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2005.11.21
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カテゴリ: ダイビング
▼与那国海底遺跡(下)

今日は海底遺跡の最終回ですね。
私たちは台湾カマスが水路を通り過ぎていくのを見送った後、ループ道路まで沈降しました。水深は15メートルほどです。

下の写真です。

ループ道路

前にも述べましたが、舗装されたようになっていますね。道路の上をサザナミヤッコが泳いでいますよ。二枚岩のそばにいたサザナミヤッコが、私たちの後を付いて来たのかもしれません。

そのままループ道路上を東に進みます。

ガイドが立ち止まって、何か説明を始めました。

文字

どうやら文字のようなものが彫られていると説明しているようです。
ボードには「本の絵」と書かれています。ガイドの足元を見てください。

海底文字

確かに長方形が二つ接した、本を開いたときのような図形になっています。ただのひび割れには見えませんね。だれかが意図的に図形のような線を刻んだように見えます。

実はこの「本の絵」のような図形は、与那国島に古くから伝わる「カイダ文字」と呼ばれる象形文字にもあるんですね。このカイダ文字は、いつごろから伝わっているのかわからないほど古くからある与那国独特の文字です。今では使われていませんが、明治時代中期まで実際に使われていました。

このカイダ文字らしき「文字」は、ほかの海底でも見つかっています。これは大事なポイントですね。どこで見つかったかというと、海底遺跡の西方にある「 光の神殿 」というポイントなんです。

そのポイントの海底の岩礁には、明らかに人工的な 四足の動物に見える象形文字 が彫られています。

これはすごいことです。「本の絵」も「四足の動物の絵」も水深15~20メートルの海底にあるんですね。この海底部分が陸地にあったころは、1万年以上も前であることがわかっています。

これらの文字がカイダ文字なら、ひょっとして今から一万年前の与那国には、巨石の加工技術をもち、なおかつカイダ文字を使用した「世界最古の巨石文明」があったことになるんですね(現在知られている、文字を使用した最古の文明らしい文明は、5千数百年前にイラク南部でシュメール人が築いたメソポタミア文明であるといわれています)。

少なくとも、海底で発見された文字の存在は、海底の巨石遺構の数々が古代人が造った人工物であることの有力な証拠になりますね。ちなみに私が約一年前に琉球大学の木村教授に電話取材したところ、与那国の海底遺跡は人工物であることは間違いない、科学調査でほぼ確定したと述べていました。

さあ、先に進みましょう。潜っていられる時間も残り少なくなってきました。再び 木村教授の地図 を見てください。ループ道路を離れて、東に少し離れた御神体と書かれた場所へ向かいますよ。

御神体が見えてきました。

御神体

巨大な台座の上に丸っぽい巨石が載っているようです。周りには大きな石がゴロゴロしていますね。

これが御神体、あるいは太陽石と呼ばれる巨石です。

太陽石

五角形の台座の上にちょこんと乗っているのが太陽石です。

太陽石

写真には写っていませんが、太陽石そばの台座の部分には、幾筋もの線が刻まれています。何の線だと思いますか? 

太陽の日の入りや日の出の方角を刻んだのではないかと、みられています。それでおそらく夏至や冬至、春分や秋分の日を知ったのでしょう。つまり巨石カレンダーですね。沖縄地方では地上でもこれと似たような巨石が見つかっています。久米島にある 「太陽石(ウティダイシ)」 です。

この海底の太陽石も人工物であるとみなすことができそうですね。水深約15メートルの海底にあります。ただし、2年ぐらい前の台風で、太陽石は台座から転がり落ちてしまったそうです。木村教授がそのように話していました。おそらく1万年間も台座の上にあった太陽石が落ちてしまうなんて、何かが起こる前兆でしょうか。どう思われますか?

さて、残念ながらエアーが残り少なくなってきましたから、浮上しないといけませんね。太陽石が次第に遠くなってゆきます。

太陽石

これで与那国海底遺跡ツアーは終わりです。楽しんでいただけましたでしょうか? またのご来訪をお待ち申し上げております。





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最終更新日  2005.11.21 22:17:57
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