不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

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2008/06/22
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カテゴリ: テレビで見た感想
◇BS-2で夜中に放送していたのを録画して見ました。
『ニュースの天才』は、2003年の米国作品です。

アメリカでもっとも権威あると評される政治雑誌に数々のスクープ記事を発表した実在のジャーナリストによる記事捏造事件を描いた社会派ドラマ。
若干25歳にしてスター記者として活躍していたスティーブン・グラス。
だが、他誌からグラスが書いたハッカーに関しての記事が捏造ではないかと指摘され、巧妙なうそで疑いを晴らそうとするが・・・。
「フライトプラン」の脚本家として知られるビリー・レイの監督デビュー作。
監督 ビリー・レイ
出演 ヘイデン・クリステンセン クロエ・セヴィニー スティーヴ・ザーン ロザリオ・ドーソン ピーター・サースガード


実話であり、内容は期待してみたい話ですが、つまらないです。

主人公に共感はまったくできません。
でっちあげた内容に嘘を重ねていくだけの話です。
それでクビになっただけで、その後に小説をですとは、ずうずうしいだけです。

話としては捏造ですが、報道では良くあることですよね(笑)。
?を付ければ、日本ではOKな所がありますからね。

盛り上がらないし、内容的にも理解できません。
ハッカーの話が糸口ですが、巧妙な嘘?も下手な芝居にしか映りませんね。
あらすじを知らずに観れば、少しは変わった感じを得たかもしれません。

『ニュースの天才』のタイトルは失敗ですね。
天才の様に描かれてはいません。
嘘を付くシーンは女々しいです。

第三者の目で追い詰めた方が良いと思います。
主人公が、パッとしないから仕方ありませんね。
捏造を追い詰める側が主人公の方が、わかりやすかったと思います。

スターウォーズの少年で話題になった作品なのかもしれない。
それ以外に、話題になる理由がわかりません。

「報道=真実」と思っている人が多いらしいのが不思議ですね。
うわべだけの報道が多いし、コメントをする人もうわべの薄い内容しか言いませんね。
現場で働いてない人ばかりですから、得意分野もなくしかたないですね。

この映画の天才は、記事73本中、36本で捏造らしいです。
ワイドショーの様な番組なら咎められなかったのにね。
権威には弱いのは万国共通ですね。

映画は「なぜ、グラスがあんなことをしたのか」を描いていません。
この映画の意味は、何だったのだろうかと思いました。

だらっと観る映画でした。





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Last updated  2008/06/22 03:19:57 PM
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