よぴさんのつぶやき

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そけいヘルニア手術



午前中、ちびまる沐浴。(明日は手術なのでは入れないため。)

午後、点滴の針を左手甲に入れる。右手で失敗したようで注射の跡があり、しかもさんざん泣いたせいで汗だく。すでに沐浴の意味なし。

外科の先生、麻酔の先生の両先生から手術についての説明を受ける。
小さいこの場合、外科的というより全身麻酔の危険性のほうが重要視されている感を受ける。

全身麻酔で万が一意識が戻らない確率、約5万人に1人。この5万人には死にそうなお年寄りも含めての数なので、実際にはもっと低い確率だとの説明。

腸の出てしまう袋の上の部分を縛る手術との事。
再発もあるし、反対側がまたヘルニアになることもあるとの事。
そんな説明を受けた。

*入院2日目*

早朝4時、この時点でミルク、母乳はストップ。
(ちなみに大きい子の場合、食事は前の日の7時までと言われていた。)
水分は朝6時までOKと言われた。

ちびまるは朝1番の手術だったので、8時までに手術着(赤ちゃんの場合は、短肌着)に着替えて待つように言われる。

8時に看護婦さんがお迎えに来てくれて、一緒に手術室へ。
執刀してくれる先生と手術室の看護士たちが7~8人ちびまるのベッドを囲む。非常に和やか。
ちびまるは笑って手術室へ。

1時間ぐらいで帰ってくると言われたが、実際は2時間後に帰ってきた。

ヘルニア酸素

うとうとしている状態。起こせば起きるのだが、無理に起こすと酔っ払った状態のようになるのでしばらくそっとしておくことに。

酸素マスク、酸素濃度の機械、点滴が痛々しい。

術後3時間はおっぱい禁止と言われる。
尿が出たらナースコールするように言われる。
腸が動いたことを確認できたらまずは白湯を与え、吐かなければおっぱいをあげてもよいと言われた。

白湯を与えるのは初めて。ちびまるは哺乳瓶も初めて。しかしよほどお腹がすいていたのか、がんがん白湯を飲むちびまる。

20分後、おっぱいを与えた。

ヘルニア術後

おっぱい後、満足そうな笑顔。ほっとした。

おっぱい(ミルク)が十分に飲めることが確認できたので、夕方ごろ点滴と酸素ははずされた。

パパも仕事だし、私の母親はまんたろうをみていてくれているので病室に入れず、手術を待っている間は1人だった。

でも意外に冷静な私だった。怖くもなかったし、不安もなかった。
間違いなく元気に帰ってくるちびまるのことしか考えてなかった。

ヘルニア傷

血のにじんでいる部分が傷跡。実際は1センチから1.5センチぐらい。しわにそって切っているので、目立たない。

手術した部分の下のところ(腫れた部分)を触ると、なんとなく手に触れるものがある。それが腸が出てしまっていた袋の部分だということだ。

*入院3日目*

無事退院。非常にあっさり帰ることができる。
1週間はシャワーのみ。(傷の上に貼ってある防水シートが剥がれるから。)
後は特に注意事項なし。

*術後1週間目*

術後の検診のために外来へ。傷跡がきれいなので心配ないとのこと。
お風呂もオッケー。
これで一安心と言うわけだ。よかった。

私が感じた「そけいヘルニア」というものは、

◎結構ポピュラーなもので手術も簡単だ、ということ。
 (万が一もありえなくないが、確率はかなり低い。)

◎かんとんは起こったらすぐにわかるほど痛がる、ということ。
 (だからそんなに不安にならなくてもよいということ。)

◎早いうちに手術をしたほうが、親も子も楽だということ。
 (意識があると、痛がってかわいそう。)

すごい勉強させてもらったなぁ。ちびまる、ありがとうね。
そして、よく頑張ったね。


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