◎ドロップ(廣瀬 裕子/集英社)
この作者のことは、大切な友人から教えてもらいました
この作者の作る詩がとても好きだって・・・
いくつかの詩を、教えてもらいました
すごくわかりやすくて
優しくて
あったかくて
それでいて、こころにス~って染み通っていく素敵な詩でした
機会があったら、もっとちゃんと読んでみようと思っていたら、偶然、図書館で名前を見つけ、さっそく借りてきて読んでみました
一時間もあれば、読み切れます
彼女と彼女の好きな人との、小さな小さな物語を集めたものです
作者が書いた、あとがきを借りて紹介します
暮らしのなかの何気ない場面で
しあわせを感じることがあります。
ごはんをつくっているときに広がる空に
買い物帰りに見た風景に
テレビを見ながら交わす会話に。
それは、どれもちいさなことですが
そのなかにはときどき、
はっとするくらいのしあわせがかくれています。
わたしは、そのしあわせに気づくと
充ち足りた気持ちになります。
胸がいっぱいになります。
そして、生きることの意味は、
こんな気持ちになるためにあるのではないか-
と、こころのなかで思うことさえあります。
(後略)
心がギスギスして、ささくれだったとき
優しい自分の心を取り戻したいときに読めば
こんな小さなことにも幸せがいっぱい詰まっているんだと
改めて、気づかせてくれるかもしれないですよ