C&A 02年5月22日 大阪城ホール

2002年5月22日(水) 午後6時半開演
CHAGE&ASKA CONCERT TOUR 01>>02 NOT AT ALL 追加公演
大阪城ホールにて


セットリスト
~Opening Movie~
One Day
もうすぐだ
明け方の君
(MC)
Born the trap
no doubt
砂時計のくびれた場所
ふたりなら
(MC)
告白
moon light blues
(質問コーナー)
LOVE SONG
(MC)
鏡が映したふたりでも
夢の飛礫
C-46
(MC)
新曲
(MC)
アジアンレストランにて
パラシュートの部屋で
HOTEL
夢~higher ground
YAH YAH YAH
ドラムソロ~ギターセッション
can do now
NとLの野球帽
ロケットの樹の下で
(MC)
not at all
~Ending Movie~



長かったツアーがとうとう今日で最終日となってしまいました。どんなコンサートになるのだろうという期待の気持ちと、このまま終ってほしくないなぁという気持ちが複雑に絡んでいました。座席は昨日と同じブロックでしたが、昨日よりもステージに近い位置でした。昨日の内容と同じところは省きながらレポをしたいと思います。もしよければ 21日のレポ も読んでください。

今回も15分ほど遅れて開演しました。オープニング映画のあと二人が登場。そこでいきなりASKAさんがジャンプしながら回し蹴り!!ASKAさんの空中回し蹴りは久しぶりに見ました。ASKAさん気合入ってるぅぅぅ!って感じでした。お客さんもいつも以上に大盛り上がり。一曲目の「One Day」では、CHAGEさんがASKAさんと同じようにステージの端まで行き、お客さんに向かって手を振っていました。メンバーもノリノリで、旭さんはCHAGEさんいわく“勉強机”の上に立ってお客さんを盛り上げていました。
ASKAさんは「もうすぐだ」だったと思うのですが、マイクスタンドを前に移動して歌っていました。CHAGEさんに邪魔をされていたようです。「明け方の君」まで歌ったところで最初のMCに入りました。

ASKAさん「ようこそ!最終日だからといって特別なことは何もしません。いつものようにやりますのでその様子を眺めていてください。(話しながら少し止まるASKAさん。考えながら何か言っていたのですが、忘れてしまいました。)…『幸せだぁ』というのが頭から浮かんでくるような、そういうところに突き進んでいきたいと思っておりますので、よろしく。…CHAGE&ASKAでした(笑)。」
CHAGEさん「いらっしゃい。最後です…最後です…」と何度も「最後」と繰り返していました。かなり名残惜しそうにしていました。
「Born the trap」から「ふたりなら」の4曲を披露したあと、着席してMCへ。

昨日のMCでは大阪話で盛り上がったのですが、この日は昨日に比べてあっさりとしたMCでした。
CHAGEさん「最後ということで、嫁に行く気分です。いや、嫁に出す前の日の気分かな。」
ASKAさん「隣にいるけど、その気持ちが全然わからない。」
そのあとも二人で何か話していたと思うのですが、思い出せませんでした。
CHAGEさん「これまでホールと何一つ変わってないでしょ?次も同じ歌を歌います。」と昨日と同じように「告白」「moon  light blues」へ。
この2曲が終わり、CHAGEさん「ホールで映えるアコースティックな歌を歌いましたが、アリーナでその雰囲気が伝わったでしょうか?」とのコメントのあと、質問コーナーへ。
「もうやめとこうか?」とCHAGEさん。でもやっぱりやるんですねぇ。
ASKAさん「1.5(CHAGEさんの視力)と2.0(ASKAさん)だから。」とよく見えているところをアピール。ASKAさんがスタンドのブロックを指定すると、そこにライトが当たりました。「もうちょっと右。もうちょっとライトを大きくして。」とライトの当て方に注文を出しながらひとりの男性を指定。すると画面にその男性が映りました。これならASKAさんやCHAGEさんでなくてもよく見えます。最初、名前がなかなか聞きとれず、ようやく質問に。
「ASKAさぁーん。」とその男性が普通に話し掛けたので、「知り合いか??」とおどける二人。「一番好きな曲はなんですか?」
CHAGEさん「(答えが)すぐに終わっちゃうよ。」
ASKAさん「『ちんちんぼんぼん』。『♪よくあらえ~』」と歌ってました。どんな歌やねん!と突っ込んでしまいたくなるような歌でした。誰かこの歌を知っている人います???しかし、とっさにこんな歌がでてくるASKAさんって…
ASKAさんがその質問者に「次までに考えておくように。」とひとこと言って一人目終了。
2人目はCHAGEさんが指名。
「一番低い音から高い音まで歌ってください。」
お客さんも「おおーっ!」と期待しながら2人の答えを待ちました。
CHAGEさん「あー、あー、あー」とだんだん声を低くしていきました。CHAGEさんいわく、高い音を出すとお客さんの耳が大変なことになるらしいです。
CHAGEさんが低い声を出しながら、「あー、あー、あー、ホーホケキョ。ツクツクボーシ、アーメン。」と西川のりおのギャグのオンパレードを振りつきでやっていました。観客も大ウケ。

