に積んでいたFT-857のフロントパネルをセパレートにするために使っていた、同じ6ピンモジュラージャックのFAX用ケーブルがあったので、これを使ってケーブルを延長することにしました。 電気屋で、300円ほどのモジュラージャックの中継コネクタを見つけてきて、これで無線機-ケーブル-マイク、をつなぎました。回り込みがおきはしないかと少しだけ心配していましたが、特に送信にも問題はなさそうです。 マイクケーブルの長さに十分な余裕ができたので、FT-100D本体を、助手席の横からシート下に隠すことができ、また運転席でのマイクの取り回しもやりやすくなって、なかなかFBです。
2019.01.26
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あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 昨年の正月のブログを見返してみると、細く長く、というようなことを書いていました。予想通りアクティビティは低値安定でしたが、それでも山に移動したり、いくつかコンテストに出るなどしました。加えて後半は、とても短いエレメントのアンテナですが、家から3.5MHzに出るようになって、文字通り細々と運用が続いた一年でした。 FT-817に手持ちのアンテナで出たり、超短縮アンテナでローバンドに出たり、というか出るしかない環境で、たくさんQSOはできませんが、QSOできること自体にうれしさを感じるようになってきました。開局のころと似た感覚です。昔、年を取るとQRPをやる人が多いというのを聞いて、自分はそんなことはない、と思っていましたが、そうでもないかもしれません。 今年も引き続いて細々と運用機会がなくならない程度には出続けたいと思っています。とりあえず明日と明後日は、NYPでいくらか挨拶するつもりでいます。
2019.01.01
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ビューローから今年最後のQSLが届きました。 このところ、移動がめっきり減って、代わりに細々と固定からAJAのポイントになりそうな局を選んで呼ぶ習慣がついたので、受領したカードが少ない割に多めのポイントアップとなりました。 夏場のハイバンドと、3.5MHzが半々くらいの割合でしょうか。AJAは合計40超のポイント増です。 そして今回うれしかったのは、夏に大山からFT-817でQSOした430MHzの福井の局のカードです。これで、KCJAが久しぶりに一つ増えて605になりました。次のクラスの610まではあと5、近場でできそうな県がほとんどないので、これをクリアするのはかなり大変そうです。(CW/MIX)JCC 848(残り3)/855(残り1)JCG 551:WAGA/564:WAGAAJA 8392(+43)/9530(+41)KCJA 605/+1
2018.12.25
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ヤエスのHPで、FTM-100Dの新しいファームウエアが公開されているのを知りました。 解説によると、DG-IDというデジタル式のグループ機能が追加されるようでした。メジャーなアップデートではありませんが、自分の無線機が最新状態でないのは気持ちが良くなかったので、時間が空いた先ほど、更新作業を行いました。 アップデートプログラムの指示通りに作業することで、さしてトラブルもなく更新できました。ただ、プログラムが本体用、ディスプレイ用、DSP用、の三本に分かれていて、それぞれディップスイッチでファームウエア書き込みモードに切り替えたり戻したり、が必要で少々面倒ではありました。 見たところでは、DG-IDのほか、メニューにFTM-400との間のクローン機能が追加されるなど、ちょっとした変化がありました。 実用的な影響はほとんどないと思いますが、バージョンをあげて、気が済みました。
2018.12.16
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いつかHamlogへの移行を、と思いながら結局踏み切れず、いまだにAJAの集計は、Excelを使って行っています。 WAKUアワードが始まったとき、このアワードで使える2010/4/1以降のカードとそれ以外を分けるように細工をしたのですが、この際、東京23区分のAJAポイントは、2010/3以前のカードのみで集計するロジックにしてそのままになっていました。 このため、AJAのポイントが実際より少ないカウントになっていたので、正しいポイントが計算できるよう集計法を修正しました。 先日チェックしたポイントから実態としては変更ありませんが、集計方法の是正で、CWとMIXのAJAがそれぞれ18ポイントと13ポイント増えました。逆に、今月できた那珂川市のカードが得られていないので、MIXのWACA状態が解消されています。(CW/MIX)JCC 848(残り3)/855(残り1)JCG 551:WAGA/564:WAGAAJA 8349(+18)/9489(+13)KCJA 604/-
2018.10.29
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運用機会が減るとともにブログのエントリも最近細ってきていて、2か月前に同タイトルで書いて以来になります。 小さいながらも住まいから3.5MHzのアンテナを用意し、春以降は近距離の強い局なら拾ってもらえる程度にはQRVできるようになったため、このバンドを中心に少しAJAのポイントが増えてきています。(CW/MIX)JCC 848(+0,残り2)/855:WACAJCG 551:WAGA/564:WAGAAJA 8331(+46)/9476(+33)KCJA 604(+0)/-
2018.10.25
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昨年末以来、隔月でわずかばかり届くQSL三回分のチェックを半年ぶりに行いました。 春あたりから3.5MHzに細々と出るようになったので、このバンドのカードがちらほら届くようになりました。 MIXのAJAは今回+19ですので、このペースだと10,000ポイントまでざっと15年ほどかかることになります。一時大台の目標として一万を狙おうとしていましたが、この分だと達成は少し難しそうです。 まあ、ぼちぼちやります。(CW/MIX)JCC 848(+0,残り2)/855:WACAJCG 551:WAGA/564:WAGAAJA 8285(+23)/9443(+19)KCJA 604(+0)/-
2018.08.27
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