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July 17, 2006
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いうなればうちなるバルカンエクスプレス。

さて、今や時の人である、サッカー日本代表次期監督は
確実という情勢になってきたイビツァ・オシム氏。

木村元彦さんというジャーナリストが書いた「オシムの言葉」
という本が売れに売れているようですが、それを読んで
木村さんの他の著書にも興味を引かれました。

ユーゴスラビアサッカー3部作と題して、
「誇り ー ドラガン・ストイコビッチの軌跡」
「悪者見参 ー ユーゴスラビアサッカー戦記」
そして「オシムの言葉」。

サッカーにまるで興味はなく、ましてバルカン半島のことなど
よく知らない、そんな木村さんの魂を鷲掴みにし、今日に至るまで
旧ユーゴスラビア地域に深く深く分け入って取材を重ねることになった
きっかけ、それは極東のサッカーリーグにある日やってきた1人の
セルビア人フットボーラーのプレイだったそうです。

PIXY。あるいはDragan Stojkovic。

名古屋圏に住む自分にとっても、それはとりわけ親しみ深く大切な存在。

わたし自身、そんなに深いサッカーファンというわけでもないので
彼が名古屋グランパスにいた7年間もの間、意識して試合を見たことって
なかったように思う。それが、返すがえすも勿体ないことのように感じる
木村さんの本でした。

1冊目と2冊目ではオシムさんのことはほとんど触れられていないんだけど、
だからこそ「ああ、PIXYこんな人だったんだ。こんな辛い状況のさなか、
日本で、そして名古屋でずっとずっとサッカーをプレイしてくれてたんだ」と
泣けて泣けてしょうがなかった。

知ってたら、せめて力になりたかった。何が出来たかは分からないけど。
わたしはセルビアの味方だよ、西欧がよってたかってあなたたちを
悪者に仕立て上げようと血道をあげようが、わたしはあなたの同胞たちを
一方的に吊るし上げるような真似には断固として反対するよ、と、
声を上げたかった。

プロフットボーラーとして、ヨーロッパを遠く離れて日本のリーグに
いることには、時として(あるいは常に?)ジレンマを感じていただろう。

そもそも最初は7ヶ月の契約だったんだ。遅々として回復しない膝の怪我、
祖国に科せられたスポーツ制裁(国際試合への出場禁止)、所属クラブの
八百長事件による2部リーグ降格。

「ほんのちょっとヨーロッパを離れて気分転換したい」それだけの気持ちで
やってきた日本のリーグ。希代の才能を持った彼にとってはあまりにも
お粗末なレベルのリーグ、チームメイトたち。

彼の実力ならば充分に復帰のチャンスはあったはずのヨーロッパに
背を向けて、日本にい続けてくれたのは何故だったんだろう。



そんなわけで、現在「ピクシー完全読本」とか、5年ほど前に
山ほどあったピクシー本を買いあさり中。





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Last updated  July 17, 2006 11:54:46 PM
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