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まとい大名

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おとっつあんは、みんなのために命を懸けて火事を退治しに行くんだ…。おのれの命とひきかえに町を守った深川・南組三之組の火消し頭徳太郎。幼いときからその背中を見て育った息子の銑太郎は、やがて一人前の火消しへと成長していく。炎の恐怖と闘い、火消しに体を張る男たちの誇り高い姿を描いた、山本一力の真骨頂。
★★★★


大好きな作家・山本一力さんの作品 相変わらず江戸情緒・人情をとても上手く描かれていてすらすら~っと読めてしまいました


鳶宿「大川亭」のかしら・銭太郎は5歳のときに当時かしらだった父親・徳太郎を火消しの現場でなくし、その後わずか5歳にして跡を継いでかしらとして「大川亭」を、そして江戸深川の町を守っていくことになるのですが・・・


まぁ小説のお話ではありますが(笑)←実際に子どもがかしらになっていたらそれは不安だけど


「大川亭」のかしらとはいえ5歳の子どもらしさが残っている姿がかわいい~


いえいえ、5歳と言えども躾をしっかりと亡き父親から受けていて、挨拶はしっかりと、謝る時はつべこべいい訳せずにひと言「ごめんなさい」と、とか(笑)



かしらとして一人前に火消しの現場に行き、大人ばかりの周囲の人たちに支えられながら江戸で1番の火消しとして成長していく姿がなんとも言えずいいです


正直、お江戸の火消しと言えば思いつくのが・・・暴れん坊将軍にでてくるサブちゃん程度


今のように消火活動がスムーズに行えるような道具も無ければ技術も無い時代。


ある意味、本当に火消しvs炎との戦い。火の勢いを抑えるためにもまだ火の廻っていない建物まで取り壊さないといけないことも。



「火消しは人の住む宿を壊さなきゃならねぇ。人助けをしながらも片方では山ほど人の恨みを買ってしまう・・・」


「火はおっかねぇが火が無ければ人の暮らしは何も出来ない」





この1冊を読んで当時の火消しの生き様、暮らしぶりがよくわかり、あの「まとい」の役目もよくわかりました



江戸の火消しの小説は まとい大名 ですが、


現代の火消し・消防士の小説、 鎮火報 埋み火


もおススメですよ



皆さんくれぐれも火の元には気をつけて、火事には気をつけましょう














本を読む娘 2010年 25冊目・読破 Mrs kitchen's library





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Last updated  May 25, 2010 09:17:42 PM
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