よぴさんのつぶやき

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コウノトリのかごの中身は・・・1



とりあえずメールで連絡して、電話で連絡して、約束を取り付けました。本当は初めての検診は自宅でというのが普通だったんだけど、ありあの時のこともあって不安もあり、助産婦さんも「はじめから病院で診てもらいましょうか。」と。

ぶっちゃけ不安で。当たり前だよね、前のときに「見えるはずの胎児ちゃんが見えない・・・。」なんていう経験をしていると、何もかもが信用できない感じで。
いくら妊娠検査薬で陽性だったとしても、育ってなかったら意味がなくて。しかも私の場合は出血があったり、腹痛があったりなどの異常で流産したわけではなく、検診で初めて「心臓が止まってしまっているね。」と言われたものだから(これは繋留流産といいます)、生きていると思ってたら死んじゃってたの?みたいな。

だから何もかもが信用できず、その超音波の検査も本当信用できないといった不安感。「本当に心臓止まってる?」「死んでるって何?」「赤ちゃんはどこへ?」だった。
そんな不安はおなかの子にもよくないとわかってはいても、「もしかしたらだめかもしれないし・・・。」とか、自分で自分に言い訳したり、予防線を張ったりして、とにかくまた私は過ちを繰り返そうとしていた。

おなかの子を信用していない、そんなはずはないと思っても「いなかったらどうしよう」という不安。あんな悲しい思いをしたくない、期待をしたくない、何でそんなになっちゃうんだろうかと思っても、前回のことがそこまで尾を引いているとは私も思っていなくて。

その呪縛から逃れるのに必死になればなるほど逃れられなくて、不安で不安で。

そう、病院へ行って小さな赤ちゃんを見たとき、私のところに来たコウノトリのかごの中身を見たとき、先生と助産婦さんが「よかったね、いたよ。」と言ったとき、本来ならば涙を流してでも喜ぶはずの場面で、「本当に大丈夫なのかなぁ・・・」と、私はめちゃくちゃ疑心暗鬼状態・・・。

だってうれしいとかいう感情が起こらないんだもん。ありえなくない?しかも先生が「ちょっと週数より小さいかなぁ・・・まあでも排卵の遅れとかもあるから全然心配ないけどね。」とかって言うし・・・心配だよぅ!!全然心配じゃないか!!(ぶっちゃけ半ギレ?)。

でも超音波写真も撮って、前回しなかった血液検査もして、先生も普通の対応で、どちらかというと普通に初めての妊娠だったら素直に喜んでる場面なのに、私一人疑心暗鬼。

でもその子が大きくならなかったらどうする? 先生保障できる?みたいな。保障できるから淡々としているのに、その淡々さも怪しく感じる私。よっぽど私って前のことがショックだったのかなぁなんて、今頃気がついた感じ。

2に続く


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