私達は主に小学校の保護者を中心とした有志のあつまりです。どの政党とも関係はありません。
現在この会は活動を終了しています。このブログは活動の記録を残すために、たまに管理人が小中学校の近況を綴りながら続けています。
2005年、埼玉県鷲宮町議会9月定例会において、
決議「学校給食に弁当の日を設けることについて」が可決されました。
決議文 http://plaza.rakuten.co.jp/washimiya/3000
議事録 http://d.hatena.ne.jp/washimiya2005/
(大変興味深い内容です。お時間のある方はぜひご覧になってください)
PTA連合会学習会の記録 http://plaza.rakuten.co.jp/washimiya/002000
(私達が運動を起こす直接のきっかけとなった資料です)
要するに、「学校給食の日を減らして、代わりにお弁当を持たせよう」ということです。
理由等については、本来なら 決議文
をご覧になった方が正確なのですが、抜粋させていただくと
「給食センターが不要になれば、経済効果は大きい」
「学校給食は、半ば強制的、画一的」
「三度の食事は、本来各家庭が自己責任のもと用意すべき」
「食べ物を作り、これを子どもに与えることは、いわゆる食育」という事らしいのですが、
特筆すべきは 「事前に、町内の小中学校に子どもを通わせている世帯や、教育機関、給食施設等に何のリサーチも行わず、一議員の個人的な見解で出された議案」
であるということです。
「食育」という崇高なテーマを掲げておきながら、手作り弁当を日常的に持たせることが困難な家庭とその子どもへの配慮が一切されていないのです。
(この事については、 議事録
をご覧いただくとよくわかります)
さらに、採決時に賛成した議員は、議案提出者が所属する「平成会」といういわば鷲宮町議会の「与党」に値する人たちで、残りの議員が全員反対するも僅差で可決してしまったのです。
ちなみに、PTAに所属している議員が1名、あらかじめ退場させられています。
私たちは決して、「食育」を否定しているわけではありません
。むしろ積極的に取り組むべきだと考えています。
「学校給食が抱えている課題」や、「町の財政状況」についても、目をそむけるつもりはありません。
ただ、「イコール給食減らしてお弁当」への 短絡的で無配慮な決議
が納得できないのです。
折しも、町内唯一の公立保育所が、新入園児童の受け入れをやめ段階的に閉鎖する事になりました。このまま町は子育て支援を縮小させていくのでしょうか。だとしたら今後、「鷲宮町は子育て支援に消極的な町」として全人口における子育て世帯の割合は、減少していくのではないでしょうか・・・
町の未来を担う子どもたちを、養育する世帯を、ひいては町の未来を守るために、ちょっと大袈裟かもしれませんが、私たちは今、行動を起こすべきではないでしょうか。
・・・ということで始まった署名活動、結果は以下のとおりです。
【署名数】
【教育委員会あて陳情書】
【議会あて陳情書】
【結論】
私達の活動はひと段落着きましたが、いつの日かどこかのまちで鷲宮町と同じような問題が持ち上がったときに、お役に立てるかはわかりませんがご参考までにと思い、その後の町内の動静を報告していきます。
*****この決議および署名活動に言及されているサイトのリンクページを作成しました*****
http://plaza.rakuten.co.jp/washimiya/7000
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