不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

不可思議の海岸線が長くなる為に・・・

2010/07/27
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カテゴリ: テレビで見た感想
◇BS-2で4月の夜に放送していたのを録画して見ました。
『ケイン号の叛乱』(THE CAINE MUTINY)は、1954年の米国映画です。

ピュリツァー賞を獲得したハーマン・ウォークの同名小説を映画化。
アメリカ海軍内での反乱事件を背景に、人間のありように迫った軍事ドラマの傑作。
おんぼろ駆逐艦ケイン号の新艦長に着任したクイーグ。
彼は非常に神経質で、船員たちには厳しく接しているものの、いざという時には全く頼りにならない臆病な男だった・・・。
終盤に繰り広げられるスリリングな法廷シーンが見もの。

監督 エドワード・ドミトリク
出演 ハンフリー・ボガート、ホセ・ファーラー、ヴァン・ジョンソン など


まあまあ良かったと思います。
でも、終わりが納得しかねました。
どんでん返しなんだろうけど、その辺を描かないと何か不完全燃焼な気がしました。

戦争映画で黄色染料や、下船の笛、防護クリームなどは珍しく見えました。
炎の滝も説明がないので、なんだろうかな~(笑)。

法廷シーンは短めです。
専門家は状況におかれてはいないというのは、説得力はありました。

無能な上官でも上官だということですね。
敵よりも怖いのは無能な上官だというのを描いています。
これは恐怖を上手く出していると思いました。

作家?の調書?は、なんだったんだろうか?
劇作家のようなのが、躍らせている感じは、まったくなかったですね。
意図があってしていたのかと思いましたが、そうではないみたいでした。

結局は、映画で言いたかったのは、無能な上官でも周りが盛上げて補佐をすべきだあるということに思えました。
伏線もあって、沈没するまで我慢できるかな?
そこまで人間が出来ている人はいないと思いますが・・・。

最後がなければ、それなりの映画になったと思います。
終盤が駆け足で話が進むし、恋愛部分で時間を取りすぎた感じでした。

それなりに見所はある映画ですので、少しはお勧めしておきます(笑)。





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Last updated  2010/07/27 08:30:21 PM
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