質問コーナーが終了し、CHAGEさんが「名古屋で突然歌ってくれと質問されまして…質問じゃないか。」と「LOVE SONG」の紹介を始めました。昨日と同じく、なかなか歌が始まりません。ASKAさんは、「ジャングル大帝の歌」と言いながら「ジャングル大帝レオ」の曲を歌うし、CHAGEさんはよほど気に入ったのか、「ホーホケキョ」とさっきのギャグを繰り返していました。1フレーズを歌ったあと、ASKAさんは「君が想うよりもー」の一番高い「もー。」の部分を歌っていました。
続いて新曲。やはり詞は出来ていないようでした。
「詞は出来ていません。昨日は寝ました。」とASKAさん。
「詞がたくさん出来る時期と、悩みながらつくる時期があって、今は悩みながら作っている」とのことです。
「6月の末に番組に出る予定だったんだけど…」とASKAさん。そこで、すかさずお客さんが「うたばーん!」。「(石橋)貴明と約束してるから…」と番組に出るつもりはしているようなのですが、歌が出来ていないので無理そうな感じでした。
「タイトル未定。」といって歌が始まりました。早く詞がついた曲を聞いてみたいです。
新曲の前後のMCで、野外コンサートの話がありました。オファーがたくさんきていたのですが、なぜかなくなってきてると話していました。6月は休養を取るそうです。
秋からのホールツアーの話もありました。お客さんの「京都にも来てー!」というのが聞こえなかったらしく、ASKAさんが「博多?地元?」と言うと、お客さんが「きょうとぉー!」
そこでASKAさん、「ローソン?よく行くよー!一万円使っちゃうんだよ。」とボケだかなんだかわからない答えをしていました。ようやく京都と分かると「うんうん」と返事。本当に来てほしいです。出来れば奈良も…

新曲のあとのメンバー紹介では、今泉さんが四条畷出身という話から始まって、宝塚、八尾、堺、御堂筋(なんやそれ!?)、心斎橋とメンバー全員関西出身になってました(実際は全員違うようですが)。しかし、関西人でないとわからない地名もあるよなぁ…
旭さんだけはなぜか東京出身になっていました。昨日の長袖Tシャツなくなった話といい、旭さんちょっとかわいそう。
今回は恵美さんの紹介のところで「WALK」を少しだけ歌ってくれました。「眠れないままに~」とASKAさんが歌うと、「眠れないままに~」と同じように歌うCHAGEさん。「朝の光を~」「朝の光を~」「仰いだ~」「仰いだ~」「入れ替わるばかりの~」「入れ替わるばかりの~」と繰り返し、そのあとASKAさんが「あたっ」と歌と全く違うフレーズを歌うと、CHAGEさんも「あたっ」と繰り返しました。そこでASKAさん、「みーつけた♪」とCHAGEさんを指差すと、CHAGEさんが頭を掻きながらすくっと立っていました。「ひっかかったなぁ~」とASKAさんはとても楽しそうでした。
旭さんの紹介では、名前の「じゅん」にちなんで、「ジュンでーす!」「長作でーす!」「三波春夫でございます。」でレツゴー三匹C&Aバージョンをやっていました。

メンバー紹介が終わり、「アジアンレストランにて」が始まりました。ここからは一気に「ロケットの樹の下で」まで歌いつづけます。「can do now」の前のギターセッションではふたりが一瞬おでこをくっつけて、そのあとお互いの肩に頭が乗っかるような形で弾いていました。「NとLの野球帽」では、旭さんがギターを持ってステージの前で弾いたり、ASKAさんと狩野さんが背中をくっつけてギターをガシャガシャ弾くという場面もありました。

ラストのMCにて。
CHAGEさん「お疲れ様でした。もうすぐ84本目も終ろうとしています。今日のこの日が来るのが想像できませんでした。」
「このツアーでは1000本目も迎えることが出来たので思いで深いツアーになると思います。月の半分をライブでやってきて、ふと何のために歌を歌っているのか、お客さんはなぜ歌を聞きに来ていているのかを考えてきたんですけど、余計なものを取り除くと、自分達とお客さんのシンプルでピュアな関係が出てくるんです。一本の線で繋がるんですね。皆さん素敵ですよ。いい顔をしています。このいい顔をしている皆んなに会いたいので、秋からまたツアーやります!関西にもたくさん来ます!!」
ASKAさん「こうやってここに集まったのも縁だと思います。前回来てくれた人も今回初めて来てくれた人も僕らを見つけてくれてどうもありがとう。」
「コピー音楽が流行ってきて(詳しいことは忘れましたが、2000曲も録音できるものがあるという話に触れながら)…音楽は集めるためのものとなっています。ライブで贅沢をしよう!!
目標はずっと歌いつづけること。願いは皆んなが歌を聞きつづけてくれること。答えが出ても明日になればまた別の答えが出ているかもしれない。答えが見つかりそうな時はこう言おう、『NOT AT ALL!こんなもんじゃないぜ!』どうもありがとう!!」

NOT AT ALLツアーを締めくくる最後の曲、「not at all」が始まり、「本当に終るんだ…この瞬間をいつまでも忘れずにいたいなぁ」と思いました。

全ての曲が終了し、「ツアー終了!!」宣言!
昨日と同じようにメンバー全員でステージの右から左へ移動。皆んなで握手しながら抱き合って長旅の労をねぎらっているようでした。CHAGEさんは腕を目に当てて悲しそうに泣きまねをしていました。サングラスも久しぶりに取っていました。
最後にメンバーで円陣を組み、「オォー!!」の掛け声。そこで幕が下りました。

このツアーは今までのツアーのうちで一番参加した数が多く、さまざまな場面を覚えているほど好きなツアーでした。最終日はいつもどおりの内容でしたが、最終日に参加できてとても良かったと思っています。
今はもう少しコンサートの余韻に浸っていたい気分です。


拙いながらのレポでしたが、コンサートの様子をなんとなく想像いただければと思います。このコンサートを見た方、違っている部分があればご指摘いただければうれしいです。



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