*****はじめに*****
以下の文面が陳情書に記された内容です。
実際にはB4用紙に縦書きでプリントました。
会の名称の下に代表者3名の住所と氏名を直筆で記入し捺印しました。
いつの日かどこかの市区町村で、鷲宮町と同じような問題が持ち上がったときに
お役に立てるかはわかりませんが、ご参考までにと思い、公開しました。
平素より鷲宮町の教育行政にご尽力いただき厚くお礼申し上げます。
さて、議会より提出された「学校給食に弁当の日を設けることについて」が決議された昨年九月以降、当事者に対する十分な説明・話し合いが行われないまま、弁当の回数等のアンケート調査が行われたことについて、町内の小学生保護者のなかから疑問の声が沸き起こりました。この一連の手続きに関し反対の立場を表明するためにPTA組織を活用することが自粛・制限されるなか、私たちは有志の保護者による新しい団体を立ち上げざるを得ませんでした。
私たちは一保護者として弁当を作ることに単に反対しているのではなく、まず、一市民として議会および教育委員会の採った手続きの不備に対して改善を求めるものです。
そのうえで、当事者である子どもたちの最善の利益が図られるように関わりを持ちたいのです。そして、そのような機会が得られないまま、給食日数が減り弁当の日が増えることで悲しい思いをする子どもを見過ごせないのです、一人の責任ある大人として。
【陳情趣旨】
一、「学校給食日数の削減」と「家庭で弁当を作る日の増加」は行わないこと、
現状維持(平成十七年度実績)。
二、町教育委員会は、学校における食育・家庭における食育という課題に沿い、
現場の先生・子どもたち・保護者・給食センターで働く人たちが十分な
時間をかけて討議研究できる機会を設けること。
三、町教育委員会は町PTA連合会において必ずしもPTAの総意が
反映されているわけではないこと、言い換えれば、会本来の目的が
果たされていないという現実を認識し、広く学校教育現場や家庭における
生の声を聞く場を設けること。
これまで町教育委員会は深い知見と広い視野に基づき、鷲宮町の全ての子どもたちによりよい教育環境を保障する指針を出して来られました。この度の学校給食・食育という課題に対しても、私ども保護者は教育委員会の良識ある判断と指針を心より期待しております。
平成十八年二月十四日
鷲宮町教育委員会
教育長 川羽田 豪介 様
鷲宮町の子育てを守る会 鷲宮町********* *******(捺印)
鷲宮町******** *******(捺印)
鷲宮町****** ******* (捺印)
署名数 町内有権者 4952名
町外 1582名
電子署名 31名