yasnalのつれづれ日記

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AQUAPIT feat.太田剣、小沼ようすけ、神谷えり＠名古屋覚王山STAR EYES

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カテゴリ：カテゴリ未分類

昨日と同じメンバーで、場所をSTAR EYESに移して。

お客様、９５パーセントくらいはうら若き女性。週末がかかってるので、おそらく
遠方から遠征してきてる方も少なくなさそう。まあわたしもその中の１人と言ってしまえば
それまでなのですが、いい方に解釈すれば、やっぱ女性の方がアンテナ高い人が多いのかな？

ちょっととんがった感性の男の子にもっと聴いて欲しい。ぜったいフィットする筈。
これから来るのはこれだぞ、と、キャッチできる子がたくさん居るといいのに。
女の子たちは、彼氏連れて来ましょう（笑）　わたしは連れては行けないが。

やっぱり、すぐそこで演奏している分、昨日のホールとは違った生々しい迫力がありますね。
座った場所は、目の前にギターの小沼ようすけさん、ちょっと向こうにドラムのKALTAさん。
ＭＣはオルガンの金子雄太さんがされてました。すごく丁寧な感じの喋りで、
冒頭からKALTAさんが「結婚式の司会みたいなＭＣやめろー」って突っ込んでて笑える。
その横でおもむろに「どうもどうも」「いやどうもどうも」みたいに頭を下げて礼をし合う
出演者一同（笑）　前回のAQUAPITの時もこんなことしてたような気がする。

毎回思うんですが、この４人（金子、太田、小沼、大槻）ってすごく仲がいいというか
ヴァイヴが似てるというか、各々の個性はもちろん全然違うんだけど、目指すものが
すごく似てるんじゃないだろうか。大切にしてる感覚とか。真面目さの加減とか。
ちょっとチャイルディッシュなところとか（笑）　そこがわたしは好きですが。
一緒にやることが楽しいし自然なんでしょうね。

ドラムセットがとにかく近いので、キックのドコドコいう音がすごく響く。
KALTAさんのドラムはいつも「機関車みたい」って思う。キックのグルーヴが動輪のリズム。
スティックは軽く当ててるだけなのに音がデカいんだよなぁ。好き嫌いはあるでしょうが
AQUAPITにはすごく合ってる。

目の前に、小沼さんのフレットを捉える指づかい。を裏側から見つつ。
弦を捉える指先。ものすごく繊細なことしてるなぁと眺める。この日は小沼さんの
ちょっとした隙間に挟むフレーズが冴えてた。この人は本当に、穢れたところのない
顔をしてるなぁと思う。３０年近く生きててこの穢れのなさというのは、いったい
どういう生き方をしてたら保てるんだろう。不思議な人。

ツアーに出てこの日で３日目だったかな？　演奏は怒涛のまとまり。綻びがない。
特にすごかったのがハービー・ハンコックのカバー「アクチュアリ・プルーフ」
（でしたっけ？）　リズムがよく取りきれなかった。もの凄い勢いで突き進んでく。
わたしのとなりに居たサラリーマン３人組が、いい加減酔っ払ってたんだけど
曲が終わったとたんに「いいねこの曲、いいねーー！」ってナチュラルに
KALTAさんに話し掛けててKALTAさんが「あ、どうも」ってお返事してるのが笑えた。

大変に白熱した演奏でした。

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